第30回日本アマチュアシャンソンコンクール全国大会 神戸文化ホール
521名が応募 全国大会は38名が出場 北海道 東北 東京 中部 神戸 九州 それぞれの地区大会の入賞者が披露 表彰式が行われた。(敬称略)
ノスタルジー賞 12 桂川 武 語学賞 26 野村幸子
奨励賞 1 安部昭彦 5 井戸久夫 13 岸本真知子 17 島田宝子
歌唱賞 21 谷本惣一郎 34 山田麻子
最優秀歌唱賞 16 さほまりこ 十数回出場して初めて(本人談)
審査委員長から講評 発音がきれいに聴こえているか 歌になれすぎていないか など・・・。他にもいろいろご指摘がありました。
個人的な意見だが、ここ数年 原語シャンソン 日本語シャンソンの比率が微妙な状態、亀甲していると言えばよいのだろうか。あるコンクールは、フランス語シャンソンの必須課題もしくは フランス語シャンソンの一部課題があるのだが、このコンクールは必須課題ではない。ということに注目していけばよい。
年々、原語シャンソンが増えているのは事実なのだが 中途半端なうたは避けるべきであろう。
原語シャンソンは 発音で気をつけなければならないところがある。ム ジュ ギ など 鼻音をどうするか、liaisonを理解すること。
先日 コミュニティFM「マコルネのおきがるたいむ」の番組でも話しましたが 日本人のフランス語でなく フランス人の母国語の響きについて理解する必要があるだろう。
日本語シャンソンを歌うにしても、日本歌曲を理解すること。日本歌曲ほど 難しいものはないだろう。
それらを踏まえて お手本にしている歌手の癖をどう取り入れ 自分のものにしていくか。
ステージがはじまり出ていくところ、終わって引っ込むまで 自分のステージです。曲を歌ってる最中だけがステージではありません。ステージマナーというのがあります。コンクールによっても違いましょうが。
選曲に関して 同じ曲が複数あった。聴く方からすると「同じ曲」でなく、全く違う表現と思う。男性 女性によっても違うが、歌い手により シャンソンは変わる。訳詞によっても。
38人の内訳 女性:男性= 31:7 北海道:東北:東京:中部:神戸:九州= 5:5:10:6:6:6 最高齢は78歳 全国大会での出場は励みになると思う。
(前回まで 審査委員長で 神戸市婦人団体協議会専務理事 妹尾美智子さんが2月21日 逝去され 今回からは 声楽家の井上和世氏)妹尾氏は 神戸市室内合奏団、神戸市混声合唱団を支援し、神戸の音楽発展に寄与した。
コンクール審査結果集計中 ゲストが 風かおるさん 元タカラヅカ ライブプロデュースも行い
シャンソンの団体 KAKEHASHIの代表理事 ステージはさすが。歌 動き イメージさせる
そして かつてのシャンソンコンクール出場者を中心に活躍中のユニットも素晴らしい。ショー的な要素で楽しめた。