Year: 2017年

入笠山 南アルプス


入笠高原(南アルプス)の最北端にある 標高1955mの山。

マイカー規制がしかれていて その時間は 入ることができないので、富士見パノラマリゾートからリフトをつかって山頂近くまでいき ハイキングのような感じで登頂する人が多いと思う。今回 私は 伊那市からナビを使って 御所平まで車で入ることができた。(このナビ ダート道を示し・・・恐かったが)そのおかげで 弘明寺(高遠のゴルフ寺)に立ち寄り そこから 諏訪経由でなく 伊那市経由で 川沿いの道 砂防区間の ダート道を通り 舗装道に出た。午後3時からは 規制が解除されるので 富士見の方に下りることができた。

ところで 入笠山は 湿原がよく知られている。6月なら 湿原の植物を愉しむのがよい。さて、登山道だが 時間は 30分程度 急な登りといっても そんな長くは続かないので この手なら大丈夫。
途中 岩場と巻道に分かれるが 往きは巻道 帰りは岩場。

頂上からは 八ヶ岳や富士山がみえる。


大王わさび農場 冷涼


大王わさび農場 日本で最大規模のわさび園。バス駐車場など 完備されており 観光のひとつとなっている。人が多い。お昼間に行ったから? 本わさび わさび丼や わさび蕎麦 わさびソフトクリーム・・・等を食しに来る・・・

はじめてなので 記念館をじっくりとみてまわる。まさに、わさび「ミュージアム」

レストラン「大王」にて『本わさび丼』 わさび蕎麦セットもある。本わさびを薬味に。円を描くようにすりおろす 香りが芳醇、美味しい。安曇野の雪解け水が使われているから。

〒399-8303 長野県安曇野市穂高3640


野辺山駅「最高地点」ひとみなこうふく


最高地点1375m「ひとみなこうふく」「ひとみなごうかく」 JR(国鉄)日本最高地点は、ここ野辺山駅。実際は駅付近でなく駅から少し離れた 踏切付近の標高が最高地点として登録されている。ロープウェイなら 立山や 木曽駒ヶ岳 などがある。

野辺山駅は JR小海線「清里」の隣駅。駅舎も立派 それは、素敵なところだった。最高地点神社や レストラン「最高地点」があり、八ヶ岳を東側からみると また違う。

長野県でも 涼しい・寒いところとしては 木曽福島の開田高原 志賀高原 そして野辺山高原。

レストラン その名も 「最高地点」蕎麦 おみやげ

八ヶ岳を東側からみると また違う。

ソースカツ丼は 山椒がかかっている。紅生姜の味がききすぎ 酸っぱすぎて(涙)旨い。


白馬美術館 シャガールの芸術


白馬美術館 マルク・シャガールの芸術がここに。シャガール専門のミュージアム。
元館長 石塚要さんの事は鮮明に残っています。480点の中から 120点ほどを 時期をみて 入れ替えしている。

特に モノクロの作品や 塑像などもあり シャガールの広い芸術をみることができる。森の中にある美術館。
これは 私立の美術館である事を忘れてはならない。個人で 美術館を建造したことは 素晴らしい。
しかも この美術館の建築物としての価値も高い。

グランドピアノもあり 時々 コンサートが行われている。
シャガールの青に魅せられる。お気に入りは 「月あかりの恋人たち」

冬季(10月下旬~4月下旬)は休館。また、水曜が休館日(祝日の場合は翌日)となっている。


霧ヶ峰高原「車山1925m」ニッコウキスゲ


霧ヶ峰高原「車山1925m」ニッコウキスゲ ほんとうに感動をあたえてくれる。この絶景に出逢った事で 信州での夏を(細胞レベルで)取り込むことになった (^.^)・・・

「美」意識は 普遍のものと、遷化していくものがある。美しいものの価値は、変わりません。桜を愛でる日本人の気質 地震、災害などの厳しい自然の中で 刻々と変化する「六つの季」二十四節季・・・これが日本の暦としてでなく 自然のうつりかわりなのです。

霧ヶ峰の車山肩の7月は ニッコウキスゲが咲く頃、今年も伺えました。空の雲、緑の草原、車山肩の光景は さらに「癒し」が加わる。それは、この花のいのち・・朝開いて夕方にはしぼむ「一日花」この儚さが故に、朝咲くのをみるのが一番。黄色の鮮やかさが目にしみます。この種類 他に「ユウスゲ」があり 夕方咲いて朝 散ってしまう花。仏教では ものの例えにつかわれる。

さて、車山に登るには ザレ道を歩かなくてはなりません。急坂はありませんので ゆっくり一歩を踏み出していけば 1時間程で到達できます。標高1925mにたつ。


ちひろ美術館『トットちゃん広場の電車「一周年記念」』


ちひろ美術館『トットちゃん広場の電車「一周年記念」』安曇野の空は高く広く美しい。ここに電車がおさまる光景は、子どもたちの夢を育て大人の癒され場所として、ずっと残っていくだろう。

2016年7月23日 この日は ちひろ美術館にとって 大きなメモリアルとなった。
館長の黒柳徹子さんはベストセラー「窓際のトットちゃん」の著作で知られる。世界じゅうの言語に翻訳されている。挿絵に岩崎ちひろの絵がある。「徹子の部屋」の放送番組は 40年以上にわたる不動の地位を獲得。国連ユニセフ親善大使。司会者・女優と幅広い活躍によりその名を世界に知られている。この度、山田洋次監督らとのコラボレーションで トットちゃん広場に電車がOPENした。

トットちゃん広場の電車は 五十年以上使われた長野鉄道の車両を移動、リニューアルされた。一両目は 絵本図書館。トットちゃんは電車の中の教室で勉強をした。ほんとうの話。当時の様子を細かに再現している。

広大な田園がひろがる安曇野の空 ここにちひろ美術館が。東京 練馬にも美術館がある。

絵本美術館が併設 世界の絵本がここに集まる。

子どもたちが 楽器で遊ぶ姿

ブルーサルビアが一面に咲く夏

この日は トットちゃん広場 OPENの一周年記念の日にあたり イベントが開催された。

トットちゃん広場の電車

ちひろは、童話作家として知られているが「子どもの笑顔がいつもあふれる世界に 平和を願う」メッセージが込められている。

私は 幸運にも ちひろの絵の真髄を知る出来事に出逢っている。もう10年くらい前になるかな。
平和を伝える講演会に ちひろの絵のスライドショーが投影されることになり その技術を担当したことがあった。
投影での色彩表現のデモにどうしても納得できず、練馬の美術館 そして安曇野の美術館を訪れた。ちひろの水彩画の濃淡の世界に驚嘆した。
講演会では表わす事が出来たと思う。講演会の先生と何度かご一緒させていただきましたが「貴方の投影の色はとても綺麗ね」と言っていただけ ほっとした。

「戦火の中の子どもたち」の「シクラメン」の赤
「わらびを持つ少女」の黄 は特別だと思っている。

今回 美術館で 大判のポスターを購入した。これが 私の一番のお気に入り。
「わらびを持つ少女」のまなざしをみてほしい。その目は しっかりと未来をみすえ平和を願っている・・・


八ヶ岳高原音楽堂


八ヶ岳高原音楽堂(1500m)最高級のもてなしを 贅を尽くす 吉村順三設計事務所が担当 芸術の至高を極めた音楽堂、世界に通じる音楽ホールを建設。

八ヶ岳高原音楽堂は、ピアニストのリヒテル氏と作曲家の武満徹氏のアドバイスにより「池田山の家」や「皇居新宮殿」の建設にも関わった吉村順三氏が設計を手掛けたホール。カラマツやツガなどを使用した六角形が印象的で、ガラス窓から自然に囲まれた周囲がみえ 高原コンサートが実現する。

エントランスは、「八ヶ岳高原ヒュッテ」が迎える。レストランで食事もできる。反対側にあるのが「八ヶ岳高原音楽堂」その偉容は、ホールに訪れるものをわくわくさせる。


「八ヶ岳高原ヒュッテ」


少し小高い丘から 音楽堂の偉容がみえてくる

外も 中も 木がふんだんに使われて 木のぬくもりと 手入れされた芝生のコントラスト ここでしか手に入らない音楽。星も見える・・・

これまで 代表的な公演が紹介されている。リヒテル・・・ ウラディーミル・アシュケナージ ピアノリサイタル キース・ジャレット チェンバロリサイタル ・・・
今後は ルドルフ・ゼルキンの息子 ピーター・ゼルキンの演奏会 石川さゆり&矢野顕子など

HPはこちら http://www.yatsugatake.co.jp/


白馬大雪渓


白馬尻小屋(1560m)白馬大雪渓への入口。白馬岳(2932m)への登山者が 人気の大雪渓を通過してゆく。

猿倉荘(1250m)から登る。白馬鑓温泉(2100m)へも行ける。
前日、白馬駅の観光案内所の方と話していると 「明日の天気はよくないみたいだね、午前中は 雨が降るよ、チケット買うなら 午前5時から開いてるからお寄りください。」ご親切に。朝5時から夕方19時まで開けてくれている。ほんとうに 御苦労さまです。

夜遅く 猿倉荘近くの駐車場に入り 仮眠をとる。日の出は午前4時40分。白みかかった頃 2-3人が横切るのをみた。早いな。それを見て 準備完了次第 向かうことに。時刻は 4時50分だった。

天気は 雨は降っていないが曇っていた。登山道は、最初 土道で 木道があり それからは ザレ道が続き 少しづつ登っていく 沢渡りが 3か所以上あったが、濡れにはならなかった。これが 天気がよければ 風が少し吹いて 沢渡りが快適になるのだろう。

そして 最後の登りがあり 下山する人と出会う。ここまで 10人くらいの人とすれ違ったかな。
灯かりや茶色の建物がみえてきた。「白馬尻小屋」だ。「おっかれさん 白馬大雪渓」

6時00分に 白馬尻小屋に到着。この小屋は 期間限定らしい。雪解けの前に 土台を決め 組み立てるという。それは 広い 立派な小屋で ありがたい話である。落ち着いてみわたすと、これが雪渓なのか。急峻になっている、また、土色をした頂上 解けているのか。一方、氷河がいくつか発見されている。近年 第4氷河が発見されたとか。南極の話でなく 日本の北アルプス、長野県白馬一帯の話ですよ。氷がぶ厚い。近くにいくと クレパスがあらわにみえる。

辺りは 大粒の雨になっていった。雪渓から吹き下ろす強風のため。息が白くはみえないものの、気温は10℃前後だと思う。2時間くらいやむことがなく 強い調子でずっと降り続いていた。だんだん体が冷えてきた。豚汁をいただく。体があたたまった。食事は 10時から。これでも充分、しかしまだ 足りない。冷えが消耗をさそってくる。

防寒 防水は とても大切な事。毎年のように 落石や滑落による死者が出ている。怪我した時、そこから小屋などへ戻るまでに この低温の過酷さ故に 体を消耗させ命にかかわるのだ・・・

アドバイザーの方がいたので 状況をきく。「今日、雨がしばらくやまないと聞いていますので 無理しないでください。白馬岳や(大雪渓をみたいと言っても)悪天候時は綺麗じゃないからね。山は逃げない 温泉で楽しむ方法もあるからね 後は 登山者の判断になると思いますが。ちなみに 明日の天気もよくないみたい」と フォロー。

少しの雨なら 挑戦するのもありだが 結構強く降り続いている。この写真から見てわかるが、かなり急こう配なので。落石や雪崩は起きないともかぎらない。白馬は 3度、雨に降られた。「3日に1回くらいしか晴れないからね~」。それを聞いているので わかる。

それにしても 大迫力 もう少し先に行きたかったな。

 

白馬尻小屋 大雪渓への入口 ここから 30分ほどで大雪渓に到着。
その先は、登山装備が必要(アイゼン必要)また、落石、雪崩、滑落に注意。経験者と一緒に登山が望ましい。クレパス(割れ目)があり 踏みはずしのおそれがある。くれぐれも 防寒 防水の備えを。低体温症のおそれあり。雪渓は、照り返しが強いので日焼け対策をしてください。

豚汁 体があたたまる。

こんなマンガがあるんだ。

標示が・・・ 登山情報 心得を確認する。

この先「大雪渓」「白馬岳」・・・


10/8(日)9(月・祝)第7回JAA国際アコーディオンコンクール


アコーディオンの4年に一度の国際コンクールが10月8日、9日 東京 新宿 芸能花伝舎で開催されます。エントリーは 60名ほど。

小学生低学年 小学生高学年 中学生 シニア(60歳以上)一般(高校生から)一般上級 ソリスト

の部で競われ 上位入賞等 表彰されます。9日(月・祝)記念コンサートで演奏を披露します。

第7回 JAA国際アコーディオンコンクール & アンサンブルコンクール・ライブ&記念コンサート
主催 NPO法人日本アコーディオン協会(JAA Japan Accordion Association)
2017年10月8日(日)9日(月・祝)新宿 芸能花伝舎 角筈区民ホール 四谷区民ホール

アンサンブルコンクールは、アコーディオンを含む編成での出場。
そして、その後豪華ゲストも登場。

記念コンサートは、18時30分(予定)まで 表彰式 と 演奏披露。
その後、ゲスト出演。バンドネオンの小松亮太さん、バッハなどの秀逸な演奏のグジェゴシュ・ストパ氏の登場 華やかなフィナーレとなります。

チケット、お問い合わせはこちらまで。03-5909-3187 JAA事務局。
(不在時)事務局担当 090-2100-3258(西辻)も対応にあたります。

詳しくは ホームページをご覧ください。http://www.npo-jaa.jp/

英語トップページ The 7th International Accordion Competion will take place   in October 8 and 9 , TOKYO  by Japan Accordion Association.
http://www.npo-jaa.jp/basicinfo/whatsJAA.html


「リラ・クラシック」 2017.7.29(土)7:00 no.22


リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。 設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】ヴィヴァルディ 協奏曲集「四季」より夏 イ・ムジチ合奏団
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調作品16より

ヴィヴァルディの「四季」 イ・ムジチ合奏団がよく知られている。クラシック音楽のみならず バロック音楽の代表的な存在で 実は CDを100万枚以上売り上げ ミリオンセラーを達成し 偉業を成し遂げているのである・・・

ヴィヴァルディ 協奏曲集「四季」より夏