Year: 2022年

2022.6.9(木)13:00「おきがるタイム」vol.221


2022.6.9(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC・スマホ・タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】ホタル あじさい娘 シェルブールの雨傘 碧空 小雨降る径 ボンネットに太陽 Over the Rainbow 夏の思い出 手のひらを太陽に 城ヶ島の雨 金毘羅船々 アカシアの雨がやむとき

【コラム】6月です。梅雨入り間近ですが、紫陽花が咲き始めました。


2022.5.30「編集長の仕事」2022


編集長の仕事2022 機関誌56号発刊 2022.5.30

2022年度、編集長の仕事がはじまりました。5月30日、8月30日、11月30日、1月30日に発刊される機関誌・会報32ページですが、内容は一字一句足りとも気がぬけません。
これまで 機関誌54号、会報75号、機関誌55号、会報76号を担当し、一年やりぬきました。今年度も担当することになりました。発行日の3週間前から1週間は緊張状態が続きます。とにかく原稿の収集から確認作業が1日で多い時は30人ぐらい多くの画像を交えながらやりとりするので、判断力と集中力のタフさが必要です。

もちろん、編集人として、記事を書く人として、何ページか執筆します。ページのレイアウトも作業します。画像の最適化や、アナログから文字起こしなど。リサーチもあります。今回は、告知、目次、編集後記、自分のプロジェクト「ウクライナ情勢」の事です。

特に校正作業、それぞれのページの掲載者、執筆者に連絡し、作業をすすめます。執筆者が慣れていない場合、連絡が遅れたりで、校正がすすんだ段階で送られてくることもあり調整が必要、また、行事などの未確定の情報を校正をすすめながら記事を確定する場合があります。通常なら校正1,2で初期段階のなおしで3でなおっていれば4で「念校」で「校了」「責了」でデザイナーが入稿最終確認し入稿となります。この間、ディスプレイ上の原稿確認や出力して確認もするので、印刷部数もこの1週間で200ページほどになります。一字一句を最適化します。最近多いのがHPへのリンクやスマホ用にQRコードからダイレクトにリンクするものが増えてきました。なにげなく使用できるようになっています。パソコンでも検索でみつけたりで、URLを直打ちするのも少なくなったかもしれません。伝え方は、時代ともに変わっていきます。

3か月に一度、情報を発信し「アーカイブ」することがとても大事な事だと考えています。

表紙デザインが気に入っています。


世界遺産 「大峯奥駈道」大峯山 1719m


大峯山(1719m)山上ヶ岳(さんじょうがだけ)世界遺産「大峯奥駈道」

ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)」の構成資産の一部として2004年(平成16年)7月7日に登録。3つの霊場(吉野・大峯、熊野三山、高野山)と参詣道(大峯奥駈道、熊野参詣道、高野山町石道)が対象。修験道の根本道場である金峯山寺(きんぷせんじ)がある吉野山と熊野を結ぶ全長80kmの修行道。飛鳥時代から奈良時代の呪術師、役行者(えんのぎょうじゃ)(634-706)が開創した。大峯奥駈道には75の靡(なびき)行場があり、修験者は山上ヶ岳山頂の大峯山寺(おおみねさんじ)が戸開けされる5月3日から9月23日の戸閉めまでの間に奥駈修行を行う。ちなみに「大峯」は大峰山脈(吉野~熊野)のことを指し八経ヶ岳(はっきょうがだけ)(1915m、最高峰)弥山(みせん)(1895m)釈迦ヶ岳(1800m)大普賢岳(1780m)をはじめ、南端の玉置山(たまきやま)(1076m)北端の青根ヶ峰(858m)などが連ねる。深田久弥が選定した日本百名山には大峰山(1915m)とあるが、狭義的には山上ヶ岳(1719m)である事から、大峰山脈縦走路の八経ヶ岳(1915m)を指すとみられる。深田は、山上ヶ岳から大普賢岳、弥山、八経ヶ岳を縦走したのだった。そのため、山上ヶ岳は百一番目の山として認知されるだろう。なお、大峯山は女人禁制なので稲村ヶ岳(1726m)が【女人大峰】として登山されている。大橋茶屋手前の「エコミュージアム駐車場」か母公堂からが登山口。

山頂1700mに5つの宿坊があり、龍泉寺、櫻本坊、竹林院など立派。大峰山寺の瓦もそう。どうやって資材を運びあげたのか。ただただ驚くのは、この登山道は、ゴミひとつ落ちていない。ゴミ箱も置いてないので、持ち帰りが徹底されていると思う。途中、洞辻茶屋で食用のタマゴの殻のゴミが置いてあったくらい。山は神が宿るもの。登山が観光用であっても神聖な場所に登る事を心得て入山されてほしいと思う。もうひとつ、素晴らしいのは自然。大峯山脈は標高1300m~1900mで山は険しいのだが、高山植物の宝庫でもある。特に、苔の森があり、フィトンチッドの香りがする。白駒池に代表される八ヶ岳だけではない。紀伊山地(台高山脈、大峰山脈)の大杉谷をはじめとする苔の森、鈴鹿山脈のイブネなど、希少価値の森が存在することを忘れてはならないと思う。

清浄大橋より大峯山《山上ヶ岳》

「西の覗き」から《女人大峯》「稲村ヶ岳」と尖がりの大日山

コース《清浄大橋》標高差806m 往き198分 下り143分[標準タイム 往き190分 下り150分]距離 片道5.57㎞ 往復11.4㎞ 西の覗きから大峰山寺へがわかりづらい。

清浄大橋(913m)6時38分 一ノ世茶屋(1000m)6時46分 一本松茶屋(1080m)7時15分 お助け水(1355m)7時52分【洞辻茶屋】(1484m)8時23分 陀羅尼助茶屋 8時44分 【往き】《油こぼし》8時59分 鐘掛岩(1632m)《西の覗き》(1650m)9時31分 大峰山寺(1719m)9時56分 山頂(お花畑)10時
【帰り】大峰山寺10時24分 ⇒【下り 平成新道】⇒ 陀羅尼助茶屋 ⇒《洞辻茶屋》⇒ お助け水 ⇒ 一本松茶屋 ⇒ 一ノ世茶屋 ⇒ 《清浄大橋》12時47分

・清浄大橋 遥拝所がある。女人禁制結界門のひとつ。
・一ノ世茶屋跡 祠がある。祀っていた役行者像が持ち去られ持ち主に返っていない。罰当たりめ。どうしても欲しいなら、像を製作家につくってもらい購入したらいい。
・一本松茶屋 アーケード方式?の小屋で行者講の休憩所
・お助け水 ルートのほぼ半分。ありがたい湧き水。
・七曲り 沢沿いから標高をあげ九十九折に登る
・洞辻茶屋 大峯奥駈道と合流
・じゅるみ 謎の地点
・陀羅尼助茶屋 立派な小屋
・松清小屋 往き、下りの分岐道。滑落事故が多いので慎重に。救護所がある。
・油こぼし 3か所の鎖場、高度50m。「よく滑る」意味。強風、霧、雨天などは細心の注意が必要。私は、鎖を使えるところは使いながら足場を確保する。一つ目は難易度が低かった。二つ目は三点保持で攀じ登った。イワカガミ群落に感動。ここと「西の覗き」周辺だけ。三つ目は角度があり、鎖を引っ張りコントロールしながらうまくいった。しかし、左に巻く道があるから大丈夫。下を見たが森の景色なので恐くない。槍、赤岳などの「鉄の階段」の方が恐い。
・鐘掛岩 行場のひとつ、奇岩。高度感がある。
・西の覗き 日本三大荒行(大峰山、出羽三山、英彦山)の一つ。 命綱一本、断崖絶壁から上半身を乗り出し、不浄を払って生まれ変わりを願う。向かいの絶壁の巨岩の迫力。先達の「言う事聞くか!絶対守れるか!」「ハイ、守ります」と言わないと。もし、やめられない事があったらここに来るとよい(笑)【死んでも治らないものはどうしようもない】
・大峰山寺 役行者がここで修行し感得し金剛蔵王権現を本尊として開山し1300年。役行者像(神変大菩薩)を祀る。
・お花畑 ササ道、景色がよい。大日山、稲村ヶ岳もよくみえる。

富士山・白山・立山そして比叡山・高野山などかつて霊山は「女人禁制」だった。現在の女人禁制は、大峰山の山上ヶ岳と岡山・兵庫県境の後山の道仙寺奥の院の「行者道」など。その名残がある。ひとつが山上ヶ岳と「母公堂(ははこどう)」役行者の母がここに留まった。他に、高野山と「慈尊院(じそんいん)」弘法大師の母がそこに留まった。山は風紀を乱さないために戒律をまもらせた。その中には「不邪淫」または生傷を負うものは神域立入を禁ズなど他にもあるかもしれないが。山は神聖なもの。白い装束で行に臨むのも、清浄を維持するため。だからといって、女人が否定されているのではない。女性を貴ぶのは、もちろんの事。むしろ、女性を守るためである。山行場には危険が伴うのであった。

大峰山寺 7世紀末に修験道の祖である役行者(634-706)が、金峯山で千日修行を積まれ感得され、蔵王堂を建てたのがはじまり。
本尊は、金剛蔵王権現 また、神変大菩薩(役行者)が祀られている。

登山口に入る前に道の駅「黒滝」で準備。

山上ヶ岳登山口 大橋茶屋の駐車場 駐車料をポスト投函する。

レンゲ辻方面は林道を通り終点に駐車場がある。しかし、登山道が急坂で不明瞭であるため、上級者コースとなっている。
突き当りのレンゲ辻で左手に山上ヶ岳に行けるが、登りで利用するのをほとんどみたことがない。下りは利用する人がいる。右手に稲村ヶ岳への道で山上辻に行ける。

清浄大橋 渡ったところに「遥拝所」があり、無事登山できる事を祈願する。

女人結界門 ここ清浄大橋と他に五番関、レンゲ辻、阿弥陀ヶ森にある。

杉林の中、樹林帯をすすむ。

一ノ世茶屋跡(1000m)

一本松茶屋(1080m)

 

お助け水(1355m) ありがたい力水。飲めるかは掬ってから確認。ルートのほぼ半分(90分)あと1時間ほどで核心部分に到達予定。

沢沿いと平行に登るが、高度差が出てくる。七曲りで九十九折の道に。

二少年遭難碑

【洞辻茶屋】(1484m) 大天井ヶ岳方面、五番関へとの分岐

気温12℃ 風はほとんどない。インナー着ているので寒くなく丁度よい感じ。汗もかかない。

不動明王像

陀羅尼助茶屋

松清店 「救護所」担架運ぶ場所がある

ここから分岐《往き》油こぼし 鎖場3か所 鐘掛岩 ※下りでは使用できません。
《下り》平成新道 急な階段 実は、滑落事故のほとんどがこの場所で起きていることから、慎重にケガのないように。

この階段は急すぎて、体を前傾で板を掴むような感じだった。

鎖場1

鎖場2 攀じ登った

二つ目の鎖場を登ったところにイワカガミ群落が。鮮やかな色で。なんでここにだけ咲いているかな。

鎖場は終わったが見上げるような急坂が続く。

鐘掛岩(1632m)

分岐から合流、ここからはなだらかに。岩盤むき出しの道がある。

西の覗き(1650m)(先達の指導による)捨身行。逆さ吊りで崖下手前にせり出す。

《西の覗き》大日山 稲村ヶ岳

金剛山方面

 

アップダウンの道、山門、ここから大峰山寺の神域。

岩場の道を抜けると突然宿坊が複数みえる。

宿坊の奥に大峯山寺がある。

桜本坊 吉野にもあるけど、大峰山のはこれまた立派な。

目標の「大峰山寺」山頂が

大峰山寺(1719m)

大峰山寺 本堂内陣撮影禁止 神変大菩薩(役行者)像が祀られている。また「裏行場」がある。

山頂(1719.2m)標示

ササ道。目の前の尖がりは、大日山と《女人大峯》稲村ヶ岳

山頂(お花畑)

イワカガミ 特に大型のもの 鮮やかで葉っぱもつるつる。

ウマノアシガタ シロツメグサ《クローバー》の横に咲いているのでなんだか不思議。

森の匂い

苔の森


伊吹山1377m「花の百名山」日本武尊


伊吹山 標高1377m  滋賀県・岐阜県の山 百名山 花の百名山 伊吹山地に属する霊峰。伊吹山の神「伊吹大明神」は大蛇とされる。『古事記』『日本書紀』によると、景行天皇の第2皇子、日本武尊(ヤマトタケル)が東征の帰途、伊吹大明神と戦って返り討ちにあい米原市醒ヶ井の「井醒の清水」で回復したが大和へ帰る途中、三重県亀山市能褒野(のぼの)で亡くなられたと記されている。戦国時代、織田信長は薬草園をつくらせた。1956年、近江鉄道がスキー場を開業したが、2005年頃撤退し、2010年休止。このところの登山ブームで年々、登山客が増えている。登山口は滋賀県米原市からの上野【表登山道】、上平寺など。伊吹山ドライブウェイを利用すれば、岐阜県関ケ原町から山頂駐車場のある九合目まで乗り入れできる。駐車場から山頂までは中央登山道、西登山道などのハイキングコースが整備されている。周囲に大きな山がなく、360度のパノラマ。びわ湖に浮かぶ竹生島が遠く望める。

片道6㎞ 往復12㎞【標準タイム】往き4時間10分 下り2時間30分 メリハリのきいた登山道。七合目、八合目の岩場がポイント。
登山口 5時25分 山頂 8時35分【休憩25分】下山開始 9時【休憩30分】登山口 12時20分 滑ったり転倒なし。股関節に負担が。ストックは重要。
トレーニングできてよかった。12㎞、標高差 1200m 7時間でも疲れない。しかし、朝早くが必ずしもよかったのか。気温的にはよかったが眺望的には午前9時頃から登るとよかったのかな。しかし、暑くなるし帰りが夕方になる。暑い状態での登りはやっぱりしんどい。これはこれでよかった。

登山口 標高220m 標高差 1157m 登りがいのある山。
1合目 標高420m 0.9km 幅の広いゆるい傾斜でザレた樹林帯の道。伊吹高原荘がある。
2合目 標高580m 0.8km 野天で直登の道。ペースがおちる。
3合目 標高720m 0.7km トイレあり 下り60分 登り190分 の標示 野草観察路あり
4合目 標高800m 0.7km え~短いよぉ。3合目からポイントがみえている。
5合目 標高880m 0.5km 自動販売機あり。旧スキー場と平行に登る道。
6合目 標高990m 0.5km 狭くなりザレた道。ここから九十九折の道。
7合目 標高1080m 0.5km 角度が急、岩場で見上げるような道が続く。ここが一番しんどいところ。
8合目 標高1220m 0.5km 厳しい道、ところどころ岩場が。なだらかなところもある。
9合目 標高1300m 0.4km 伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場からの登山道が合流し山頂へ。お花畑。
山頂 標高1377m 伊吹山寺「日本武尊」像、弥勒菩薩像。

ひときわ雄大な山容「伊吹山」滋賀県側は「いぶきさん」、岐阜県側は「いぶきやま」と呼ぶようだ。

石灰質の山、つまり古代は海だった。カルスト地形が印象的。平野部での天気予報は午前9時頃から晴れ。しかし「てんくら」では、風速14m、嘘だろう。やめといたほうがいいのかな。午前5時、登山口は曇り、時雨も降った。なんかおかしいぞ。まあ、登っていればそのうち晴れるかな。一合目は、幅広のザレた道で樹林帯で標高200mほどあげていく。30分ほどかかった。二合目へは、野天に出てザレのまっすぐ登る道は地味にしんどい。三合目、ここでほぼ半分かな。そこからだだっぴろい道で四合目が見えている。距離はそんなになく拍子抜けするが急登への前触れだった。右に巻くと旧スキー場の斜面と平行な道。急登への導き。五合目に到達。自動販売機がある。ここから寒くなってきた。六合目、ガスで視界が悪くなる。お昼頃、気温があがると思っていたが、低いまま。七合目「岩登り」が数か所あり、登山道にロープがはってある。強風が出てきた。休憩できるスペースがない。八合目は、強風が凄くて鳥も鳴かない。視界が悪く、寒い。一時、霰が舞ってきた。このままだと低体温症か。パフォーマンス低下。この頃が、一番退屈で歩みが遅くなる。2枚着こんだ。ブレーカーやインナーは必要だ。最後の岩登り。ところどころゆるやかになっているが角度がある。一歩一歩ずつゆっくりでもすすめれば九合目につくだろう。九合目で道はなだらかになった。雨は降っていないもののガスと強風。お花畑は少しだけみられた。そして山頂。あの日本武尊の像。自分の足でここまで来た事は感動。景色は?ガスで何も見えない。頂上付近の風速14mは本当だった。なにか温かいものが欲しい。売店や山小屋があるが、開店前で1軒のみ雑貨店がオープン。20分ほど展望がなくてウロウロしたが、猛烈な風のところに長くはいられない。午前9時から下りる。角度のあるザレ道に対し膝に負担がかからないよう転倒しないように慎重に歩く。七合目で徐々に景色がみられた。平等岩もはっきりとみえた。伯耆大山のような雰囲気。しかし、九十九折は白山のようでもあるが、ここは水飲み場がない。二合目に到達する11時30分には晴れて暑くなってきた。

花の百名山であり、植物が400種類以上植生していて、オドリコソウ、ウマノアシガタ、希少動物ウスバシロチョウがいた。

かえりは道の駅「そばの里」伊吹のそば処「伊吹野」で、彦根の「かつさと」味噌カツがいいね。

三之宮神社 起点

上野登山口インフォメーション 隣に民宿があり自動販売機、トイレもある。駐車料と入山協力金をポストにいれるかたち。登山届をポスト投函。

一合目 旅館「伊吹高原荘」自動販売機がある。おばあちゃんがいて話かけられる。「伊吹山は面白い山だよぉ~」。この旅館、大きめの施設でホールも完備。合宿にいいな。

二合目 ベンチがある。

三合目 トイレあり。植物観察エリアはシカ害を防ぐため、防護柵の中にある。ここまでタクシー専用林道で乗り入れできる。距離を少なくするには、ひとつの方法。

三合目 標柱には 登り3.6㎞ 190分 下り2.4㎞ 60分とある。つまり、山頂の標柱は下り150分だから、三合目までは90分ということになり、急坂であることがわかる。

四合目が拍子抜けする。近すぎるでしょう(笑)。実は700m歩いているらしい。この後、急登の前触れ。

五合目は、右に巻き、旧スキー場の斜面に沿って登る道。

五合目に自動販売機がある。ありがたい。

六合目には立派な避難小屋がある。

九十九折の登りだが、角度は急でない。

七合目 この辺りから角度が急になり、岩場が増えてくる。

角度のある岩場は、滑落に注意。一番しんどいところ。それにしても寒い。

八合目。キツイところを超えた。山頂まで1㎞をきった。見上げるような角度はまだ続くが、なだらかなところも出てきた。

岩場の急登。ロープがはってある。三点保持で重点移動。ストックは使わない。

九合目 伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場からの西登山道と合流。なだらかな道で山頂へ。

山頂がみえてきた。伊吹山寺(覚心堂)仁寿年間(851~854)に三修上人が開山。昭和60年、吉田慈敬師が伊吹山寺を再建した。

山頂 1377m ピクスポット この時間、売店はほとんど開いてなかった。

山頂の標柱とあの有名な「日本武尊」の像がみえてきた。

山頂「日本武尊」像 日本神話 東征後、大蛇とたたかい返り討ちにあい、醒ヶ井の井戸の水で回復した。が、大和に帰る途中、三重県亀山市能褒野で没した。
白鳥となり、奈良県御所市と大阪府羽曳野市に陵墓がある。

山頂 弥勒菩薩像。何億年後かに衆生救済されると。

下り七合目から眼下、坂はきつくない。白い建物は6号目の小屋。

天気回復、灌木が少し生えている程度で、草原。

平等岩

湖東地区 竹生島

オドリコソウ

ウマノアシガタ

ウスバシロチョウ


いそのかみ 烏骨鶏


いそのかみ神宮 烏骨鶏(うこっけい)朝参り 「日本書紀」に記述されている「神宮」は、伊勢と石上だけ。日本最古。

季節の変わり目や気候変動や天変地異の前兆など、目にみえないところで人の心、体に負担が生じているようだ。
昔は、月3回(上旬、中旬、下旬)のお参りとしていた。氏神様へは日参りもあったとか。せめてもの、月参りはできうれば続けたい。
また、年2回の大祓も大事とされてきた。遥拝所でなくとも、鎮守の神様へお参りするのが神道としての習慣であった。

年中行事「五節句」で邪気をはらうのが日本の伝統でそれにより災厄を避け護ってきたが、昨今の世の中、自然やみえないものに畏敬を感じない人が多くなり災害が増えたという指摘がある。心構えが大切。

ここでは「朝参り」を推奨しているそう。烏骨鶏、長鳴鶏(ながなきどり)の一種の東天紅(とうてんこう)は縁起がよい。
「コケッコー クックッ・・・」

私は、お参りにあがる前に、必ずコップ一杯の水を飲んでから。背筋をピンとしてゆっくり呼吸し参道をすすむ。
必ず、15分以上は境内にいるようにする。場合により、1時間ほどいるようにしている。
神域の周囲を歩いたりもする。御神木や御神体などいろいろとみることができる。

いそのかみ神宮(五十のいろは)ことたまを大切にする。略拝詞で唱える事。「祓え給え、清め給え、守り給え、幸へ給え」
出雲健雄社 草薙剣(くさなぎのつるぎ)の荒魂(あらみたま)である 出雲建雄神(いずもたけおのかみ)を祀る。布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)の御子神。

七支刀【国宝】十種神宝(とくさのかんだから)
七支刀は『日本書紀』に神功皇后摂政52年に百済から献上された「七枝刀(ななつさやのたち)」で、西暦369年の絶対年数を現す日本史の最も古い資料とされる。

布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)は、天十握剣(あめのとつかのつるぎ)に宿る神。天十握剣とはスサノオが、出雲の国でヤマタノオロチを退治したときに使った剣。ヤマタノオロチを退治したときに尾からでできたのが三種の神器”草薙の剣”。天十握剣は実在し本殿に祀られている。

 

 

雛が6羽 ここの鶏は跳ぶ。木の上、低木の上にとまり夜過ごしている。

花手水

イチイガシの木

出雲健雄社

七座社

禁足地 ここの気が充溢している。立入禁止。最初にお参りするはずの「祓所」がこの先にある。

時期は5月、竹林にタケノコが。長いのも、短いものも。たくさん生えていた。

白河天皇が寄進した拝殿。宮中三殿の一つ、神嘉殿を模している。荘厳。

 


平成の名水「居醒の清水」地蔵川の梅花藻(バイカモ)


平成の名水「居醒の清水」地蔵川の梅花藻(バイカモ)

名水 滋賀県米原市醒ヶ井(さめがい)の湧水「居醒の清水」は、古代からの交通の要衝で、ヤマトタケル(日本武尊)伝説に登場する『古事記』の「居醒の清水」(いさめのしみず)『日本書紀』の「居醒井」(いさめがい)が地名の由来。県境の岐阜県関ヶ原町の東西を結ぶ中山道の往還に位置する。醒井宿は江戸時代に中山道の宿として整備された。南東の霊仙山(りょうぜんやま)からの豊富な湧水があり、上流には養鱒場がある。

地蔵川の清い流れに咲く梅花藻(バイカモ)が風物詩で5月下旬から咲き始めで7月~8月までみられるという。水中に沈んだ糸状の細い葉と梅のような白い花が特徴。この清水は、水温が14℃と冷たい。

昔の人の知恵は凄い。石灰岩の山には、ミネラルが豊富で、体によい水があることを知っていた。
ちなみに「ヤマキ醤油」の店舗があり、醤油はもちろんの事、醤油味のソフトクリームが人気。

 

清水だからこそ咲く梅花藻(バイカモ)風物詩となっている。JR「醒ヶ井駅」隣に、醒井水の宿駅(さめがいみずのえき)があり、名水が飲める(消毒済)

 


「色光ピアノ(クラヴィエ・ア・リュミエール)」


スクリャービン/交響曲第5番「プロメテウス」

独自の音楽美学を持った稀有なピアニスト・作曲家。モスクワ音楽院のピアノ科教授をつとめたが、父方は、タタール系でウクライナ南部のクリミア地方などのルーツであった可能性が高い。彼の残したものに、神秘和音と「色光ピアノ」。舞台装置や照明などの文化の次世代を予感させていた。

交響曲第5番「プロメテウス」調性が無い独創的な作品。楽器編成に「色光ピアノ(クラヴィエ・ア・リュミエール)」混声四部合唱、ハルモニウム、打楽器等、ピアノ独奏の含んだ単一楽章のピアノ協奏曲と考える事もできるが、交響曲である。増4度音程の重なりの神秘和音が使われている。終止は、嬰ヘ長調。色光ピアノは、音を出すとそれに対応する光が出るところ。音楽としての演奏会で時々演奏されるが、スクリャービンの想像どおりの演奏としては、なかなか演奏されることはない。日本では番組「題名のない音楽会」で羽田健太郎のピアノでMIDIキーボードを使用し照明と同期させるかたちで再現された。

なお、ホーカン・アウストボ(ノルウェー、ピアニスト)スクリャービンの「色光ピアノ(クラヴィエ・ア・リュミエール)」を実現させるプロジェクトを組織し、監督している。調性音楽とカラー。周波数と関連するが、概ね C ハ長調は白のイメージがある。一方、ロ短調は 24調性の一番最後に来るだけあり、終わりのイメージ。

今、注目されている「プロジェクションマッピング」も色映像の芸術。立体物をスクリーンとして使用し、プロジェクターでビデオを投影する。実物<リアル>と映像<バーチャル>をシンクロさせる映像手法で、その両者の融合が生み出す魅力的な世界観を表出する。

1920年頃、テルミン(1896-1993 物理学者)が発明したのが、世界ではじめての電子楽器「テルミン」だった。フランスのマルトノ(1898-1980)もオンド・マルトノを発明、これも電子楽器。シンセサイザーは命名と開発が始まったのが1960年代頃。時代は進化した。

rumi_piano

ハ調 赤

ト調 オレンジがかったバラ色

ニ調 黄色

イ調 緑色

ホ調 青色、白みがかった

ロ調 ホ調に似ている

嬰ヘ調 青、鮮やかな

変ニ調 スミレ色

変イ調 紫がかったスミレ色

変ホ調 メタリックな光沢を持った金属的な色

変ロ調 ヘ調赤、黒ずんだ


「堺平和のための戦争展2022」2022.7.30-31


「堺平和のための戦争展2022」7.30-31

サンスクエア堺 ホール または 地下ホール

2022.7.30 13:00 ステージ 手のひらを太陽に この広い野原いっぱい 青い空 ピース・ピース堺 ぞうれっしゃがやってきた
2022.7.31 11:30~13:00 展示ホール(地下1F)「うたう会」で60分ほどアコーディオン出演します。

様々なイベントが同時に開催されます。この機会に足を運んでいただけますように。懐かしい歌などを歌って楽しみたいと思います。

サンスクエア堺ホール 堺市堺区田出井町


2022.8.11「堺泉北うたの広場」出演


2022.8.11「堺泉北うたの広場」出演

サンスクエア堺ホール 大阪府堺市堺区田出井町2−1
2022.8.11(木・祝)午後1時30分 開場予定

出演します。ただし「うたう会」は今年も中止です。妥協点を模索しながら、コロナ対策に最大限の配慮をします。

2年ぶりで楽しみです。
ただ、うた、合唱に対するコロナガイドラインがまだ、現実的になっておらず、当日会場での練習が最小限になります。

コロナからの脱却として、参加できるところでまずは開催してみる。実行委員会での確認点がとても多く、事務局はとても大変そうです。
思い出に残る会になると確信しています。


紫蘭の花2022


紫蘭の花2022

毎年、5月中旬から咲いてくれます。紫蘭の花、谷村新司の「陽はまた昇る」に登場する。
可憐な花。

今年は、鈴蘭の花が早く咲き、終わった。
そして、5月末だと 酔仙翁(すいせんのう)ナデシコ科鮮やかな紅色。ヨーロッパ原産。強い花。
京都 五山 曼荼羅山に仙翁寺(護法堂弁財天)があり、そこに咲いていたという。曼荼羅山は、瀬戸内寂聴の「寂庵」の山号でもある。
この山は、弘法大師が化野(あだしの)を金剛界、この山を胎蔵界としたとされ、信仰の山であった。

6月には紫陽花が咲こうと準備をしています。

あと十薬(ドクダミ)が咲いてきました。雑草のごとく、咲いてくれる。地下茎が根をはっているから。
ベトナムではハーブ(薬草)として重宝されている。

-十薬を 抜きすてし香に つきあたる- 中村汀女(1900年(明治33年) – 1988年(昭和63年))詠み

酔仙翁(すいせんのう)毎年、咲いてくれる鮮やかな花。茎が白いのが特徴。

紫陽花の花、6月に向けて着々と準備をしている。色は青紫だと思うが、今年はどんな色。

鈴蘭の花 今年は、4月末から咲き、5月上旬には小さくなっていった。