2日から 高知に 行ってきました。ルートは、2通りあるのだが。今回は、和歌山フェリーで徳島へ渡り、沿岸を走り、室戸岬へ。それから、安芸市、高知市へ。帰りは、山間部を通って 大歩危・小歩危 大杉村 池田 経由 徳島港 和歌山のルートです。走った距離は、400km。
この写真。恐れ多い。弘法大師の巨像である。室戸岬の程近くに 御厨人窟(みろくどう)という洞窟があり、青年時 真魚(まお=本名)が修行していた。記憶を司る 虚空蔵求聞持法 (こくうぞうぐもんじほう;虚空蔵菩薩=記憶の仏様)を唱えた。この洞窟から 空と海が見える=空海の称号を思いついたとか。
この洞の周辺。確かに、激しい波しぶき、風も強い。植物も育ちにくい環境だ。魚は、岩場なので そんなに取れないと思う。
洞窟の中は、結構広かった。水滴が滴り落ちる。
そして、寒くもなければ、暑くもない。風もない。不思議なところだ。
高野山、東寺、御厨人窟を3大聖地と呼ぶ。
徳島から 室戸岬へ 第24番霊場 最御崎寺(ほつみさきでら)でお参り、安芸市へ。安芸市は、阪神タイガースの球場があることで有名。鯉のぼりの山渡しが復活したらしい。他に 珍しいが、書道美術館がある。
書 は 自由な世界らしい。キーワードは、「水」「清」が多かった。安芸城址など見てまわり、高知市へ
高知市に入り、はりまや橋 路面電車 竜馬 キーワードがたくさん。橋本大二郎が大きくした。高知県である。
県立美術館がありますが、ここは、シャガール美術館としても有名である。ファンは一度ならずとも訪れるべきである。
ちなみに、「月夜の恋人」は、幻想的な絵で気に入って家にある。
今回は、ポエム(詩)から 全24点が 展示されていた。
他のシリーズ(たとえば「聖書」)は100点にのぼるため、一度に展示できないという
シャガールは、幻想的だと言われるけれど、実は、リアリストだったのかもしれない。ロバや、飛んでいる人、鳥、妻のこと。など、巡りめぐってることをそのまま描いているのだと。ユダヤ人が迫害を受けることへの 怒り、悲しみをも表しているという。ポエム(詩)を見ると、詩が添えられているので、絵が強烈に何かを訴えているように思える。