Author: nishikunn

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2023.6.8-18 ライプツィヒバッハ音楽祭2023


2023.6.8-18 ライプツィヒバッハ音楽祭2023

Bachfest Leipzig HPはこちら

最新情報はFBにて https://www.facebook.com/bacharchiv

1904年から続く音楽祭でライプツィヒ市が運営していたが、1999年からはライプツィヒ・バッハ資料財団(バッハ アルヒーフ)が運営している。
毎年、テーマが決められている。2023は「バッハの未来」

大小160のプログラムが予定されている。こちらのリンクから(142ページにわたる)

ちなみに日本とドイツの時差は -7時間 (サマータイム 3月26日~10月29日は1時間少なくなる 通常は-8時間 ※2023年制定時、サマータイム制の廃止が検討)
ドイツの主要都市には空港があり、日本とドイツはフランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフへの直行便が航行されている。
また、ドイツ国内はDBが運行していて、フランクフルトから3時間(DB)。料金は3000円。午前5時47分発~9時10分着 ICE672
ミュンヘンから3時間(DB)。料金は12000円(オプション込)。午前6時54分発~10時10分着 ICE602

なお、ドイツミュンヘンからオーストリアウィーンへの鉄道(直行便)もあり4時間30分(QBB)料金は15000円

飛行時間は 成田⇔フランクフルト 往き12時間10分 帰り11時間10分(直行便、あるいはコードシェア便)だが、ロシア上空を回避するので、+2時間かかる。
往き14時間10分 帰り13時間10分 (偏西風の影響で1時間の差が出る)

つまり
6月8日 出発 日本 13時の場合 フランクフルトは-7時間で 6時  + 14時間 で 現地 フランクフルトでは 6月7日 20時着となる。

帰りは
6月19日 出発 フランクフルト 13時の場合 日本は+7時間で 20時 + 13時間 で 現地 日本では 6月19日 +1 9時着となる。

 

 

 

ライプツィヒバッハ音楽祭へは日本からの鑑賞ツアーがあり手配してもらえる。
1 ドイツ・エクスプレス
2 学習会 音楽アカデミー

音楽祭 鑑賞ツアーは、ショパン国際ピアノコンクールツアーなどがあり
バッハ関連だと「ケーテンバッハ音楽祭」などの情報を入手できる。

以下は、ライプツィヒバッハ音楽祭のプログラムに関して

《オープニングコンサート&クロージングコンサート》

(No1) 6月8日(木) オープニング・コンサート
場所: トーマス教会  時間:17:00~

(No160)6月18日(日) クロージング・コンサート
場所: トーマス教会  時間:18:00~   恒例の「ミサ曲ロ短調」が演奏される

 

★予約不要のコンサート★

《トーマス教会のモテットコンサート》料金3€。
◎6月9日(金)No. 11 モテットコンサート 18:00~19:00
◎6月10日(土)No. 19 モテットコンサート 15:00~16:15
◎6月16日(金)No. 122 モテットコンサート 18:00~19:00
◎6月17日(土)No. 138 モテットコンサート 15:00~16:15

《Mette/Matins 朝の祈り》料金3€。
◎6月9日(金)No. 4 朝の祈り / 9:30~10:30 / Paulinum-Aula und Universitätskirche St. Pauli
◎6月10日(土)No. 14 朝の祈り / 9:30~10:30 / Evangelisch Reformierte Kirche
◎6月12日(月)No. 49 朝の祈り / 9:30~10:30 / Thomaskirche
◎6月13日(火)No. 67 音楽礼拝 / 9:30~10:30 / Katholische Propsteikirche
◎6月14日(水)No. 85 朝の祈り / 9:30~10:30 / Peterskirche
◎6月15日(木)No. 97 朝の祈り / 9:30~10:30 / Paul-Gerhardt-Kirche
◎6月16日(金)No. 110 朝の祈り / 9:30~10:30 / Michaeliskirche
◎6月17日(土)No. 128 朝の祈り / 9:30~10:45 / Nikolaikirche

《バッハステージ:無料》
◎6月10日(土)No. 22 Bachstage / 18:00~19:00 / Markt
◎6月10日(土)No. 25 Bachstage / 19:30~20:30 / Markt
◎6月10日(土)No. 28 Bachstage / 21:15~22:45 / Markt
◎6月11日(日)No. 42 Bachstage / 18:00~18:45 / Markt
◎6月11日(日)No. 44 Bachstage / 19:30~20:30 / Markt
◎6月11日(日)No. 46 Bachstage / 21:15~22:45 / Markt

《Gottesdienst/Service 教会の日曜礼拝:無料》
◎6月11日(日)No. 30 教会の日曜礼拝 / 10:00~11:15 / Markt
◎6月11日(日)No. 33 教会の日曜礼拝 / 11:00~12:15 / Katholische Propsteikirche
◎6月11日(日)No. 34 教会の日曜礼拝 / 11:00~12:15 / Paulinum-Aula und Universitätskirche St. Pauli
◎6月18日(日)No. 150 教会の日曜礼拝 / 9:30~11:30 / Thomaskirche
◎6月18日(日)No. 151 教会の日曜礼拝 / 10:00~11:15 / Nikolaikirche
◎6月18日(日)No. 154 教会の日曜礼拝 / 11:00~12:15 / Paulinum-Aula und Universitätskirche St. Pauli

《平和の祈り:無料》ニコライ教会
◎6月12日(月)No. 60 平和の祈り / 17:00~18:00 / Nikolaikirche

《バッハへのトリビュート》
*ライプツィヒカントール就任300周年記念コンサート*

(No12) 6月9日(金)
場所: マルクト  時間:19:00~

《ベスト・カンタータ集》

(No2) 6月8日(木)
場所: ニコライ教会  時間:20:00~
(No10) 6月9日(金)
場所: ニコライ教会  時間:17:00~
(No26) 6月10日(土)
場所: トーマス教会  時間:20:00~
(No45) 6月11日(日)
場所: トーマス教会  時間:20:00~

《ワイマールからのスーベニア》

(No93) 6月14日(水)
場所: ニコライ教会  時間:20:00~

《最高峰の少年合唱団》

(No106) 6月15日(木)
場所: トーマス教会  時間:20:00~
(No125) 6月16日(金)
場所: ニコライ教会  時間:20:00~
(No142) 6月17日(土)
場所: ペーター教会  時間:17:00~
(No159) 6月18日(日)
場所: ニコライ教会  時間:15:00~

《様々な楽器によるコンサート》

(No18) 6月10日(土)
場所: ライプツィヒ大学パウリヌム講堂/聖パウリ教会  時間:12:00~
(No105) 6月15日(木)
場所: ハウス・ライプツィヒ  時間:17:00~
(No120) 6月16日(金)
場所: ミカエル教会  時間:17:00~
(No135) 6月17日(土)
場所: ライプツィヒ大学パウリヌム講堂/聖パウリ教会  時間:12:00~
(No141) 6月17日(土)
場所: ライプツィヒ劇場(Schauspiel Leipzig)  時間:17:00~

《バッハの森を守るコンサート》

(No158) 6月18日(日)
場所: アルテス・ラートハウス  時間:12:00~

《マタイ受難曲・ヨハネ受難曲》

(No63) 6月12日(月)
場所: ニコライ教会  時間:20:00~
(No147) 6月17日(土)
場所: トーマス教会  時間:19:30~

《バッハと他の作曲家の「マニフィカト」》

(No79) 6月13日(火)
場所: トーマス教会  時間:20:00~

《ゲヴァントハウス コンサート》

(No126) 6月16日(金)
場所: ゲヴァントハウス・大ホール  時間:20:00~
(No148) 6月17日(土)
場所: ゲヴァントハウス・大ホール  時間:20:00~

《安らぎと喜びをもって》

(No76) 6月13日(火)
場所: ミカエル教会  時間:17:00~

《さまざまなコンサート》

(No20) 6月10日(土)
場所: ペーター教会  時間:17:00~
(No37) 6月11日(日)
場所: アナトミー・インスティテュート、大講義室  時間:14:00~
(No41) 6月11日(日)
場所: ミカエル教会  時間:17:00~
(No149) 6月17日(土)
場所: ライプツィヒ大学パウリヌム講堂/聖パウリ教会  時間:23:00~

《音楽と食事を楽しむコンサート》

(No62) 6月12日(月)
場所: アウアーバッハスケラー  時間:19:30~
(No78) 6月13日(火)
場所: アウアーバッハスケラー  時間:19:30~
(No123) 6月16日(金)
場所: ハウス・ライプツィヒ  時間:19:00~

《ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集》

(No13) 6月9日(金)
場所: Salles de Pologne  時間:22:30~
(No29) 6月10日(土)
場所: プロテスタント改革派教会  時間:22:30~
(No108) 6月15日(木)
場所: アルテス・ラートハウス  時間:22:30~

《ライプツィヒのカントール候補、グラウプナー、テレマン》

(No47) 6月11日(日)
場所: ライプツィヒ連邦行政裁判所  時間:22:30~
(No92) 6月14日(水)
場所: ミカエル教会  時間:17:00~

《ミュージカル・ダイアローグ~リコーダーとリュート~》

(No58) 6月12日(月)
場所: クプファーザール  時間:17:00~

《私のお気に入りのバッハ》

(No9) 6月9日(金)
場所: ライプツィヒ大学パウリヌム講堂/聖パウリ教会  時間:15:00~

《ゴルトベルク変奏曲》

(No83) 6月13日(火)
場所: ゲヴァントハウス・メンデルスゾーンザール  時間:22:30~

《ブリュートナー(ライプツィヒ産地)のピアノで聴くバッハ》

(No59) 6月12日(月)
場所: ゲヴァントハウス・メンデルスゾーンザール  時間:17:00~

《お昼のオルガンコンサート》

(No55) 6月12日(月)
場所: ミカエル教会  時間:13:00~
(No73) 6月13日(火)
場所: パウリヌム  時間:13:00~
(No89) 6月14日(水)
場所: カトリック管区教会  時間:13:00~
(No103) 6月15日(木)
場所: ニコライ教会  時間:13:00~
(No118) 6月16日(金)
場所: プロテスタント改革派教会  時間:13:00~

《バッハ・ステージ *無料*》
(No22) 6月10日(土)
場所: マルクト  時間:18:00~
(No25) 6月10日(土)
場所: マルクト  時間:19:30~
(No28) 6月10日(土)
場所: マルクト  時間:21:15~
(No30) 6月11日(日)
場所: マルクト  時間:10:00~
(No42) 6月11日(日)
場所: マルクト  時間:18:00~
(No44) 6月11日(日)
場所: マルクト  時間:19:30~
(No46) 6月11日(日)
場所: マルクト  時間:21:15~

《バッハ音楽祭ラウンジ》

(No3) 6月8日(木)
場所: シューマンハウス  時間:22:00~
(No82) 6月13日(火)
場所: バッハ博物館  時間:22:00~
(No107)6月15日(木)
場所: メンデルスゾーンハウス  時間:22:00~


介護支援講演会2023.6.5


介護支援講演会2023.6.5

今回は、こちらの会場で介護支援講演会がありアコーディオン演奏しました。
いきいきサロンは、30のサロンがあり週1回が体操の日で月1回が介護支援講演会です。
この取り組みは2012年から行われ、サロン活動により介護保険使用率が低いというデータが出ています。体操は40分かけて行います。健康診断や相談会が定期的にあります。
20名ほどの方が集まり、アコーディオンの伴奏にあわせて11曲うたいました。声やすめでシャンソン・タンゴ・ポルカ・ワルツなどを聴いていただきました。
懐かしいアコーディオンの音色を楽しまれてました。このサロンは70歳代の方が実施、ご尽力されています。

 

 

 

 


JAAアコーディオン「機関誌58号」発刊 2023.5.30


JAAアコーディオン「機関誌58号」発行 2023.5.30

日本アコーディオン協会は 楽器界唯一のNPO法人で、年4回の機関誌・会報を発行し会員相互の交流をはかるべく情報の交流を行っております。私は、編集長をつとめています。5月号が発刊されました。5月中旬から校正作業にかかっていました。

事務局は、新宿の芸能花伝舎にあります。

芸能花伝舎(げいのうかでんしゃ)は、2005年に創立40周年を迎えた公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]が、新宿区と文化協定を結び、芸能が持つ力を地域に、そして広く社会に還元するための拠点として誕生。芸団協は、芸能文化を担う「ひと」を育て、芸能文化を育む「場」をつくり、「ひと」と「場」が豊かに活かされる「しくみ」を整え、この国の人々が、多彩で深く、芸能を楽しみ豊かな心を育む社会を実現することを目指しています。この理念を実現させるための芸能文化拠点が「芸能花伝舎」です。

冊子をお求めの方は、JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)事務局、03-5909-3187、メール jaaoffkw@npo-jaa.jp

または私までお声かけください。

 

 

 


令和5年台風第2号「線状降水帯」と警戒情報


令和5年台風第2号「線状降水帯」と警戒情報 2023.6.2

令和五年も台風シーズンか。台風第2号が被害を齎した。雨台風で湿った空気を断続的に運び、線状降水帯が発生した。今まで被害がなかったところでも土砂崩れや浸水がおきた。地震のように突発的に起きるものでなくある程度想定はできるものの、線状降水帯が発生したら何か方法はあるだろうか、避難するしかない。毎年のように起きるなぜ。やるせない気持ちでいっぱいだ。後片付けは災害ボランティアを利用してもらえるとよいのだが。全社協での災害ボランティアの情報を確認できる。私も市のボランティア連絡協議会の役員で、県の災害ボランティアの活動経験がある。6月12日(月)をもって災害ボランティアの募集は終了しました。ご協力いただきありがとうございました。

6月2日の大雨で、1府13県(千葉県、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、愛媛県、高知県、沖縄県)で被害という事は47都道府県の3割に及んでいる。6月3日現在、人的被害31名(死者1名、負傷者30名)行方不明者2名※、住宅被害178棟(全壊2棟、半壊5棟、一部破損19棟、床上浸水18棟、床下浸水134棟)。一部では、災害救助法を適用した地域がある。

5月20日に台風2号は西太平洋、ミクロネシア南部で発生した。発達しながら西進し、5月26日には中心気圧905hPa・最大風速60m/sと猛烈な強さに発達しグアム島を通過。5月30日には先島諸島に接近し強い勢力を維持。動きが遅く停滞。やがて進路を北に変更する。沖縄本島を通過中には975hpaで暴風域はなくなったものの強風域は広かった。その後、南海上を通過、梅雨前線を活発にした。前線が北にもちあがるところで「線状降水帯が発生」し豪雨を降らせた。気象庁は警報レベルの大雨と警戒を促していた。

今回は2日に変わる頃から断続的に雨が強く降り続け、やむ気配がなかった。夕方から夜間にかけて警戒レベル4が我が市でも発令された。主要国道も通行止めとなり、鉄道もJRや南海や近鉄が運転を取りやめた。避難所開設で職員も大変。市の危機管理室のメール通知、YAHOO防災アプリからのプッシュ通知。AUの災害通知(エリアメール)からの通知など頻繁に警告音が鳴動した。こんな事があっただろうか。落ち着かなかった。一部では警戒レベル5のところがあった。避難できない。こんな強い雨が降っていて避難所に行こうとしても家の事が心配になる。地面は雨水が川のように流れ排水が追いつかない。3日未明に警戒レベルは3になったが、再び雨が断続的に降ってきた。その後、1時間くらいして警報が注意報に変わる。しばらくして避難所が閉鎖。その通知が10件ほどメールで入る。雨があがってからもしばらくの間は注意が必要だ。一級河川の「紀の川」は治水対策として定期的に川底を掘削していてめったに洪水はおきない。それでも野球グラウンドのところは浸水し、堤防の手間まで水位が上昇した。高野山など山間部はがけ崩れ、道路損壊、家屋倒壊など大きな被害が出ている。また広範囲にわたり、愛知県豊橋市や静岡県浜松市、茨城県鉾田市でも家屋が倒壊し集落が浸水した。ここまで被害が出ているものの人的被害は最小で済んだのが救い。河川に近づかない。これは鉄則。

台風は年間20数個発生しているが、毎年のように豪雨被害。とんでもない時代となった。怖かったのは、警戒レベルが3に下がった直後の夜半、再び雨が強く降ってきた事。警戒レベルに惑わされることなく自分で判断し命をまもる行動をしてほしいと思う。

 

車が水に浸かると、電気系統にトラブルが出て最悪の場合、エンジンがかからなくなる。特にハイブリッドの車はバッテリーに損傷が及ぶ事もある。オートロックの場合、手動でドアを開けなければならず、水圧で開けられなくなり、そのまま車中に水が充満し、溺死する恐れがある。アンダーパスや、山間部の道などに近づかない事。


黒姫高原 妙高戸隠連山国立公園


黒姫高原 妙高戸隠連山国立公園

上信越国立公園のイメージは志賀高原、菅平高原、浅間高原である。
戸隠高原や飯縄高原、黒姫高原、妙高高原が分離し成立したのが2015年。戸隠、妙高の名が表に出ているが、その周辺を含み、観光資源として大きな期待がされている。
火山帯からも戸隠高原から飯縄高原の雄大さ、東飯縄高原はなだらかな高原だが、森林を守りながら自然を育てていった。黒姫高原はヨーロッパの高原のような雰囲気で、隣の妙高高原も雄大だ。

信州というけれど、北信(長野市)、東信(上田、佐久、軽井沢)、中信(松本、塩尻、安曇野、大町)、南信(諏訪、茅野、岡谷、伊那、駒ケ根、飯田※木曽地域を除く)と区分でき、それが国立公園域とは必ずしもリンクしない。

初めて戸隠高原に来たときは(長野市)戸隠は長野市にある事を知った。長野市は要衝地として、信濃町、長野市、白馬村など意外と近い。戸隠高原や飯縄高原、黒姫高原、妙高高原は連続した山域。

戸隠高原から雄大な山が見える。それは、黒姫山。ここに黒姫童話館が。ミヒャエル・エンデの「モモ」松谷みよ子の「モモちゃんとアカネちゃん」などメルヘンな世界がある。そして、いわさきちひろのアトリエもある。あのC・W・ニコルさんもここに魅せられ、森を開き、今の黒姫高原の担い手となったのだ。
たしかにこの黒姫山のどっしりとした山容をみると、こんな雄大できれいな風景が日本にあったのかと驚く。

 


「リラ・クラシック」2023.6.17(土)7:00「サン=サーンス」vol.115


2023/6/17(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】サン=サーンス/ピアノ協奏曲第2番ト短調第1楽章
序奏とロンド・カプリチオーソ 組曲「動物の謝肉祭」
交響曲第3番「オルガンつき」

【コラム】サン=サーンス(1835-1921)フランス国民楽派の作曲家。実は、2021年「没後100年メモリアルイヤー」は、コロナ禍で盛大に行われなかった。

当時、リスト、ワーグナーが流行っていた音楽に影響を受けながらも、古典派にならった。サティ、フランク、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルの先駆的存在。
優れたピアノ&オルガン奏者であった。名指揮者カラヤンは、クラシック音楽ホールにはオルガンが設置されるべきで「それは家具のない家のようなものだ」と進言した。
日本では、それまで教会にしかなかったオルガンが、コンサートホールに設置されることになった。世界の演奏家が来日し演奏されている。オルガンの存在感は圧倒的で、交響曲第3番「オルガンつき」で発表されている。他には、マーラーの交響曲第2番「復活」や交響曲第8番「千人の交響曲」にも登場している。


2023.6.8(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.245


2023.6.8(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】眠る孔雀 シェルブールの雨傘 生きる時代 リベルタンゴ 忘却 Rainy days and mondays カーペンターズ  Gentle Rain に意地悪 雨降りお月さん 絵日傘 城ヶ島の雨 太陽がくれた季節 アカシアの雨がやむとき

【コラム】5/21 4年ぶりに復活した「合唱発表会」マスクはしていますが、入場制限のない開催でうたの素晴らしさを伝えてくれました。
私たちアコーディオン・デュオ「ミ・コンパニェーロ」は、交流部門で2曲「炎のたからもの」「レッツダンスポルカ」を披露。
楽しいステージとなりました。台風2号の影響での豪雨災害は、紀伊半島や愛知県、静岡県に線状降水帯が発生し、大雨の警戒レベル4に達し、避難指示が発令されました。
一府13県に及びました。被災されました方にお見舞いを申し上げます。また、一日でもはやい復興を願っております。災害ボランティア情報はこちらをご覧ください。
数十年に一度の災害が、毎年のように起きています。身を守る行動をお願いします。雨には傘が登場しますが、最近は逆さ傘やミニ傘などの開発が進む。和傘は日本の伝統工芸品です。

 

加賀温泉郷「山代温泉」服部神社の和傘 機織の神様をお祀りする

大神神社別宮の村屋神社は三穂津姫命を祀る 和傘が奉納 摂社の服部神社は天御中主神を祀る


傘と梅雨


傘と梅雨

今年は5月29日、東海以西(北陸、関東、東北を除く)が「梅雨に入ったとみられる」と気象庁が発表。暦上は6月11日の「入梅」なので2週間くらい早い。「梅雨」という言葉からも食中毒に注意が必要。空梅雨なら猛暑。梅雨寒(つゆざむ)から風邪をひいたり体調を崩しやすい頃。最近は、シトシト降る雨でなく線状降水帯があらわれ毎年のように豪雨が心配され深刻な被害も出ている。雨に濡れるのは困るので傘は必須。しかし、土砂降りで車に乗りこむ時の傘の処置に困るが、便利な「逆さ傘」というのがある。傘でお出かけが楽しくなればそれは良い事。傘の難儀なのは忘れてしまう事。忘れ物の一位が傘。ビニール傘の有効利用は喫緊の課題である。今の技術では、スマートタグを付けbluetoothでスマホ通知し忘れ物防止ができる。

最近は折りたたみでも軽量かつ大型で自動開閉できるものがあり、リバーシブルな柄など様々なデザインがある。一般に使用されるのは西洋傘だが、茶道や和装には和傘があう。西洋傘と和傘は素材や製法が違う。西洋傘は骨が鉄製でビニールが使われ軽量である。和傘は骨や柄は竹で和紙が使われ亜麻仁油を塗り防水加工されたもので重いしメンテナンスが大変。やはり和傘は目をひく。私も傘は好きな方だ。こだわりの一本を選びたい。ただし、贈り物には「時計」「傘」「扇子」「ハンカチ」「薬」「靴」を選ばない方がよい。

傘の歴史は古い。傘というと雨、日から身を護るもので他に笠や雨合羽やレインハットがあるが、元は日傘が起源。アンブレラとパラソルがある。当初、すぼめることはできなかった。傘は魔除けとされ高貴な方へ差しかけるものだった。4000年前、古代エジプト、ペルシャなどの絵画に残っている。灼熱の陽射しを遮る傘だった。中国で発明されたのが天蓋。552年欽明天皇の頃、百済から仏教の法具として日本に取り入れられ「唐笠」と呼ばれた。平安時代には高貴な女性の外出用に「市女笠」が使われた。室町時代には和紙に防水油としての柿渋を塗って「雨傘」が使われる。戦国時代には忍者が登場し「編笠」が携行された。矢から身をまもったり、盾として使った。江戸時代後期にはペリー来航の時に西洋傘が取り入れられ、これが一般にも使われるきっかけとなる。1928年、ドイツで「Knirps」(クニルプス)が折りたたみ傘を発明し、爆発的に世界へ広まった。菅笠(すげがさ)は式年遷宮など祭祀用に使われ「茶摘み」の歌詞に登場。田植えの風景でもある。花笠音頭(山形)は、笠を使って音頭をとる。茶屋の野点傘でみられる。

加賀温泉郷「山代温泉」の服部神社(機織りの神、天羽鎚雄神を祀る)では和傘が壮麗。それから、大神神社別宮の村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)に和傘が奉納されている。全国津々浦々、様々な和傘がみられる。「傘みくじ」なるものもある。傘をきっかけに梅雨の時期を乗り越えられればと思う。

日本の老舗「辻倉」の番傘 日本の芸術品 岐阜県の岐阜和傘、長野県の阿島傘、鳥取県の淀江和傘、京都府に数軒 など希少になってきている。

 

 

 

逆さ傘、自動開閉で折りたたみ。ただし、そこそこの重量はある。

加賀温泉郷「山代温泉」の服部神社(機織りの神、天羽鎚雄神を祀る)和傘がきれい。

大神神社別宮の村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)にも和傘が奉納されている。


ゼレンスキー、G7広島サミットへ参加 2023.5.21


ゼレンスキー、G7広島サミット(2023.5.19-21)へ参加 2023.5.21

あれから77年9か月のこの日が貴重である。日本は太平洋戦争時、1945年8月6日、広島に原爆が投下され14万人もの命が奪われた。8月9日、長崎にも原爆が投下され8万人もの命が奪われた。現在も後遺症で苦しんでいる人がいる。違う種類の2つの原爆を人類に試した初めての事。戦争は人を殺す事に何の罪悪を感じない恐ろしい事だ。
令和4年時点、広島原爆死没者名簿には33万人が、長崎原爆死没者名簿には19万人が登載されている。

世界中には「負の遺産」があり「アウシュビッツ絶滅収容所」の記念館はポーランド滞在時に訪れたが一生忘れないだろう、凄惨な風景。おびただしいメガネやカバン、毒ガス室。
日本には、被爆建造物の「原爆ドーム」があり、これが「負の世界遺産」。当時は、遺すことに批判された。アメリカや中国を刺激する事をおそれたためである。
被団協(日本原水爆被害者団体協議会)は核兵器廃絶にむけて世界の首脳が広島を訪れる事を希望していた。そして踏み込んだ決議をのぞんでいた。オバマ大統領が訪問したのが2016年5月、元安倍総理、当時岸田外務大臣の頃。アメリカのバイデン大統領が広島を訪問する事は、なかなか実現できなかったが、今回叶った。

世界の首脳が広島に集まった。慰霊だけでなく原爆資料館を視察した。これは 日本にとって歴史的な大きな出来事である。しかも、ウクライナ侵攻の渦中にあるウクライナのゼレンスキー大統領が来日し、原爆資料館を訪問。広島の街をみて、戦争終結のための支援の要請と復興の誓いを世界に訴えた。核廃絶に向けて、一層の努力がすすむことを願いたい。

ちなみに当時は、ロシアを加えたG8と呼ばれていた。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの先進国を指す。さらに枠組みを広げたG20 もある。
2014年、オランダのデン・ハーグで緊急開催され、ロシアのクリミア侵攻を非難し、参加資格停止が決議された。

G7サミット議長国日本は、1993年(東京)、2000年(沖縄)、2008年(北海道、洞爺湖)、2016年(伊勢志摩)、そして今回「広島」の年で開催。日本は議長国として、岸田首相の電撃ウクライナ訪問や夫人のアメリカ訪問など外交を発揮した。今回、ウクライナ侵攻に対しての断固たる非難を強いメッセージで訴えた。

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ジョルジュ・ムスタキはヒロシマを歌った。


2023.5.25(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.244


2023.5.25(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
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【予定曲】陽はまた昇る モンマルトルの丘 風のささやき ケサラ 愛は限りなく ホタル あじさい橋 夏は来ぬ 夏の思い出 青春サイクリング バラが咲いた 丘を越えて

【コラム】ミズバショウの花が咲く頃 平地ではかなり暑い日が。体調にお気をつけください。