Year: 2022年

令和四年(2022年)をふりかえる


令和四年(2022年)をふりかえる

3大出来事は・・・
1、2022年10月、県社会福祉功労者表彰
2、2022年7月、富士山登頂
3、2022年6月、ライプツィヒバッハ音楽祭への参加を見合わせ、機会をみて参画する。(※、2020年6月から2年延期された音楽祭)

その前に、今年は「コロナ禍」がどの程度落ち着くかだった。それと、2月からのウクライナ情勢に影響されている。医療非常事態だったのは、間違いなく、現在もカオス的に存在している。人々は、コロナに恐れ翻弄されている。6月にようやく外国人観光客を一部受け入れしたが、コロナの影響をまだ受けている状態で、脱却しないといけないのだが。さて、コロナの第8波は、ステルス的に猛威をふるっている状況で、2022年12月27日に一日に約20万人を超える感染者が報告された。東京都で一日2万人ほど感染者が報告されている。隔離期間は現在、国内で隔離期間として感染すると7日間から10日間の休業を要請しているところがある。

海外情勢をみる。渡航先での隔離措置、また帰国時での隔離措置など厳しい制限があった。ワクチン3回目接種によるパスポートがあり、全く無条件で隔離期間がゼロというわけではない。国内に帰ってからも交通手段の制限や自費での宿泊など隔離措置があった。それにウクライナ侵攻により、ロシア周辺の航路が制限され、直行便はなくなりあるいは値段は高騰した。したがって6月時点でも渡航は現実的ではなかった。燃料費の高騰など、コロナ前のほぼ2倍の旅費がかかった。日本からドイツまで50万かかったという。

今はというと乗り継ぎ便については、コロナ前の2割増しといったところか。直行便はまだ復活していない。料金は、成田( CX521,CX289)⇔フランクフルト( CX288,CX542)で13万円。安くなってきた。シンガポール航空の乗継便は、まだやや高めだが。隔離措置については、ワクチン3回目接種が条件だが、その辺を確認しないとならないが、現実的になりつつある。国外にいる人は、入国しやすくなったと思う。国内からは、まだ万全とはいえないのではないか。

そんななか、国内旅行に重点をおく。できるだけコンパクトに周遊できるようにつとめメリハリをつけた。旅行期間を4日間できる時に限定し周遊。
登山は、4月から岩湧山、金剛山、大和葛城山、藤原岳、伊吹山、山上ヶ岳、御嶽山、富士山、焼岳、三峰山【妙法ヶ岳】、小浅間山、東籠ノ塔山、西穂独標をおさめとした。

今年の終わりごろには、来年への「一筋の光」が見えたように思う。新たな段階と習熟に向かいすすめなければならない。体力的にも精神的にも充実した日を送るために。

来年は未知の山に挑戦する。既存の金剛山はもとより山上ヶ岳、御嶽山は登らなくてはならない。富士山、行けるかな。
鈴鹿山系の御池岳か霊仙山、大峰山系の稲村ヶ岳、上高地の蝶ヶ岳、白馬山系の妙高山、雨飾山、白馬小蓮華岳、浅間・志賀高原の山・・・
アドバンスとして、富士山(富士宮ルート)や、穂高連峰(前穂高)唐松岳なども登れれば。
機会があれば、高野山の町石道の矢立より大門、檀上伽藍まで登りたいと思う。

 

1月には、市の社会福祉功労者表彰、10月には、県の社会福祉功労者表彰を受賞した。

7月、初めてとなる富士山登頂。標高3700mの山頂部、大内口と富士八峰は月面のようで神秘的だった。

10月終わりには、本格的なクライミング、西穂独標(2701m)11峰に到達。


「N響第九」青の洞窟 2022.12.21


「N響第九」2022年「年の瀬」 「青の洞窟 SHIBUYA」 3年ぶりに開催

久しぶりにNHK交響楽団の「第九」をNHKホールで聴いた。井上道義氏の指揮。この時期は、第九の演奏がさまざまなホールで聴かれる。同じ日に2か所行く事はできない。時間帯も同じ頃だし。実は、この日、サントリーホールでは鈴木優人氏の指揮の第九(読売日本交響楽団)があったのだ。
他に、秋山和慶氏や小林研一郎氏など、円熟の指揮者での第九も耳におさめておきたい。

3800人収容できる。国内最大規模のパイプオルガンを備える。カール・シュッケ社、パイプ数7,640本、ストップ数92。2022年7月リニューアル。2022年12月31日大晦日に「第73回 NHK紅白歌合戦」が放送される場所でもある。

「青の洞窟」は3年ぶりに開催。NHKホールは渋谷区でJR渋谷駅からだが、混雑がひどいので、JR原宿【明治神宮前】駅からの方がスムーズに行ける。この「青の洞窟」を通り抜けNHKホールに入る。クリスマス、年末は恒例の第九を聴こうと多くの人が集まってきた。

井上道義氏といえば、マーラーやショスタコーヴィッチなど近代音楽の指揮で注目を集めた。エネルギッシュでかつ壮麗な指揮が特徴である。2024年末、引退を表明している。さて、演奏の方は、さすがN響だけあって、ぬかりがない。指揮者が誰であろうと自分のコントロールされた音が出せ、全体にまとまりがある。そういえば、これは収録だったかな。31日、20時から教育テレビジョンで放送される。

 

昨今、いろいろと言われているが、個人としては、最先端の機材など設備の拡充を希望する。国民の大半から受信料を徴収していることから公共性がある。防災情報の迅速かつ正確な報道や、公共放送としてのアナウンス技術などにつとめてほしい。エンターテインメントは文化として吸収してほしいのである。そして、リベラルアーツ【教養】は、今後もさまざまな分野で開拓してほしい。日本のメディアのエンタープライズ(母艦)を今後も担っていただきたいと思う。


JAA「機関誌57号」発刊 2022.1130


JAA「機関誌57号」発刊  2022.1130

JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)は、アコーディオンの全国組織の会員団体で楽器界唯一のNPO法人であります。
事務局は、新宿の芸能花伝舎にあります。

芸能花伝舎(げいのうかでんしゃ)は、2005年に創立40周年を迎えた公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]が、新宿区と文化協定を結び、芸能が持つ力を地域に、そして広く社会に還元するための拠点として誕生。芸団協は、芸能文化を担う「ひと」を育て、芸能文化を育む「場」をつくり、「ひと」と「場」が豊かに活かされる「しくみ」を整え、この国の人々が、多彩で深く、芸能を楽しみ豊かな心を育む社会を実現することを目指しています。この理念を実現させるための芸能文化拠点が「芸能花伝舎」です。

JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)では、会員相互の交流をはかるとともに、年に4回(1月、5月、8月、11月)に機関誌と会報を発行しています。私は、編集長をつとめています。11月号が発刊されました。素敵な表紙デザインで、クリスマスの雰囲気が。
楽譜も掲載しています。冊子をお求めの方は、JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)事務局、03-5909-3187、メール jaaoffkw@npo-jaa.jp

または私までお声かけください。

 

 

 


2023.1.28「ボランティア体験交流会」演奏


2023.1.28「ボランティア体験交流会」※「ボランティア体験フェア」改め
演奏します。

「ボランティア体験フェア」は、年度に開催している行事です。2019までは通常開催できたのですが、コロナ禍で、2020、2021と中止しました。参加人数も1000人と密集が予想されるためです。内容を見直し「交流会」として【会員限定】の最小の構成で開催する意向で取り組んでいます。

主催はボランティアサークル連絡協議会の加盟サークル(※社会福祉協議会のボランティアセンターの個人会員へは参加呼びかけができませんでした。)それでも200名近くはいるのではと思います。

発表、体験、パネル展示などボランティアの交流を深めていただければと思います。


クリスマス オルガンコンサート 


クリスマス オルガンコンサート

サントリーホールのパイプオルガンによるクリスマスコンサート
日本の歴史あるクラシック音楽専用ホールと言われている。1986年オープン。ザ・シンフォニーホールに次ぎ、クラシック音楽専用ホールの老舗である。
小ホールもあり、こちらはブルーローズと名付けられている。日本で最もコンサートが多いホールの一つ。年中、国内はもとより海外から招聘したアーティストが公演する。

収容数は2006名。「ワインヤード」方式のホールはステージに集中できる点にある。
オーストリアのリーガー社による、パイプ数5,898本、ストップ数74を有する世界最大級のパイプオルガン。

ザ・シンフォニーホールの事を書かない記事が多いのだが、それが気になる。1982年創設の日本ではじめてのクラシック音楽専用ホールである。
それまで1961年に開設された東京文化会館(通称:上野の文化会館)もあるが、音響的には多目的ホールの域を出なかった。他に日比谷公会堂や渋谷公会堂などもあった。
昭和女子大学人見記念講堂などがよく使われていた時期もある。1999年にリニューアルされクラシック音楽専用ホールとなった。

サントリーホールのステージはいわゆる底部にあり、下から自然と湧き上がってくるような音響が特徴だと思う。2017年、ヘンデルのハレルヤコーラスに出演し歌ったことがあるが、木のぬくもりを感じたのと景色が明らかにシューボックス型のものと違った。いわゆる舞台からも客席がよく見えるのだ。

プログラムはクリスマスにちなんだもの。
バッハの「主よ人の望みの喜びよ」 や ピアソラの「アヴェ・マリア」など、
独奏楽器のサクソフォンとのアンサンブルがあり、ホールの魅力を一層ひきだしていた。

 


「神よ憐れみたまえ」小池真理子


「神よ憐れみたまえ」小池真理子

これまでも「柩の中の猫」「無伴奏」「死に向かうアダージョ」などを嗜んでいる。作品「二重生活」映画化もされている。
小池さんの小説は、音楽や楽器が必ずといっていいほど登場する。また、登場人物は輪郭がはっきりと浮かび上がる。それが心地よいしリアルである。
軽井沢図書館でのイベントでお会いできサインをいただき宝物になっている。2017.8
真理子さんの上梓された大作 2021.6 を何度も読む。

短編、長編、いずれにしてもドラマティックな展開に圧倒される。交響曲を聴いている感じなんだな。緩急に意図があり、綿密に構成されている。
終焉は、思わぬ展開に言葉がでない。それは、ブラームスの第4番のシンフォニーのように終章の一句が終わりを深感するのだが、短調で終わっている。(最後、長調で終わっていたらどうなっていたのかな。)再生を願わずにいられない情感となるのだ。ハッピーエンド、ちゃんちゃんではない真摯な向き合い方。それは(残された)「慰め」である。

「神よ憐みたまえ」は、バッハ/マタイ受難曲第39番 Erbarme dich, mein Gott(憐れみたまえ、我が神よ)を想起させるとともに、このフレーズは、ラテン語ミサの「kyrie eleison」のドイツ語読み。悔い改め、信仰宣言し、感謝する。最後は「神の子羊」アーメン。

キリスト教は2000年にわたり、キリストの復活を祝うために毎週日曜日に集まり「主の晩餐」を行ってきた。これがカトリック教会で「ミサ」(感謝の祭儀)の礼拝である。
宗派はさまざまであり、教義のみ優先され礼拝などが伴わない教派もあるよう。もちろん、クリスマスミサや復活祭ミサなどは重要な行事なのでそれをおろそかにする事はない。
イスラム教では、飛行機のパイロットが乗務中、神殿に向かって座礼をする光景があるのだ。キリスト教では教会暦に則り、時季に礼拝を行う事で体系をなしている。また、7日間に一度は仕事をお休みしていた。日本からすると、神社の暦で年中行事の祭礼にあたる。氏子は月に3回は奉参していたのだから。現代は混沌とし帰依する事から離れている。むしろ「心の時代」・・・


カトリック神田教会~「マロニエ」~


カトリック神田教会「聖フランシスコザビエル聖堂」とも言う。都内最古の教会

1872年、フランス公使ベルトミーにより、三番丁に神学校ができた。学校では英語・フランス語・ドイツ語の他、ラテン語を教えられていた。
1874年、増え続ける入学志願者に対応、学校の大広間に聖フランシスコ・ザビエルを保護聖人とする聖堂が設置されたのがはじまり。
1878年、学校は事情により閉鎖された。
1882年、孤児院や小学校(現在の白百合学園中学校・高等学校)が建った。
1896年、ゴシック式の聖堂が完成。
1913年、失火による神田教会、仏英和学校、シャルトル聖パウロ修道女会修道院が罹災。
1915年、主任司祭のシェレルによるレンガ造の聖堂が完成。
1923年9月1日の関東大震災により全壊、焼失。
1928年12月9日、現在の新聖堂が完成。
2002年、この聖堂が東京大空襲を免れ、国の登録有形文化財に登録。

まさに神田は外国語の発信地だ。そういえぼ

坂上にトチノキ(マロニエ)の落葉 30㎝×50㎝ イチョウはよくあるが珍しいのでは。
デカイなんてもんじゃない。風情があるなぁ 絵本「モチモチの木」に登場
霜月二十日の晩、モチモチの木に灯がともるのだろうか。トチノミでお餅ができる。

マリア様




エアライン 強風で引き返す?


エアライン 強風で引き返す?

2022年12月22日 20時55分 羽田 出発 22時15分 関空 到着便 JAL

結果 22時27分 到着 遅延

22日、23日は荒天による強風のため 航空機は目的地を変更、あるいは発着地に引き返すことも考えられる。搭乗される場合は、あらかじめご了承ください。
19時26分にメールが入る。到着空港に雹が降っているそうだ。

最短でも20分以内にゲート前に(ただし保安検査が完了している事が条件)。搭乗案内は20分前から開始される事から。優先順に搭乗する。保安検査場の混雑状況やゲートまでの距離も考慮。40分前には到着しチェックインを。土産購入や食事を確保するならもっと早めに空港へアクセスするだろう。

もし、引き返したら空港で泊まるしかない。変更の場合は、指示通りにするしかない。キャンセルができる状態ではなかった。※条件により、2パターンがあり、目的地までの交通手段を負担する場合と、そうでない場合がある。

タイムテーブルボードをみると「出発ゲートが事情により変更」となっていた。北ウイング内でも移動に時間がかかる。北ウイングと南ウイング間なら移動に10分ほどかかる。羽田空港第一ターミナル(JAL)と第二ターミナル(それ以外)間も10分ほど移動がかかる。保安検査場のクリアの時間は混雑状況によるが今回は待ち時間は0分だった。

空港内アナウンスの調子が今ひとつだった。-遅延や天候不良によるお知らせが複数続いても丁寧に冷静にアナウンスできないと困る。羽田 神戸 スカイマークの便について 何度もお詫びのお知らせをしなければならないのは理解できるが、声がでかすぎる。誰かチェックはできないものか。-

果たして結果は?
離陸して25分後、ベルト着用サインが消え、ティーサービスを受けた後、再びシートベルト着用サインが出た。強風の中を通過するためだ。パーサーと機長からの説明があり安心する。切り返し、あるいは高度を下げ何度かトライする場合もあり、それでも強風域を抜けられないと判断した場合は、引き返す事があるとコメントした。緊張が走る。東から西へのルートは。偏西風やジェット気流など、西風が大きな要因ではないか。西風に向かって航行するから。強風の場合は特に影響を受ける。しかし着陸には向かい風が必要だ。

ほんの2-3分だったが、ガタガタと揺れたが通過できたようだ。そこは、Boeing 737-800。揺れは少ない。
まもなく着陸態勢に入った。高度を下げ「進入降下角」を1.3度にし滑走路に着陸する。

遅延したというが、それは私には何の問題もない。無事に到着できてありがたい。
私の場合は、終電が23時55分まであるし、預け荷物はなかったから 他の人よりも時間はあるので どうぞお先に。空港から車での道は雪が降り、一部は着雪していたので 無事帰還できてよかったと思う。

 

 


聖路加国際病院のクリスマス


聖路加国際病院のクリスマス

クリスマスは聖路加国際病院にとって大切です。ルカ礼拝堂やトイスラー記念館など多くの施設を配する聖路加国際病院には、パイプオルガンもあります。精神に則り理念を貫いています。