天香山 天香具山とも書く。よみがなは あめのかぐやまが正式だった。現在は あまのかぐやまと言われている。ここは 日本のおこり 神武東征 神々にも深く関連するところ。
万葉集 和歌集など 天香山は 何度か登場している。
明治天皇が 遥拝されているというから これは貴重である。江戸時代まで 京都に御所があった。明治になり 御所が江戸城 東京に移った。明治天皇陵は伏見桃山にある。
この日 台風18号が 九州北部から日本海を横断し 佐渡島沖で 温帯低気圧に変わったが。
元は 今世紀 最強の台風 905Hpa として 最大級の警戒を呼び掛けた。特別警報クラスの台風だった。1957年の908hpaを上回る勢力。久米島では 瞬間風速 60m。最大瞬間風速85m。久米島 韓国 を通過し 猛烈な風による脅威で 被害を出した。凄まじい猛威で 爪痕をのこしていった。
「飛鳥の自然は大丈夫なのだろうか」 と思っていたら いつもの間にか 天香山に 着いていた。引き寄せられたと言ってよい。
きっと 天の香具山の 稲穂は とても重要にされたのだと思う。天の恵み。山というより 丘陵 入口は なだらかで 山頂付近のみ 尖っている。山頂付近には 巨石がいくつもある。
古い格式のある社 天香山神社 祭神 櫛真智命神(くしまちのみことのかみ)
卜占(ぼくせん)の神様
埴安(はにやす)伝承地
詠み ひさかたの 天の香具山このゆふべ 霞たなひく春立つらしも 柿本朝臣人麻呂
いや この石から出る気は 一体何だろうか?
雄鹿の肩甲骨を取って 天香山の波々架ハハカ(朱桜)の皮でその肩骨を焼き、ひび割れの具合で占った
明治天皇が 遥拝された。気が充満している。