介護支援講師として講演しました。今回は、30世帯程度の集落。市内から車で15分程度 山間部。車が運転できれば 生協まで買い物ができる。車がなくとも、野菜などの食品の移動販売が定期的に来てくれるので それを利用しているが 不便を感じないわけでもない。若い世代が送迎を手伝ったりしているという。
今回の参加者 15名程度 そのうち単身者は6名 70歳から80歳くらいで ほとんど女性。男性は 農作業をしていたり 個人的な用事があり参加がなかった。さて、サロンの方ですが、月1回の交流を大事に考えている。いたってお元気そうだ。来月は 橿原市内まで 観劇をするので楽しみだという。
今回の講演会で感じたこと。月1回の「サロン」を楽しみに元気でいようとつとめていること。まとまりがよかった。それは 歌にも表れていた。そして、昔のこと、しっかり、忘れていない 記憶というのは70年前でも鮮明に覚えているものだ。その歌のメロディーを聴けば 歌詞がうかんでくる。
しばらく参加していない人に今回のサロンを誘うと、参加してくれ 喜んでいた。また ふたり 元気になったので 本当によかったと思う。
介護予防支援(preventive care support system)介護で 要支援 要介護の人を一人でも少なくしようという取組。人口減少している自治体は特に この取り組みが重要。一割で介護保険サービスを利用できる。
要支援1: 掃除など身の回りの世話の一部に手助けが必要。立ち上がり時などに、なんらかの支えを必要とする時がある。排泄や食事は、ほとんど自分でできる。
要支援2: 要介護1相当のうち、以下が該当しない人
1) 病気や怪我により、心身の状態が安定していない
2) 認知機能や思考・感情等の障害により、予防給付の利用に関わる適切な理解ができない
3) 心身の状態は安定しているが、予防給付の利用が困難な身体の状態
要介護1: みだしなみや掃除などの身の回りの世話に手助けが必要。立ち上がり、歩行、移動の動作に支えが必要とするときがある。排泄や食事はほとんど自分でできる。問題行動や理解の低下がみられることがある。
要介護2: みだしなみや掃除など身の回りの世話の全般に助けが必要。立ち上がりや歩行、移動になんらかの支えが必要。排泄や食事に見守りや手助けが必要なときがある。問題行動や理解の低下がみられることがある。
区分支給限度額 負担額≪1割≫
予防給付
(予防サービス)要支援1 50,030円 5,003円 要支援2 104,730円 10,473円
介護給付
(介護サービス)要介護1 166,920円 16,692円 要介護2 196,160円 19,616円
要介護3 269,310円 26,931円 要介護4 308,060円 30,806円 要介護5 360,650円 36,065円
立石 梨子堂 広橋 阿知賀 黒木 大峯 堀毛 善城 など 26の地域があるという。