Year: 2017年

2017年を振り返る


2017年を振り返る

あと 残すところ1日となりました。

今年は 直観で動いてみようと アンテナを高くし キャッチできるようにしようとつとめました。
そして 言っていることと している事が一致しない状況や時間を短くする事につとめました。

思った事がかなうように実現できるよう解釈も自分自身も変わっていく。しかし 地に足がついていて 強引でないこと、無理をしない。
たくさんの事や物に出逢った。種を蒔いて それを刈り取ることができるように準備する。

来年は 収穫のある年にしたいと考えています。

どうぞ よいお年を。

御嶽山 (標高 3067m ※ 現在 御嶽頂上は 登頂できません)飛騨頂上 2811m
2017年は 2度登頂 来年は 夏山 富士山へ登頂を予定。
1 飛騨頂上へ 小坂口から 強風気温5度 五ノ池小屋から三ノ池をのぞむ
2 三ノ池へ 2720m 黒沢口から 女人堂から 三の池トラバース 三ノ池のご神水


オコジョ 絶滅危惧種とされている つぶらな瞳に感動


ライチョウ こちらも絶滅危惧種とされている。元々 白馬 北アルプスを中心に見られる。
南アルプス側では ほとんど見られないとされていた。


伊豆七不思議「大瀬埼」


大瀬埼 駿河湾富嶽三十六景のひとつ 静岡県沼津市大瀬にある。沼津市から「あわしまマリンパーク」を経由し海岸線をすすむ事、約1時間、伊豆半島西北の端に位置し、「伊豆七不思議」のひとつ「神池」がある。

白鳳時代(684年)大地震がこの地を襲った。その際隆起し、突如あらわれた「琵琶島」。東側は砂浜 西側は大きな石がごろごろとしている。伊豆半島は、元はひとつの火山島。爆発し隆起、断崖絶壁の地形をつくりだし、フィリピンプレートに沿って日本列島に接近してきた。最接近するにつれ 海底が隆起 海がなくなり陸つづきになった。さらに押し縮められ 丹那山地となった。箱根に「大湧谷」があるが、その周辺は地殻エネルギーのたまりやすい場所。現在も、1年に数センチ、北西に移動している事で ひずみが生じ内陸地震がおきているのである。

大瀬神社(おせじんじゃ)という。引手力命神社(海の守護神)を祀る。突端には灯台があり、ダイビングスポットとして夏場など人気のスポット。海に従事するものは ここに祈願に来る。

さて、大瀬岬のような形は 砂嘴(さし)とよばれる。ここが特別なのは 淡水の池「神池」が存在すること。海から50mと離れていない。池の南側端と海の距離はで20mほどしかない。池に海水がかかってもおかしくないのだが、淡水の池をまもっている。しかし池の色は 若干緑色をしていて 独特の風合い。この日は、猛烈なシケで 海側では潮がどっぷりと飛沫をあげているのに この神池は何と穏やかなことか。

神池であるがゆえに 科学的な調査はあえて行っていない。この地を永久に保存するために。草木や魚をとったりすると 祟りを引き起こすとされている。崇りについては、事故や原因不明の病気で亡くなっている。自然は豊かだ。鯉が3万匹いるよう。近づくと、口をパクパクと餌をねだっている姿に驚く。隣に、餌を販売している。

この海岸は、ビャクシンの木々が生い茂る。「ビャクシン」は、130本以上の樹があるのだが。現在の御神木は 推定1500年以上。甚く感動したのは、これらの巨樹に 大きな石ころが樹の中にめり込んでいる。とってあげたい気持ちがあるのだが。御神木は、基本触れられないから。強風に耐えている、その姿には驚嘆しかない。

 


興亜観音 不戦の誓い 


熱海市 伊豆山にある「興亜観音」風光明媚な海岸線。
入口から急峻な坂道を行くと「興亜観音」の駐車場が。そこから、さらに急な坂道を登る。

興亜観音 FBページ https://www.facebook.com/kouakannon/

この響き 戦後70年目に愛知県西尾市三ヶ根山「殉国七士廟」(じゅんこくななしびょう)を訪れ、真実を知りたいと思った。生き証人に 率直な吐露を聞きたい。そう思っていたところ 機会がめぐった。「殉国七士廟」の記事はこちら

東京裁判で 英霊となった七士 それ以外にも処刑され命を絶たれた
(七士を含む)英霊1068の魂は 何所へ。

東條英機(首相・陸軍大将)土肥原賢二(陸軍大将)板垣征四郎(陸軍大将)
木村兵太郎(陸軍大将)松井石根(陸軍大将)武藤章(陸軍中将)
文官の広田弘毅(首相)の七名 ※「殉国七士廟」には 遺骨の一部がおさめられている。

松井石根(まついいわね)は、支那事変(1937年 昭和12年)を案じ 興亜観音をたてることを発願した。中国からの土と日本の土をあわせ「怨親平等」にそって弔慰、供養するために建立された。南京事件は部下が起こした。が、松井は責任をとって処刑された。

観音像がみえてきた。艶やか。長さは3mほどあると思われる。合掌し微笑みをたやさない。平和を願うそのお姿に感動。国を衛るために尊い犠牲となった 英霊「七士」を含む1068柱 全戦没者(日本だけでない)「怨親平等」で弔慰 供養する。宗派を持たず 独立した 礼拝山「興亜観音」。住職をあずかる伊丹氏の人生は 波乱そのものであった。

終戦後の 東京裁判で 七士が処刑されたのは 現、平成天皇の誕生日の12月23日。GHQの屈辱的な施策があった。日本では、死人はすべてが仏さんになり供養されるとある。また「七士の遺族の気持ち」がある。GHQは、遺骨の保存を認めなかった。火葬場長が奇跡的に七士の遺骨を持ち出す事に成功し、当時の住職、伊丹忍礼師に相談があり 日本国の重要さを感得し快諾された。(GHQに秘匿とし)時期が来るまで10年の歳月を要する。時代が変わり、ようやく明らかにされた真実だが、素直に受け入れられなかった。圧力により興亜観音が爆破される事件があり、生命の危険にもさらされた。この観音様は、これまでもずっと見守ってくださったという。

曲解された歴史の捏造、自虐史観、無関心。現在の情勢、この国はどうなってしまうのだろう。

現在の住職、伊丹妙浄氏は「恒久平和」を希求する活動を精力的になさっている。
朝香宮殿下御手植の「菩提樹の実」を授かった。「菩提樹」は大きな意味を持つ・・・

慰霊碑 爆破事件で一部破損したもの 修復された。観音様の御加護があったとされる。

伊豆山から 初島 大島をのぞむ 風光明媚なところ。


2017.12.23「Sing in メサイア」出演の事


2017.12.23 「Sing inメサイア」出演の事

年末は 日本では「第九」だが、欧米では、「メサイア」が教会で唄われる事が多い。
私は 第九を歌った事があるのだけど。メサイアは たくさんの曲を合唱で歌えること 英語で歌えることなど 親しみやすい。

京都バッハ合唱団は カンタータ、ミサなど 声楽 宗教作品を上演する団体で 指揮は本山秀毅氏
以前 大阪音大の合唱講座(聴講)で指導を受けたことがある。

さて「Sing in メサイア」合唱曲を抜粋でなく「全曲演奏」に取り組んだ事があるのなら
別格のハレルヤコーラスを除いて アーメンコーラスなど歌いたい曲もある。それが、今回選りすぐりの5曲だ。

第1部
4. And the glory of the Lord こうして主の栄光があらわれ
11. For unto us a child is born ひとりのみどりごがわれわれのために生れた
15. Glory to God いと高きところでは、神に栄光があるように
第2部
39. Hallelujah ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は ハレルヤコーラス
第3部
47. Worthy is the Lamb that was slain ほふられた羊こそは アーメンコーラス

事前練習の提案がいくつかあった。また、当日リハーサルで「通し」を最低限やっている。一般の合唱団は、200名(特に女声 ソプラノが多く)いたのではなかろうか。響きがとても良いことを評価していただいた。

フロット室内管弦楽団は 小規模だが、素朴でよいアンサンブルを出している。本山先生の指揮は素晴らしい。序曲がはじまると「感動」一般の席で聴くのとまた違う。ステージの袖にいるのだ。本山先生の指揮と管弦楽をそばで横からみる感じ。

私の好きな曲は
第1部
序曲
Every valley shall be exalted…もろもろの谷は高くせられ テノール独唱
第2部
Surely He hath borne our griefs まことに彼はわれわれの病を負い 合唱
How beautiful are the feet of them ああ麗しいかな ソプラノ独唱
第3部
The trumpet shall sound ラッパが響いて バス独唱
Worthy is the Lamb that was slain ほふられた羊こそは アーメンコーラス

会場は メサイアを愛好する仲間が一体となった。これをきっかけに今後、大合唱が実現する可能性もある。本山先生 フロット室内管弦楽団 企画に感謝申し上げます。

ホール「アルティ」当日リハーサルの舞台


ニコライ堂のクリスマス


ニコライ堂のクリスマス

欧米では「お正月」はないので クリスマス = 新年
Merry Chrstmas & Happy New Year

ニコライ堂のクリスマス礼拝にうかがった。それは 素晴らしくて感動。
厳粛な雰囲気。

ニコライ堂 東京都千代田区神田駿河台 最寄駅は「御茶ノ水」正式名称は、東京復活大聖堂。ロシア正教会 日本初 ビザンティン様式による教会

1891年(明治24年)完成 関東大震災でドームが倒壊するが修復され、
太平洋戦争の時は被災を免れた。(堂内 撮影禁止)教会の インスタグラムより

ドームは上に広がり また 奥に広く 司祭が 唱える言葉が響き渡り感動的。
また、右手の聖歌隊が唱和する。礼拝は、手を合わせ 深く礼をし また、ひざまづき
頭を地につける。約1時間におよんだ。そこは 日本ではないと思った。

 

 


2017.12.28(木)13:00「おきがるタイム」vol.114


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)音楽とトークをお届けする2時間。パーソナリティ マコルネ ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx スマホアプリ TuneIn Radio 設定http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】冬のうた キロロ ミロール 越路吹雪 アコーディオン弾き 佐々木秀実 スール(南)ポエマ 糸 時刻表 中島みゆき 冬景色 冬の星座 恋の片道切符 平尾晃 なみだ船 北島三郎 オルフェの歌 ペギー葉山 夕陽が泣いている ザ・スパイダース 雪の華 中島美嘉

【コラム】年内 最後の放送となりました。2013年4月開局からの番組は 5年目に入り 5/25の放送で100回を迎えました。私にとっては、静かにはじまった一年で 春までおとなしくしていようと思いました。1月中旬から「誘い(いざない)」を受けるように動いていきました。3~4月に一区切りそして6月に盛り上がり その後、一見違う事のような動きが、本来の活動を活発にする。結局は一年を通して、成果のあがった年になりました。

みなさんにとって 2017年はどのような年になったでしょうか。2018年、どうぞよい年を。

12月16日(土)クリスマス・サロン・コンサート 大谷公民館

12月17日(日)アコーディオン演奏 12年目

12月17日(日)「トリオカノン」来日コンサートで イタリアから来日 横山令奈 ヴァイオリン アレッサンドロ・コピア, チェロ ディエゴ・マッカニョーラ, ピアノ シューベルトのピアノ三重奏曲第1番(遺作)第2楽章は白鳥の歌 どこまでも美しい 冬の旅を思う(落涙)

「夏山 3000m」持久力の維持や自然を体感すること。乗鞍岳 木曽駒ヶ岳 白馬(八方池)
白馬大雪渓 八ヶ岳(天狗岳)南アルプス 大弛国師ヶ岳・・・上高地・・・
一番大変だった 御嶽山(3067m)飛騨頂上(2811m)の三の池(2720m)
日本一高所で深い池 ご神水 ほぼ一日(8時間)歩き続けましたが、自信になりました。


「リラ・クラシック」2017.12.30(土)7:00  合唱とベートーヴェン vol.29


リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週土曜 パーソナリティ マコルネがお届けします。全国、全世界ネットラジオ(PC)※パソコンの方は、リンクをクリック 視聴できます。 http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。アプリを 設定するとモバイルで視聴できます。 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第1楽章より リスト編曲一台ピアノ版 第4楽章より 「合唱幻想曲」ハ短調作品80より ミサ曲ハ長調作品86より

ベートーヴェンの「第九」構想は 22歳の頃からあったとされるが 当時はまだ交響曲を作曲していなかった。第5番「運命」を作曲した頃に 合唱曲をいくつか作曲している。
1807年(30歳)の演奏会では、「運命」「田園」ミサ曲ハ長調 合唱幻想曲 その他が 初演されている。ベートーヴェンとしては相当の自信作であったに違いない。しかし、練習が充分発揮されていない事やソリストが欠場し代行が役をなしえなかった事、合唱曲が混乱により最初からやり直す事により失敗に終わった。後に「第九」とともに作曲される「ミサ・ソレムニスニ長調」の影に隠れてしまっていて あまり演奏される機会が少ない。が 円熟期の頃の重要な作品として位置づけられている。

 

ミサ曲ハ長調作品86

合唱幻想曲」ハ短調作品80

https://youtu.be/PS1Xz6tSQTw

交響曲第9番ニ短調「合唱付き」


2017.12.17アコーディオン演奏の事


2017.12.17アコーディオン演奏の事

こちらには 私が アコーディオンをはじめ 初めて演奏依頼のあった場所です。もう12年になります。事あるごとに うかがっています。今回 3名で訪問し演奏。会場のクリスマスの手造りツリーなどに驚きました。アコーディオンのやわらかく懐かしい音色の伴奏で みなさん 大きな歌声が出ていました。楽しかったとのこと。よかったです。

演奏終了後 今回は お昼前の演奏だったので 3人でランチ。近況を歓談。来年、決まっている演奏について確認。12年も一緒に活動していると、何気なく話をしてしまいますね(笑) もちろん、音楽の疎通は極めてよいと思います。


2017.12.17トリオ「カノン」演奏会の事


2017.12.17トリオ「カノン」演奏会の事

トリオ カノン「花音」と読ませるようだ。ヴァイオリン生産のメッカ イタリア クレモナ で活躍する日本人女性 ヴァイオリン 横山令奈(Lena Yokoyama)と チェロ アレッサンドロ・コピア ピアノ ディエゴ・マッカニョーラ のユニット この冬 来日した。彼女らは この短い滞在の間に 三度の演奏会を持ったという。それも オーケストラのリハーサルが2回あり 日程的にもハードなスケジュールのなか、精力的な演奏活動で大好評を得た。

今回のプログラム スーク:ピアノ三重奏のためのエレジー作品23
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 作品67
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 作品99

CDがリリースされており、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「幽霊」&「大公」が収められている。さて、プチエルは 収容80名ほどの 縦長のホール。ほとんど満員で 私は真ん中より少し後ろ右側の席。多分、10mは離れていると思う。杞憂は、第一音にて打ち消された。

スークの曲。ヴァイオリンの繊細な音色だが、近くに聴こえる。音楽は「聴く」のである。ヴァイオリンが、かなり古い時代の音に聴こえた。楽器なのかな。いや奏法だ。なんだか懐かしい音色がする。昔のハイフェッツやミルシティンのような音色。不思議であった。

2曲目はショスタコーヴィチ、戦争がテーマの曲。荒涼とした雰囲気や戦いの場面など精細な表現がよかった。

休憩後

シューベルトの白鳥の歌 ピアノ三重奏曲第1番 D898(遺作)作曲 1827年~28年(晩年)
最初に「冬の旅」というキーワードがうかんだ。活気をおびた主題があるが瞑想的でシューベルト特長の転調がある。そして第2楽章シューベルトの「白鳥の歌」は 美しくて落涙。シューベルトはカロリーネに失恋し絶望した。健康上の問題もあり、自分のための音楽を晩年書いたのだった。それは 果てしなく続く「旅」。形式を知らなくても表現されていること=「冬の旅」に思いを馳せる。第3楽章は、メヌエットなどの舞曲やトリオを含む陽気な部分。第4楽章、ピアノソナタ21番の最終楽章にもある途中終止。ヴァイオリンとチェロ、ピアノの深淵な世界を展開した。約40分ほどだったがあっという間に終わった。音楽的にも充実していた。

アンコールはドヴォルザークのピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調「ドゥムキー」から

演奏終了後 CDとサインと記念撮影。
私はこの日、午前中演奏がありその足で会場に向かった。終始落ち着いた雰囲気であった。演奏する前にLenaさんからの一言があり、落ち着いたナレーションが音楽をスムーズに導入するのだから・・・

今週の後半には、イタリアへ帰国されるという。次回、各地への演奏活動で「日本」を選んでいただければ、多くの方が足を運ぶだろう。