Year: 2017年

リードオルガン美術館


「リードオルガン美術館」それは 八ヶ岳の麓。JR「小海線」の甲斐小泉駅より程近いところにある。(小海線は、普通鉄道の駅としては日本で最高地点にあたる「野辺山」駅がある。標高1,345m)

リードオルガンというと パイプオルガンと似ているようで 非なるものである事がわかる。
リードが ハルモニウムや アコーディオンに似ている。リードは 治金の精度によって メーカーによっても異なる。その演奏法や音色は アコーディオンと似ていて 室内楽的で繊細である。

アコーディオンも リードが内臓されていて 機種による。私の楽器を例にとると、4枚の組み合わせ。レジスターは クラリネット(LOW 1枚) オーボエ(ML) バンドネオン(HML) マスター(HMML)(4枚全てが同時になる)メロディオン(MML)フルート(MM) チャンバー(M) ヴァイオリン(HM) ピッコロ(H)9種類の音を演奏しながら切り替え 表現の多様性を図っている。

さて、リードオルガン美術館は ログハウスの贅沢なつくり 梁が三角形で 教会のようでもある。
真ん中にパイプオルガンがどっしりと構えている。右手にリコーダーがある。主役は、たくさんあるリードオルガン。ミュステル ハルモニウム 100年を超え 今でもまだ鳴らせる楽器があり、原さんのデモ演奏が素晴らしい。感動した。

原さんは 学校の音楽の先生をしていた。一台のリードオルガンが あるきっかけでこの美術館に来ることになったという。「修理して 使えるだろうか」原さんは 楽器を鳴らしてやりたい思いで 買い取り修理をし 鳴らせるようにしてあげた。ここでは、メンテナンスやチェックをし 当時の楽器が鳴らせる 貴重なスペースでもある。また この丸太つくりのログハウスが 絵画(館長の)やアンティークなど楽器を囲んでいる。

コンサートは 定期的に 5月4日(みどりの日)8月11日(山の日)
12月と 行われており コンセプトを持っている。次回は 8月11日(山の日)です。

ところせましと並んだ 珠玉のリードオルガンたち。音が鳴らせます。ぜひ お立ち寄りください。開館は 金 土 日 月 14:00~17:00 (下のは、当時の営業時間のようです)
リードオルガンやリコーダーの教室もされています。(2017年6月現在)

山梨県北杜市長坂町小荒間棒道上1572-41  JR小海線甲斐小泉駅より徒歩15分
開館 金・土・日・月 14:00~17:00 入場料 1000円(美術館HPのクーポンを持参すると割引)

八ヶ岳リードオルガン美術館

ログハウス 夏は涼しく 冬は暖かい。風通しがよく 楽器(木材)にとって 湿度がためられず 経時変化が少なく 楽器にはよい環境だという。

パイプオルガン リコーダー ベビーピアノ

フランス製のリードオルガン。手前は 池袋「ミュンヘン」でお馴染みのアコーディオン奏者 望月真也さん(2016年逝去)が愛好していた人形「もっちゃん」。

ベビーピアノなど 珍しい楽器がある。これは そのひとつ トランクピアノ。


ランチタイムコンサート 4/28-11/21(全17回)カワイ


ランチタイムコンサート 4/28-11/21(全17回)カワイ

ランチタイムのピアノリサイタルに行ってまいりました。

(ランチタイムオコンサート 2017 in 表参道 会場:  カワイ 表参道コンサートサロン パウゼ 演奏:鈴木鞠奈さん)
MCでは、マナーを心がけ 曲の事 自分の事 を伝える。
また、そのタイミング 拍手を好まない曲なども考慮して 構成をしているとみました。

ラフマニノフの『ヴォカリーズ』「コチシュ編曲+一部アレンジ」※ 途中、左手のメロディの変奏が入っていたのが それだと思う。

生で聴くことができるのは 嬉しい。難易度の高いこの編曲が美しく素晴らしいので 心にくるものがあったと思う。

最後の変奏の部分は ため息 涙ものだ。

ラフマニノフの意をくみ取る。(プログラムは、他の曲もありました)
今後もご活躍いただきたいと願っています。

 


赤坂アークヒルズ


アークヒルズ(ARK HILLS)

この響きは 都市デベロッパー「森ビル」が日本最大規模の 都市再開発事業 20年の歳月をかけ
1986年に建てられた。

ANAインターコンチネンタル東京 テレビ朝日(現在は拠点が 六本木ヒルズに移転)サントリーホール 至近に地下鉄の駅(銀座線 溜池山王駅 南北線 六本木一丁目駅直通カラヤン広場経由)が利用でき ますます 便利になった。

サントリーは 森ビルに 賃貸料を払いながら サントリーホールを運営 東京初の日本を代表するクラシック音楽専用ホールとして君臨している。ほとんどの在京オーケストラが定期演奏会を行っている。

さて、ここで大切な人と会食が。


鎌倉「円覚寺」伽藍


鎌倉 円覚寺 新緑が美しい。唯識の境地 「心ここにあらず」 浄化と諦観

唯識とは 八識 五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と 意識 二つの無意識(潜在意識・阿頼耶識)※根本の意識の事を 阿頼耶識という。ここでは 座禅体験ができる。己をみつめる。

鎌倉五山第二位の円覚寺は、鎌倉幕府八代執権・北条時宗が弘安五年(1282)に創建した臨済宗・円覚寺派総本山である。文永・弘安の役で蒙古の大軍を撃破した時宗は、両軍戦死者の菩提を弔い、己の精神的支柱となった禅宗を広めたいと願い、その師・無学祖元(仏光国師)への報恩の念から、祖元を開祖に円覚寺を建立した。

円覚寺の伽藍は以下のとおり 山門・仏殿・法堂・僧堂・庫院・東司(または西浄)・浴室

JR北鎌倉駅(横須賀線 湘南新宿ライン)

弁天さま

インドの石窟寺院のよう

ビャクシンの巨樹

仏殿 宝冠釈迦如来像や梵天・帝釈天像

仏日庵 8代執権北条時宗の廟所(開基塔)9代執権貞時・14代執権高時 合葬

聖観音


「リラ・クラシック」 2017.6.17(土)7:00 【再】2017.6.18(日)8:00 vol.20


リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。 設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】高田三郎 混声合唱組曲「水のいのち」日本女子大学合唱団 マーラー 交響曲第2番ハ短調「復活」より第4楽章「お~小さな赤い薔薇よ」『子どもの不思議な角笛』から 小林研一郎 指揮 チェコフィルハーモニー管弦楽団 ショパン 前奏曲第15番変二長調「雨だれ」 マルタ・アルゲリッチ リスト 超絶技巧練習曲より第11番「夕べの調べ」 ホルヘ・ボレット

2017年6月11日(日)ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」合唱 出演
オーケストラ千里山 指揮 井村誠貴 アルト 福原寿美枝 ソプラノ 坂口淑子

オーケストラ千里山さん(団員)から このお話をいただき 唄うと決めました。幾度となく聴き 時には 美しさに涙し 本番に向け集中力を高めていきました。自分自身にも問いかけ、生に向け勇気を奮い戦う曲だと認識しました。「復活 そうだ なんじ 許されるのだ 復活 あなたはよみがえる」の意味『魂は生き続ける』。地獄絵図の世界 墓穴が開き、乞食も富めるものも 恐怖におののき行進するすがたは、烈しい情緒。一方「お~小さな赤い薔薇よ」にあるように、天使の声。その両極を体感しながら唄う。体力的に精神的に、全精力を注入しなければならない 恐るべき曲でありました。マエストロ 井村誠貴先生の 最後の一撃と余韻 は忘れられません。合唱の最後と全楽器総出 コーダのオルガン・トランペット ティンパニ。『復活』が果たせられたのだと信じます。

第4楽章 5分足らずですが 第1楽章 20分 第5楽章 35分 の間に なくてはならない存在。「原光」より「お~ 小さな赤い薔薇よ」は、深いいたみ・苦しみからの救いをあらわした・・・

ランチタイムのピアノリサイタルに行ってまいりました。(ランチタイムコンサート 2017 in 表参道 会場:  カワイ 表参道コンサートサロン パウゼ 演奏:鈴木鞠奈さん)
MCでは、マナーを心がけ 曲の事 自分の事 を伝える。また、そのタイミング 拍手を好まない曲なども考慮して 構成をしているとみました。
ラフマニノフのヴォカリーズ「コチシュ編曲 + 一部 アレンジ」※ 途中 左手のメロディの変奏が入っていたのが 一部 アレンジの部分。生で聴くことができるのは 嬉しい。難易度の高いこの編曲が美しく素晴らしいので 心にくるものがあったと思う。(プログラムは、他の曲もありました)今後もご活躍いただきたいと願っています。

Ⅳ Urlicht (原光)

O Röschen rot!
Der Mensch liegt in größter Not!
Der Mensch liegt in größter Pein!
Je lieber möcht’ ich im Himmel sein.
Da kam ich auf einen breiten Weg;
Da kam ein Engelein und wollt’ mich abweisen.
Ach nein! Ich ließ mich nicht abweisen!
Ich bin von Gott und will wieder zu Gott!
Der liebe Gott wird mir ein Lichtchen geben,
Wird leuchten mir bis an das ewig selig Leben!
(Des Knaben Wunderhorn)

おお・・・小さな赤いバラよ!
人はこの上なく大きな苦難の中にいるのです。
人はこの上なく大きな痛みの中にいる。
だから私はむしろ天国にいたい。
私は広い道にたどりついた・・・
ところが 天使が 私を追い払おうとする。
やめてくだされ!追い払われたりするものか!
私は神のもとから来たのですから、神のみもとに還りたいのです
神は、きっと私に光を授け、私を照らして永遠の至福の生へと導いてくださるでしょう!
(詩:『子供の不思議な角笛』より)


ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」出演の事 2017.6.11


ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」出演の事 2017.6.11 オーケストラ千里山第25回演奏会

マエストロ(指揮)の 井村誠貴氏は 華麗な指揮ぶりで 全体の統括 そして絶対的な信頼を集める。本番の集中力 繊細な入りの指示と 爆発的なダイナミクスの指示は 神がかり的 エネルギッシュで オーケストラとホールを聴衆と合体させた。

合唱団としては、4月中旬にオーケストラの方からお声かけがあって 大変貴重な機会だと心得、参加を決めました。20年前に合唱団に所属し唄っていました。モーツアルト レクイエム ヴェルディ レクイエム ロッシーニ ミサソレムニス ベートーヴェン 第九 ヘンデル メサイア シューベルト ミサ バッハ コラール、日本の合唱曲を唄っていましたが暫く休止していました。今年2月のサントリーホールのメサイアコーラスの出演をきっかけに始まりました。今回、合唱団としての練習は実質、5月下旬からの週末を中心に4-5回と前日、当日でしたが、集中して取り組みました。ドイツ語特有の発音(a e o などの母音)子音をたてて発音する事など 基本を大切に音とりデータを毎日、復唱しました。自分でも高めていきましが、やはり合同練習参加は大変重要だと悟りました。よい経験をさせていただました。今回、合唱団に参加されている方に話を伺いましたが、オーケストラバックに合唱される方はそんなに多くなく「復活」の合唱は 特に貴重な機会とされているようでした。もちろん プロとして活躍されている方、ベテランもいらっしゃいます。そういう方とともに短期間で ひとつの共有点をめざし取り組めたことは意義が深いと考えます。

ザ・シンフォニーホールの専用入り口から入る。入館証明を受け ステージは4Fから オーケストラ ソリスト マエストロは ここから入場する。「一段盛り上がったところがステージ」。(サントリーホールは1F 左の舞台袖からすぐに舞台だった)。楽屋は機能的に配置されている。

ホワイエで声だしのあと ゲネプロ これが楽しい。本番は みている余裕などないから。合唱団は パイプオルガンのすぐ下の席 112名がここに位置する。ダンバ(場外)のトランペットもここに。オルガンの大音響 特に重低音が体に響く。それが 凄い。客席からみて 場外(舞台裏)左手のティンパニとトランペット 右手のトランペット 中央にティンパニ。右手奥 ホルン トランペット ハープなど。115名の大編成。

ヴァイオリン1st  15 ヴァイオリン2nd  15  ヴィオラ 13 チェロ 10 コントラバス 9 フルート4(ピッコロ持替),オーボエ 4(イングリッシュホルン持替),クラリネット 5(バスクラリネット持替),ファゴット 5(コントラファゴット持替),ホルン 12,トランペット 11,トロンボーン 4,テューバ,ティンパニ 2,大太鼓,小太鼓,シンバル,トライアングル,タムタム,グロッケンシュピール,鐘,オルガン,ハープ 2,声楽 ソプラノ独唱,アルト独唱,混声合唱 112(ソプラノ 36 アルト 30 テナー 25 バス 21)。※ ダンバ(場外)金管 打楽器を含む

全楽章 80分にわたるが オーケストラのなかで細部まで聴けることはそうそうない。第1楽章の「葬礼」も 今となれば 第5楽章の「賛歌」の 序奏にすぎないのだと。コントラバスの勇壮な響きのなか はじめられる プロローグだが 管楽器と打楽器の強奏される 地獄の破壊的なところと、天国的な澄んだ響きが対照的にあらわれる。通常 1楽章と2楽章の間は5分程度 休憩とある。ここで ソプラノソロと アルトソロが入場する。第2楽章は 8分の3 レントラーゆったりとした田舎の牧歌的な響き。マーラーは 毎日必ず朝散歩に出かけ 自然とたわむれる。第3楽章 スケルツォ 8分の3 早いワルツ 焦燥感もあるが 最後の方に第5楽章で出てくるテーマとの関連の部分がエピソードとして登場し(橋渡している)静かになり 第4楽章へ。

第4楽章は 5分程度だが これが大変重い。アルトソロが唄う「子どもの不思議な角笛」無伴奏で「おお紅いバラよ」と歌い出した後,舞台裏からトランペットによるコラールが奏される。これはどこかで思いだした。(ベルディのレクイエム ソロの後の管楽器のファンファーレ)福原寿美枝さんのアルト(福原さんも この部分について マーラーの美しさに何度も涙した)神々しい声にオケが穏やかで素晴らしく 癒しの時だった。第5交響曲の「アダージェット」より美しいと思う。

そして第5楽章へ とどろく序奏 すさまじい破壊力と怒り。戦慄を覚える。……最後の審判の日が近づいている。大地は震え、墓は開き、死者が立ち上がり、行進は進んでゆく。マエストロは、行進やフーガの場面でパッショナート&ストレット。この地上の権力者もつまらぬ者も、王も乞食も、進む。偉大なる声が響いてくる。啓示のトランペットが叫ぶ。恐ろしい静寂のまっただ中で、地上の生活の最後 おののく姿を示すかのように、夜鶯を遠くの方で聴く。ピッコロフルートの音色が鮮やかに鳴り響く。マエストロが 合唱に厳かな入りを指示。ア・カペラで「復活せよ。復活せよ。汝許されるであろう。」柔らかに、聖者たちと天上の者たちの合唱。アルトソロが導く。ピアニッシモ どれだけオーケストラのバランスとともに観客に響いているのだろうか。静寂で厳かな響き。

最後の合唱の直前 一旦 最弱音で弱められ 光がそこに注がれ最強音へ。「復活」を信じたもう。ヨハネ伝3章15節「彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」……すべてが黙し、幸福である。そして、見よ。そこにはなんの裁きもなく、罪ある人も正しい人も、権力も卑屈もなく、罰も報いもない。……愛の万能の感情がわれわれを至福なものへと浄化する。クライマックス ソプラノソロ アルトソロ と合唱 オーケストラ全楽器総出は 言葉であらわせない世界。「お前を神のもとへと運んでゆくだろう!」最高音のB♭(「第九」と同じ高さだが こちらは最強音で)合唱が最後を唄い終わった。ハープの細かな音から光が。

コーダ32小節。全楽器総出 鐘の音 隣でトランペットがとどろく 隣でオルガンの重低音が光輝く。立っているのがやっと。体が揺さぶられる。これが「復活」のフィナーレなのか。ティンパニの力強い連打。管楽器は E♭がよく響く調のひとつ。本当に最後、マエストロの一撃、終結。余韻は ホール全体に響きわたり 時がとまった。

マエストロは 全力を放出した。しばらく(約1分間)は動けず。その姿に心をうたれた。そして、おもむろに体を起こした。割れんばかりの拍手。
演奏会は 終わったのだと実感した。

この曲は 中途半端では済まない。全精力を使い尽くす恐るべき曲であった。この曲を練習すると 他の音楽も聴いているが 重さが違うのだ。自分自身に問いかけ 時にはすさまじい表現におののき、また天国の響きに癒された。・・・「救われたのかもしれない」

オーケストラ千里山さん ありがとうございました。

思えば レント イースター(4月16日 誕生日)を過ごしたあたりから 何かが変わっていく。

フィナーレ 全楽器のスコア ベートーヴェンの「第九」は二長調で終止している(弦楽器の響きやすい調性)マーラーは 第1楽章や第5楽章のテーマは、「運命」のハ短調を意識していた。そして コーダは、管楽器が響きやすい E♭の調性を選んだのだ。


はるかな「尾瀬」


はるかな尾瀬

シーズンの「尾瀬」に行ってまいりました。新宿から 関越自動車道で 約3時間 ドライバーさん 長距離運転 ありがとうございました。

この日 梅雨に入ったものの 雨は降らなかったのが幸い。そして 暑くない。

新宿から 練馬IC 川越IC  行きは 高坂SA 帰りは 三芳PA で休憩。沼田IC経由 新緑が綺麗。いろいろな形の山(台形 エアーズロック 上州三峰山 三角 戸神山)がそびえる。まいたけ弁当で有名な「井上食堂」さん通り過ぎ 方品村へ。いよいよ尾瀬道に入る。登山入口は5か所ほどあるが 群馬県側の鳩待峠へ。

通常は、「尾瀬戸倉」から専用バスに乗り換え登山口へ。今回は乗り換えなしの直通で 中型バス。鳩待峠。標高1400m 気温は18度。

木道(もくどう)が2本敷かれており 基本 右側通行で歩くようになっている。
最初は 石道 約200mくらいかな。いびつな凹凸の石段をさがり ゆるやかにおりていく それから木道がはじまる。前の日の雨で泥があり 歩きにくい。尾瀬は ハイキングなんてとんでもない。トレッキングという言葉が相応しい。スニーカーで往復した人がいるらしいが かなり足に負担があったに違いない。残雪がみられる。1か所は どうしても 雪上を片側通行のところがあった。シャーベット状になっており 少し滑った。澤が至るところにあり 勢いよく流れている 水の音が癒しになる。

山の鼻までの約3.3kmの半分以上進めた時に はじめての「ミズバショウ」をみつける。群落しているあの場所まではやくいきたい。これがなかなかそうはいかない。東西約6km、南北3km。尾瀬は広い、至仏山 尾瀬沼 燧ヶ岳・・・一万年もかけつくられた高山に囲まれた湿地
(この時に気付いた 万歩計をセット この日は 5時間で 5.5km×2=11km 歩いた)

山の鼻。ここまで70分 (通常より10分程度 遅く到着)たくさんの人が前を歩いている。小学校の遠足らしき団体さんも。至仏山荘 ツバメが飛び交うにぎやかな景色。巣に雛がいて 餌を与えている。雛が巣から落ちないように。成長したら 飛びたっていくのだろう。

ツバメの飛び交う光景が微笑ましい。雛の細高い啼き声 親鳥が餌を与える。巣から落ちないで。

山の鼻 ビジターセンター 熊情報 出没するので気をつけて。

7月には夏山に。ニッコウキスゲが群落 また 秋には クサモミジが敷き詰め金色の尾瀬。飽きさせることはない。

至仏山方向 7月1日から登山ができるようになる。

燧ヶ岳方面 尾瀬ヶ原から はるかな尾瀬


「前日リハ」マーラー「復活」演奏会 2017.6.10


前日リハーサル 2017.6.10 6/11 14:00 ザ・シンフォニーホール マーラー「復活」 演奏会

今日は 全曲通し ソプラノソロ アルトソロ パイプオルガン ダブルティンパニ ダンバ(場外)トランペット ティンパニ 本番さながらの練習。ハープも複数台、鐘 銅鑼など 「第九」とは 明らかに違う。これが マーラーの世界。合唱は ほとんどの方が来ていたので 唄の分厚い帯が出ている。私的には「オーラ」が出せたかな。

難しいのは 発音の捉え方にある。ドイツ語的発想の発音や 英語的発送の発音もある。
カタカナで表記されていても微妙な口の開き方 ここにポイントがある。かと言って 口を大きく開けることは逆効果。顎を下に突き出す感じで発声をすること。

11日は 朝9時すぎに会場に入り 音だしから入り シンフォニーホールの響きを感じながら ゲネプロを そして 午後2時からは 80分のステージ 見送り 簡単なあいさつ 機材の撤収や衣装の着替え そして打ち上げ ハードな1日には違いないが。この一期一会、二度と 唄えなくなるかもしれない。そして 思っている事。

今の自分は かつての自分から引き継いでいる。今まで 逢った人で 疎遠になった人 逢いたかったのに別れた人 亡くなった方(土に還っている)けど また逢って いろいろ教えてほしい・・・ 魂は生きつづける・・・ 復活 信じる者には生きつづけるのだ。


2017.6.8(木)13時 おきがるタイム vol.101 ゲスト 藪下将人


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)
ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx スマホアプリ TuneIn Radio 設定http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】恵みの雨 alan  愛の生命 岸洋子 アカシアの雨がやむ時 西田さち子 シェルブールの雨傘 悪魔のロマンス ラストタンゴ マーラー「復活」シンフォニーより ・・・
14時台 ゲストコーナー ミュージシャンの「藪下将人」さん に お話をうかがいます。真田まつりにも出演。地域のうたを作曲。ラジオDJなど活躍、トークが素晴らしい。楽しみにしてくださいね。今回 ライブがあります。2017.6.11 (日) 開場 14:00 開演 14:30*ヤブシン 3rdミニアルバム「シラス幸せ」レコ発ツアー 第3弾 【会場】GATTO HALL(橋本市学文路138-1 マルミヤ電気)


オケ合わせ練習~マーラー「復活」~2017.6.4


6月4日 練習の事。合唱パート オケ合わせ 細部にわたる解釈と表現。
あと1週間をきった。今までみていた「楽譜」簡素でシンプルなもの。それはそれでよかった。

本日 仕事の帰りにササヤ書店による。マーラー「復活」合唱の楽譜はいろいろ。与えられた楽譜を購入するのは一番楽だが。そうでなく 自分で楽譜を探す。それぞれのバージョンを比較する。

今までの楽譜は オーケストラと合唱のスコアには違いないが どちらかというと ピアノ伴奏版のようで それぞれの合唱パートが わかりやすく記譜されていなかったのである。

そして 3500円 と 1500円 と 1200円があった。この違いは如何に?
オーケストラ伴奏の楽譜の書き方が違う。つまり 合唱パートが歌いやすいようにレイアウトされている。しかし 最初は ピアノ伴奏版のような楽譜が 流れがわかりやすかったが 正直 歌いやすくはなかったのだ。

今回購入した楽譜の表紙も気にいった。テンションがあがる。1週間前だから、当然 音符は 頭に入っている。詞も頭に入っている。意味を伝えられるようにしたい。よく考えると 100回以上聴いて唄っている・・・こんな事はめったにない。

今週のスケジュールはハードなので 心していこうと。無理しないで 体のために。心のために。

合唱 112名 オーケストラ 115名 合計 227名。鐘 オルガン 全楽器総出のクライマックス「復活!そうだ それは復活!」いよいよ佳境に入り 緊張感が注入されてきた・・・

この楽譜の表紙 気にいった。合唱パートがわかりやすくレイアウトされている。他に 有名な「キャプラン版」があるようだが、私はこちらを選んだ。

復活 それは 生きるために死ぬ 言いかえれば「新しい生命」と例える事もできる。新しい縁は これまでの縁から生まれるもの。「これまでの縁に感謝して唄う」ことが「復活」だと あらためて思うのである。

こんな本を読む。「夢の設計図の描き方」鶴岡秀子 著
何年か前 偶然にも琴線に触れることがあって「鶴ちゃん」に逢った。講演会に行き 本にサインを頂いた。座談会もあり 直接 お話をきいた。凄い内容だった。この時 言葉ではいろいろわかった。これが大きい。よい方向に向かっている事を「鶴ちゃん」にある時 報告しました。まだまだなんですが。

時々、読み返してみる・・・