カテゴリー: おすすめ記事

2018.3.21-25 Bach in the Subways2018一覧


バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2018 3月21日(祝)22日(木)23日(金)24日(土)25日(日)の5日間 あなたの街で バッハの音楽が聴けます。【入場無料】※会場へ直接お問い合わせください。

日本に初上陸して4年目 オーガナイザーをつとめます。バッハ生誕333年を祝して 行われる 世界的イベント。

生の音楽を聴きに行く人が減っています。音楽の危機を救うために たちあがった一人のチェリスト ファウンダー デール・ヘンダーソン(Dale Henderson)。彼はチップを受け取らなかった。かわりにバッハ・イン・ザ・サブウェイズのポストカードを手渡した。この模様は CNNテレビにもとりあげられ 世界的なムーヴメントとなりました。bach in the Subways STORY




ボランティア有志で行われるこの活動へ ご賛同いただける方を募集 ご協力をお願い申し上げます。(賛同者には 掲載WEBやチラシ等にお名前を掲載させていただけます)

 



【入場無料】※ 会場に直接お問い合わせください
A 3月21日(祝)14:30 和歌山 かつらぎ 【世界遺産】丹生都比売神社
B 3月22日(木)14:00 兵庫 神戸 御影クラッセ
C 3月22日(木)15:30 大阪 高槻 摂津響Saal ※
D 3月24日(土)14:00 京都 高の原 兜台集会所
E 3月24日(土)18:00 奈良 大和郡山 フリースペース横田スタジオ ※
F 3月25日(日)15:00 滋賀 豊郷 旧豊郷小学校講堂

SNSに 共有します。
公式サイト http://bachinthesubways.org/?lang=ja
フェイスブックページ(英語)https://www.facebook.com/BachInTheSubways
ツィッター https://twitter.com/bachinthesubway
ジャパンフェイスブックページhttps://www.facebook.com/BachInTheSubwaysJapan/
実行委員ブログ http://www.nishikunn.net/nishikunn_wp/



A 3月21日(祝)14:30【和歌山・かつらぎ】世界遺産 丹生都比売神社
JR和歌山線 笠田駅から コミュニティバス(15分程)
丹生都比売神社でバッハ Vol.3」

【3月20日更新】※ 3/21(祝)14:30からの「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2018」丹生都比売神社での演奏について。お問い合わせや、気にかけていただきありがとうございます。明日 雨の可能性が高いですが、桜門下で演奏をいたします。芝生会場で御観覧の方には、雨具をご用意ください。また、14時で10℃ほどです。あたたかくして お出かけくださいませ。詳細は「神社だより」をどうぞ ご覧ください。現地の天気予報(1時間予報)はこちらです。https://tenki.jp/forecast/6/33/6510/30341/1hour.html

出演:横山亜美(ヴァイオリン)西辻善則(アコーディオン)兵藤眞規子(フルート、アコーディオン)
曲目:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調BWV1001 G線上のアリア シャコンヌ ガヴォット 他



横山亜美(ヴァイオリン)  6歳より父 横山莞五、母 清水玲子に師事。2013年イタリア クレモナ モンテヴェルディ音楽院を満点で卒業。同年フィレンツェ国際ヴァイオリンコンクールソロの部で第一位。2014年大阪フェニックスホールにてデビューリサイタル開催。これまでにサルバトーレ・アッカルド氏、アーロン・ロザンド氏らのマスターコース受講。2012年より「鳥取県東部地区青少年のための弦楽入門講座」 ヴァイオリン部門講師を務める。



西辻善則 (アコーディオン) 2005年、JAA国際アコーディオンコンクール第3位(一般の部)。2007年、プラハ国際アコーディオンフェスタにゲスト演奏。2010年、全国なにわシャンソンコンクール審査員。2013年、FMはしもとパーソナリティ。シャンソン・昭和歌謡とクラシック音楽番組2本を担当。2015年、日本に初上陸の「バッハインザサブウェイズ」を1日4か所で企画、世界の幕開けでの高野山で演奏。ピアノ伴奏者としても活動。NPO法人日本アコーディオン協会理事(事務局次長)市ボランティア連絡協議会副会長



兵藤眞規子(フルート、アコーディオン) フルートを13歳からはじめる。
武蔵野市民交響楽団、アンサンブル横河を経て、現在はオーケストラ千里山に在籍。
フルート、ピッコロを万谷正伸氏(元大阪市音楽団)に師事。イルチェーロ合奏団、アンサンブルネイバースなどの室内楽演奏でも活動を行う。3年前からアコーディオンを杉村壽治氏(全関西アコーディオン協会長・元NHKのど自慢伴奏者)に師事。NESSO“WITH”コンサートなどに出演。大阪芸術大学にて音楽学に関する講義を履修中。

問:丹生都比売神社 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野 230 0736-26-0102

地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換
Google Mapsルートを検索



B 3月22日(木)14:00 【兵庫・神戸】御影クラッセ1F広場 神戸市東灘区御影中町3−2−1
阪神「御影」駅北側 徒歩1分 JR・六甲ライナー「住吉」駅 徒歩10分 「バッハをコーラスで歌おう Vol.2」
出演:うばらハーモニー(コーラス、リコーダー)カントフェリーチェ(コーラス、アコーディオン)
曲目:農民カンタータ、コラール、ガボット 他





うばらハーモニー(コーラス、リコーダー)
神戸大学附属校のPTA,OGのコーラスグループ 柁山邦夫先生、山本裕子先生のご指導のもと、学校の音楽祭、文化祭、東灘母親コーラスの集い、老人ホームでのコンサートに出演。



カントフェリーチェ(コーラス、アコーディオン)
頌栄幼稚園の父兄で発足し、12年目。御守操先生のご指導の元、御影山手自治会館にて練習しています。

問:カントフェリーチェ 078-858-4458 dfexa021@kcc.zaq.ne.jp

地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換
Google Mapsルートを検索



B 3月22日(木)15:30【大阪・高槻】摂津響Saal VOl.3
大阪府高槻市原104-95 JR高槻駅北口バス乗車場①よりバス15分。「上の口」下車徒歩2分。有料Ⓟあり。http://settsukyosaal.com/

出演:山口美樹子(ピアノ)山本昌代(ソプラノ)水谷和大(ギター)川瀬千佳江(フルート)
曲目:主よ人の望みの喜びよ マタイ受難曲より第58曲「愛よりしてわが救い主は死にたまわんとす」アヴェ・マリア 他





山口美樹子(ピアノ)仙台市出身。全東北ピアノコンクール第1位文部大臣奨励賞受賞。桐朋学園大学演奏学科卒業後、ドイツ国立ヴュルツブルグ音楽大学マイスターコース卒業。バイエルンラジオ放送曲にて出演、学内オーケストラとのピアノコンチェルト共演など演奏活動を行う。CD「ザ・オデッセイ」(ピアノとヴァイオリンによるデュオ)をリリース。2014年高槻市の自然豊かな場所に芸術サロン「摂津響Saal」をオープン。http://settsukyosaal.com



山本昌代(ソプラノ)大阪芸術大学芸術学部音楽学科を学長賞で卒業。同大学院修了。伊サンタ・マルゲリータ国際オペラセミナー、ベルギーブルージュ市立コンセルヴァトワール夏季セミナー、独シュタインフェルト夏季セミナー、榛名日本歌曲セミナー、各マスタークラスにおいてディプロマ取得。第3回「長江杯」国際音楽コンクール2位、アジアクラシック音楽コンクール優秀賞受賞。日本演奏連盟、日本シューベルト協会、堺シティオペラ、各会員。



水谷和大(ギター)18才よりギターをはじめる。高校卒業後、クラシックギターを 永島志基・原善伸 大学で、佐野健二・大西慶邦・柴田健 の各氏に師事。在学中、第28回日本ギターコンクール・アンサンブル部門にて1位及び読売賞を受賞。



川瀬千佳江(フルート)第4回大阪国際音楽コンクール管楽器部門ファイナリスト。20代の頃より本番パフォーマンスが認められ、プロ活動の場を与えられている。また差音を聴くアンサンブルスタイルのレッスンは、音楽ジャンルの枠をこえて概ね好評のようだ。CMやラジオ等の出演経験もあり、演奏と同レベルの『おしゃべり』である。

問 摂津響Saal 080-3031-4311 mion09092014@yahoo.co.jp

地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換
Google Mapsルートを検索



D 3月24日(土)14:00【京都・高の原】兜台集会所
近鉄京都線「高の原」徒歩14分 京都府木津川市兜台5丁目1-8
出演:梅本なつき(リコーダー)西辻善則(アコーディオン)
「リコーダーとアコーディオンでバッハ」※ 後半にうたごえ喫茶があります。

曲目:G線上のアリア メヌエット、アヴェマリア 他 ※この後、別のプログラムで演奏が30分ほどございます。



 



梅本なつき(リコーダー クラリネット)  中学・高校吹奏楽部でクラリネット担当。「うたの笛物語」主宰(リコーダーアンサンブル)宇陀市文化協会常任理事。



西辻善則 (アコーディオン)小2からピアノをはじめるが、怪我の影響でピアノチューナーの道をすすむ。社会人になりヴァイオリンと合唱を学ぶ。アコーディオンに転向。2005年、JAA国際アコーディオンコンクール第3位(一般の部)。2007年、プラハ国際アコーディオンフェスタにゲスト演奏。2010年、全国なにわシャンソンコンクール審査員。2013年、FMはしもとパーソナリティ。シャンソン・昭和歌謡とクラシック番組2本を担当。2015年、日本に初上陸の「バッハインザサブウェイズ」を1日4か所で企画、世界の幕開けでの高野山で演奏。アコーディオン奏者・ピアノ伴奏者として活動。NPO法人日本アコーディオン協会理事(事務局次長)市ボランティア連絡協議会副会長

問:実行委員会 090-2100-3258 bach.it.subways.j.k@gmail.com

 

E 3月24日(土)18:00 【奈良 大和郡山】「 バッハバースディ」フリースペース横田スタジオ 大和郡山市横田町85-1YKビル2F (R24横田町交差点「モスバーガー」2F) 
出演:梅本なつき(リコーダー)SAKURA5(クラリネット5重奏)西辻善則(アコーディオン)田仲弘和(ヴァイオリン)土田武史(ヴァイオリン)吉元真利子(チェロ)

曲目:メヌエット、ブランデンブルク協奏曲No.3、アリオーソ、G線上のアリア、羊は安らかに草を食み アヴェマリア 他





梅本なつき(リコーダー クラリネット) 中学・高校吹奏楽部でクラリネット担当。「うたの笛物語」主宰(リコーダーアンサンブル)宇陀市文化協会常任理事。



SAKURA5(クラリネットアンサンブル) 奈良県および京都府にて、慰問演奏や各種イベントに出演。奈良県吹奏楽連盟主催、アンサンブルフェスティバルにおいて、あんふぇす賞を受賞。



土田武史(ヴァイオリン) アマチュア弦楽アンサンブル「みいんストリングス」に所属。奈良で各種音楽イベントに参加。バッハからポップスまで幅広く取り組む。

吉元真利子(チェロ) アマチュア弦楽アンサンブル「みいん ストリングス」に所属。



西辻善則 (アコーディオン、ピアノ)小2からピアノをはじめるが、怪我の影響でピアノチューナーの道をすすむ。社会人になりヴァイオリンと合唱を学ぶ。アコーディオンに転向。2005年、JAA国際アコーディオンコンクール第3位(一般の部)。2007年、プラハ国際アコーディオンフェスタにゲスト演奏。2010年、全国なにわシャンソンコンクール審査員。2013年、FMはしもとパーソナリティ。シャンソン・昭和歌謡とクラシック番組2本を担当。2015年、日本に初上陸の「バッハインザサブウェイズ」を1日4か所で企画、世界の幕開けでの高野山で演奏。アコーディオン奏者・ピアノ伴奏者として活動。NPO法人日本アコーディオン協会理事(事務局次長)市ボランティア連絡協議会副会長

問:実行委員会 090-2100-3258



B 3月25日(日)15:00【滋賀・豊郷】豊郷小学校講堂
犬上郡豊郷町石畑518  近江鉄道 豊郷駅徒歩10分 Ⓟ80台(豊郷町役場 いきがい協働センターに駐車場有)「ヴォーリズ建築と修復ピアノでバッハin滋賀 とよさと Vol.3 」 

出演:長郷由加梨(チェンバロ)平居妙子(ピアノ)西辻善則(アコーディオン)中川雅登・香奈子(ヴァイオリン)奥村香(ピアノ)



曲目:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
無伴奏ヴァイオリンソナタ「シャコンヌ」より、「ガヴォット」
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043より
イギリス組曲第4番ヘ長調BWV809 他

問:実行委員会 0749-62-5503 bits.shiga2018@gmail.com 



長郷由加梨 チェンバロ 滋賀県長浜市出身。岐阜聖徳学園大学教育学部音楽専攻ピアノ科卒業。カワイ音楽教室システム講師を経て現在、長浜北高等学校、伊香高等学校の音楽非常勤講師。長浜北高等学校合唱部の指揮・指導と長浜市中学校合唱コンクールの審査員長も務める。自身のピアノ教室と栗田楽器ピアノ講師として指導にあたっている。滋賀県新人演奏会の他、ジョイントコンサートや伴奏等多数出演。これまでにピアノを三ッ橋義晴氏、和田裕美氏に、ピアノとチェンバロを山田貢氏に師事。FMラジオ出演の他、バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2018滋賀実行委員。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)会員。



平居妙子 ピアノ 滋賀県米原市出身。同志社女子大学学芸学部音楽学科演奏専攻卒業。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。ピアノを三ッ橋義晴、井上まゆみ、谷千鶴、上野真の各氏に師事。フランス・ナンシー夏期音楽講習会、アレクサンダー・イェンナー教授のマスタークラスなどで研鑽を積む。第9回さくらぴあ新人コンクール第2位。第27回滋賀県ピアノコンクール学生・一般部門第3位。平成15年度滋賀県新人演奏会にてピアノ部門優秀賞受賞。第18回吹田音楽コンクールピアノデュオ部門第3位。‘03年、(財)滋賀県文化振興事業団主催「ザ・ファーストリサイタル」に出演し演奏活動を始める。これまでソロ、ピアノデュオ、伴奏などで多数の演奏会に出演。’09、’11、’13年米原市主催によるピアノリサイタルを行う。現在、滋賀県を中心に演奏活動を行うほか、後進の指導にも力を注いでいる。HP:https://taekohirai.wixsite.com/taeko-piano



西辻善則(アコーディオン)ピアノを8歳から山本博子氏に師事。社会人になり合唱・指揮・ヴァイオリンを習得。2004年、アコーディオンを吉田親家氏に師事。2005年、JAA国際アコーディオンコンクール「シャコンヌ」で第3位入賞。2007年、プラハ国際アコーディオンフェスタゲスト出演。2010年、なにわシャンソンコンクール審査員をつとめる。バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2017ジャパン実行委員。FMはしもとパーソナリティ「リラ・クラシック」(土曜7時)担当。日本アコーディオン協会理事。ピアノテクニシャンとしても活動。



中川雅登(ヴァイオリン)近畿大学医学部卒業。九大フィルハーモニーオーケストラ、フィルハーモニア福岡、関西医科学生交響楽団等でコンサートマスターを務める。長浜市出身。

中川香奈子(ヴァイオリン)福岡教育大学小学校課程音楽科、同大学院演奏科終了。九州交響楽団、広島交響楽団に賛助出演。日本テレマン協会の活動に参加。長男出産後、滋賀県長浜市在住。現在地域での演奏活動を中心に行う。

奥村香(ピアノ)長浜市出身。滋賀県立石山高等学校音楽科オーボエ専攻卒業。同志社女子大学学芸学部音楽科オーボエ専攻卒業。オーボエを駒ヶ嶺重成(こまがみねしげなり)、呉山平煥(くれやまへいかん)の各氏に師事、ピアノを三ッ橋義晴氏に師事する。ジョイントコンサート等に出演。現在、自宅にてピアノを指導する。



【特別出演】ボーランド佳乃(ピアノ)栗田楽器の長郷由加梨先生クラスでピアノを習っています。又、小野佳代子バレエ教室でバレエを習っています。お父さんはイギリス人、お母さんと猫の4人家族。猫が好き。よいとちゃんとの共演も楽しみです。はじめての連弾なので頑張ります。


 

地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換
Google Mapsルートを検索

「マタイ受難曲」BWV244「われらは涙してひざまずき」


「マタイ受難曲」BWV244  最終曲 第68曲「われらは涙してひざまずき」

新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にした受難曲。新約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つの福音書に基づくイエス・キリストの受難を描いた。受難曲はキリスト教の聖週間における典礼と密接に結びつき、中世以来の長い伝統があり、17世紀~18世紀には、ルター派圏内で合唱や管弦楽を伴うオラトリオ受難曲が作曲された。

ミサ曲などは、宗教の儀式で奏される 典礼文などに則り厳正な音楽としては限定的であり 音楽の普及のためには 門戸をひらき プロテスタントに道が開かれた。典礼文の一部を採用したり、ドイツ語や英語などの宗教曲もでてきて、あるいは聖書からのテクストも さまざまな場面を採用していった。

ルターの宗教改革がおこなわれたのは、今から400年前。それまでは、カトリックが厳正で 守れないものは刑を免れなかった。たとえば、コペルニクスの地動説については、ルターは厳しく非難した。コペルニクスは正式に70歳の晩年に主張し、その後没した。後にガリレオが 発明された「望遠鏡」で惑星を観測し発見する。地動説を主張したが、宗教裁判にかけられ 終身刑となった。カトリックにおける破門が宣告、すべての役職を剥奪され、『天文対話』の禁書目録入りとなり、地動説放棄を命じられる。1633年、有罪とされ、フィレンツェ郊外に幽閉された。それでも ガリレオは、研究をやめず 望遠鏡をみつづけた。1638年に『新科学対話』を、プロテスタント国オランダのライデンで発刊する。1642年、ガリレイは幽閉先で78年で亡くなった。身分回復は得られず、家族の墓地に葬られず、墓碑もない状態が続く。ローマ教皇ヨハネス=パウルス2世(位1920-2005)は 裁判の誤りを認め(1983)ガリレイの有罪判決を撤回した。2回目の裁判から359年ぶりの1992年に、ガリレイは破門を解かれたのである。

聖書という絶対的なテクストを守り伝える。この曲は「人生のテーマ」それ以上の価値を持つ。
現代版「十字架へのわが愛」はこの曲、X JAPAN の「CRUCIFY MY LOVE」を思い出す。人間という悪魔が引き裂く現実。人間は 嫉妬深い存在で 他人を欺き 地獄に突き落とす 愚かな存在。
その罪を清浄することが 生きていくための最低条件。人は十字架を背負って生きている・・・



大バッハ(1685~1750)はルターの宗教改革と密接に関連していた。ドイツ語のカンタータ300曲に及ぶ。また、カンタータなど管弦楽の曲をオルガン用に転用し、「オルガン小曲集」など親しみやすいものにしている。頂点にたつ作品が 受難曲 バッハは 4つの受難曲を作曲している。マタイ ヨハネ ルカ マルコである。バッハの死後、長く忘れられていたが、1829年3月21日、フェリックス・メンデルスゾーンによって歴史的な復活上演がなされ、バッハの再評価につながった。

第1曲から 第68曲まで 第Ⅰ部(第1~35曲)と第Ⅱ部(第36~78曲)約3時間を要する 壮大なパッション。抜粋ではあるが 私が思うところを書いてみたい。


Thomas Quasthoff トーマス・クヴァストホフ 障害を乗り越えてキャリアを積み重ね 歌手として活躍をする。また、指揮でも高い評価を得ている。HP

第1曲 「来たれ娘たちよ、ともに嘆け。」 Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen
壮大な ホ短調のバスから開始される。管弦楽の響き 合唱の叫びにもとれる声、
ただごとならぬ 予感で 終わりをも期待させる。

Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen, 来たれ娘たちよ、ともに嘆け。
sehet-Wen?-den Bräutigam, 見よ-誰を?-花婿を、
seht ihn-Wie?-als wie ein Lamm! 彼を見よ-どのような?-子羊のような!
Sehet,-Was?-seht die Geduld, 見よ-何を?-彼の忍耐を、
seht-Wohin?-auf unsre Schuld; 見よ-どこを?-私たちの罪を
sehet ihn aus Lieb und Huld 愛と慈しみゆえにみずから
Holz zum Kreuze selber tragen! 木の十字架を背負われるあのお姿を見よ!

Choral ‐ Soprano in ripieno コラール
O Lamm Gottes, uaschuldig おお、罪なき神の子羊よ
am Stamm des Kreuzes geschlachtet, 犠牲として、十字架に架けられた御方よ、
allzeit erfunden geduldig, たとえ侮辱されようとも、
wiewohl du warest verachtet. いつでも耐え忍ばれた。
All Sünd hast du getragen, すぺての罪をあなたはお負いになった。
sonst müßten wir verzagen. さもなければ私たちの望みは絶えていただろう。
Erbarm dich unser, o Jesu! 私たちを憐れんでください、おおイエスよ!


第21曲 受難のコラール 「私を知って下さい、私の守り手よ」 Erkenne mich, mein Huter,
合唱隊は、この曲が何度となく出てくるが その場面毎に 忠実に再現することだ。

Erkenne mich, mein Hüter, 私を認めてください、私の守り手よ。
mein Hirte,nimm mich an! 私の羊飼いよ、私を受け入れてください!
Von dir,Quell aller Güter, すべての宝の泉であるあなたから
ist mir viel Guts getan. 私のために多くのよいことが行われました。
Dein Mund hat mich gelabet あなたの口はミルクと甘い食べ物で
mit Milch und süßer Kost, 私を元気づけてくださいました。
dein Geist hat mich begabet あなたの聖霊は多くの天国の喜びを
mit mancher Himmelslust. もたらしてくださいました。


第47曲 アリア 「憐れみたまえ,わが神よ」Erbarme dich, mein Gott,
深い悲しみが表現されている。美しいソロ・ヴァイオリンと哀しみのアルトの歌声。

キリストが逮捕された後、ペテロは大祭司の家の庭に連れてこられた。人々は彼を見て「お前もあの男の弟子の一人ではないのか」と言うと、ペテロは打ち消して「違う」と言う。大祭司の僕の一人で、ペテロに耳を切り落とされた人マルコの身内の者(下女)が言う。「園であの男と一緒にいるのを、私に見られたではないか。」ペテロは再び否定する。三度打ち消すとすぐ鶏が鳴く。ペテロはキリストの予言を思い出し、それを自分が強く否定した事も思い出し、後悔して泣き崩れた。

Erbarme dich, mein Gott, 憐れんでください、私の神よ!
un meiner Zähren willen ! 私の涙ゆえに、
Schaue hier. 私をご覧ください。
Herz und Auge weint vor dir bitterlich. 心も目もあなたの御前に激しく泣いています。


第58曲 アリア「愛ゆえに 我が救い主は死に給う」Aus Liebe will mein Heiland sterben

キリストが捕らえられ、広場に引き出されたとき、ローマ帝国の属州総督ピラトが、「このものは、どんな罪を犯したのというのか?」との問いかけに、一女性が「どんな罪もなく、ただ、私たちのために死ぬのです」と気高く答えるアリア。

Aus Liebe will mein Heiland sterben. 愛ゆえに私の救い主は死のうとしておられます。
von einer Sünde weiß er nichts. 罪ひとつ知らない御方なのに。
daß das ewige Verderben 永遠の破滅と
und die Strafe des Gerichts 裁きの刑罰が
nicht auf meiner Seele bliebe. 私の魂に覆いかぶさらないように、と。


第68曲 終曲 合唱 「われら涙流してひざまずき」

Wir setzen uns mit Tränen nieder われらは涙してひざまつき
und rufen dir im Grabe zu, そして、墓の中のあなたに呼びかけます。
Ruhe sanfte, sanfte ruh! 安らかにお休みください、やすらかに。
Ruht, ihr ausgesognen Glieder! お休みください、疲れ果てた御体よ!
Ruhe sanfte, ruhet wohl! 安らかにお休みください、やすらかに。
Euer Grab und Leichenstein あなたの墓と墓石は、
soll dem ängstlichen Gewissen 悩める良心にとっては
ein bequemes Ruhekissen ここちよい憩いの枕、
und der Seelen Ruhstatt sein. 魂の憩いの場となるべきもの。
Höchst vergnügt schlimmern da die Augen ein. こよなく満ち足りて、その眼は眠りにつくでしょう。


私は、クリスチャンではないが、この曲を聴いた後は、拍手は一切しない。なぜなら、キリストが十字架に磔にされ 受難したことを重く受け止めるべきであるから。

感謝すること・・・

キリスト教的には、私たちは、罪深き存在で 完璧ではない。良心を裏切り 嫉妬し 嘘をつき 他人を地獄につきおとす。欲望を捨てきれない限り、人間は神に仕える事のみ生きるずべである。
神様には その罪を打ち明け懺悔し 清浄につとめなければならない。そして 聖書をテクストとし これを実践することが 生活である。

仏教的には、人間には煩悩がある。自らが 悟りをひらき 自分の生き方について 慈悲をもち、人には 仏の心で接すること。また、己を律することが求められ そのためには真言をとなえ行を実践する。仏の道を達観するには 経典を勉めるために 出家し僧侶となり実践する生活を送る。
「帰依仏 帰依法 帰依僧」





乗鞍岳 初雪


乗鞍岳 初雪

ご来光が多く 夏の時期に登っていたが 10月に入ってからは初めて。平地との気温差は16℃である。標高 2500m以上のところなら 雪が観測されていてもおかしくない。 この日の 朴の木平 専用バス乗り場 標高1200m は気温7度 風はおだやかだが 空気が冷たい。だいたい この周辺は 紅葉が一番よくすすむところだ。登山口 畳平は標高2700mで 気温は0度近くだったと思う。

バスの案内でもあったが 戦中 軍用道路として建設された。戦後 濃尾バスに払い下げられ 観光用道路として整備された。平成15年からは マイカー規制により 許可された車両が往来できる道路になり、専用バスなどが運行している。名物 ご来光バスは人気だ。日の出前に畳平(一つ手前の富臨時停留所)に着き ご来光を拝める。

さて、この日の天気予報を詳しくみると 12時ごろから雨が降るとなっている。山の天気が変わりやすいから「三回に一回の割合で きれいに見えればいいのよ。」と教えてもらった事がある。雪が降って吹雪く事も考えられる。地面を見ると、霜がおりて凍っているところがあるのだ。







さて、ほおのき平 6時55分発 畳平 7時40分 着。トイレをすませ 準備体操をする。
いきなり 標高2700mだから 酸素も3分の2しかないので 呼吸を整えて。
スタート 鶴ヶ池経由で おおまわりするコースと お花畑を通り抜け不消ヶ池を右手にみて 坂を登り合流する道とある。往きは お花畑コースで。帰りは 鶴ヶ池コースで。風が 少し強めに吹いている。コロナ観測所への分岐までの坂道が楽ではない。分岐を左手に入り しばらくすると 右手に 山々が。そして 肩の小屋がみえてきた。ほっとする。そこからは 少し下り坂 きつくない。しばらく歩くと肩の小屋に着いた。が 営業は終了していた。





ライチョウの表記。北アルプスを中心に 乗鞍で 御嶽で 甲斐駒ヶ岳などで 確認されているが
数が少ない。ハイマツなどの芽を餌に隠れ 棲んでいるようだ。乗鞍でも 御嶽でも ライチョウをみたが それらは ハイマツの周辺を飛来していた。また、三の池周辺でも 池は植物がほとんどないので樹林帯を行き来していた。



不消ヶ池(きえずがいけ)とても魅力的な池で 色が虹の如く変化する。右上は、コロナ観測所(立ち入り禁止)



この分岐までが ゆるやかな登り坂となっているが 楽ではなかった。





さて、肩の小屋から 乗鞍岳を拝む。頂上は左手奥の剣ヶ峰。その前に 右手のピーク 朝日岳に到達しなければ。「頂上まで50分」だなんて。ゆっくり登ればいいのだ。ただ あまり時間を多くしたからといって 危険度は変わらない。森林限界なので 天井を遮るものはない。が 地点のピークがみえない状態が一番きつい。石のザレ場は歩きにくい。

稜線上に出た時は 力が抜けた感じ。もうひとつのピーク 頂上小屋を左手にみて 頂上がかすかにみえている。ここからは 15分くらいかな。

一番きついところを登って頂上にたどり着く。風が強い。そして、雪が降ってきた。
乗鞍本宮とあり 鳥居がある。乗鞍岳 剣ヶ峰 標高3026m もちろん視界は360度。御嶽山方面もしっかりみえる。国内第2位の高地にある権現池がみえた。

吹雪いてきた。我慢して頂上にいる必要はない。10分くらいしたら 降りよう。すぐ下の頂上小屋に入り寒さをしのいだ。頂上小屋が臨時的に営業していた。ホットココア(マシュマロ入り)をいただき 英気を取り戻した。たすかりました。

その後 下山をはじめる。11時30分前には畳平に無事戻ってきた。11時55分のバスで降りた。正解だったかもしれない。午後から「降雪のため」畳平に登るバスは 運行を取りやめた。
案の定 吹雪になった。

























 


落葉松 鏡池 白駒池 


落葉松 からまつ 鏡池 秋が深まりました。

カラマツ 針葉樹で 紅葉の時期は黄色に色づく。モミジ・カエデは赤く色づく。
が この周辺では、モミジ・カエデはあまりみあたらない。そう、あの白駒池でも真っ赤に染まる事はない。が、もちろん綺麗。

この池は偶然見つけた。最初から、ここを知っていたわけではなかった。ある時に、ふっと浮かんだ。そういえば 裏立科はどうだったかな。大門稲荷に御参りして そのとき考えた・・・

蓼科山は 富士山のように裾野が広く 存在感のある山で「女神」がいるとされた。ヴィーナス街道所以である。表からみる蓼科山は、頂上手前まで緑が多く、頂上は岩がごろごろしていて殺風景である。溶岩の粘度が高く、頂上付近にしみだしたので 天狗の岩のような山頂になったのかな。よって樹林は育たない。一方、裾野は広大な森林帯となっている。

カラマツは東日本を中心に植林されたもので林立している。西日本は、杉がほとんどで 落葉松の林は印象が違う。実は、落葉松の原生林も少なからず存在する。

百メートルほど離れたところに「自然林のカラマツ」があった・・・標高2000m 池をみつけた。ある角度からみると 鏡池のように 逆さに映る。

カラマツ という響き 野上彰 作詞 小林秀雄 作曲 混声合唱組曲「落葉松」口ずさむ。「落葉松の 秋の雨に わたしの 手が濡れる  落葉松の 夜の雨に わたしの 心が濡れる・・・」



こちらは「白駒池」紅葉はじめは早かったが 気温が低くならないので 本格的にはまだ。これから見ごろを迎える。この日は、朝から日差しが強い。標高2000mなので 紫外線もきつい。



水に映える 波紋や 光の反射は 貴重な瞬間



苔が育っている。





これは「ミシャカイケ 御射鹿池」(ため池)日の出の時間に行ったが写真をおさめようと多くの方が訪れていた。東山魁夷の作品「緑響く」に表出。
神に捧げるための鹿を射るという神事、御射山御狩神事ゆかり。1933年に完成。酸性池。




ある「ため池」透明度が高く エメラルドグリーンの色。微生物が関係していると思われる。


白馬八方池


白馬八方池(2060m)をみる。
山に登る(トレッキング)きっかけになったのが、霧ヶ峰 車山高原のニッコウキスゲ、
それから 少しづつギアをあげて 自然の美を探究してきた・・・
(その時は 体力はなかったが 挑戦し 1日8時間登る事で コツが少しわかったような気がする)

八方池は、毎年のように行くようにしているが、最初の年は 天気がよくなく寒すぎて ゴンドラどまり。次の年、八方池をみることができた時の感動は忘れられない。まさに 天の恵みが与えてくれた自然の美。槍ヶ岳や富士山のように、危ない登山道や長時間登る事もなく 到達できる。

白馬 八方尾根からは 人気の唐松岳などのルートがあり 登山者を飽きさせない。

黒菱第3ペアリフト(1500m)黒菱平(1680m)八方池山荘(1830m)第一(石神井)ケルン(1974m) 第2ケルン(2005m) 八方ケルン(2035m) 第3ケルン(2080m)

八方池山荘がスタート 第1ケルンの坂道が結構きつかった。ツアーの方が横にいた。ガイドさんは 最初のこの坂がきついんですと解説していた。ケルン毎だとたしかに最初の地点の標高差が大きい。

木道の方と石段の道とがあるが 行きは石段(尾根沿い)帰りは木道を選択。予報は午前9時が晴れだとか。曇ると何もみえない状況で唐松岳を登るのは勇気のいる事。視界が悪いと足元がよく見えない。今回は、八方池まで。それでも充分堪能。それは、「八方池」の絶景があるから。

八方池はそんなに大きくない ちょっとびっくりする。近づいていくと 紅葉の森に囲まれた丁度よい大きさである事がわかる。畔に来たが丁度よい鏡池なのだ。上高地の明神池や大正池は大きすぎて全容を撮影するのが難しい。

すでにガスっている。晴れる時を待つ。景色は刻々と変化する。ずっと晴れる事はそんなにない。
朝 7時過ぎに 黒菱平駐車場に着く。準備体操をしてから リフトに乗る。



リフトに乗ったのはよかったが 隙間からポーチが落下。係員さんが 次の乗られる方に渡してくださり その方がリフト下車まで持っていてくださった。
本当にありがとうございます。(これがないと カメラも撮れなかったのだ)



家族づれ 2歳半の子ども ご夫婦 山ガール衆など みなトレッキングを楽しんでいる。

 気温は17℃ 曇り 少し寒いくらい



八方池山荘 ここからトレッキングがスタート





 このケルンで休憩、水分補給



第2ケルン


八方ケルン 稜線上いい景色。「写真 撮ってもらえますか?」「はい、わかりました。じゃ、3枚撮るから モニターで確認してください。」いつの間にか、その人と登っている(笑)



八方尾根 今来た道をみる

 お地蔵さま 手をあわせる 向こう側は 唐松岳方面。

 ようやく、八方池がみえた。俄然 ペースがあがる・・・

久しぶりにみる 八方池 ちゃんと待っていてくれた。

飯森神社奥社



池に到達した時は、視界がほとんどない。雨は降ってないので ガスがぬけるのを待つ。午後からは
ガスが充満して 視界がよくない事が多い。朝立つのが大事。

 30分ほど待つと ガスが抜けていった。今がチャンス。この大きさにして鏡池。自然の美。

池の反対側に立って 向い側から写真を撮る。少し青空がみえる。池がブルーに変わる。

やっぱり凄かった、この光景。池のほとりの丘に人が立っている。絵になる。

岳人」などのTシャツなどの売店。賑やかである。下山したら 食べて お風呂に入ろう。


木曽駒ヶ岳 千畳敷カール 乗越浄土 


木曽駒ヶ岳(2956m)千畳敷カール(2650m) 乗越浄土(のっこしじょうど)(2858m)伊那前岳(2833m)中岳(2925m)宝剣岳(2931m)中央アルプスに属し 木曽山脈のひとつ。

菅の台バスセンター(850m)から 専用バスに乗車(マイカー規制有)しらび平(1662m)で下車 ロープウェイに乗換 標高差900mを一気に高度をあげる。千畳敷カール駅(2612m) 国内最高地にある駅。その景色は圧巻。このロープウェイは値打ちがある。



コース 千畳敷カール 遊歩道分岐 八丁坂 乗越浄土 宝剣山荘 中岳 伊那前岳(九合目)



気温9.1度 標高2600m 雨がぱらついて寒い。予報は 曇り時々雨 午後3時から晴れ。サンダルの人もいたが、ジャンパーが必要、また、インナーが要る。暑いのは 服を脱げば何とかなるが 寒いのは着込むしか術がない。上はインターを着込みレインコート(ゴアテックスと同等の「透湿機能」)を身につける。なかなか暖かい。下山ロープウェイ最終は17時なので、乗越浄土を15時30分過ぎから16時前には出たい。(下山時、急ぐと事故・怪我の元になるので慎重に)

千畳敷カールが目の前に、いきなりのカールは鮮烈。テンションがあがる。遊歩道はハイキングコース。途中で登山道との分岐があり先は登山道。ここからは 八丁坂をよじ登り乗越浄土(2858m)へ。岩盤があらわで急峻。落ち着いて一歩ずつ一歩ずつ。御嶽山の1日8時間歩いた事を思うと、この程度なら問題ない。上高地のような平坦で同じ8時間は疲れ方が違う事を体が覚えた・・・確実に基礎体力はついてきている。運動不足も解消。不健康な体質には成りたくないから。

なかなか 手ごたえがある。60代のご夫婦の方も、励まし合い登っていた。刺激され、途中で引き返す事はできない。自分のできる事だけ注力する。悪い方悪い方に解釈し自分を追い詰めるのはやめよう。乗越浄土にあがると疲れは吹き飛んだ。しかし、強風がすさまじい。視界が悪く 少ししか見えない。駒ヶ岳方面の宝剣山荘がみえたので行ってみる。宝剣岳、中岳への分岐。宝剣岳までは通常だと20分だが断崖絶壁。私は写真撮るから1.5倍くらいかかる。視界が悪いので今回はパス。駒ヶ岳までは60分。強風は厳しさを増し、視界はますます悪くなった。この時、13時。うーん。予報では15時には晴れると。しばらく待つか。それとも、よさげな山に近づいていくか。そういえば 乗越浄土から東側は 青空が見えていたんだ。伊那前岳とある。稜線上のルート行ってみよう。

静かな山行。ナナカマドの赤がきれい。伊那前岳9合目(2833m)伊那市街地がみえた。





 





 





民族音楽の演奏あり



遊歩道と登山道の分岐 ここからは登山装備 と 登山届が必要となる。





八丁坂(往き)





八丁坂(帰り)



乗越浄土(のっこしじょうど)標高2811m ここからはゆるやかな稜線歩きとなる。着いた時は 浄土でなく 強風が吹き荒れ 視界が悪い 午後3時頃からは 天国のようだった。



宝剣岳



中岳 駒ヶ岳方面



宝剣山荘へ





祠が



伊那前岳へ





伊那前岳 9合目(2833m)中央アルプス4番目の高峰。





ナナカマド群落。



乗越浄土。午後3時すぎ 晴れてくれた 天国 ここにずっといたい気持ち。





やはり絶景。絵になる。


神降地 上高地


神降地 上高地 神垣内 かみこうち この響き 標高1500mの梓川上流域 大正池から河童橋、明神池、徳澤、横尾までの10㎞程の広大な台地。横尾の先は涸沢カール、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳、明神岳などの穂高連峰への道。3000m級の高山に囲まれているので 夏は涼しく過ごしやすい。

上高地は 台地だからこそ 神をみることができる。クマザサと大きな灌木。至る所に沢が縦横無尽に流れている。緑色、コバルトブルー、透明な色の水。潤いをもたらしている。光が注ぎ、神々しい。



ここで出逢う人、嫌な顔をしている人はほとんどいない、別天地。大正池は、焼岳の噴火後にできた池だが、水の色がきれい。明神池は、たしかに不思議な池。マガモが 首を突っ込んでイワナを採っている姿が微笑ましい。

あかんだな、さわんど駐車場から専用バス(マイカー規制有)大正池か、上高地バスターミナルで下車。梓川ルートは アップダウンが少しある。梓川とは対岸のルートはほとんど平坦だった。コースは、3㎞を60分標準としている。今回、19553歩 距離は13.6km。

木の吊り橋の名所「河童橋」周辺、「明神池」(穂高神社奥宮明神池)周辺はにぎわい、売店がいくつもある。



(大正池から下りの便「満席」で乗車ご遠慮でした。(実は、乗る前 運転手と話した時 中を少しのぞいてみたが、補助席は空いていたように思う。→何らかの事情があったのでは)次の便を待つが、よく見るとバス亭に標示が。「下りの乗客が多い場合、乗車をお断りする場合もございます。『上りの上高地バスターミナルへ一旦行き、始発の便を待ち乗車ください』とあった」※上高地バスターミナルで行列に並ぶ。47名が待っていた。定員の40名を超えたが、補助席使用で運行 →もとい、下りの便 途中駅でも、補助席対応はできなかったのかな。(降りる人がいなかったので 難しかったのかな)待つ時間を無駄にしないためにも、大正池で降りて、上高地バスターミナル 河童橋 明神池 徳澤 横尾 徳澤 明神池 河童橋 「上高地バスターミナル」 ここで帰りのバスを待つのがベスト。





 


















御嶽山 三ノ池 雷鳥 オコジョ 女人堂


御嶽山 三の池 雷鳥 オコジョ 女人堂

グーグルアースで俯瞰するhttps://earth.google.com/web/@35.90503107,137.49325363,2490.51386949a,3242.46901538d,35y,0.00000001h,49.99794402t,0r/data=Cj0aOxI1ChYweDA6MHhjNjhkN2JhYjAzYTc0MmYzGVaKcQhy8kFAIXy8x_vuL2FAKgnph5HliZvloIIYASAB

御嶽山は、岐阜県下呂市、高山市、長野県木曽町、王滝村にまたがる標高3067mの山である。
現在の状況(気象庁)[噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ](H29.8.21 15時発表)火口から1kmは立ち入り禁止区域に指定され 立ち入った場合は法律により罰せられます。



※このうち、三の池ルートは解禁された。二の池は立ち入り禁止、手前から周回し、五の池小屋に向かうことはできます。王滝頂上から火口までは立ち入り禁止で、周回することもできません。

今までで一日を通して一番多く歩いた。距離にして19km 6時間22分 休憩は 三の池で 約1時間 八合目 女人堂で食事など約40分 時間当たり3.1km 標高差 2720m-1810m=910m 日常では得られない 体力の限界に挑戦できた。この後、御嶽明神温泉「やまゆり荘」に入り 体もほぐれた。熱くない 茶色の源泉が癒す。JAが運営している。地元だけでなく 多くの人がここを訪れる。



御嶽山は 古くから山岳信仰のメッカ。702年(大宝2年)6月、修験道の開祖とされる役行者が開山し、日本神話で最高峰に位置する「国之常立神」クニノトコタチを祀っている。江戸時代には、覚明行者 普寛行者が大衆に御嶽登山を知らしめた。木曽節の「木曽のなかのりさん」でも知られる、日本の火山としては、富士山に次いで第2位の高さ。剣ヶ峰を主峰にして、摩利支天山(2,959.2 m、継子岳(2,858.9 m)継母岳(2,867 m) などの外輪山があり、南北約3.5 kmの山頂部が広い。頂上がいくつかあり 御嶽頂上(3067m)をはじめ、王滝頂上(2936m)飛騨頂上(2811m)開田頂上(2725m)がある。火山湖が5つ、一の池(2990m)二の池(2905m)三の池(2720m)四の池(2690m)五の池(2790m)がありそれぞれに特徴を持つ。登山口は5つ、王滝口 小坂口 黒沢口(御岳ロープウェイで7合目)日和田口(チャオ御岳利用のみ)開田口がある。平成24年9月27日の噴火後、二の池より火口手前の御嶽頂上は入山規制なので、摩利支天山や継子岳、飛騨頂上に登る人が多い。御嶽山は滝が多く、植物、動物が共生し自然の宝庫で、「花の百名山」でもある。

有史以来 たびたび噴火を繰り返してきたが、平成24年9月27日の噴火では 戦後最悪の犠牲者を出してしまう。謹んで哀悼の意を表します。日本は火山の国、浅間山は江戸時代、天明の大噴火で1624名の犠牲を出した。本日は「防災の日」1923年9月1日 関東大震災により10万人の犠牲が出た。われわれは常に火山、地震、津波の脅威にさらされ、しかし自然の恩恵を享受してきた。



今回のルートは、黒沢口 中ノ湯(六合目)1810m 行場山荘(七合目)2180m 女人堂(八合目)2470m 三の池トラバース 三の池 2720m 三の池トラバース 女人堂 行場山荘(七合目)中ノ湯(六合目)

この日 天気は晴れ 少し涼しい上空の風もあった後で 秋の風を感じながらの山行となった。5時過ぎ 御岳ロープウェイや 御岳ビューポイントで 朝陽をおがむ。6時すぎ 六合目 中ノ湯駐車場へ 体調を整えながら 登山届の確認をする。出発は6時50分 七合目までが長く感じた。御岳ロープウェイからはじめると、七合目から10分ほど下がったところから登山ができ 約1時間の短縮が図られるが、営業時間内の8時30分から16時30分まで。ゆとりを確保するには、小屋に宿泊することをおすすめする。七合目から八合目は、そんなに長く感じられなかった。八合目「女人堂」に着くと、山頂が開ける。頂上をあおぎながら金剛堂で手をあわせた。隣には、御嶽神社八合目中社(遥拝所)があり、御朱印やお札を受けることができる。ここでルートの再確認をする。

八合目 女人堂 2470m 九合目 石室山荘 2800m 最も高い付近 二の池(手前まで) 2905m 五の池 2790m 三の池 2720m のルートを考えたが、アップダウンがあるし、時間もそれほど変わらないので「三の池トラバースルート」を選択した。これは、雪渓、渡渉があり起伏に富んでいるのだが、常に通行できるルートではない。秋は、紅葉の絶景に出逢うことができる。斜面を横に辿り、裏側に入ったとたん、絶景が眼の前に。滝がみえ、瀑音が聴こえた。ザレ道の谷底に下り雪渓を通過する。1か所穴があいていて、踏み抜かないように気をつけて。上には、雪の上から飛び出した岩があるので落石に注意。また、雪渓や澤を渡る時、滑らないようにロープを辿る、その後は急峻な岩肌や高梯子をよじ登る。それなりの道である。雪渓のおかげで涼しい風が常時吹く。暑くはないがのどは渇く。行動食をし水を補給する。そして、三の池小屋が見えてきたときは万歳。ここまで、4時間。10時50分。写真も撮りながらコースタイムどおりなので 遅くはないという事。三の池の祠に手を合わせた。風の音を聞き、池の色を見つめる。ガスがとれると、青いエメラルドの色に変わる不思議な池。ご神水といわれる「お水とり」をさせていただいた。腐らない水 一つ目の幸運。しばらくすると、山の神 ライチョウ(雷鳥)が飛んできた。(絶滅危惧種)北アルプスでは、時々見られるが。年々数は少なくなってきている。人間をみているのかな。祠にとまった瞬間撮影できた 2つ目の幸運。この間、15人と出逢ったのみの静かな山行。約1時間で食事など休憩、元の道を戻る。三の池トラバースでライチョウ2羽がつがいで飛んでいるのを確認。そして雪渓を通るが、様子が違う。

午後は、暑さで雪が溶け一気に崩れ去り、ルートが変更され梯子や石が置かれていた。雪渓を通り過ぎ3分経った時、下の方でゴトッ、バリバリ・・・大きな音がしたと思ったら、雪渓の一部が大きく落盤した。小さい音はしょっちゅうしている。その後、高山植物と木々の森を歩く。ここで、カサコソと言う音、何やらイタチか兎かな。なんと、山の神「オコジョ」と出逢う事ができた。(絶滅危惧種)こちらが鳴きまねの声色をすると、興味があるのか近くに寄って来た。つぶらな瞳、こんなに可愛かったかな。3つ目の幸運。二匹いたと思われるが、一匹のみ現れた。音は2か所から聞こえたからだ。ある意味、ほっとした。集団で生息しているのなら発展の可能性は充分ある。私は、鈴を鳴らして歩くのは嫌である。五感で感じたい。動物の動く音が聴こえたのも、雪渓の雪が動くかすかな音や、落盤する音も感じる事ができた。

最後に、八合目「女人堂」で休憩 食事。宿泊もできる。ここで小寺さんに逢えた。小寺さんは あの噴火当時 二の池小屋本館の支配人で 50名近くを英断で誘導し救ったとされる人物。現在は、女人堂にいる。二の池小屋の再建に向けて尽力され 御嶽登山になくてはならない貴重な人なのである。少しだけお話した。もの静かであるが 、情熱の眼を持った方で敬意を表したいと思う。小寺さんとお話できたのは幸運だった。

朝陽

八合目 金剛堂より山頂をおがむ。霊神が多数祀られている。

これが 三の池 濁らない透明の水。湧水の音がごぼごぼするのに 水位は一定 まさに ご神水

三の池小屋の祠 ライチョウが飛んできてとまっている。

木々の陰から何やら音が。声色を使うと こっちに近付いてくる。オコジョ。

雪渓 一か所穴があいている。空洞になっているので 気をつけて。午後は 崩落し ルートが変更され 梯子 石が置かれていた。雨が降れば 雪渓はほとんどなくなるだろう。

御嶽山は 素晴らしい山であり 達成感がある。自然・植物・動物があり 高山での行場としての役割があると思っている。山歩きを楽しみ 花を愛で 愛護する動物に出逢える貴重な山である。もうひとつは、厳しい道を登る事により精神統一をし俗世間から違うところに身を置く事、神がすんでいるとされている山を拝む事は 人が人生を終えた時、天上に迎えられ、土に還る思想と一致する。

この山は、森林限界の山道をひたすら長時間登る富士山や、2時間弱で頂上に到達できる乗鞍岳とは違う。また槍ヶ岳のように、岩場や鎖場・ヤセ場を登るようなアルピニストが歓迎する山場とタイプが違う。もっとも自然崇高ができ 静かな山歩きを堪能できる。



 



 









 











 





















 



 




河口湖「オルゴールの森」


河口湖「オルゴールの森」

日本のオルゴール文化を発信しているミュージアム。集結したテーマパーク。イングリッシュガーデンからはじまり オルゴール演奏 パフォーマンス 体験 レストラン ショップ オルガンホールなど 素晴らしい。そして ガーデンが綺麗で癒される。落ち着いた雰囲気。ゆっくりできます。

電気もなかった時代に 自動演奏を考え付き しかも ホール全体を楽器とし からくり人形も演奏動作をする。オペラも面白いが、トータル的な音楽提供は 本当に喜ばしいもの。

本日は、オペラのパフォーマンスがあり「道化師のみぎわ」さん アコーディオン弾き。周囲の人を喜ばせていた。さすがです。



 

























 


浅間山(黒斑山2404m)


浅間山(標高2568m)は 有史以来 たびたび噴火を繰り返してきた。天明3年(1783年)4月~7月初旬(旧暦)まで断続的に活動を続けていたが、7月8日(旧暦)に大噴火を起こした。このとき発生した火砕流で嬬恋村(旧鎌原村)の一村152戸 483名が死亡したほか、群馬県下で1,400名余りの犠牲者を出した。噴煙は西風にあおられ東の空を覆い気候不良をもたらし利根川は水害が発生、結果「天明の大飢饉」を引き起こしたとされている。



2015年(平成27年)6月11日15時30分、<浅間山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>火口から概ね2キロメートルの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性 <噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>6月16日、6月19日にも観測されました。

対象市町村等 火口周辺警報 群馬県嬬恋村 長野県小諸市 長野県軽井沢町 長野県御代田町

防災上の警戒事項等 火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。【気象庁のHPより】http://www.tenki.jp/bousai/volcano/information-37341.html

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/306.html#kaisetsu





浅間山の噴火警戒レベルは、平成27年6月11日から「レベル2」(火口周辺規制)となっています。入山できる登山コースの範囲は、上記の表のとおりです。6月16日と19日に、山頂火口でごく小規模な噴火が発生しましたが、噴火警戒レベルは「レベル2」(火口周辺規制)を継続しています。賽の河原分岐点から前掛山山頂までの登山道は立入禁止ですが、それ以外の登山道は立ち入ることができます。

*黒斑山山頂に「監視カメラ(高感度カメラと赤外線カメラ)」と「スピーカー」が設置してあり、「監視カメラ」と「スピーカー」との併用により遠隔操作で登山者の皆様の状況を確認したり、避難誘導などを行うことができるようになっています。【小諸市のHPより】

2017年に入り、噴煙をあげている画像が。1月26日 3月17日 4月24日 5月4日 貴重な情報が投稿されている。噴火でなく水蒸気の可能性がある。火山性微動も 波があるが 時々観測されている。



浅間山は、黒斑山 蛇骨岳 牙山 鋸岳 仙人岳 前掛山 剣ヶ峰 石尊山 小浅間山 など多くの峰を構成している。そのなかで 黒斑山(くろふやま)2404mは、浅間山の第一外輪山の高峰として登山され 親しまれている。※登山届(下山届)必須。



コース 車坂峠(スタート)1973m 車坂山 2055m 避難小屋(シェルター) 槍ヶ鞘(やりがさや)2129m トーミの頭 2320m 黒斑山頂上 2404m(2.9km)

今回、地蔵峠から入った。地蔵峠から車坂峠までは林道 通行規制(7時~18時)途中、湯の丸湿原からはダート道。高峰温泉に入る、ビジターセンターがあり駐車場がある。車坂峠がスタート地点。登りは、2時間20分(撮影したり休憩をするので 実際は2時間)下りは2時間(上りがないかぎり休憩はしない主義なので)だった。ただし、この山はアップダウンが多いので 余力をのこす事。斜度はきつくない。

山の神に手を合わせてからスタート。標高2000mで高山植物が咲いていて散策気分だが、車坂山を過ぎたあたりからクマザサ林を下りていくところがある。蒸し暑く単調になる。再び、登りで多数の高山植物が飽きさせないが、この辺りが長く感じる。木道がはじまり、しばらく行くとシェルターがあった(緊急時には避難できる。)そこからしばらくすると槍ヶ鞘に着く。そして、トーミの頭がみえてきた。ここからは、浅間山がみえる。稜線づたいに下りて再び登っていく。避雷針や防災放送スピーカーがある。そして、平面的に進めると 黒斑山頂上(2404m)だ。


地蔵峠より 高峰温泉口までは 林道(7時~18時)が近道。湯の丸湿原からは ダート道になる。









































 











黒斑山から トーミの頭をのぞむ


ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」出演の事 2017.6.11


ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」出演の事 2017.6.11 オーケストラ千里山第25回演奏会

マエストロ(指揮)の 井村誠貴氏は 華麗な指揮ぶりで 全体の統括 そして絶対的な信頼を集める。本番の集中力 繊細な入りの指示と 爆発的なダイナミクスの指示は 神がかり的 エネルギッシュで オーケストラとホールを聴衆と合体させた。

合唱団としては、4月中旬にオーケストラの方からお声かけがあって 大変貴重な機会だと心得、参加を決めました。20年前に合唱団に所属し唄っていました。モーツアルトレクイエム ヴェルディレレクイエム ロッシーニミサソレムニス ベートーヴェン第九 ヘンデルメサイア シューベルトミサ バッハコラール、日本の合唱曲を唄っていましたが暫く休止していました。今年2月のサントリーホールのメサイアコーラスの出演をきっかけに始まりました。今回、合唱団としての練習は実質、5月下旬からの週末を中心に4-5回と前日、当日でしたが、集中して取り組みました。ドイツ語特有の発音(a e o などの母音)子音をたてて発音する事など 基本を大切に音とりデータを毎日、復唱しました。自分でも高めていきましが、やはり合同練習参加は大変重要だと悟りました。よい経験をさせていただました。今回、合唱団に参加されている方に話を伺いましたが、オーケストラバックに合唱される方はそんなに多くなく「復活」の合唱は 特に貴重な機会とされているようでした。もちろん プロとして活躍されている方、ベテランもいらっしゃいます。そういう方とともに短期間で ひとつの共有点をめざし取り組めたことは意義が深いと考えます。

ザ・シンフォニーホールの専用入り口から入る。入館証明を受け ステージは4Fから オーケストラ ソリスト マエストロは ここから入場する。「一段盛り上がったところがステージ」。
(サントリーホールは1F 左の舞台袖からすぐに舞台だった)。楽屋は機能的に配置されている。

ホワイエで声だしのあと ゲネプロ これが楽しい。本番は みている余裕などないから。合唱団は パイプオルガンのすぐ下の席 112名がここに位置する。ダンバ(場外)のトランペットもここに。オルガンの大音響 特に重低音が体に響く。それが 凄い。客席からみて 場外(舞台裏)左手のティンパニとトランペット 右手のトランペット 中央にティンパニ。右手奥 ホルン トランペット ハープなど。115名の大編成。

ヴァイオリン1st  15 ヴァイオリン2nd  15  ヴィオラ 13 チェロ 10 コントラバス 9 フルート4(ピッコロ持替),オーボエ 4(イングリッシュホルン持替),クラリネット 5(バスクラリネット持替),ファゴット 5(コントラファゴット持替),ホルン 12,トランペット 11,トロンボーン 4,テューバ,ティンパニ 2,大太鼓,小太鼓,シンバル,トライアングル,タムタム,グロッケンシュピール,鐘,オルガン,ハープ 2,声楽 ソプラノ独唱,アルト独唱,混声合唱 112(ソプラノ 36 アルト 30 テナー 25 バス 21)。※ ダンバ(場外)金管 打楽器を含む

全楽章 80分にわたるが オーケストラのなかで細部まで聴けることはそうそうない。第1楽章の「葬礼」も 今となれば 第5楽章の「賛歌」の 序奏にすぎないのだと。コントラバスの勇壮な響きのなか はじめられる プロローグだが 管楽器と打楽器の強奏される 地獄の破壊的なところと、天国的な澄んだ響きが対照的にあらわれる。通常 1楽章と2楽章の間は5分程度 休憩とある。ここで ソプラノソロと アルトソロが入場する。第2楽章は 8分の3 レントラーゆったりとした田舎の牧歌的な響き。マーラーは 毎日必ず朝散歩に出かけ 自然とたわむれる。第3楽章 スケルツォ 8分の3 早いワルツ 焦燥感もあるが 最後の方に第5楽章で出てくるテーマとの関連の部分がエピソードとして登場し(橋渡している)静かになり 第4楽章へ。

第4楽章は 5分程度だが これが大変重い。アルトソロが唄う「子どもの不思議な角笛」無伴奏で「おお紅いバラよ」と歌い出した後,舞台裏からトランペットによるコラールが奏される。これはどこかで思いだした。(ベルディのレクイエム ソロの後の管楽器のファンファーレ)福原寿美枝さんのアルト(福原さんも この部分について マーラーの美しさに何度も涙した)神々しい声にオケが穏やかで素晴らしく 癒しの時だった。第5交響曲の「アダージェット」より美しいと思う。

そして第5楽章へ とどろく序奏 すさまじい破壊力と怒り。戦慄を覚える。……最後の審判の日が近づいている。大地は震え、墓は開き、死者が立ち上がり、行進は進んでゆく。マエストロは、行進やフーガの場面でパッショナート&ストレット。この地上の権力者もつまらぬ者も、王も乞食も、進む。偉大なる声が響いてくる。啓示のトランペットが叫ぶ。恐ろしい静寂のまっただ中で、地上の生活の最後 おののく姿を示すかのように、夜鶯を遠くの方で聴く。ピッコロフルートの音色が鮮やかに鳴り響く。マエストロが 合唱に厳かな入りを指示。ア・カペラで「復活せよ。復活せよ。汝許されるであろう。」柔らかに、聖者たちと天上の者たちの合唱。アルトソロが導く。ピアニッシモ どれだけオーケストラのバランスとともに観客に響いているのだろうか。静寂で厳かな響き。

最後の合唱の直前 一旦 最弱音で弱められ 光がそこに注がれ最強音へ。「復活」を信じたもう。ヨハネ伝3章15節 「彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」……すべてが黙し、幸福である。そして、見よ。そこにはなんの裁きもなく、罪ある人も正しい人も、権力も卑屈もなく、罰も報いもない。……愛の万能の感情がわれわれを至福なものへと浄化する。クライマックス ソプラノソロ アルトソロ と合唱 オーケストラ全楽器総出は 言葉であらわせない世界。「お前を神のもとへと運んでゆくだろう!」最高音のB♭(「第九」と同じ高さだが こちらは最強音で)合唱が最後を唄い終わった。ハープの細かな音から光が。

コーダ32小節。全楽器総出 鐘の音 隣でトランペットがとどろく 隣でオルガンの重低音が光輝く。立っているのがやっと。体が揺さぶられる。これが「復活」のフィナーレなのか。ティンパニの力強い連打。管楽器は E♭がよく響く調のひとつ。本当に最後、マエストロの一撃、終結。余韻は ホール全体に響きわたり 時がとまった。

マエストロは 全力を放出した。しばらく(約1分間)は動けず。その姿に心をうたれた。そして、おもむろに体を起こした。割れんばかりの拍手。
演奏会は 終わったのだと実感した。

この曲は 中途半端では済まない。全精力を使い尽くす恐るべき曲であった。この曲を練習すると 他の音楽も聴いているが 重さが違うのだ。自分自身に問いかけ 時にはすさまじい表現におののき、また天国の響きに癒された。・・・「救われたのかもしれない」

オーケストラ千里山さん ありがとうございました。





















思えば レント イースター(4月16日 誕生日)を過ごしたあたりから 何かが変わっていく。



フィナーレ 全楽器のスコア ベートーヴェンの「第九」は二長調で終止している(弦楽器の響きやすい調性)マーラーは 第1楽章や第5楽章のテーマは、「運命」のハ短調を意識していた。そして コーダは、管楽器が響きやすい E♭の調性を選んだのだ。


ショパン バラード第4番ヘ短調作品52


Chopin: Ballade No.4 f-moll Op.52

ショパンの作品中 傑作に値する 円熟期最大の作品。10分以上を要する ピアノ独奏曲として 性格的小品としても大規模である。ピアノ協奏曲は2曲残しているが それと同じそれ以上の緻密さをピアノの音に凝縮した作品。

ショパンは 7歳のときにつくった ポロネーズト短調(遺作)、小さな一葉 前奏曲第7番イ長調でも 必ず「起承転結」を備えている。生涯を通して作曲された マズルカでさえ ドラマ性がある。駄作といわれるものは ほとんどない。

ベートーヴェン、シューベルトやシューマン ブラームスなどの作曲家も ロマン的要素はあるが ショパンほど ロマン的が相応しい作曲家はいないのでは。それは、シンプルなメロディーに決然たるバスの動きが的確である。「ピアノの詩人」といわれる所以がここにある。

その繊細な筆使いとは「導入」「第1の物語から変奏」「展開」「第2の物語」「ほとばしる煌めき」「転調回帰」「回想」「第1の物語を展開」 次なる展開(新たなる生命)「うねりと昂揚」「突然の終止 静寂」コーダ「哀しみと人生への問いかけ」最強音での応え「フィナーレ」

ポーランドの詩人 Adam Mickiewicz(アダム・ミツキェヴィッチ)の「ブードリスの3人の兄弟」が作曲のきっかけになっていると思われる。



ミツキェヴィッチ公園にて。ポーランド人は 愛国心が強い。キュリー夫妻 コペルニクス そしてショパン・・・

まず con moto で ハ長調の導入が7小節。コラール風。そして、ヘ短調のワルツの主題があらわれる。これを印象づけるように この動機が支配する。





変容するが 基本的には ワルツの性格は変わっていない。このように 少しづつ 繊細に変わっていくところが見逃せない。



第2の物語 哀しくロマンティック 詩情に溢れている 煌めきのような重音 変イ長調。



イ長調に転調し 回帰する コラールの響きが昇華する場面。



最初の主題が戻ってくるが カノンの手法。変容してゆく。詩情あふれるフレーズ(連符)さらっと弾くのは結構難しい。



ただの3小節ではない。ショパンの音に込められた フレーズを大切に扱うこと。



感情の波がうねる 練習曲「大洋」の怒涛のアルペジオ。カデンツァはストレット。すぐさま 静寂の世界へ。この後「con fuoco」走句を印象的にする。



せきこんだ 感情の波。最低音から 最高音までのパッセージ。最強音で応える。
フィナーレは めくるめく感情と理性とのバランス。右手18音 左手12音 もちろんバスが決定権を担っている。最後の音に向かって のぼりつめ ゆるめない。

アルゲリッチの演奏は ゆるめていない。最後の4つの和音も 速くなったテンポで激情のまま。
同じ曲だが 演奏家により エンディングの響き方が全く違う。アシュケナージは 冴えた音でしめくくっている。メジューエワは 硬い音色と強いアクセントで印象的にしている。

この曲はテーマを持っている。人生の物語を魅せることができれば 演奏の効果があったといえるだろう。



ショパンの生家 ジェラ・ゾラ・ヴォラ ここでは 休みの日などに サロンコンサートが行われている。たしか KAWAIのピアノが使われていたと思う。