Year: 2019年

「吐竜の滝」八ヶ岳の渓流


「吐竜の滝」八ヶ岳の渓流

新緑や紅葉に彩られた渓谷美。標高1250m。落差10m、幅15mで、岩間から絹糸のように水が流れ落ちる神秘から「吐竜(どりゅう)の滝」。下流は韮山市で ニジマス、イワナ、ヤマメ渓流釣りができる。2002年にNHKで放送された大河ドラマ「利家とまつ ~加賀百万石物語~」のオープニングに登場した。

八ヶ岳から流れ出る川俣川の渓谷に沿った遊歩道で清流の音を辿り、15分ほどで滝に到達。
小さい滝が何段にも重なり滴り落ちる。日本庭園のような情緒を引き出し景観をつくっている。

遊歩道(川俣東沢渓谷自然遊歩道)は、滝からさらに北上すると『東沢大橋』へと続く。野鳥のさえずりが絶えない苔のみち。

 

八ヶ岳 少し足をのばせば渓流と滝にであえる。


集中リハーサル「ぞうれっしゃがやってきた」2019.7.27(土)13:00


集中リハーサル2019.7.6の事

この日、朝一番で演奏があり 午後から4時間にわたる「集中リハーサル」。かなり、集中力を要する。
私にとっては一年ぶりに楽器あわせ・合唱あわせの日。解釈上の音でわからないことはここで試し感覚で掴み方針を決める重要な時間。
体ごと受け止める。あとは、当日のゲネプロまで完璧にしておきたい。何が起きるかわからないからである。

7月27日(土)13:00~ 合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」全曲(※2のみ除く)+描き下ろし3曲 フルバージョン
堺ぞうれっしゃ合唱団 こどもたちの合唱団 指揮 小池哲夫 ピアノ 中島優美 フルート 花室知佐 アコーディオン 西辻善則
16曲 40分におよぶ大曲にとりくみます。戦争からぞうを守った東山動物園の実話を音楽劇に構成したもの。
子どもたちの黄色い声が会場に響きます。

会場:サンスクエア堺 JR阪和線堺市駅西口より徒歩4分 チケット 500円(カンパ)

 


1曲が長く譜めくりする時間があまりないので楽譜を工夫して対応。


八ヶ岳「白駒の池」の森 伝説


八ヶ岳「白駒池」の森 2115m

コース 麦草峠 2120m 白駒の奥庭 2094m
白駒池分岐  周遊【35分】(反時計まわり)白駒荘 青苔荘 白駒池分岐
白駒池駐車場 国道299号(メルヘン街道)歩道 麦草峠

白駒の池は 標高2000mクラスで日本最大の池。冬季は一面に氷が張るのでスケートができる。夏季の新緑、秋季の紅葉が有名で
長野県一の観光名所。「奥庭」「もののけの森」など苔の森やイワカガミなどの高山植物の散策ができる。(登山装備がなくても大丈夫、ただ靴は大切)
コケは485種類あるという。

白駒池駐車場は500円の有料駐車場。シーズン土日祝は 駐車場が渋滞する。もう少し歩いてもよい人は 麦草峠駐車場(無料)をおすすめ。
往きは登山道を使い「白駒の奥庭」から白駒池分岐に入った。この道は、木道が敷設されているが数か所ぬかるみがあった。

麦草峠は、天狗岳、にゅう・中山や高見石コース、横岳、縞枯山や茶臼山コースなどのルートへの登山口である。
高見石は 眺望のよいスポットで 白駒池分岐から1時間ほどみておけばよい。(記事あり)
ちょっとした岩登りができる。岩の間に物を落とさないように。

白駒池分岐の手前でテンが木道を横切った。見失った。そして、多分 ホオアカだと思う。嘴の下が赤い鳥が2羽いた。

その横にカメラを構える男性。佐久市の方と談話。東京から佐久市に引っ越してきた。渓流釣りが趣味で アマゴなどを釣っている。シーズン外はカメラ。標高700mに住んでいるが 昨年は猛暑に耐えかね とうとうエアコンを初導入したという。
異常気象(温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加による豪雨などの気象現象)が昨今、特に顕在化している。

ツアーと思われる方との談話 「もう行ってきたのですか?」「はい、朝6時から1時間くらい」
駐車場には すでにツアーバスが数台停まっていた。有数の観光地。

白駒の池は朝が一番。気持ちのよい散策ができた。

入口 白駒池駐車場からはスタート地点

麦草峠駐車場近くにある 麦草ヒュッテ

イワカガミの可憐な花

白駒池分岐 池周遊は約40分ほど 山荘があり利用できる。


絵になる風景 絶景のひとつ

白駒池の伝説 長者と娘、白馬(女神)の物語。長者の病は悪くなるばかりで娘が泣いていた。そこへ白馬があらわれお告げが書いている。
娘は白馬のお告げ通りにすると長者の病が治った。が、約束を守らなかったため 後に白馬があらわれ
娘は白馬【白駒】に乗り白駒峰に上り、林での池のほとり、白馬とともに池に飛び込み消えてしまった・・・

この池は、「白駒の池」と謂われるようになった。


鎌倉の古刹「杉本寺」


鎌倉の古刹 杉本寺

天台宗の古刹 鎌倉一の古さ。坂東三十三観音、鎌倉三十三箇所の第1番札所。

行基により天平6年(734年)創建された。自ら彫った十一面観音を安置した。
仁王門を通ると鎌倉石の「苔の階段」がある。右に鳥居があり 大蔵弁天堂がある。
観音堂には 御本尊である三体の十一面観音立像が安置されている。そのひとつは源頼朝寄進のものである。
南北朝時代、杉本寺の裏手に建っていた杉本城は落城した。拠っていた斯波(しば)一族 300人がここで自刃した。その供養塔がこの五輪塔である。

 


夏越大祓「一年の折り返し」


夏越大祓「一年の折り返し」

鶴岡八幡宮

大銀杏が御神体 平成22年(2010年)3月10日に強風で倒れた。分断され、そのひとつ 移植された幹。その右隣に 元地点から若芽(蘖・ひこばえ)が萌えた。
1063年 石清水八幡宮から 源頼義が由比ヶ浜に勧請したのがはじまり。鎌倉幕府の旗揚げで 現在の地(雪ノ下)に移し 以降、武家の崇敬あつく 1000年の歴史を誇る。
若宮大路は広大で 鎌倉の象徴である。源平池の蓮の太鼓橋を渡り弁財天。舞殿には 七夕のお飾り。本宮には 七色の飾りつけが華美。外国人観光客も多い。

60の大石段。突然、リスが現れ遭遇。これには、隣の欧米人もワンダフルと。また、蓮池の弁天境内に白い鳩と遭遇。ノアの方舟を思い出す。

大祓は 大宝律令(701年)宮中行事として定められ 日本の神社で行われている。
6月は水無月 舞殿前に 茅萱(ちがや)で作った「茅の輪」が設けられた。800年の歴史があるという。

 


2019.7.11(木)13:00「おきがるタイム」vol.151


2019.7.11(木)13:00「おきがるタイム」FM816
サイマルラジオ対応 (インターネット放送)(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
※ スマホは、アプリの設定をご覧ください。 http://816.fm/?page_id=71 

【予定曲】夏の恋人 アコーディオン 巴里祭 ブエノスアイレスの夏 Pajaros Perdidos  まぶしくて夏の君 水に生える都 海(松原遠く)夏休みの王様 光る海 銀座九丁目の水の上 山小屋の灯

ラヴィマーナ神戸「水と森のチャペル」スイーツ試食会 2ステージ ジャズヴァイオリニストとアコーディオンで。


2019.6.23「オーケストラ千里山第28回演奏会」


2019.6.23「オーケストラの響き」

「オーケストラ千里山第28回演奏会」を聴きに。第28回の演奏会。

ベートーヴェン「英雄」とチャイコフスキー第4番でした。弦楽器と管楽器、打楽器の動きと迫力ある音はCDでは得られない臨場感。コントラバスからチューバ、ピッコロ、トライアングルまでたくさんの楽器の一体感が素晴らしい。振動が伝わってきました・・・

ベートーヴェンの英雄の最弱音もよく聞き取れ どの楽器の音なのかわかりました。
また、強奏されるとき 1 弦楽器のみ 2 管楽器、弦楽器のみ 3 管楽器 弦楽器 打楽器 すべて の響きの違い。

チャイコフスキーでは 弦楽器のユニゾン奏法について 通常は分奏だが 弦楽器 全体で 同じ音を奏すると迫力も増す。
しかも 同じ動機が繰り返し変容し高潮する場面など 活かされている。

耳で聴くというよりは みて聴いて体で感じて・・・

ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は、ハイドンの後継のような1番、2番とは決定的に違う様式・構成を備え、規模も大きく「ベートーヴェン自身のシンフォニー」を築き上げた。
第2楽章「葬送行進曲」には、同じ音の3連打があり すでに運命の動機が登場している。


平成30年台風21号「915hPa」猛烈な勢力2018.9.4上陸


平成30年台風21号 猛烈な勢力「915hPa」2018.9.4上陸「甚大な被害」

「災害は忘れたころにやってくる」
そろそろ台風のシーズン到来。梅雨末期の豪雨や、台風の発生、梅雨明けの猛暑と続く。最大の警戒を心がけて。

台風は 熱帯低気圧の種類の一つ。ハリケーン、サイクロンなど 地域や規模などに特性がある。
前線を伴わず 暖気のみの上昇気流で生成される。年間11個ほど接近しそのうち3個が8月から9月が多く上陸し大きな被害を出している。

昨年、平成30年台風21号は「950hpa」で上陸したが、25年ぶりに最強の勢力。暴風雨が吹き荒れた。被害額は 1兆円にのぼる。
死者14名、倒壊家屋 負傷者1,000名 一部損壊 80,000棟 停電が2,000,000戸で起き、最大で半月ほど続いた。関空連絡橋の自動車道の完全復旧に半年近くかかった。

暴雨風では関空島で最大瞬間風速58mを記録、高潮は大阪で3.29mを記録、被害が相次いだ。
関西国際空港が浸水し停電し、機能が使用できなくなった。同じころ、関空連絡橋にタンカーが衝突し その模様が「ミヤネ屋」などのワイドショーテレビ番組の生中継で放送され衝撃を受けた。一時、関空連絡橋が鉄道、自動車道とも閉鎖され陸の孤島と化した。
利用者の3,000名(8,000名という報告もある)が取り残され関空島を脱出するため、高速船で神戸空港までピストン輸送した。

この年は「厄年」となった。6月28日から7月8日にかけて「西日本豪雨」で死者224人(広島県114人 岡山県64人 他)9月6日の「北海道但東地震」で死者42人、倒壊家屋 12,600棟など。

令和のはじまり 被害が最小限にすむことを願うばかりだ。

 

台風19号が おきまりのコースをとり そのあとを追随するかたちだったが 何故か8月のルートより日本列島側を進んだ。ダブル台風として 災害級の大雨・暴風雨・高波・高潮へ厳重な警戒を要する。危険な状態が長続きする懸念が増大した。

この夏は 梅雨が早く明け 猛暑日が続いている。大気 水温も 冷やされない。そうすると もちろん 海水温も高い。高気圧のへりを進むといわれている。

が 私には 台風が消耗を抑えるためにできるかぎり海側を通り 勢力を維持していると思える。
では 陸を進むと勢力は衰えるがその前後に パワーが拡散され被害をもたらしたりするのだと思う。
南東側斜面に風があたり雲が発生し雨を降らす。


上田市真田史跡


上田市真田史跡

たくさんある。上田城 上田山城 山家神社 真田神社 長谷寺・・・
そのなかでも 山家神社と 長谷寺は 貴重な史跡。

この日、雨が降って足が重い。だが、根子岳、四阿山(あずまやさん)に登りたい。
なぜなら、四阿山は真田一族と深い縁がある。そう思っていると「山家神社」が気になっていた。

長谷寺(ちょうこくじ)「はせでら」ではございません。真田家の菩提寺。
境内はきれいな寺院。庭園を挟んで歩いてゆく。墓地は 高野山奥の院を偲ばせる。奥深いところに墓所がある。

寺からすぐのところにある近道が道が細く車が入っていけない。遠回りしていかなければならない。
森の中に欝蒼と茂った社と湧水が流れている。

何だろう、やる気が出てきたみたいで足が重かったのがなおった。空が少し晴れ間がみえた。よし、午後から再び「菅平高原」まで行こう。
勘がたよりで偶然出会えるものがある。


ショパン/マズルカ第35番ハ短調作品56-3


ショパン/マズルカ第35番ハ短調作品56-3

1840年作曲。献呈先は、ショパンの友人で弟子のキャサリン・マバリー。作品56は ノクターン第15番、第16番の作品55の後にできたもの。大作、ピアノソナタ第3番をひかえている。ファンタジックで テンポが遅めのルバートが効いている。

構成:A(ハ短調)A B(ロ長調)C(変ロ長調)D(変ロ短調)C’(変ロ長調) A(ハ短調)A   E(コーダ)

この構成は「舞曲仕様」であることを念頭に。教会のオルガンのように響くものかな。

A なんというか 悲壮な思い。旋法を使用している。
マズルカでの2拍目のアクセントは 強調されていない。マズルカらしいリズムがユニゾンで。和音の響きを吟味しながら。
律儀にも Aを 2回繰り返すところは エコー(反響)こだまのような効果を狙っていると思う。

「影」でいることが「光」を見出し輝かせている。影がないと光は映えない。また、影の濃さ(色彩)が光を演出する。
ところが驚くことにその境界線は曖昧でその部分が細いのか太いのかそして深さはどれだけなのか。
そのためには「距離感(1 影 2 光 3 境界)」が必要になる。

B C 中間部は特段明るくはないが活気を持っている。左手の付点リズムが生き生きとさせている。
D しかし、陰鬱となり左手の音型がアルペジオになり悲壮感が出ている。
半音階でファンタジーを出し、もう一度元気を出して長調。C’

A しかし影にこもってしまう。再現部の終わりは 半音階で下がっていきコーダへ。
E エキゾチックな響き。最後は2つ和音で柔らかく余韻を出して終わっている。

ハ短調だが 旋法のようにとらえられる。

中間部 ロ短調 変ロ長調 躍動感があるが ロ短調になり悲壮感がふっと湧いてくる。半音階で 陰鬱な雰囲気。

長いコーダが円熟期の特長。半音階的でファンタジックに。
左手がテーマの動機を何度か繰り返し、右手がオブリガート。エキゾチック。

Kate Liu – Mazurka in C minor Op. 56 No. 3


2019.7.6「平和パレード」演奏


2019.7.6「平和パレード」演奏

歌うコーナーで演奏します。会場:大蓮公園(泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅)
開会前 9:40~10:00 出発前 10:30~10:35

前回 2018年6月30日には、150名近くが集まりました。歌の力を信じて。

当日 会場でお会いする方 よろしくお願いします。

 

 


2019.6.27(木)13:00「おきがるタイム」vol.150【公開収録放送】


2019.6.27(木)13:00「おきがるタイム」【公開収録放送】FM816
サイマルラジオ対応 (インターネット放送)(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
※ スマホは、アプリの設定をご覧ください。 http://816.fm/?page_id=71 

【予定曲】バチェラーガール 悲しき雨音 小雨降る径 ラ・クンパルシータ ノスタルヒア Over the Raibow  Rainy days morning
【14時台】6月15日(土)に行われた公開収録の模様をダイジェストでお送りいたします。※トークコーナー、生アコでマコルネはお休みです。

アコーディオン4台で「うたごえ喫茶コーナー」アコーディオンの音の風圧を感じて 昔の懐かしの曲を歌って元気に。


6月8日(土)動物音楽劇「ブレーメンの音楽隊」に出演。リコーダー、ギター、アコーディオン、パーカッションで台詞にも挑戦。
子どもたちに動物の命の大切さを認識。ペットを手放さないで。最後まで可愛がってあげる事を伝える。テレビに放送されました。

6月15日(土)マコルネのおきがるたいむ FM816 公開収録 FMはしもとホールにて