Year: 2018年

嵯峨野「寂庵」


日は熟してきた・・・
引き寄せられている。

ある寺院をたずねた。「寂庵」。庵主の瀬戸内寂聴さんは 5月15日で 満96歳を迎える。
普段は閉門されている。(月例行事のみ開門 ※8月、12月は全ての行事が御休)

庭師と話ができた。今度は、秘書と話。
「こちらからどうぞ」(庭園のみ撮影許可)

入ると庭園が。新緑に苔も育つよう。右手が住まい。緑に茂っている。

数々の石仏が。住職の手彫り。
花とともに。彩りを添えている。それは 大輪の花でなくてよい。小さな花が。

榊莫山氏 揮毫の「寂」の文字。
石仏は、合掌・・・
最後のは 桜の樹の下で涅槃(すなわち「空」)・・・それを隣の仏がみているようだ。

いろいろご案内していただきましてありがとうございました。
先生が、お元気でいられますように切に願っております。

 

 


モーツァルト/ピアノソナタニ長調K576


ピアノソナタニ長調K576(第17番) モーツァルト(1756-1791)

モーツァルトは ピアノソナタを18曲つくっている。(最近の研究)私の学生の頃は17とされていた。
1791年、晩年に作曲された。ピアノ協奏曲第27番変ロ長調もこの頃。

その最後のソナタが ニ長調K576。この作品が 演奏されるようになったのも とてもうれしい気がする。
モーツァルトの音楽は 音色がポイント。その一音が簡単に出る時と そうでないときがある。
やはり モーツァルトを弾いているんだという気持ちが大切なんだ。

このソナタは とても不思議な曲。
転調で次々とうつりかわり 気持が変わる。明るいのだが そんなにでもないかもしれない。
短調はロ短調 深い情念がこもっている。哀しみをたたえているが、モーツァルトならではの気持ちの切り替えが音楽にあらわれている。

モーツァルトの ピアノリサイタルというのは 一部 限定というイメージがしている。
ピアニストの内田光子なら モーツァルトプログラムがあるけれども。オール・モーツァルト プログラムというのは ほとんどと言って少ない。

オール、ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、シューマンならあるのに。

モーツァルトの本当の音楽を聴いてほしいと思う。

 

第1楽章 冒頭のリズムは 愛らしく親しみやすい。左手がオクターヴで応えているところが 違う。普段なら 重音でつくられているかもしれないが それだと物足りない。

後半 右手に対し 左手がメロディーになる時もある。決して 強引になることもなく 歌が滔々と流れていく。

第2楽章 アダージョ イ長調 おだやかである。

短調では 嬰へ短調となり とても寂しい情感。ロ短調に変化し戻る。彩りを添えている。

第3楽章 愛らしいアリア ニ長調 3連符の流れが特徴。ここでも 左手がメロディーになる事があり 多様性を表現している。

リズムが跳ねている。

しつこさもなく あくまで さらっとしているが 他のソナタと違っていて 訴えかける。それは モーツァルトの歌心。

後半 コーダは 曲をしめくくるにふさわしく 余韻を残している。


2018.7.28~29「ぞうれっしゃ」平和のための戦争展


2018.7.28~29「平和のための戦争展」サンスクエア堺で 開催されます。

28日はホールにて「ぞうれっしゃがやってきた」通称(そうれっしゃ)の披露、29日は うたう会(11時30分~13時)を開催予定です。

これは 2017年の時の模様。全国であり、東京新宿では、3月に開催されています。
「東アジア平和音楽祭」としてもリンクされてました。

「ぞうれっしゃ」国内の動物園のシンボルは「象」であります。戦争中は、大きな猛獣を処分せよという命令が出ていた。
戦局が劣勢になるなか 食糧問題もあり 餌を少なくし 亡くなっていく象達。東山動物園は、2頭の象が生き残った。
象徴的な存在であり 東京からも陳情がされたが 象は人間並みの精神力を持っている。ある事件がおき、
2頭を引き離すわけにはいかなかった。象をみたい子どもたちのために、彦根・東京からぞうれっしゃが名古屋にむかって走った。
象を守った園長のお話が感動的である。

「子供たちに平和を」テーマに「ぞうれっしゃがやってきた」などが演奏される。

原作 小出隆司 作詞 清水則雄 制作 愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団 作曲 藤村記一郎

 


2018.5.10(木)13:00「おきがるタイム」vol.123


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)
シャンソン・アコーディオン・昭和歌謡(J-POP)パーソナリティ マコルネ

ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx

設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】MOTHER 押尾コータロー マズルカ ブリューアンの唄メドレー(白いバラ)石井好子 薔薇のタンゴ ゲルハルト・ベーレン楽団 ブエノスアイレスの夏 小川紀美代 遠い昔の胸に 坂本九 花に捧げるバラード 海援隊 野中のバラ 夏の思い出 若葉のささやき 天地真理 花街の母 金田たつえ バラが咲いた マイク真木

5月第2日曜は「マザーズデイ」母の日ですね。母に感謝する日。

 

居住型「グループホーム」で演奏しました。定期的にうかがっています。施設の方、レクレーション専門の担当の方
などが合わさってはじめてここで演奏できます・・・


東山(大文字山火床・銀閣寺・哲学の道)


東山(大文字山火床・銀閣寺・哲学の道)

京都一周トレイルの一つの道がある。全長83kmにおよぶ
参考HPはこちら https://kanko.city.kyoto.lg.jp/trail/

銀閣寺周辺の駐車場は 1時間400円が相場である。よって 2時間半以上いるならば 1000円の観光駐車場でもよいと思う。
疎水、岡崎、南禅寺、北白川には名勝がたくさん並ぶので 時間がいくらあっても足りない。

銀閣寺は欧米人が多い。哲学の道も関係するのだろう。Kiharuというアイスバー、フルーツ氷のお店があるが ほとんど外国人。
ここはヨーロッパと勘違いしてしまう。頬張っている。

本日 団体さんがいくつもいました。ガイドさんが「空気が澄んでいる 春までがお勧め」だとか。しかし京都は底冷えするので
日程を考慮して。また、登山道は灯りがないので 夜はヘッドライトを装備しないとね。

駐車場から銀閣寺の左側からの側道を通り登山口に入る。最初 ゆっくりした上り坂だが 途中 木の段になり
最後は、急な石段になっている。

銀閣寺→(脇道)→八神社→登山口(自転車置き場がある)→千人塚→リフト(青い建物)→石段→大文字山火床

そろそろ休憩しようかなの頃に「火床」に到着。
いい汗をかいた。写真を撮りながらなので上りが40分くらいの道のり。

「大文字火床」は、結構広い。1画は80mあり、そのちょうど中心「金尾」に、弘法大師像がある。大文字焼きは、弘法大師が発案したという説がある。
ここから 西をのぞめる。「大」の字で立ち 撮影される人が多いとか。気持ちのよいところだ。

「火床」は「大」という文字を75基で飾っている。遠くからでもはっきりと見えるように、高さを利用し立体的である。
1画 19基 80m 2画 29基 160m 3画 27基 120m。

「五山の送り火」は、8月16日に行われている。
護摩木を奉納し 御焚上げをする。
20:00に大文字に点火されると、5分おきに 他の山にも順次点火され、
夜の京都は幻想的で厳かです。

 

 

 

 


「リラ・クラシック」2018.5.19(土)7:00「サティ&フォーレ」 vol.35


「リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

 

【曲予定】サティ(1866 – 1925)ジムノペディ グノシェンヌ ジュ・トゥ・ヴ(お前が欲しい)

フォーレ(1845~1924) 夢のあとに(テナー&ピアノ)エレジー(チェロ&ピアノ)パヴァーヌ

 

サティは 今までのクラシック音楽に問題をなげかけ 独自のスタイルを貫いた。「変わり者」とされている。印象派 ドビュッシー ラヴェルに影響を与える。
表題音楽としての題名の付け方にも特徴があり、「ひからびた胎児」もサティの曲である。
また、工夫もみられた。小節線を排除したり 拍子記号 調号がない楽譜がある。
しかし、1分程度の曲を840回繰り返す指定の曲「ヴェクサシオン」(Vexations)があり 演奏に15時間以上かかるとんでもない曲がある。

フランス音楽は、フランク(1822 – 1890)サン=サーンス(1835 – 1921)フォーレ
印象派 ドビュッシー(1862~1918)ラヴェル(1875 – 1937)へと変遷していく。

サティは絵画ともリンクしている。
ポール・コラン(1892-1985)の ヴィエネールとドゥーセのデュオ(1925)
マン・レイ(1890-1976)のサティの梨(1969)

ポール・コラン(1892-1985)の ヴィエネールとドゥーセのデュオ(1925)

マン・レイ(1890-1976)のサティの梨(1969)←「梨の形をした3つの作品」

https://youtu.be/0iV6J15-ECA

ジムノペディ1 Olga Scheps

グノシエンヌ1 Alessio Nanni, piano

 

フォーレ 生まれた頃は ショパンが活躍し サロン音楽がもてはやされた。一説によると ショパンもシャンソンをサロンで演奏していたとか。
文学が音楽に取り入れられるようになり、シャンソン(声楽&ピアノ)へと変わっていく。フォーレはピアノ音楽や シャンソンを多く作曲している。
また、管弦楽ではフルートを重用した。

エレジー「哀歌」(チェロ&ピアノ編曲版)メロディーの流麗さがきわだっている。最強音のところ、フランクのヴァイオリンソナタの伴奏型を髣髴とさせる。

Irena Josifoska


4/29(日)AAA アコーディオン懇親会 


4/29(日)アコーディオン懇親会 14:00~ アサヒスーパードライ梅田(梅田新道 フェニックスタワー地下1F)
13:00 定時総会があります (受付 12:30から)※会費制です

年に4回の懇親会 (新年会) (総会&懇親会) 8月(ビアパーティー)10月(ユニットコンサート)

主催 AAA 6月3日 第32回ビバ・アコーディオンが 開催されます。【入場無料】
200名前後が出場され アコーディオンの楽器展示・修理コーナー 楽譜・CD展示などがあります。
西日本最大のアコーディオンイベント 楽しみですね。


2018.4.28 デイサービス演奏


2018.4.28 デイサービス演奏

居住型老人ホーム(グループホーム)「みゆき」さんでのイベントに出演。
「シニアエイト」さんが レクレーションなどのボランティアをされています。

定期的にうかがっています。年代は 75歳以上ですが 90歳越えの方も数名おられます。
歌を歌われ 体操をし 体をリラックス。楽しい うたごえ喫茶となりました。

 

 


2018.5.4-5「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018」


2018.5.4~5「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018」※3日はプレ公演

https://bc2018.biwako-hall.or.jp/

音楽監督である 沼尻竜典氏の監修によるプログラム。
びわ湖ホールは オペラに力を入れている。豊富な出演陣でのぞんでいる。

4日は ピアノや室内楽のヴェテラン演奏の注目度が高い。
5日は 声楽が中心になる。声の表現は多様であり これこそが音楽である。
これら 40分で 1000円 オーケストラは 40分~60分公演が 1500円と
求めやすい価格で クラシックを楽しめる。はしごしやすい。また、子どもの割引特典があることに加え
3歳以上の入場が可能である。(通常だと未就学児が入場できない事がある)
家族でクラシック音楽を楽しむとよい。

びわ湖らしい、船上演奏「ビアンカ豪華客船」でも演目を披露する。また、湖畔広場、ロビー
プラザ淡海でも 体験型イヴェントが開催され(こちらはなんと「無料」)系統だて わかりやすいプログラムである。

2つ気になる事がある。それは 気づいている人だけがわかる事である。
(昨年まで「ラ・フォル・ジュルネ」を8年間やってこられたのをリニューアルされたが)

これは「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018」は一年目ということで
今後 どのように変わっていくかに期待したいところである。

日本語 オペラ「篝火」 強風のため 心配されたが びわ湖の湖畔会場(野外公演)となった。これは 素晴らしい。
オーケストラと声楽と合唱の素敵な響き 堪能した。


2018.7.22「うたの広場」出演


2018.7.22「うたの広場」出演します。

これは前回のフライヤー。
堺・泉北うたごえ協議会に加盟団体が出場し 金賞をめざして取り組みます。
入賞団体は府大会に出場できます。

また、そこで入賞できれば、全国大会に出場できます。
私たちは アコーディオン演奏 または「うたう会」に出演します。

2018年7月22日(日)12時30分 開場 13時 開演 会場 堺サンスクエアホール