Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2023.1.26(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.236


2023.1.26(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)全国・全世界でアプリなしで視聴できます】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】オリオンの炎 パスワード 雪の降る町を エル・デスバンデ 風の詩 冬水仙 マイ・メモリー かあさんの歌 たき火 雪椿 北上夜曲 寒い朝

【コラム】こんな寒いのに、蝋梅、水仙、牡丹 など 春に向けて咲き始めます。そういえば梅もですね。

 


モーツァルト/交響曲第40番ト短調 modulation


モーツァルト/交響曲第40番ト短調k.550 「華麗なる転調」modulation

久方ぶりにスコアをみている。モーツァルトの音楽は天衣無縫でわかりやすく慰めを持っている。
ハ長調やシャープひとつやフラットひとつの調を中心とする曲群のイメージが多い。

しかし、モーツァルトの本領は、交響曲第39番、40番、41番であり、ケッヘル番号だとK.549 k.550 k.551
ピアノ協奏曲では、第20番ニ短調k.466から変化している。第23番イ長調k.488マイナー部分はトラジック。
24番ハ短調k.491になると半音階の動機が支配し音楽的に盛られた。27番変ロ長調k.595は、境地である。
それは半音階にある「深刻さ」を伝える事。ベートーヴェンのタタタタ~のような連打でない。

41番「ジュピター」は、最後のシンフォニーであり、壮大で内容も精緻を極めているので目立つが、私は40番を推したい。構成が似ている25番もト短調だが、時季が違う。25番は、ハイドンの影響がないともいえない。そして、後のメンデルスゾーンに影響している事がうかがえる。ピアノソナタの世界をそのままシンフォニックに持って行った純粋さが垣間見える。が、この後、モーツァルトが円熟する。交響曲第41番「ジュピター」の第4楽章は、バッハの対位法に影響されフガートを効果的に使用した。

第40番ト短調k.550 知ってはいるけど「あまり聴かない」とは宝石のようだ。それは「深い音楽」でintimate(親密)な作品である事。自筆譜面は、ブラームスが所有していた。後に楽友協会に遺贈。シューベルトも好んでいた。

それは「ループ」である。この曲には終わりがない。一体、何度繰り返しても終わった感じがしない。バロック時代の協奏曲:宮廷音楽のBGM的なもの「食卓の音楽」と違うのだ。モーツァルト自身も気づかなかったのかもしれない。モーツァルトは天才なので、激しい転調を生む作品が書けたが、精神的に消耗してしまった。あのチャイコフスキーが交響曲第6番「悲愴」を書いている途中、哀しみにむせび泣いた。何というか自分の作品に客観的になるはずなのに、本当に感動してしまった。という事から、モーツァルトは気分が脱落し「未完になった」作品がある。大ミサ曲ハ短調k.427、そしてレクイエムニ短調k.626だ。

コンスタンツェは「愚妻」として知られている。ヴァルゼック伯爵依頼の遺作「レクイエム」をモーツァルトが病魔に没した後、弟子ジェスマイヤーに作曲を依頼し補筆完成したのだが、それをヴァルゼック伯爵に渡す前に、プロイセン国王や楽譜商に売り抜けた。また、ヴァルゼック伯爵に満額の報酬を受け取った。(共作になっているはずなのに)
コンスタンツェは、モーツァルトを看取ったと言われているが、ほんとにそうかな。療養の地でモーツァルトの死を知ったのでは。事実、マルクス共同墓地に葬られた時、コンスタンツェは立ち会わなかった。どんな理由があるのだろう。骨はどこにあるかわからない。ウィーン中央墓地32番に「モーツァルトの記念碑」のみが建てられている。
モーツァルトの謎は深まるばかりである。

 

オーケストラ用が原曲だが、いくつかの編曲がある。これはピアノ独奏用のもの。他にチェンバロ4手などの演奏もある。和声を参考までに。
第1楽章の有名な出だし すでに半音階的な不協和が5小節目に出ていて愁いを帯びている。

ちなみに現代で「シルヴィ・バルタン」がこの曲の冒頭部分をアレンジしたシャンソンを歌っている。

展開部で半音階的におりてきて嬰ヘ短調の和声。7小節目の音は不協和的だが大変麗しい。たしか、シューベルトの第21番変ロ長調のピアノソナタの中間部など嬰ヘ短調で愁いがあった。

第4楽章
ト短調の主和音が支配する。この曲には、シンフォニーであるのに関わらずトランペットやティンパニ「鳴り物」がない事から、極めて純粋さが表現されている。

展開部の冒頭、ストレット。半音階や減音程が劇的。1小節目の弱拍から「ソ♯ ラ ド♯ 三♮ ソ ♭シーラソ」の動機がキーを変え、フガートとして展開し機能的に活かされるところが見事。

Cm→Gm→Dm→Am→Em→Bm→F♯m→C♯m→G♯mと次々に変わっていく。
つまり♭3つ 2つ ♭1つ なし ♯1つ 2つ 3つ 4つ 5つ と調号を減らしたり増やしている。バッハの対位法を自らの作曲法の円熟によってなせた技。

特にF#のダブルシャープ(7小節弱拍~8小節)が「厳しい調和」となり、哀しみを増幅させている。

F#m→Bm→Em→Am ♯3つ 2つ 一つ なし 調号を減らし魔法のような、それで音楽になっている。

再現部からまたはじまるが、今度は違うキーへ転調しながらコーダに向かう。

弦楽で古楽器などは減衰が速く線が細いので一瞬のように思えるが、2段目をピアノで奏すると「ピアノソナタイ短調k.310」より深刻さが伝わってくる。当時は、モーツァルトは母を失っていた。それよりも40番の時の方が哀しい。モーツアルト自身も救済を求めていた・・・美しい音楽にパトロンの理解を得ようとしたが。

 

「変ロ長調で終止」する場合と「ト短調で終止」する場合の比較 動機が機能的に使用されていて無駄がない。転調しようとする音階が決定的だ。それはベースが握っているから。第2楽章のような同じ音の緩やかな下降や上昇など瞑想的なのと対照的。

4小節目の低音部の♮Hと高音部のDが不協和をぶつけているが、それが悲壮感を示す。それから四分音符の16個の音のスケールだが、ハ短調の音階を一気に上行することにより引き立てている。

最後の小節に休符がないが、終止線の上にフェルマータが書かれるべき?あるいはFineがあるべきか。
リピートするのだ。それが、展開部の冒頭のストレットにスイッチし、わりと長いフガートの処理が盛り上がりをつくっている。2回目の終止は、(楽譜にはない)【最後から2小節目にrit.】で終止感を出している演奏がほとんどだ。が、本当に終わりなのかと思う・・・この曲の魔法。「ループ」なのである。

 


御寺「泉涌寺」歴代皇室菩提


御寺「泉涌寺」皇室の陵墓や尊牌に対して香をたき、花を供える香華院

吉所には、ここを訪れたい。身も引き締まるほどだが、背伸びをせず、歴代皇室の御霊に感謝する。

本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏。皇室の菩提寺(皇室香華院)。平安時代に弘法大師空海が天長年間(824年 – 834年)この地に草創した法輪寺が起源であり、斉衡2年(855年)藤原緒嗣によって再興され、仙遊寺と改めたとすると伝わるが、開山は鎌倉時代の月輪大師俊芿(がちりんだいししゅんじょう)で、天台、東密、禅、浄土の四宗兼学の道場として再興した。東山の一峰である月輪山の麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇、および江戸時代の後水尾天皇から孝明天皇に至る天皇陵があり、霊明殿には歴代の天皇や皇后、皇族の尊牌(位牌)が奉安。江戸時代、皇室との関係はより密接となり、後水尾天皇から孝明天皇に至る歴代天皇・皇后の葬儀を一貫して執り行ったほか、その陵墓も全て境内にあり、「月輪陵(つきのわのみさぎ)」、「後月輪陵(のちのつきのわのみささぎ)」、「後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ)」として祀られている。月輪陵と後月輪陵には合計で25の陵と9つの墓があり、後月輪東山陵は孝明天皇陵である。

楊貴妃観音堂(本尊・楊貴妃観音)は洛陽三十三所観音霊場第20番札所。

 

本尊 釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏を安置する巨大なお堂に驚かされる。

勅使門 歴代天皇も参られたであろう。圧倒的な門構え。

楊貴妃観音堂


2023.1.12(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.235


2023.1.12(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)全国・全世界でアプリなしで視聴できます】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】冬のうた 雪が降る の庭 アンリ・サルヴァトール 夢のタンゴ 赤い靴のタンゴ 奈良光枝 初めて出逢った日のように 駅 中森明菜
冬景色 知床旅情 加藤登紀子 イヨマンテの夜 伊藤久男 氷雨 冬のリヴィエラ 森進一

【コラム】2023年(令和五年)がはじまりました。おだやかな一年でありますように。


「リラ・クラシック」2023.1.21(土)7:00「モーツァルト」vol.109


2023/1/21(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】モーツァルト/ピアノソナタ第15番ハ長調k.545
トルコ行進曲K.331【ピアノソナタ第11番イ長調第3楽章】
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
クラリネット協奏曲 イ長調 K. 581
交響曲第40番ト短調K.550

【コラム】オーストリア ザルツブルクは、人口10万人。ザルツブルク音楽祭には、人口の倍ほどの観光客が訪れる。
ウィーンから特急で4時間ほど。市庁舎のモーツァルト像や、モーツァルトの博物館がある。

モーツァルトは、クラリネットやファゴットに関心が高かった。時の名手がいたことも影響しているが、コントラバスよりファゴットの方に使い勝手がよく音色が好みだった。
交響曲第40番は、41曲ある交響曲の晩年の傑作。ティンパニを配置せず、弦楽に拘った編成になっている。
そういえば、ピアノ協奏曲第27番は、献呈者はいない。誰のために書いたのだろう。この曲も編成にティンパニを配置しない。
弦楽とピアノの純粋な響きに到達したのである。感情の赴くままの謳う音に慰められる。なお、時代的には現在のピアノフォルテの前身のフォルテピアノの時代で音色も
室内楽的だった。(響板を支えるフレームも木材だった。鍵盤数も少ないスクエアピアノ。演奏旅行に運搬していた。コンサートホールにピアノが設置されるのはベートーヴェンの時代以降。※バッハの時代、宮殿にはもちろんチェンバロが設置されていた。)

国際モーツァルテウム財団があり、運営に日本の企業が出資している。

https://youtu.be/XJXXnwkZtBI


バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2023 3/21-31開催


バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2023 3/21-31開催

バッハ(1685-1750)は、音楽の父、G線上のアリア、主よ人の望みの喜びよ、小フーガト短調など クラシック音楽界に燦然と輝ける作曲家です。
1000曲に及ぶ曲に無駄はなく、彼自身のポリフォニーを基本とする音楽の世界は、コラールの世界を中心とし、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、クリスマスオラトリオ、200曲に及ぶカンタータ、オルガン曲として、シュープラーコラール、トッカータとフーガ、ヴァイオリン、チェロなどの器楽曲 無伴奏ヴァイオリンパルティータ「シャコンヌ」、無伴奏チェロ組曲、フルートソナタは世俗曲で、また平均律クラヴィア曲集など教育音楽など多種に亘っています。
後世の作曲家、現代の音楽家へ大きな影響を与えました。いわゆるインフルエンサーなのです。

2010年3月21日、バッハの生誕日に、アメリカニューヨークの地下鉄の駅で一人のチェリストが無伴奏チェロ組曲を弾きました。彼は、チップを受け取らなかった。翌年は、二人で無伴奏チェロ組曲を弾きました。このムーブメントは、アメリカCNNで取り上げられ、アメリカから広がっていきました。
彼は、創始者デール・ヘンダーソン。アメリカでは、ライブ、演奏会に行く若者が減っています。このままだと、クラシック音楽を聴く人が減ってしまう。この日だけは、世界中でバッハの音楽が聴ける世界で一番垣根の低い音楽会を開きたい。生の音楽の感動のライブにぜひ行こう。クラシック音楽を再興し、未来の音楽に種をまこう。彼はそう考えたのでした。実際、これは、世界中で24時間バッハリレーが繰り広げられるバッハアースデイとなったのだ。

私が考えるに、事実、音楽ホールやライブ会場も減っています。文化施設にはメンテナンスや維持費が必要で、支えないと淘汰されてしまうでしょう。日本では、クラシック音楽の演奏会に行く年代は平均70代とも言われる。あと10年もしたら、コンサートを維持できるか難しくなるのではないか。種を撒こう、私はデールと同じ意見である。

参画条件は、3つ。
A バッハの曲を演奏する事。それは、口笛でもかまいません。
B すべての参画者は無償で演奏する事、聴衆からお金を徴収してはいけません。
C バッハのポストカード(フライヤー)を配布し、このムーブメントの趣旨を広める事。

※有償での演奏はNOです。また、参加者から「参加料」を徴収するのはやめましょう。
これはアメリカの発想ですが、日本でもやり方を変えながらいろいろとできます。

日本への接点は、2014年8月頃、日本のRさんがサイトを発見し、創始者のデールに問うたところ、来年、日本で開催されますかという事になった。
Rさんは、ヴァイオリンを嗜む愛好家で、バッハの愛好者だ。ご自身が「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ」を経験し、神奈川県を中心とするムーブメントを計画し、実行していった。2015年1月にはいり、Rさんは、SNSを通じて、このムーブメントを広げようとつとめていた。私は、2015年の2月に情報を知り、Rさんに問うてみたら、あなたの地域でも「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ」ができるでしょう。少しながらお手伝いできます。とおっしゃっていただいた。あの、2015年2月16日、お会いできたのは奇跡だったと思う。ほんの15分くらいしか時間はなかった。
というのも、日本ではじめての東京の会場の下見をしていたからだ。計画は、情報解禁になる前に入念な準備が必要だ。プロジェクトリーダーのKさんと会った。帰りの電車の中で、Rさんにメールをする。私の中に、何かが芽生えた。日本で初めての「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ」自分の地域でもできるだろうか。
3月21日までには、1か月と少しだ。私は、この話を自分でストーリーにまとめていた。そして、あるところから話をしていく。28日には奈良のライブでこの話をした。すぐに反応がありイタリアンレストランと斑鳩ホールホワイエの2か所が決まる勢いに私自身が驚いた。大阪でも開催したい。アコーディオンの先生に聞いて、ある会場の交渉ができ話がすすんでいた。3月6日、地元でもできないか考えていたところ、ある事に気づいた。真言宗の開祖、空海のご入定日が3月21日だったのだ。私は、高野山金剛峯寺にこの話をさせていただいた。仏教や神道でバッハの音楽・・・奥之院には、景教(キリスト教)のお墓がある事を智慧として授かった。丁度、高野山では、弘法大師開創1200年の年で行事が目白押しだったが、ご厚意を得て、霊宝館の迎賓館をお借りし庭園コンサートを実施するに至った。この霊宝館は、高野山の秘仏を安置する重要な地にあり、周辺は「じゃばら道」といい母なる胎動を意する。私は邁進した。先に、奈良2か所がお昼前と午後遅めで決まり、大阪が午後で決まり、残るは午前中。朝早くのコンサートができる。

日付変更線の最初にあるのが日本。結果、「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2015」世界で一番最初に幕開けで開催したのが、高野山霊宝館での庭園コンサートで、注目された。これは「WEBぶらあぼ」等で取り上げていただいている。http://ebravo.jp/archives/17192
また、バースデイハットを被り演奏する様子は、創始者 デールヘンダーソン(ニューヨーク本部)が日本のアーカイブページにして紹介してくれました。https://www.facebook.com/BachInTheSubways/photos/a.10150614279752493.390461.298706467492/10152621808167493

Rさんは、実行委員会をたちあげ事務局としていろいろと相談にのっていただきプロジェクトが進行した。東京会場「表参道ヒルズ」での岡本誠司氏や丹野めぐみ氏の演奏やフラッシュモブで会場は溢れんばかりの大成功となった。他の白寿ホールなど、全国で25ヶ所300人以上が参画し、動員数は800名と聞く。実行委員長は樋口先生が引き受けてくださり、私はその中で動いた。2015年3月21日は、バッハの音楽が世界中で最も聴かれた日。世界40か国140都市が参画する世界的なムーブメントとなったのである。

翌年、事情があり、Rさんは退任され、Sさんが広報を担当される。Sさんは、国際的な仕事をされており、創始者デールともコンタクトをとりやすくバッハ・イン・ザ・サブウェイズを推進するためによい。実行委員会と事務局との関係で私は是々非々で考え動いてきた。ここに書けない事が多くあり、いつかはアーカイブすることができると思うが、今はまだ早いのかもしれない。それはバッハを探求すると奇跡がおこるから。

滋賀会場のけいおんの聖地「旧豊郷小学校講堂」は、ラ・フォル・ジュルネびわ湖の縁でできたものである。2015年、4月にNさんと出逢った。そこから2016~2018「ヴォーリズ建築」で開催された。

山梨会場の八ヶ岳リードオルガン美術館は、バッハをオルガンで体験できる会場として、2018~2020に参画。私もオルガンを弾かせていただいた。これは、登山が縁だと思う。

静岡会場の静岡バッハハウスは、バッハを愛好する和田氏の個人的なホール。使用方法が検討され、一般にも使われるようになり、私はそのご縁に感謝しています。25年の歳月を経る。静岡バッハ合唱団のメンバーが再会したりで地元に愛されてきた。

このムーブメントについては、バッハへのアプローチが似ているか同じであれば、袖が揃うのである。共感点も多いと思うので、それぞれのバッハをどこかで結びたいなと思う。アメリカのデールからは定期的にコンタクトがとれており、私のラジオ番組にも定期的にもメッセージを提供くださる。いつか日本に来たいとも。今は、コロナ禍で難しいかもしれないが、きっとその時期は来ると信じている。

2015年3月21日、1日4会場 奈良2か所、大阪、和歌山会場
2016年3月 2日5会場 大阪 摂津響Saal様、滋賀 旧豊郷小学校が加わる。
奈良2か所、滋賀、大阪、和歌山

2017年 3日6会場  奈良2か所、大阪、滋賀、兵庫、和歌山
2018年 4日間7会場 奈良2か所、大阪、滋賀、兵庫、京都、和歌山
2019年からは 多方面へのプロモーションで 八ヶ岳リードオルガン美術館が加わる。
奈良2か所、大阪、兵庫、和歌山、山梨

2020年からは 静岡バッハハウスが加わる。コロナ禍によりキャンセル会場2か所
奈良2か所、大阪、和歌山、山梨、静岡

2021年は、コロナ禍によりキャンセル会場2か所で減ったが
奈良2か所、大阪、和歌山、静岡
2022年は、コロナ禍により
奈良2か所、大阪2か所、和歌山、静岡

そして、2023年には、ありがたい事に会場が増えそうです。

こちらのムーブメントに関心のある方、参画される方は、メールか私にご相談ください。
ストーリーなどは、こちらをご覧ください。

情報、グローバルサイト(英語):https://bachinthesubways.org/
フェイスブックページ(日本語):https://www.facebook.com/BachInTheSubwaysJapan/
実行委員会サイト:http://www.tone-cove.org/
個人ブログ:http://www.nishikunn.net/nishikunn_wp/
連絡先:info@e-pcpel.net  090-2100-3258(西辻)

 

 


「歳神様を迎え入れ」令和五年 元日


「歳神様を迎え入れ」謹賀新年

新年おめでとうございます。
旧年中はご厚志を賜り何卒御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和五年 元日

 

 

昨年、年の瀬は、23日までに一仕事、取材出張を終えて、26日までに年賀状を出し 27日から年末モードで
31日午前中まで その後、小春日和だったので 風呂掃除や靴のクリーニングなど、整理整頓し
新年を迎えました。


令和四年(2022年)をふりかえる


令和四年(2022年)をふりかえる

3大出来事は・・・
1、2022年10月、県社会福祉功労者表彰
2、2022年7月、富士山登頂
3、2022年6月、ライプツィヒバッハ音楽祭への参加を見合わせ、機会をみて参画する。(※、2020年6月から2年延期された音楽祭)

その前に、今年は「コロナ禍」がどの程度落ち着くかだった。それと、2月からのウクライナ情勢に影響されている。医療非常事態だったのは、間違いなく、現在もカオス的に存在している。人々は、コロナに恐れ翻弄されている。6月にようやく外国人観光客を一部受け入れしたが、コロナの影響をまだ受けている状態で、脱却しないといけないのだが。さて、コロナの第8波は、ステルス的に猛威をふるっている状況で、2022年12月27日に一日に約20万人を超える感染者が報告された。東京都で一日2万人ほど感染者が報告されている。隔離期間は現在、国内で隔離期間として感染すると7日間から10日間の休業を要請しているところがある。

海外情勢をみる。渡航先での隔離措置、また帰国時での隔離措置など厳しい制限があった。ワクチン3回目接種によるパスポートがあり、全く無条件で隔離期間がゼロというわけではない。国内に帰ってからも交通手段の制限や自費での宿泊など隔離措置があった。それにウクライナ侵攻により、ロシア周辺の航路が制限され、直行便はなくなりあるいは値段は高騰した。したがって6月時点でも渡航は現実的ではなかった。燃料費の高騰など、コロナ前のほぼ2倍の旅費がかかった。日本からドイツまで50万かかったという。

今はというと乗り継ぎ便については、コロナ前の2割増しといったところか。直行便はまだ復活していない。料金は、成田( CX521,CX289)⇔フランクフルト( CX288,CX542)で13万円。安くなってきた。シンガポール航空の乗継便は、まだやや高めだが。隔離措置については、ワクチン3回目接種が条件だが、その辺を確認しないとならないが、現実的になりつつある。国外にいる人は、入国しやすくなったと思う。国内からは、まだ万全とはいえないのではないか。

そんななか、国内旅行に重点をおく。できるだけコンパクトに周遊できるようにつとめメリハリをつけた。旅行期間を4日間できる時に限定し周遊。
登山は、4月から岩湧山、金剛山、大和葛城山、藤原岳、伊吹山、山上ヶ岳、御嶽山、富士山、焼岳、三峰山【妙法ヶ岳】、小浅間山、東籠ノ塔山、西穂独標をおさめとした。

今年の終わりごろには、来年への「一筋の光」が見えたように思う。新たな段階と習熟に向かいすすめなければならない。体力的にも精神的にも充実した日を送るために。

来年は未知の山に挑戦する。既存の金剛山はもとより山上ヶ岳、御嶽山は登らなくてはならない。富士山、行けるかな。
鈴鹿山系の御池岳か霊仙山、大峰山系の稲村ヶ岳、上高地の蝶ヶ岳、白馬山系の妙高山、雨飾山、白馬小蓮華岳、浅間・志賀高原の山・・・
アドバンスとして、富士山(富士宮ルート)や、穂高連峰(前穂高)唐松岳なども登れれば。
機会があれば、高野山の町石道の矢立より大門、檀上伽藍まで登りたいと思う。

 

1月には、市の社会福祉功労者表彰、10月には、県の社会福祉功労者表彰を受賞した。

7月、初めてとなる富士山登頂。標高3700mの山頂部、大内口と富士八峰は月面のようで神秘的だった。

10月終わりには、本格的なクライミング、西穂独標(2701m)11峰に到達。


「N響第九」青の洞窟 2022.12.21


「N響第九」2022年「年の瀬」 「青の洞窟 SHIBUYA」 3年ぶりに開催

久しぶりにNHK交響楽団の「第九」をNHKホールで聴いた。井上道義氏の指揮。この時期は、第九の演奏がさまざまなホールで聴かれる。同じ日に2か所行く事はできない。時間帯も同じ頃だし。実は、この日、サントリーホールでは鈴木優人氏の指揮の第九(読売日本交響楽団)があったのだ。
他に、秋山和慶氏や小林研一郎氏など、円熟の指揮者での第九も耳におさめておきたい。

3800人収容できる。国内最大規模のパイプオルガンを備える。カール・シュッケ社、パイプ数7,640本、ストップ数92。2022年7月リニューアル。2022年12月31日大晦日に「第73回 NHK紅白歌合戦」が放送される場所でもある。

「青の洞窟」は3年ぶりに開催。NHKホールは渋谷区でJR渋谷駅からだが、混雑がひどいので、JR原宿【明治神宮前】駅からの方がスムーズに行ける。この「青の洞窟」を通り抜けNHKホールに入る。クリスマス、年末は恒例の第九を聴こうと多くの人が集まってきた。

井上道義氏といえば、マーラーやショスタコーヴィッチなど近代音楽の指揮で注目を集めた。エネルギッシュでかつ壮麗な指揮が特徴である。2024年末、引退を表明している。さて、演奏の方は、さすがN響だけあって、ぬかりがない。指揮者が誰であろうと自分のコントロールされた音が出せ、全体にまとまりがある。そういえば、これは収録だったかな。31日、20時から教育テレビジョンで放送される。

 

昨今、いろいろと言われているが、個人としては、最先端の機材など設備の拡充を希望する。国民の大半から受信料を徴収していることから公共性がある。防災情報の迅速かつ正確な報道や、公共放送としてのアナウンス技術などにつとめてほしい。エンターテインメントは文化として吸収してほしいのである。そして、リベラルアーツ【教養】は、今後もさまざまな分野で開拓してほしい。日本のメディアのエンタープライズ(母艦)を今後も担っていただきたいと思う。


JAA「機関誌57号」発刊 2022.1130


JAA「機関誌57号」発刊  2022.1130

JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)は、アコーディオンの全国組織の会員団体で楽器界唯一のNPO法人であります。
事務局は、新宿の芸能花伝舎にあります。

芸能花伝舎(げいのうかでんしゃ)は、2005年に創立40周年を迎えた公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]が、新宿区と文化協定を結び、芸能が持つ力を地域に、そして広く社会に還元するための拠点として誕生。芸団協は、芸能文化を担う「ひと」を育て、芸能文化を育む「場」をつくり、「ひと」と「場」が豊かに活かされる「しくみ」を整え、この国の人々が、多彩で深く、芸能を楽しみ豊かな心を育む社会を実現することを目指しています。この理念を実現させるための芸能文化拠点が「芸能花伝舎」です。

JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)では、会員相互の交流をはかるとともに、年に4回(1月、5月、8月、11月)に機関誌と会報を発行しています。私は、編集長をつとめています。11月号が発刊されました。素敵な表紙デザインで、クリスマスの雰囲気が。
楽譜も掲載しています。冊子をお求めの方は、JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)事務局、03-5909-3187、メール jaaoffkw@npo-jaa.jp

または私までお声かけください。