Tag: 永田文夫

永田文夫先生の事


永田文夫先生が 5月に亡くなられた。89歳 三越劇場の公演 卒寿祝いの前だった。シャンソン界の大御所のひとり。シャンソンマガジン 日本訳詞家協会 評論の世界に 素晴らしい功績を残された。

私は 思い出として

2012年の 第3回なにわシャンソンコンクール 審査員でご一緒した事が記憶に刻まれている。審査員の先生方にまじりながら 永田先生からお話をうかがった。フランス文学と 日本語詞のあてかた 歌手のくせ等 ためになるお話であった。

2013年 第4回なにわシャンソンコンクールの際には 昔の話をされるのだが それが何とも。

また 私がよく伴奏にうかがう 高槻での「シャンソンの夕べ」には 時々いらしていて 岸洋子の「恋心」を歌った事もある。エンリコマシアスの曲に 永田先生の訳詞が韻を踏んでいて 歌いやすく シャンソンで この曲は 知らない人はいないくらい膾炙されている。

お酒 お話が好きで 洒落ているのが 永田先生 いつまでも 私たちの思い出に残ります。
これは 2013年 第4回 全国なにわシャンソンコンクールでのスナップ。米寿をお祝いする会にて 永田先生は 左から3番目。にこやかである。

 

img_20130316_174840-custom

永田先生には ほんとうに いろいろ教わりました。シャンソンとワインは 永遠に 先生の許へ。

コンクール表彰式 永田先生は中央 ネクタイ 私は 先生から左側に3番目。
私は、この時 プレゼンターもつとめ、入賞者に副賞を手渡し 労をねぎらった。

CCF20130321_00000-Medium-640x480

15032_257680291023963_1557582692_n

CCF20130304_00000_640

CCF20130304_00001_640

 

001_1024

002_1024

news_naniwa2012_1024


「世界の歌を美しい日本語で」出演 2013.7.26


7/26 「世界の歌を美しい日本語で」のこと。「輝いて共に生きる会」主催。歌い手の 島田宝子さん 佐藤祐子さん MASUZUさん 岸本真知子さん ピアノの石田美智代さんと 打ち合わせをします。当日のゲネプロ そんなに時間はありませんが 出入り 進行を 軽く確認しておきます。

園児6歳の22人が出演 訳詞により日本のうたになった「ちょうちょ」「むすんでひらいて」
元気に 歌い 振り付けもしました。子どもって、歌をきくとすぐ覚えちゃうんですね(聴く力がある・・・)一番よかったです。

私のステージがはじまりました。4人の歌い手さん。「古いパリの岸辺に」「アコーディオン弾き」「アンコール」「恋の病」アコーディオンで感情をメリハリつけて 歌い手のイメージにあうように。

そして ゲスト ボニージャックスさんの演奏。最近「ことば」がみだれているというけれど。いいうたは、ことばからですね。(中学の時、ロッド・スチュワートのセイリングを聴いて英語を好きになったことを想い出して)

訳詞家協会の 永田文夫さんも登場 「恋心」をうたいました。エンリコマシアス 岸洋子さんが唄って大ヒット 永田文夫氏の訳詞です。

最後に 「おおシャンゼリゼ」 を会場のみなさんと一緒に。私は M’sヴァンヴェールバンドとともに、アコーディオンの伴奏で。

P1150521_640

「打ち上げ」があり、主催 輝いて共に生きる会 岡田みどりさん はじめ ゲスト ボニージャックスさん 出演者・・・話をうかがいました。打ち上げの時の写真です。

P1150523_640

内容とてもよかったです。次回の機会には ぜひ聴きに来てくださいね。


第4回全国なにわシャンソンコンクール表彰式


本選 表彰式が行われ(中之島公会堂)1日目2次予選62名から選抜。本選出場の31名から選出しました。おめでとうございます。
【募集要項はこちら 2012年11月頃いただきました。締切2013年2月15日】

(敬称略)
☆グランプリ 岸本真知子(東京都) Je suis malade 恋の病
☆準グランプリ 後藤素子(熊本県) 水に流して
☆準グランプリ MASUZU(大阪府) もう一度

敢闘賞  (順不同)
門馬モネ (大阪府) それはあなた
池上順子 (兵庫県) 悦楽のカフェにて
佐藤祐子 (岡山県) アコーディオン弾き
樋口由美子(大阪府) 愛しかない時
加藤茂美 (岐阜県) 愛しかない時
渡辺睦美 (神奈川県)我が心の赤い風船
村田ナオミ(東京都) 水に流して

☆審査委員長 永田文夫(音楽評論家 訳詞家)
審査委員 竹中建三(元キングレコード大阪宣伝部長)
永田夏雄(元KBS京都取締役)
西辻善則(日本アコーディオン協会理事)
加藤修滋(アリアンス・フランコ・フォン日本代表)
岡田みどり(輝いて共に生きる会)

ゲスト歌手
伊藤ナオミ 栫井加代子 ZaZa(山口早智子) 中西眞理  柴田乃生子  森岡怜子
島田宝子(第3回グランプリ) 鈴木希彩(のあ)(第1回準グランプリ)

公式ピアニスト 石田美智代 ゲストピアニスト 増田まさし 安藤摩紀

聴きに来てくださった方に感動をあたえました。みなさんそれぞれのシャンソンは生き生きと輝いています。
今後も ますます輝いてほしいですね。

記念写真です(一部)。私は右から2番目 受賞者・審査の先生方やゲスト歌手・ピアニストと一緒です~

CCF20130321_00000 (Medium)

P1030030_640

IMG_0003 (Large)

IMG_0002 (Large)

IMG_0007 (Large)


第4回全国なにわシャンソンコンクール 本選 


今日は 第4回全国なにわシャンソンコンクールの2次審査 63名から本選へ31名を選出しました。年齢を感じさせない若さ・気持ち。

2日目 13:00開場 13:30開演 31名からグランプリ 準グランプリ 入賞者を選出します。お時間のある方はぜひ 本選を聴きにいらしてください。

中之島公会堂は 響きが柔らかく さすが100年の伝統があります。
63名を審査しましたが 出場者への応援が際立っていました。

シャンソンといってもいろいろあるんです。原語シャンソン 訳詩シャンソン 日本語シャンソン 詞を訳詩家がつける 日本語詞をつける 演奏者がつける場合 1番は原語 2番は日本語 など バリエーションも豊かです。
日本語シャンソンは フランスのものを借りてきたのでなく 訳詩家が日本語の意味をフランスの曲にあたえるというもの。フランスでなく日本で知られているシャンソンも多くあります。

時おり目頭を押さえることも。うたはすばらしい。
楽しいとき哀しいとき そんなときうたに救われのりこえて・・・
人生とうたが重なったとき 自分の慰めになった。
先週某Tvで あなたは心を洗われていますか?
(感動で涙を流すことは頭がすっきりすること 溜まっていたものが浄化される)
心にすーっとはいってくる・・・

1日目 2次予選審査を終えて夕食 審査員の先生方他
(上 審査委員長 永田文夫先生の87才誕生を祝して)
永田先生は「恋心」などの訳詩家として著名な日本訳詩家協会の会長であります。
(下 音楽の話などいろいろ 楽しいひととき・・・ 63名の審査を終えて清々しい気持ち)

 

IMG_20130316_200450 (Custom)

IMG_20130316_174840 (Custom)


2012.2.18-19 第3回「全国なにわシャンソンコンクール」


2月18日~19日第三回全国なにわシャンソンコンクールが大阪中之島公会堂で行われた。

審査委員長に、永田文夫氏、審査員に加藤修滋氏、岡田みどり氏、パトリックヌジェ氏、三木原浩史氏、そして私。 テープ審査の後、1日目は二次審査で52名から30名を選出、 2日目は本選で30名からグランプリ1名 準グランプリ2名他入賞者を選出。 神戸、浜松、大阪などシャンソンコンクールはあるが、特長は予選、本選と二日間出場できること、日本語シャンソンで応募できること、プロアマ問わず応募できること。 10代から70代までの出場者。50代~60代が多かったが、その意気と若さに驚いた。出場者は自分のシャンソンを表現し、聴衆も感動したと思う。 入賞者の記事はこちらに掲載 日仏シャンソン協会関西支部 http://www.tcn.zaq.ne.jp/akbja707/chanson.html

シャンソンは、「3分間のドラマ」といわれ、主人公になりきって表現する。 曲の構成は重要である。 歌う言語、語りやメロディー、振付など、歌い手としてシャンソンをどう表現するか。 発声は、語りか歌か シャンソンらしい発声が望まれる。感情移入をどの程度行うか。 フランス語のうたをシャンソンと呼ぶのだが、フランス語のうたがアメリカにわたり日本に入ってきた英語のシャンソンもあるし、アルゼンチンなどからフランスにわたり日本にはいってきた曲など様々である。

選曲については一定のラインが引かれているが簿妙でもある。 原語で歌うかどうか。日本語に訳詞されているもの、オリジナルで訳詞したものを使用する場合など、歌詞をどう表現するか鍵になってくる。うたは詩が重要である。 シャンソンは、愛をうたうものが多い、戦争や人生をうたうものもある。内容も大切である。 舞台に立つとき(マナーやステージマネジメント)、伴奏者とのかけあい、マイクの使い方、振付、衣装など総合力で競われる。 コンクールは登竜門であるが、プロアマ関係なく、年代を問わず シャンソンを全国各地から聴かせていただける機会になればと思う。 「輝いて生きる」ことをあらためて感じた。今後もシャンソンを歌ってほしい。

2月18~19日 大阪中之島公会堂で 第3回全国なにわシャンソンコンクールが開催された。(主催:日仏シャンソン協会関西支部)
審査委員長 永田文夫(日本訳詞家協会会長) 審査委員 加藤修滋(日仏シャンソン協会 日本支局長)岡田みどり(日仏シャンソン協会 関西支部長)パトリック・ヌジェ(アコーディオニスト)
三木原浩史(神戸大学大学院国際文化学教授)と私(NPO法人日本アコーディオン協会 理事)だ。

テープ審査 2次予選 52名より30名を選出し 本選 30名から入選者10名を選出 グランプリ 1名 準グランプリ 2名 敢闘賞
7名 のうち グランプリ・準グランプリには、巴里祭に出演の権利が!

001_1024 002_1024 news_naniwa2012_1024