Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

NHK総合「あすのわ」に放映されました


過日 10月3日 市地区公民館での「うたごえ広場」 90分でリクエスト30曲に応えました。この曲は 3番まで歌いたいでしょう。でも、時間が足りない。何しろリクエストは30曲出ていたのだから(笑)
好評をいただきまして光栄でした。こちらは、館長さんと。

当日 橋本新聞さんと NHKさんが来てくださって アコーディオンのこと どういった活動をしているのか
取材されました。先日、NHK総合「あすのわ」午後6時10分~に放映されました。3分くらいでしたが。

取り上げてくださってありがとうございました。アコーディオンという楽器にスポットがあたれば
私としては これ以上の喜びはありません。謙虚に受け止め 理事としての役割を果たしていくだけです。

詳細記事は http://hashimoto-news.com/news/2012/10/03/13397/

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昭和時代の〝音楽喫茶〟のように、みんなで楽しく歌う 橋本地区公民館(大居満佐子館長)主催の「うたごえ広場」が、10月3日、同公民館で開かれた。
市内の福祉施設デイサービス利用者16人を含む40~70歳代の65人が参加、〝懐メロ〟を次々歌い上げ、秋のひとときを満喫した。
「うたごえ広場」は大居館長が企画し、JAA(アコーディオン協会)理事の西辻善則さんが、アコーディオンやピアノで伴奏。公民館の9テーブルには、〝懐メロ〟を満載した公民館の〝手作り歌詞〟を用意した。
最初に西辻さんのアコーディオン伴奏で、全員「青い山脈」を合唱、会場はたちまち和やかな雰囲気に包まれた。次に大居館長がリクエスト曲を問いかけると、次々、希望曲が飛び出し、「山のロザリア」「あざみの歌」「知床旅情」など、声高らかに歌い上げた。
途中、西辻さんはアコーディオンで「恋心」「愛の讃歌」、ピアノで「ショパンのワルツ」「ノクターン(夜想曲)」などを演奏し、おしゃれなフランスの空気を漂わせたり、「津軽海峡冬景色」「長崎の鐘」「芭蕉布」など馴染みの曲を披露したりすると、参加者らは、うっとりと聴き入っていた。
また、全員で「人生の並木路」を歌った後、大居館長が「西辻先生、この(古い)歌、しってます?」と質問、西辻さんが「知りません」と答え、大居館長も「私も知りません」と言うと、会場から爆笑が起きていた。
この「うたごえ広場」は、今年3回目。参加は無料で、公民館は、ありあわせのジュースやコーヒー、紅茶、お菓子をセルフで提供。ある老婦人は「昔の歌声喫茶と変わらない、みんな友人感覚で、とても楽しい気分を味わえました。次回も必ず参加したいです」と喜んでいた。
西辻さんは「音楽で昔の心に戻ると、活力が生まれ、とても健康的な効果をもたらします。きょうは皆さんのパワーを感じました。音楽で1つになれてよかった」と語り、大居館長は「これからも、一層楽しい〝うたごえ広場〟に盛り上げたい」と締めくくった。
西辻さんは、第3回なにわ全国シャンソンコンクール審査員、今年7月には2012仏巴里祭に出演するなど活躍。また、アコーディオンサークル「ベローズーフェロー(じゃばらなかま)」を主宰し、各地のイベントや福祉施設でのボランティア演奏を続け、美しいアコーディオンの音色で人々の心を癒している。
写真(上)は〝うたごえ広場〟でアコーディオン伴奏する西辻さんとリードする大居館長。写真(中)は西辻さんのアコーディオン伴奏に合わせて〝懐メロ〟を合唱する参加者。写真(下)は楽しい雰囲気に包まれた〝うたごえ広場〟の会場。

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2016.5.12(木)13時 おきがるタイム vol.75


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)
ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx スマホアプリ TuneIn Radio (Android IOS ) 設定http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】Everything Misia アデュー 岸洋子 別れのサンバ 長谷川きよし さらば草原よ 藤沢嵐子 夜のタンゴ さわち美欧 ライライライ ボン・ボヤージュ 戸川昌子 空に星があるように 荒木一郎 そして 神戸 内山田洋とクールファイブ Symphonia (ライブバージョン)Kalafina

【おすすめ】先日 85歳で お亡くなりになりました 戸川昌子さんの曲をお届けします。推理小説 シャンソニエ 「青い部屋」で シャンソン界の重鎮となりました。

【コラム】熊野詣とは 世界遺産 熊野詣について 語ります。

これは 5月1日(日)朝9時からの演奏。合唱団も30人程度いて 昨年の400名より 今年は 600名の入場の中 うた伴奏をしました。

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カラフィナ 「Symphonia」「Gloria」


kalafina 梶浦由記 プロデュース 8分の6拍子等 ゆったりしたテンポで 旋律が伸びやか 歌わせる。CD音源とライブ音源は違う。ドラムスは ハードロック系で 重厚でタイトにキメている。基本的には ピアノ ストリング主だが 不思議なサウンド。

ルックスだけでは、 キャラクターがわかりにくいが wakanaは ゴスペルなど 力のある声 やはり高音系 hikaruは おっとりしていて 笑顔を絶やさない 支えの役目を持っているようだ。そのバランスを取るのが keiko wakanaを尊敬している。しかし hikaruが 最年少だなんて。演じることも 魅せることも kalafinaのブランドを守るために大変な努力をしてきたのだろう。wakanaのソロも聞いてみたいな。

歴史物語 ヒストリアの エンディング 「Storia」 が よかった。その後の 「エンディング 2」 「Symphonia」は 吉田松陰の時に 流れていたが 耳に残る音楽・・・

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kalafina の LIVE音源。このライブバージョンは 集大成である。こうやって聴いていくと CDやDVDでなく やはりライブが一番だと つくづく思う。アルバム Lacrimosa また red moon  kyrie Gloria  そしてSymphonia が入っている。全体が物語に あるいは 曲ひとつひとつが物語になっている。ストーリー性が高い。これは 映画を見ているようである。この3人は ライブでは 鍛え上げた声と ハーモニーを最大限発揮している。

Gloria 栄光あれ 信仰宣言 讃歌 実際は ライブ音源の方が深み 切迫した緊張がつたわってくる。wakanaの声が素晴らしい。梶浦由記 ワールド・・・

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5/22(日)14:00~懇親会アコーディオンパーティー(動画有)


全関西アコーディオン協会は 70年迎える アコーディオン愛好の組織です。
年会費 4000円で 会員相互に交流していただけます。

年に4回ある 懇親会は 1月 5月 8月 そして 好評の ユニットコンサートは3回目を迎え 11月第2週日曜 13日に決まりました。

5月の懇親会は 22日 午後2時から 行います。
13時から 全関西アコーディオン協会の 総会があり 14時から懇親会があります。

参加費等 問い合わせは 会長の 杉村まで 090-8484-6039 愉しみましょう。
会場:アサヒスーパードライ梅田です

聴く人 歌う人 演奏する人 ・・・

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音と「葛藤」


貴方は 聖子ちゃん派 ? それとも 明菜ちゃん派 ? と言われると もちろん いろいろなアイドル他 いるのですが。

明菜派なのです。幅広いドラマ性を持つ彼女。
そして 明菜の投影する 楽曲に 魅せられています。素晴らしいアーティストからの提供。
多分 難破船 加藤登紀子さん 駅 竹内まりあ 等 たくさんあるはず・・・

今回は 「予感」。ASKAの曲で、切なくなる曲です。CD版の方がしっとりしたバラード。
ASKAは、いろいろ言われ 処分され 聴けない曲があります。
作曲者の「葛藤」から生まれる楽曲。「売れなければプロでない」というが。
アーティストとして続けられるのは「夢でなく 地に足がついていること」が最も大切なのです。

この曲の当時 1985年、楽曲に罪はないと思います。この アルバム 時々聴きたくなる時がある。

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精進潔斎 天神社


精進潔斎 しょうじんけっさいという。慎み深くする。現代の生活 食事 体 修身する・・・

4月から5月以降は 熊野詣(もうで)をするのが 習慣としてきた。ここ数年 そのようにしている。それは 熊野詣の一環として 玉置山に参ったのがきっかけ。その幻想的な風景は 何物にもかえがたい。また、那智の滝を 拝みに行ったのが5月初旬。(大水害の見舞いに行った時が)

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国道 168号 169号は 大台ケ原山も ほぼ 毎年 4月20日以降に開山となる。寒さから解けて 出入りがしやすくなる時期。今年は 国道 168号線の一部が 崩落による 通行止め(迂廻路を経ると大変な距離になる)が存在し、2か所 崩落しており 1か所は通行できるものの(片側 もしくは迂廻路により)五條市西吉野町からは 天川村経由で 168号線 坂本に入るルート。(4月29日現在)

最新情報では 4月30日から 片側通行のみ 開通する予定。これで 国道168号線は とりあえず
本宮までいける事になった。ただ 大雨等があると 崩落する危険があるので 注意が必要。

という事で 天川村経由に行くときに 偶然あった この景色。日本人が大切にしているものに出会った。それは 自然の畏敬の念を信じ ありがたいと思う事。物を大事にする心。文化が滅びるのは 物を大切にしないからだと 私は思う。

さて、その風景とは 「天神社」上から流れてくる水。自然のありがたみは水である。山のあるところ 水のあるところ 岩のあるところ 大木のあるところ 土のあるところ 神のやどるところ・・・

不純物がたまっている状態では 何も響かない。清らになることは大切。

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ラフォルジュルネ2016びわ湖 4/29(祝)~5/1(日)


ラフォルジュルネ2016びわ湖は 盛況のうちに終了しました。動員は 3日間で 5万人。クラシック音楽の祭典の名にとどまらず、このイベントには毎回「テーマ」があります。今回は「自然」。有料公演は 45分単位で低価格、さらに無料演奏もある 画期的なイベント。1年に一度 機会が訪れる。ぜひ 一度 ご体験ください。

私も 何枚か写真おさめています。橘高校吹奏楽部の野外演奏。びわ湖湖畔。こちらの会場では 3歳以上のプログラムも用意されています・・・(※エリア限定 時間限定)

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キオスク会場 上の階 バルコニーからも観覧できる。

小ホールのプログラムの一つ。クラシック音楽といっても こだわりの選曲だが、結構、お客さんの入りがあった。意欲的なプログラムでした。

浜田理恵(ソプラノ) トリオ・オウオン(ピアノ三重奏)時間
17:15~18:00 びわ湖ホール 小ホール

ショスタコーヴィチ:ブロークの詩による7つのロマンス op.127
ブロッホ:ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための3つの夜想曲
シューベルト:ノットゥルノ D897

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5/1(日)9:00~ 「大仙公園」演奏 モーニン


5月1日(日)堺 大仙公園にて モーニン 午前9時から30分程度演奏します。翼をください 野に咲く花のように・・・ ギター 合唱団と 一緒に演奏します。 仁徳天皇陵のそばの 大仙公園です。一緒にうたいましょう。

こちらは 午前8時から ギターや合唱団と打ち合わせです・・・毎年 400人くらいが野外会場に集まっています。特設ステージにて。雨天の場合は テント内で演奏します。

(5月1日更新)朝から快晴で 気温がぐんぐん上がり 27度に。会場には 600名が集まりました。
(公式発表)合唱団の方と合わせをし 歌集から歌いました。歌はメッセージです。
合唱団の方も30名ほど集まり 伴奏のやりがいを感じます。アコーディオンは全部で6台。

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「リラ・クラシック」2016.4.30(土)6:30【再】2016.5.1(日)8:00 メンデルスゾーン vol.2


リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットはアプリ(TuneIn Radio)。 設定 http://816.fm/?page_id=71

第3週と第5週を担当 よろしくお願いします。
【トーク】クラシックイベント 「ラ・フォル・ジュルネ」の事
【曲予定】 メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第2番二短調 作品40 より 第1楽章 第2楽章 第3楽章

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「青蓮院大日堂」庭園「ガラスの茶室」


将軍塚 東山五条からの山の頂に ここからは 京都タワーを中心に 西山が一望できる

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その隣 西側に 青蓮院大日堂がある。

茶室が有名で 「ガラスの茶室」展があった。
ガラスの茶室は 2016年4月まで期間限定 吉岡徳仁氏は スワロフスキーを手掛けた著名デザイナー

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庭園は見事。白い砂 石 緑の苔 木々 赤い花 対照的。苔には キノコが生えていた。このように 庭園は、人間の目を愛でて愉しむもの。芸術は奥深い。例えば 日本の盆栽は世界で評価されている。

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藤棚 白い藤 ほのかに薫る

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青蓮院門跡


神戸 LIVEBAR VOICE ライブ 4/23


神戸 三宮 LIVEBAR VOICE ライブの事 「Happy Voice in KOBE, vol.2」

当日は6組。生音の心地よさ 迫力 優しさ そして オリジナルへの思いとインパクト。素敵な音の世界 ライブにお呼ばれし、嬉しく思っています。ありがとうございました。懐かしい音楽が聴けて 久しぶりに気持ちが熱くなりました・・・

神戸の空気を(ハーバーランド 等)肌で感じてから(笑) ライブ会場に入りました。

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日常 思った事をオリジナルに ほっとする時間

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経験を元に詩と曲を書き・・・音楽に変えてしまうところが凄い

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「初恋」懐かしくて・・・

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朗読のあとに 音楽が入る・・・ 際立つ演出

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「恋」もそう 時代ですね・・・

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「にしくん &なってぃ」 (アコーディオン & リコーダー )で出演。

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ハーバーランド ファンタジー号 神戸港を一周 造船所での 寄港している 潜水艦など・・・

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「mozaic モザイク」にて 「神戸元町 ドリア」 種類が多すぎて 堪りません・・・
栄養価が高いので満足・・・

三宮 LIVEBAR VOICE 兵庫県神戸市中央区中山手通2丁目10−22

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「タンゴの風」 シリアーノ&下川れいこ 3/6 レポート


“Il Vento di Tango  “タンゴの風~イタリア・アコーディオン奏者を迎えて~
3月6日(日)15:00開演 OCCホール(大阪クリスチャンセンター)
ジュゼッペ・シリアーノ(バヤン・バンドネオン)下川れいこ(ピアノ)八幡順(ヴァイオリン)北野知子(メゾソプラノ)レポートをお届けします。(許可を得ています)

ジュゼッペ・シリアーノ(Giuseppe Scigliano)
イタリアを代表するアコーディオニスト、バンドネオン奏者。幼少より、マリオ・カステラッチにクラシックアコーディオンを師事。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を優等で卒業。イタリア国内外100公演以上演奏。2006年、ナンニ・モレッティ監督の映画「夫婦の危機」(caimano)のサウンドトラックを収録。現在、アヴェリーノのD.Cimarosa音楽院にて教鞭を執っている。また、PIF国際アコーディオンコンクールの審査員をつとめる。

下川れいこ(Reiko Shimokawa) 第8回カナダパシフィックピアノコンクール第2位。2014年、米・アリゾナ州でチャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏、動画配信中。チェンバロ・フォルテピアノから現代曲、タンゴまで幅広いレパートリーを持つ躍進し続けるピアニスト。

2013年の Music in style 岩崎淑シリーズコンサートで シリアーノ氏との共演をみてきた。タンゴの世界を魅了された下川れいこさんがシリアーノ氏と共演。日本では 3か所 東京イタリア文化会館、ティアラこうとう、そして最後はOCCセンター、それぞれに素晴らしい演奏を聴かせていただいた。下川さんは、このリサイタルの半年前に世界的なアコーディオンの生産地であるイタリアのカステルフィダルトへ行き、作曲者のエンリコ・ブラッティ氏と逢い、シリアーノ氏と演奏をした。カステルフィダルトでは毎年、シリアーノ氏が審査員をつとめるPIF国際アコーディオンコンクールも開催されている。

プログラム
アストル・ピアソラ作曲 バンドネオン協奏曲 「アコンカグア」(1979)(Acc Pf)
エンリコ・ブラッティ作曲 エクスプレス組曲(2011)(ピアノデュオ版 世界初演)(Acc Pf)
アストル・ピアソラ作曲 “Vuelvo al Sur” 南へ帰ろう(1988)(Bn Pf)
“Tanti anni prima” アヴェ・マリア(1984)(Msop Bn Vn Pf)
”Che Tango Che”チェ・タンゴ・チェ(1984)(Bn Vn Pf) 他

OCCセンターは ピアソラファンをはじめ広域からの来場もあり、このライブへの関心がうかがえる。すでに満員、多くの人が待ち構えていた。オープニングは、ピアソラの「バンドネオン協奏曲」から。バヤンのリズムの利いた歯切れのよい音色と、ピアノの重低音がぶつかる激しい音楽だが、すぐさまピアソラ特有のカンタービレのフレーズにピアノがピアニッシッシモに対応するなど、実に調和のとれたハーモニーを醸し出していた。グルーヴ感のあるピアソラが聴けた。特に3楽章の激しさとバヤンのパッセージが協奏し 独特の世界をつくりだしていた。エンリコ・ブラッティ作曲の「エクスプレス組曲」第3楽章「南の風」は、8分の7拍子というダンスで温かいイタリアの雰囲気が伝わってきた。

後半、シリアーノ氏はバンドネオンを演奏、ピアノ、ヴァイオリン、それにメゾソプラノが入る4人編成でピアソラの「アヴェ・マリア」イタリア映画「エンリコ4世」の曲。ヴァイオリンの哀愁感漂う音色にバンドネオンの泣きの音色が絡み、メゾソプラノが慈悲深く歌い上げる。聖母マリアに祈る崇高な音楽。どのパートもなければならない。今しか聴けない瞬間の音楽、感動だった。

ピアソラのアヴェマリア ミルヴァの声が感動的。(熊本地震を忘れないで、陽の光りが灯るよう祈ります)

最後は「チェ・タンゴ・チェ」ピアソラとミルヴァは、奇蹟の盟友で伝説のステージを繰り広げた。このノリは、ピアソラのタンゴの中でも特に陽気である。バンドネオンを愛おしむ音楽「ここは日本?」海外で演奏を聴いている気分になった。アンコール2曲、「オブリヴィオン」「リベルタンゴ」しっかりと最後まで聴かせてくれた「タンゴの風」コンサートだった。

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ピアソラ作曲 バンドネオン協奏曲 ブラッティ作曲「エクスプレス組曲」 シリアーノさんと 下川れいこさん

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ピアソラの「アヴェ・マリア」 北野知子さん(メゾソプラノ)八幡順さん(ヴァイオリン)
シリアーノさん(バンドネオン)下川れいこさん(ピアノ)

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1週間に3公演を精力的にこなし、日本最後の夜 打上 シリアーノさん夫妻 下川れいこさん夫妻 を囲んで 八幡順さん 北野知子さん と

OCCホール 四角く 上に響くホール 舞台は菱形のような 個性的なかたち。ピアノの存在が大きい。バヤンや バンドネオンに対し 対等に音楽を奏でるのは ピアノだから。バヤンの音を聴くことは 時々ある。アコーディオンだと音が残るイメージだが完全に切れている。このあたりが バンドネオン奏者でもある シリアーノ氏のテクニック。旋律をカンタービレにうたいあげる。ピアノの下川れいこさんも バンドネオンに対峙し 迫力のあるピアソラサウンドを築いていた。よく響いていた。