Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

ボランティア体験フェア2024.1.28出演


ボランティア体験フェア2024.1.28出演 市保健福祉センター

4年ぶりにフル開催。昨年は、コロナ禍でボランティアサークル連絡協議会のみで「ボランティア体験交流会」として開催し外部には告知しませんでした。
ボランティア体験フェアは、一年に一度、社会福祉協議会、ボランティアサークル連絡協議会の共催で20年近く行っています。私たち、ベローズフェローはアコーディオンうたごえ体験をします。

時間は13:30~ です。

市内のボランティア関連団体、個人ボランティアが一堂に集まり、広く一般市民に呼びかけ、体験できるイベントです。

※駐車場がいっぱいになることが考えられますので、考慮ください。

 

 

 


「リラ・クラシック」シューベルト 2024.1.20(土)7:00 vol.125


2024/1/20(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】シューベルト/歌曲集「冬の旅」より「おやすみ」「菩提樹」 歌曲「音楽に寄す」「野ばら」「ます」
ピアノソナタ第18番ト長調「幻想」 4手のためのソナタ幻想曲ヘ短調D.940

【コラム】2024年がはじまりました。作曲家メモリアルイヤー スメタナ・フォーレ・プッチーニ・ブルックナーなど名曲を探索するのにちょうどよい機会だと思います。例えば、スメタナですと「モルダウ」からはいり「売られた花嫁」「弦楽四重奏曲」、またフォーレですと「パヴァーヌ」からはいり「エレジー」「夢のあとに」など、広げることができます。
シューベルトは、ベートーヴェンと同時代の作曲家で影の薄い立ち位置にいたというのはとんでもない。ロマン派への意向にシューベルトの音楽性がとても重要。がっしりとした構成のベートーヴェンから解放された自由な形式のファンタジーを多く書いた。その数は1000曲を超え、速筆であったために未完の作品も多くある。そして、歌曲はシューベルトの表現の独壇場でドイツリートを確立し、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、リストに影響を与えた。リストは自分のリサイタルでシューベルトの作品を編曲した「糸を紡ぐグレートヒェン」などを披露している。美しいメロディーは愛すべきシューベルトである。


2024.1.11(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.259


2024.1.11(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】Chessboard 白い恋人たち の庭 アンリ・サルヴァトール 夢のタンゴ ヴィオレッタに捧げし歌 能登は冬色 丘みどり 生水敬一郎 G線上のアリア 冬景色 たき火 イヨマンテの夜 寒い朝 吉永小百合 冬のリヴィエラ

【コラム】2024年(令和6年)はじまりました。一日、一年がよかったと思えるようにしたいですね。


茶漬け「志ば漬茶漬け」


「志ば漬茶漬け」

寒い日、冷めたごはんは食べにくい。うどん定食やそば定食がいいかもしれないが、麺類がボリューミー。こんな時には茶漬けが。それが、香りのいい事。それから風味が広がりあたたまる。
日本人のソウルフードの一つだと思う。これは大原の土井志ば漬本舗の「志ば漬茶漬け」(八瀬に本店)

 

 

香りが唆る。御茶でなく湯をかける。

やはり本物のお茶漬けは違うなと。「量より質」ゆっくり食べたい時によい。


稲荷山(標高233m)


稲荷山(標高233m)

東山三十六嶽の一つで、北は比叡山(848m)、如意ヶ岳(465m)、清水山(242m)、阿弥陀ヶ峰(196m)そして南端に稲荷山がある。伏見稲荷大社は、稲荷山を御神体とする。滝が多く、弘法の滝がある。山麓の御本社に近い峰から順に三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰で、三ノ峰と二ノ峰の中程に間の峰、そして三ノ峰の北方に荒神峰が。参道には千本鳥居が建ち並ぶ。古くは、三ノ峰に藤森社があったが、現在の地へ勧請した。

ご祭神:五穀と養蚕を司る穀物神「稲荷大神」
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ) – 下社(中央座)佐田彦大神(さたひこのおおかみ)- 中社(北座)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) – 上社(南座)田中大神(たなかのおおかみ) – 下社摂社(最北座)四大神(しのおおかみ) – 中社摂社(最南座)

創建は711年(和銅4年)。弘仁14年(823)、嵯峨天皇は東寺(教王護国寺)を空海に下賜され、真言密教の布教拠点として五重塔の建立をはじめた。伏見稲荷より大木を持ち出した事を稲荷神の怒りだと悟り、伏見稲荷のご分霊を東寺の守護神として稲荷神を祀った。

JR京都駅から稲荷駅すぐ、駐車場無料(※年末年始は駐車場閉鎖)、境内は基本的に開放されている。

七神蹟地、およびその親塚
①一ノ峰(上之社神蹟) – 末広大神 ②二ノ峰(中之社神蹟) – 青木大神 ③三ノ峰(下之社神蹟) – 白菊大神 ④荒神峰(田中社神蹟) – 権太夫大神 ⑤間ノ峰(荷田社神蹟) – 伊勢大神
⑥御膳谷遙拝所 –  ⑦釼石(長者社神蹟) – 御神体の剱石があり長者社には加茂玉依姫(かもたまよりひめ)を祀る。

参詣順(120分):表参道 楼門 本殿 奥宮(千本鳥居)能鷹社【三つ辻】
【四つ辻】1周30分 御膳谷 薬力社 御劔社 一ノ峰【稲荷山】二ノ峰 間の峰 三の峰

四つ辻から周回で30分。特に「四つ辻」の手前が坂が急である。また、御劔社から一ノ峰の坂が急で鳥居と森の景観が神秘的。手すりはない。歩幅の広い段差があるので足場に注意。

2024年(令和6年)が幸多き年でありますよう祈ります。西方浄土の夕陽がきれいで手を合わせた。

 

 


「大原宝泉院」と音無の滝(標高369m)


「大原宝泉院」と音無の滝(標高369m)

大原は「みやこ」の北東にある。四方を山に囲まれた盆地で呂川や律川など水を大切にしてきた。比叡山延暦寺の麓で、天台宗と関連が深く、最澄の「円融房」が最初である。
平安時代の僧、円仁(794-864)が魚山「来迎院」「勝林院」「宝泉院」を創建したとされる。三千院は、後醍醐天皇の皇子で征夷大将軍にもなった護良親王(1308-1335)が入室し梶井門跡に。彼は天台宗座主でもあった。

朝廷に奉納する炭の産地で大原女が活躍した径が現在の三千院の入口の道である。
「大原女も 今朝新玉の 裾長し」にあるように 新年の喜びが永くという意味

盤桓園(ばんかんえん)、鶴亀庭園、宝楽園、水琴窟、血天井など額縁庭園が知られている。五葉松は樹齢700年。抹茶と菓子の接待を受け、よい御点前で。苔のふすまで 悠久の時を。

大原十山「梶山」の入り口に音無の滝がある。声明を唱えていると滝の音が聞こえなくなったという謂れから。他にも諸説あり。盛夏の時は、蝉の声で滝の音が聞こえなくなったような気がする。それだけ静寂なところ。秋の紅葉の時期は賑やかになるが、新緑の草紅葉の頃が一番だと思う。

 

京都の漬物はすぐきや千枚漬けが有名だが、大原の赤紫蘇も有名。かまど焚きのごはんに漬物は、日本人なら故郷の味だ。

 

大原女の径(おはらめのみち)にある和紙のお店 もとしろ 親しみやすい店主

三千院の入り口

三千院門跡

宝泉院の入口、気が引きしまる。

水琴窟がある。二本、手前の方で金属音が聴こえた。

額縁庭園 五葉松は樹齢700年。幹が白くなった部分があるが生き生きと力強い枝葉と苔は時間を忘れ落ち着く。

抹茶 菓子付 よいお点前で

とても丁寧で心地よかった。礼を尽くしている。

いつもなら雪が積もるが、暖かい。来迎院、音無の滝方面へ。

 


「シング・イン・ハレルヤコーラス」


「シング・イン・ハレルヤコーラス」~全同志社メサイア~

全知全能の神を讃える歌を歌う時は、起立する。これは、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」の初演時1741年、国王ジョージ2世が起立した事によるものとされている。そして、ある頃から「シング・イン・ハレルヤコーラス」になった。コンサートでは、ハレルヤコーラスの楽譜が挿入されている。今日も、それがかなった。隣は素敵なソプラノの声を響かせていた。ヨーロッパではクリスマス=新年であり、新しい年の幕開けが明るいことを願いたい。

ヘンデルのオラトリオ「メサイア」は宗教的音楽作品で、キリストの生涯を題材にし「預言と降臨」「受難と贖罪」「永遠のいのち」を描いた。全53曲、レジタティーボ、アリア、合唱を含む2時間余りの壮大な音楽劇。合唱作品は多種多様にわたるが、このような大規模作品を上演するには大変な労力が必要で、全同志社メサイアはそれを56回以上も重ねている。いや、創立50周年の時に第1回があったという。歴史が古いのだ。合唱の練習を積み重ねる。第九で数か月の特訓。マーラーに復活は2か月くらい。私は以前の合唱団でヘンデルのメサイア全曲合唱に取り組んだが1年半の特訓がありヴォイストレーニングもあった。そのおかげもあり、テノールのパートはよく知っている。

「全同志社メサイア」は素敵。4年ぶりに演奏会が開催でき喜び楽しみにしていた。クラシック音楽を聴く人が減っていて、音大が大変な事になっていると。最近、オケで女性の比率が高いそうだ。合唱団には男声は人数いる。コンサートミストレスは、体をはって楽団をリードしていた。終了後、感極まったのか涙していた。「よく頑張ったね」。CDで聴く演奏と明らかに違っていた。京都コンサートホールは2000人を収容する大規模な音楽ホール。私は1階席7列目、中央より左側の席。オルガン、管楽器の響きがとてもよかった。チェンバロはレジタティーボでよく聴こえた。

第2部「受難と贖罪と復活」
第22曲合唱「見よ、世の罪を取り除く神の子羊を。」
第31曲テノールのレジタティーボ「イエスの死=民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり、命ある者の地から絶たれた。」
第38曲ソプラノのアリア「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか。」が美しく涙をさそう。
第44曲合唱「神をほめたたえよ=ハレルヤ」この世の国は、われらの主と王国となった。王の中の王、主の中の主、ハレルヤ!

今回の演奏会ではハレルヤコーラスが最後の曲だった。指揮者がこちらを向いてどうぞご起立ください。そして、歌おう!
来場者と合唱で奏でるハレルヤコーラスはやはりいいですね。そして、アンコールはキャンドルライトの中の「聖夜」は幻想的だった。

きよしこの夜 星はひかりすくいのみ子は まぶねの中にねむりたもう いとやすく

Happy Christmas, Best friend!


第56回「全同志社メサイア」演奏会2023.12.25


第56回「全同志社メサイア」演奏会2023.12.25

2023年12月25日(月)17:30 開場 18:30 開演

会場:京都コンサートホール 大ホール

指揮:垣内 悠希
合唱:メサイアシンガーズ/同志社グリークラブ
オーケストラ:同志社交響楽団

コロナ禍で開催できなかったが、満を持して開催、何度もうかがっているので楽しみです。
第1回の演奏会はおよそ100年前。同志社創立50年の時だった。メサイアとともにあると言ってよいと思います。

 


「調う」2023年


環境(environment)2023

今年一年の流行語大賞は「アレ」で一文字は「税」でした。私としては「調う」かな。

環境が激変する事に対する現状維持を望む反面、現状維持では駄目で抜け出す事を望んでいる。メリハリが肝要。何もしないでなく一歩進みだす。
変化に対応すると整えられていく。バランスを欠くと「整ってない」になる。常にニュートラルで感覚を磨き、対応できるようにする。

先日、ある情報番組で誤植の謝りが続けざまに2回あった。漢字の間違いは出す前にわかるでしょう。チェック出来ないのかな。
情報番組で長いVTRを見せられる。生放送なのに。民放なら15分、NHKならそれ以上。映画ではあるまいし(笑)。出演者の役割が少ない。VTRは、最初は強烈な印象を出すが、終わりには論点がぼかされている。コメントをするのはいいが、結局まとめられないならやらない方がいい。生放送でのコメントは難しいとは思うが出演者で話し方を勉強してほしい人がいる。

私にとっての「調う」は、日・緑・山・木・水・土のにおい・滝・空・川・月・磐・・・で落ち着く。時間があれば温泉に浸かりたい。

 

Bach in the Subways バッハ・イン・ザ・サブウェイズ 私のオーガナイズするアメリカニューヨーク発信のムーブメント。
世界40か国150都市以上が参画した。日本では9年目で創始者のデール・ヘンダーソン氏が来日した。それは夢のようであり、現実となった。小さい積み重ねが実った。
私はこのイベントをホストした。
京都で2か所(三条大橋、南禅寺)、奈良で1か所(ミ・ナーラ)、和歌山で2か所(丹生都比売神社、高野山金剛峰寺壇上伽藍「中門」)で演奏。趣旨を伝えた。

環境といえば作業場を一新。今までFさんにデスクトップパソコン、タブレットPCなど導入してきたが、HPのパソコンを導入。最新の環境と拡張性に驚いている。windows11は Intel core i7 第8世代以上が条件だが、メモリ64GB SSD2基 HDD2基 WIFI6+Bluetooth5カード デュアルディスプレイ usb-type-c 充電 マウス、キーボードも変更し、LANハブやケーブルも交換、ギガビット(実質700MB/s)が快適に。起動、終了が早いのはストレスが減る。来年からは、編集の仕事も増える。すでにイラストレーターの作業に入っている。デジタルとアナログのメリハリをつけるように。


カーシャ「そばの粥」Кашу маслом не испортишь.


カーシャ「そばの粥」Кашу маслом не испортишь.

「そば」は世界中で食べられている。パスタの国のイタリアでは中部以南でデュラムセモリナの一大産地だが、北イタリアの山間部は蕎麦を食する。それは寒冷な気候と痩せた土地で小麦の栽培が難しいから。そして、パスタのはじまりは麺でなく粥からはじまった。日本では主に米と蕎麦が栽培されている。小麦は圧倒的に輸入に頼っているが、ウクライナなどの産地がダメージがあると生産もその影響を受ける。高温多湿を嫌うので本州では栽培が難しく北海道を中心としているが、近年の品種改良が行われ、本州でも強力粉関連の小麦が栽培されるようになった。日本は火山が多く酸性の土壌であるため水田にし微生物を増やし中性に近づけ米に適しやすいようにしてきた。米が栽培できないところには蕎麦が栽培されてきた。

日本では最近、ごはんよりパン、うどん、蕎麦、拉麺が代表的な食文化でうどんは製麺しやすい。一方、蕎麦はそのままではつなぎが難しい。平安時代、蕎麦を食する文化はなく、旱害の救荒食物だった。粒を粥にして食べていた。また蕎麦焼きとして食べていた。これは「戸隠そば博物館とんくるりん」で食べた事がある。五平餅の形で煎餅のような味がした。
「そば切り」とするのは江戸時代から。白米の脚気を防ぐ食材として知られた。蕎麦は山芋などのつなぎを混ぜて延ばし切ると麺状になる。産地では、将軍に献上し珍重されてきた。

Кашу маслом не испортишь.(カーシュゥ  マースラム ニ イスポルチッシュ)バターでお粥がダメになることはないという諺。(有益なものは多ければ多いほどよい)
これはロシアの発想。ポーランドでも蕎麦が食されている。ポーランド語はkaszaとする。

私は、うどんや拉麺派でなくそば派。「尾張屋」の辛めの出汁が美味で蕎麦を引き立てる。そば湯も注文する。蕎麦屋ではよく「かつ丼セット」を頼み、蕎麦の味を確かめる。
今回、信州の旅で戸隠を訪問。山口屋で戸隠そばの半生そば(新そば)と「蕎麦の粥」を買ってみた。半生そばは「年越しそば」として期待している。「蕎麦の粥」は素朴な味。出汁やわさび、ネギや七味、ショウガなどで風味も変わるだろう。味覚は五感で味わうもの。しかし、バターを載せる「禁断の食べ方」があったとは(笑)。それも雪印バターのような塩バターがよい。

これは、光永食品の「そばがゆ」。そばの香りが強烈で噛んで食べている。噛むと少量でも満腹感がある。しばらく「そばの粥」カーシャにありつけスリムになりそうだ。

 

 

カーシャ あちらの国では そば粥として食する。