24.05.30 登拝「金剛山」1125m
金剛山は、修験道の開祖「役行者」(634-706)、吉水院の第96代天皇「後醍醐天皇」(1288-1339)、楠公さんの「楠木正成」(1294-1336)ゆかりの地。
難攻不落の山城「千早城」楠勢500に対して幕府軍10万。勝てるわけがないのだが、山城を知り尽くした楠木正成の頭脳が勝った。
「落ちない」千早神社は、崇敬されている。ちなみに、皇居前に楠木正成銅像があります。
登山口は、四方向(西、南、北、東)あり、千早本道、百が辻、水越峠、郵便道などがあり、バリエーションに富む。千早本道は、経由として千早神社を通るルートあり。標高差600mを1時間少しで昇るので階段道が多い。段数は3000。呼吸をそろえて自分のペースで進む。日頃、使ってない膝から股の筋肉を使い、下半身を安定させる。ポールがあると下りの膝への負担を減らせられる。早早朝は、人が少ない。それでも、50人位の人と会った。年間50万人の利用があり、高尾山と同様、親しまれている。村営のロープウェイは停止中だったが、2022年に廃止が決定した。
駐車場:「山の豆腐」Mont-bell 前(24時間営業)平日600円 土日祝800円、少し下に「さわやかトイレ」がありスペースが駐車場で600円(ナンバープレート記入式)
登山ルート:上り3km 標準100分 頂上ライブカメラ(大阪側頂上)⇔ 葛木神社(奈良側頂上、最高地点)300m 10分 下り3km 標準70分
5時26分 登山口 標高530m 残り3000m
5月58分 5合目 標高800m ウルトラマン・バルタン星人 残り1400m
6時30分 9合目 標高1040m 残り300m
6時36分 大阪側頂上ライブカメラ(国見城址) 標高1088m
6時51分 奈良側頂上(葛木神社) 標高1125m ※神域のため立入禁止
7時5分 転法輪寺
7時15分 大阪側頂上ライブカメラ(国見城址) 標高1088m 下山開始
8時23分 登山口 標高530m 総歩数は、13000歩でした。
登山道の整備に感謝です。また、練成会の方もご苦労さまです。山頂の日付が日々更新されています。無我無心で向き合えるように。
登山道開始。山行の安全を祈る。
最初は、舗装された道や階段のない上り、急であるので、ペースをセーブする。2合目(標高643m)で千早神社への道あり。千早神社は、石段550の道があるが、キツイので。こちらからの方がラクだと思う。
五合目(のろし台跡)ウルトラマンとバルタン星人の石像。道半ば。ここから、5.5合目、6.5合目、7.5合目で8合目に入る。この辺りが一番厳しい。
九合目で分岐。「楽な道」は、山頂ライブカメラ(国見城址)へ。「近道」は、売店へ。
大阪側山頂(国見城址)から、西、北、東がみえる。関空、はるかす、PLの塔、一段高いのは、大峯山脈。
昔からあった「カップヌードルの自動販売機」。蓋をあけ、湯が出るのでセットする。フォークもある。
回数登山の表彰者一覧。200回以上が表示される。「ナニコレ珍百景」で紹介された金剛山のカリスマ「平野次男」さんの名がある。17000回以上。単純に40年以上かかる。
また、連続登頂日数の加島伊佐夫さんは、5477日。15年かけて。雨の日や、雪の日、暴風雨の日もあるでしょう。何とも、凄い記録だ。
山頂付近は、舗装道だが、坂道がこたえる。樹齢500年以上の杉並木。夫婦杉がある。
最高地点のある葛木神社。神域にあるため立入禁止。立派な千木。
転法輪寺に。修験道の開祖、役行者が創建。
登山道には、石仏が祀られている。十三仏第四「普賢菩薩」