永田文夫先生が 5月に亡くなられた。89歳 三越劇場の公演 卒寿祝いの前だった。シャンソン界の大御所のひとり。シャンソンマガジン 日本訳詞家協会 評論の世界に 素晴らしい功績を残された。
私は 思い出として
2012年の 第3回なにわシャンソンコンクール 審査員でご一緒した事が記憶に刻まれている。審査員の先生方にまじりながら 永田先生からお話をうかがった。フランス文学と 日本語詞のあてかた 歌手のくせ等 ためになるお話であった。
2013年 第4回なにわシャンソンコンクールの際には 昔の話をされるのだが それが何とも。
また 私がよく伴奏にうかがう 高槻での「シャンソンの夕べ」には 時々いらしていて 岸洋子の「恋心」を歌った事もある。エンリコマシアスの曲に 永田先生の訳詞が韻を踏んでいて 歌いやすく シャンソンで この曲は 知らない人はいないくらい膾炙されている。
お酒 お話が好きで 洒落ているのが 永田先生 いつまでも 私たちの思い出に残ります。
これは 2013年 第4回 全国なにわシャンソンコンクールでのスナップ。米寿をお祝いする会にて 永田先生は 左から3番目。にこやかである。
永田先生には ほんとうに いろいろ教わりました。シャンソンとワインは 永遠に 先生の許へ。
コンクール表彰式 永田先生は中央 ネクタイ 私は 先生から左側に3番目。
私は、この時 プレゼンターもつとめ、入賞者に副賞を手渡し 労をねぎらった。