吉野山 紅葉 ところどころはじまっています。 吉野山一帯は 標高858m 広大な地 けっこう長い間紅葉を楽しめるかも。今日から ライトアップ
11月5日(土)~11月27日(日)17:00~21:00 「下千本、中千本公園」
ケーブル千本口駅周辺、観光駐車場周辺、仁王門、おぎの谷、大塔の宮の
5ヶ所をLEDなど40基のライトでライトアップします。
さて、 奥千本 金峯神社から徒歩20分くらいのところに 「西行庵」がある。 西行法師 が いたとされる。元永元年(1118年) – 文治6年2月16日(1190年3月31日)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士・僧侶・歌人。出家し 諸国をめぐる。高野山 奥州 京都 四国 伊勢 等・・・ すぐれた歌人で 小倉百人一首にも登場している。
「嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな」
月が私を悲しませようとでもしているのか、いやそんなはずはないのだが、そうとでも思いたくなるほど、月にかこつけるようにして涙が流れてしまったのだ。
I wonder if the moon is trying to make me feel sad. Oh, I know it is not so, yet my despair is so great that I want to place the blame on the moon. My tears flow in an endless stream.
本当は恋の歌で 月を見て、涙が落ちる心境。西行の独特の表現。「恋」という文字を使わないところが 素晴らしい。
晩年は 河南町 弘川寺に お釈迦さまの命日を希望し 入寂した。2月16日。
「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月(もちづき)のころ」
2月15日はお釈迦さまの命日。一日待ってて・・・私は死ぬ。満月の頃。