伊勢神宮に参詣 皇紀2682年2月11日 建国記念の日
二千年の歴史 皇室の御祖神を祀る 十四の別宮 百九の摂社 末社 所管社 百二十五の総称
日本書紀による 第10代崇神天皇の時代、皇居の外で祀られることになり、皇女 倭姫命に 大御神のお告げがあり、この地に鎮座された。外宮は、雄略天皇22年(478)豊受大神宮は、丹波国から山田腹に遷座。
1300年の式年遷宮を営々と執り行われている。正宮は、8年をかけ30以上の祭事を行う。天武天皇の勅願により、持統天皇4年(690)が第1回内宮で行われた。
神域は、宮域林(きゅういきりん)を持ち、造営用の檜などの植樹が行われている。
伊勢神宮 内宮(ないくう)正宮 感謝を祈願
内宮 正宮【No Photo】石段の下から
節目になることがあり、お参りし感謝を報告できればと思っていた。
近々にお参りする事としていた。編集長の仕事が、予定よりずれてきて、その週末は為せなかった。
次の週末に静岡市へ出張があり、一か所あるところに寄って、その帰りに参る予定にしていたが、スケジュール的にはタイトだった。
それが不思議な(ある場所に行かせない)事が起こり、それが”是が非でもという感じ”で引き戻すのだ・・・
神宮に伺う事がわかるまでは大変だったが、それは自分が見えてないだけである。これが「呼ばれる」というらしい。おかげで神宮にゆったりとした時間で参拝ができた。
午前5時30分 まず「二見興玉神社」(ふたみおきたまじんじゃ)へ禊。日の出、遥拝所で東の海を。荒く白波、紫にたなびく雲。風が冷たく手がかじかみ極寒である。外宮を参る頃には、体の熱で手が温かくなった。
午前6時 外宮(げくう)別宮「月夜見宮」(つきよみのみや)へ。外宮の北御門(きたみかど)から「神路通(かみじどおり)」を進む。境内から鳥の鳴声がきこえる。参道を歩くと、気分がすぐ清々しくなった。宮は古い大木にまもられている。外削ぎの千木と、5本の鰹木を持つ萱葺の南に面した神明造。古殿地は清浄に保たれている。静寂な時。
午前7時 外宮を参詣【左側通行】「火除橋」から。参道は、道幅の広い玉砂利と森。正宮の古殿地が広がっていた。20年に一度の遷宮に備えて清浄に保つ。
正宮 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)鳥居の前で一礼。作物に感謝を祈願。【No Photo】賽銭箱はなく、白い布に投げる人がいる。私的には(神宮)で賽銭はしない。「御饌」など、別のかたちで行う。別宮遥拝所から 第一別宮 多賀宮 土宮 風宮 へ。
午前8時30分 内宮へ移動。近づくにつれ、心臓が躍る。
内宮へ。市営駐車場が複数あるが、内宮に至近の駐車場はすぐ満杯になってしまう。宇治浦田周辺にたくさんある。おはらい町、おかげ横丁をぶらりするなら最適だが、内宮までかなり時間がかかる。往復1時間では無理だろう。90分から2時間みておくとよい。(1時間まで無料、1時間以上2時間まで500円、2時間以上 加算)
おはらい町(メインストリート)おかげ横丁を経て、内宮 入口の「宇治橋」へ。
宇治橋の鳥居で一礼【右側通行】穏やかに晴れた日 神苑からみえるたなびく国旗と神路山
手水舎は五十鈴川、鳥が水浴びをしている。元々は川で禊をした。水は冷たく清い。滝祭神(たきまつりのかみ)にも参拝。
神楽殿を起点に 正面が 正宮 荒祭宮 右手 風日祈宮 帰り道 大山祇神社
正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)参道はより一層森が深くなる。手前の石段の下にて。数十段高いところの正宮をみあげた。【No Photo】国と先祖に感謝を祈願。
第一別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)「荒御魂」を拝する第一位。高いところ。個人的な祈願はここで行う。
風日祈宮(かざひのみのみや)宮橋を渡る時に必ず風が吹く。島路川の清いこと。より一層、静かなところで大好きなところ。
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「遷宮」20年毎、行われてきた。初回、奈良時代(690年)天武天皇により。62回、1300年続けてきた。日本の伝統。これが日本。
外宮 正宮 古殿地(こでんち)を清浄に保つ
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外宮 げくう【豊受大神宮】正宮 別宮「多賀宮」 風宮 土宮
境内外 月夜見宮
順路⇒ 表参道火除橋 手水舎 神楽殿 九丈殿 正宮 別宮遥拝所 亀石 風宮
別宮「多賀宮」下御井神社 土宮 御厩
内宮 ないく【皇大神宮】正宮 別宮「荒祭宮」 風日祈宮 神楽殿 五丈殿 御酒殿 由貴御殿 御稲御倉 忌火屋殿 外幣殿
別宮遥拝所 子安神社 大山祇神社
境内外 倭姫宮 月讀宮:御魂宮(あらみたま)伊佐奈岐宮(いざなぎ)伊佐奈弥宮(いざなみ)
順路⇒ 宇治橋 手水舎 滝祭神 神楽殿 五丈殿 御酒殿 由貴御殿 御稲御倉 忌火屋殿 外幣殿
正宮 籾種石 別宮遥拝所 別宮「荒祭宮」 風日祈宮 大山祇神社 子安神社 御厩
月夜見宮
外宮 正宮【No Photo】板垣の外から
内宮 宇治橋 鳥居
宇治橋とたなびく国旗
神路山
手水舎 五十鈴川
『四至神』(みやのめぐりのかみ)
別宮「荒祭宮」個人の祈願はここで行う。
風日祈宮 東向きに鎮座 宮橋を渡る時、風が心地よい 私の好きな宮
島路川 清い水