Year: 2012年

2/24アコーディオンコンサート(泉北アコ)


年末 最後の練習?です。アコーディオンのいい音が鳴ってきました・・・
私が代表をつとめさせていただいている泉北アコーディオンサークル
2月に定期演奏会。皆さんに会えることを楽しみにしています。

毎年2月は 九州のアコーディオン交差点、東京のアコーディオン協会の行事、リハーサルなど
毎週のようにイベントがありますが 充実した日々です。

2/24 13:00開場 13:30開演 泉北アコーディオンサークル第20回定期演奏会
大阪狭山市文化会館サヤカホール コンベンションホール地下1F 南海高野線大阪狭山市駅徒歩3分
入場無料

主な曲目
合奏 サ・セ・パリ いい日旅立ち 重奏 愛のあいさつ 大阪メドレー Fly To Me The Moon
独奏 明日(平原綾香) 河は呼んでいる パリの空の下 クロードへのタンゴ 。。。他
うたばんそうコーナー(スライドショー)
ゲスト 松原智美
コントラバス 菅野真喜 ピアノ 西辻善則
講師・指揮 吉田親家

問:泉北アコーディオンサークル 西辻 090-2100-3258
メール nishikunn@hotmail.com
泉北コニュニティ ホームタウン誌 他掲載予定

昨年の写真です 楽しくやっております・・・

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大槌町 災害ボランティア


さきの3月11日 東日本大震災 胸をいためておりました。

私の恩人で 大船渡にいる 連絡がとれなくなっていて・・・
GOOGLEパーソンズで ようやく 元気でいることがわかりましたが 電話はつながりません。
それは 東京の知人を通して知った情報
おそらく学校で 春休みから連休まで 避難所として 待機する一方 自宅に帰られなかったと思います。
どんな過酷な状況におかれているか 私の知る由もないが 耐えていることだろうと思うと 一度会いたいのです。

ボランティアバスを出してくれることになり 4泊5日の災害ボランティアに参加することになりました。
岩手県の 大槌町です。事前に状況をスライドショーなどで見てその状況に言葉をなくしてしまいました。

「できることがあるなら」そう思いバスで北陸道で新潟まわり 仙台 花巻へ。
花巻から1時間で 釜石の近い大槌町へ到着。朝であったが 静まり返っていて 建物もなくなっていた・・・
まるで 戦禍に倒れた町のようだった。

私たちの役目 それは がれき撤去。がれきは一度に20年分もたまり、自衛隊が運んでくれる以外には自治体が処理ならず、1年で1割しか処分されてなく、至るところの敷地に集められ放置されている。

大槌町桜木町は 津波が川を逆流し被害を受けた。一時は4階部分 7-8mに達したと住民の方が話してくれた。そのため 塩水と川の泥が混じった匂い。その泥が通常の土壌にかぶさった。その泥には 写真、CD、生活用品もまじっており それを選別するのががれきの撤去である。そして 土を河川敷に運ぶ作業 これらは手作業で行われる。当日 雨が強く降ってきた。地元の社会福祉協議会は気を遣って時間短縮を要請。できるところまでやろうということで作業が進められた。翌日も同作業をする。地元の方と話をする機会をえた。「津波の怖さ 7-8m 町営住宅にいた人 5階に逃げた。ベランダまで水が来ていた。」

貴重な体験になった。県災害ボランティアに登録している。力になってくれる人がいたら ぜひお願いしたい。

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大槌町から約1時間の「遠野」 震度5だった。まだ 被害が少なかったようだ。しかし 同じ岩手県でも全然状況が違う。岩手県は四国地方の半分を占めるほどの面積。被害の大きいところを助けなければ・・・


鈴木希彩(のあ)歌手・女優 西辻善則(にしくん)アコーディオン伴奏 デイサービス クリスマスコンサート

12/24-25クリスマスコンサート完


昨日 今日と デイサービスで。24日、25日プログラムでクリスマスコンサート演奏しました。
24日は 鈴木希彩(のあ)歌手・女優 西辻善則(にしくん)アコーディオン伴奏で届けました。
鈴木希彩(のあ)さんは、東京から 22日 画廊飛鳥のクリスマスチャリティライブに出演 すばらしいうたを披露してくれました。そして、京都でも仕事があったそうで 24日 このデイサービスのクリスマスコンサートに出演してれたのです。

25日は 私のアコーディオンでクリスマスソングと昭和歌謡を、シャンソン、タンゴの演奏をしました。

クリスマス会が終わると・・・
リハビリなどで 運動器具をつかったり 足湯に入ったりして 健康を保つ姿勢に感動しました。
おばあちゃん おじいちゃんも クリスマス会を喜んでいただけたようです。これからも元気でいてくださいね。

鈴木希彩(のあ)歌手・女優 西辻善則(にしくん)アコーディオン伴奏 デイサービス クリスマスコンサート


20121223「画廊飛鳥」クリスマスチャリティーライブ完


おかげさまで 画廊飛鳥 クリスマスチャリティライブおわりました。天気が雨模様で心配でしたが 途中から来場してくださる方も。ありがとうございました。
楠田名保子 二胡 岸谷宏茂 シンセサイザー
鈴木希彩(のあ)歌手・女優 西辻善則 アコーディオン ピアノ

楠田さんの二胡 艶があって 音色が豊か ここでは伝えられなくて残念。岸谷さんのシンセ 癒しの雰囲気を醸し出している。
鈴木希彩(のあ)さんの うた クリスマスキャロル メッセージソングとして 震災復興のための主張と温かいうたで伝えてましたね。

みなさんにたくさん音楽を届けたかったし メッセージも伝えたかった。
宴もあって ゆくりと時間を過ごせることができたなら幸いです。

私は ピアノでクラシック曲を披露。そしてタンゴをオリジナルでジャズ風にアレンジ。
その熱いメロディーは 自分もぞくぞくするくらい アコーディオンソロの魅力を高める。また アコーディオンは、ハートに近いところからの
アコースティックな響きは伝わりやすいと思う。
喜びも 哀しみも 愛も別れも タンゴというものは情熱の踊りだから それも含め表してみました・・・

昨日 双葉町の町長のメッセージを見て知り いてもたってもいられませんでした。
政府に対するもどかしさのなか 闘いは続いています。東電の作業員も大変ですが。
政局が変わり 東電の株があがるというのは・・・しかし 世界的にみる原発事件であり 最優先に処理できるよう 私たち 何ができるか考えることをしていきたいです・・・住民は闘っているんだ。
そんな思いを演奏に託してみました。普段 私がこんな事あまり書かないんだけど。

画廊飛鳥 クリスマスチャリティライブ 鈴木希彩(のあ)シンガー・女優 西辻善則 アコーディオン・ピアノ 楠田名保子 二胡 岸谷宏茂 シンセサイザー


祈りと禊


12/22は 画廊飛鳥でのライブにでる・・・
当日リハに行く前に吉水神社にお参りに。吉野山は 冬支度でしたが お店は空いてました。
吉水神社は 知る人ぞ知る 五芒星で気のおちつける場所がある・・・

演奏に集中できますように
自分的には よくしたいところもあるのですが?聖なる気のあつまるところなので・・・

こちらは金峯山寺 風格に圧倒されます・・・

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緩和ケア クリスマス会 のこと


緩和ケア クリスマス会のひとこま。音楽ではじまり 音楽でおわる。
ケーキやジェラート、フルーツがでてきて クリスマスらしく大喜び。
お楽しみゲームあり 看護師とクライアント 家族的な雰囲気。
病気よ・・・どこかへいってしまぇ! よいお正月を迎えていただければ~

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ウィーンのこと


ウィーンは 好きな町のひとつ。何度も訪れているので案内できるくらい(笑)

ハイリゲンシュタット 北駅より ベートーヴェン
プラッター公園 ブラームス
コールマルクト 蚤の市
ショッテントゥーア
シュテファン寺院
国立劇場 アンデア ウィーン フォルクスオーパー
中央墓地
シューベルトの記念館
モーツァルトの家
ベートーヴェンの家・・・

他にもたくさんあり 東京と比べると23区であるが 町を周遊しやすい。
トラムが走っていることで 気軽に移動できる。

私流だが、朝パン屋さんでテイクアウトを買い、電車の中でパンをほおばる。満員電車ではしないけどね。
旅客電車では、必ずと言っていいほど、コーヒーをオーダーすると、チョコレートがついてくる。
ボックスシートのサイドに座り景色をみる。アウトサイドの席(自由席)で立ちながら車窓を眺める。
ウィーンのパンは、パンではなくスウィーツだからね(笑)

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スクリャービン/練習曲嬰ニ短調op.8-12


スクリャービン/練習曲嬰ニ短調op.8-12「悲愴」

スクリャービンといえば 神秘和音。増音程を重ねて「法悦の詩」を作った。
初期の ピアノ協奏曲嬰へ短調は 神秘和音を使っていない作品で ショパン的で壮麗。ロシアの舞曲 自然の壮大さ が伝わってくる。

ピアノソナタは、「白ミサ」から神秘和音の響きがあり ロマン派 国民音楽派 の流れをくんでいる。

練習曲嬰ニ短調8-12は 「悲愴」ともいわれ、ロシア帝国の栄華 哀しみを表している。

ウラディーミル ホロヴィッツが好んでアンコールで弾いた。そして スクリャービン自らもよく弾いたという。すごい迫力。

ところで 左手の1オクターブ4度という音程がでてきて 手の小さい人は演奏が大変かもしれないが そこはテクニックで。

Maria Lettberg performs an Etude Op. 8 No. 12 by Scriabin (alternate version) マリア・レットベリ
スクリャービンのよき解釈者として 全集を出している。

この曲を手の大きくない(1オクターブが届くくらいの)ピアノの先生が練習しているのを聴いて驚いた。スクリャービンの曲を演奏するのは
「難易度」ではなく、弾く技量があるかどうかが一目瞭然。練習に耐えられるという意味がある。
ドラマチックな調性で音型は、スクリャービンの練習曲の中ではまだ弾きやすい部類に入る。

中間部 右手オクターブと左手の一拍目のオクターブが劇的な和声を醸し出している。
フォルテッシモが出てくるが クライマックスは最終の方にあるので セーブして。

コーダの左手の激情のオクターブの内声を表現したい。軟弱では、すまされない。音楽を伝える情熱がパワーとなっている。
この曲は、徹底した「オクターブ」でがっしりとした「和音」が積み重なる。その背景を感じとってほしい曲。