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フランク/前奏曲、フーガと変奏曲


フランク/前奏曲、フーガと変奏曲 Prélude, Fugue et Variation 作品18

(1860-62)頃の作品。私は、ハロルド・バウワー氏のピアノ編曲版を用い、「前奏曲」を弾く時がある。

フランク(1822-1890)は ベルギー出生の作曲家・オルガニストであったが、オルガン曲を生涯に12曲遺している。
1847年、交響詩『人、山の上で聞きしこと』を発表、実は、リストより先に交響詩の形式を設置した。
ヴァイオリン・ソナタイ長調は傑作。

この曲は、1980年頃 ドラマ「金八先生」での加藤が逮捕されたシーンで 中島みゆきの「世情」が登場。
曲中出てくる悲しげな音楽 それがフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」だった。バッハではないとは思ったが、この曲がずっと心の中に残っていた。

世の中はいつも変わっているから
頑固者だけが悲しい思いをする

変わらないものを何かにたとえて
その度崩れちゃ そいつのせいにする

・・・・・

世の中はとても 臆病な猫だから
他愛のない嘘を いつも ついている

包帯のような 嘘を 見破ることで
学者は 世間を 見たような気になる

「シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を 流れに求めて

時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと 戦うため・・・」

単なる歌ではない。文学でシャンソンのよう、メッセージを伝えることが大切。
《変わらない人と「簡単に裏切る狡い」人・・・世は闘いのなか、自分を覚まし、自分を支えよ。》

高校の時、ラジオでフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」を聴き感動し 輸入楽譜屋さんで 楽譜を探しまわっていたところ
偶然 この曲を発見した。

私はこの思いを、2015年10月「ホールM」のオルガン講座で演奏をした。

こちらは ピアノ版。