この日の午前5時 私は確か仕事の休みの月曜だったと思う。東京にいた。
なぜか その日は眠れず 朝の5時45分をすぎていた。大きな地震が起きたという NHKの宮田アナウンサーの報道が記憶に残る。
特に 生田神社の倒壊に驚いた宮田アナウンサー。ヘリコプターからの中継で 阪神高速湾岸線の倒壊 阪神線新在家駅の陥没 一瞬にして起きた出来事。 さらに驚愕した。
あわてて 実家に連絡取るが 携帯だと つながらない。
団地に公衆電話があり そこから3回かけた ようやく連絡がとれた。
友人が 神戸の六甲にいるので そこに連絡をとった~ 彼女は阪急線沿いで 難を逃れたという。
JRや 阪神線近くのほうが 被害が大きかったのだ。友達が亡くなった~ 彼女は大泣きしながらも 堺の実家に行くといっていた。家はひびが入って住めなくなったので 当然 水道 ガス 電気 とまっている~
阪急線は西宮北口から 三宮まで 歩いていくしかなかった。阪神線は新在家が陥没。JRも板宿駅が使えなかった。
自然の無残な仕打ちにも 人は生きているが 忘れてはならない。
そして 人は「優しさ」を確認できた。極道も 地域の復興のために力を貸してくれたのです。
バケツリレー・炊き出し・・・いろんなこと
被災した家財を窃盗するというのは、許されるはずがない。
5月連休には 新在家駅はまだ陥没したまま。阪神高速湾岸線はあの大きな橋脚が根こそぎ倒れたままだった。JRの板宿駅は 火災の影響で 周辺にきなくさい臭いと 焼け跡が残っていた。
仮駅舎が完成して 一部車両が停車できるようになった。(まだ 先頭車両 1、2両目は降車できなかった。タラップがなかった)
そして 電車乗っている人から聞いた話だが。
「当時 水がなくてな~ 水洗トイレの上から流れるの、あるやろ。
あれを開けて あれにタオルつっこんで それでおしぼりにして顔ふいたわ・・・」
他にもいろんな話がでてきた。
4月19日(日)福島市公会堂のライブにむかって 前進していく・・・
chouchou の音楽は 心を浄化し 新しいものにすすんでいく 光をみせてくれている・・・
chouchou は復興支援を真に願っている。「another dawn」 夜明けという。
音楽はフリーだ。私たちにできることを今しよう。
明日というのは 太陽と月をあわせた まばゆいばかりの光 照らしてくれるから・・・