Tag: チェンバロ

軽井沢朗読館 


声 と 音 文学  詩 小説 漫画 と 朗読

朗読という言葉 人間らしさがある。

日ごろ 音声認識 あるいは 自動再生される広告等 私達は音に囲まれて 生活をしている。

目は疲れるが 耳は疲れるのかな。人間の耳は 聴き分けができると言われているが本当にそうなのか。胎内にいる時から 外の様子が聞こえるという。

音が 情報になり 心理に結び付く。例えば 自動車のエンジンの音を聞いて 何かを想像する。何かを運んできてくれる自動車なのか。それとも おしゃれなショッピングモールの周辺を排気ガスを出して走る車の交通なのであろうか。音は、環境がみえてくる。私も 人前で話す事で 気をつけていることが。事前に必ず音読するようにしている。

軽井沢には 「朗読館」 があり 朗読会を 楽しめるようになっている。NHKの元青木アナウンサーが開設した。

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70名ほど入るホールは 朗読だけでなく 音楽会が 行われている。 これは チェンバロ。

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青木さんの 朗読がインターネットで聴けます。宮沢賢治 書の世界も堪能。


チェンバロ体験 


この日は 気温35度近く 京都 東山五条経由 国道1号線 大津 瀬田方面へ。
外国人の浴衣 自転車 バックパック姿が印象的 東山五条というと 清水寺がすぐそこに。
「陶器市」も定期的にやってますよね。

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暑さに慣れるというけれど 炎天下 風のないところにいたら 熱中症にかかる恐れがある。

さて、「チェンバロ体験」教室にうかがった。
チェンバロとの出会い 楽器との出会いは 先生との出会いでもある・・・

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バッハの「イタリア協奏曲」は 前に勉強したことがあり 関心をもっていた。第2楽章 は ピアノで 弾くこともある。

一緒にうかがったピアニストがチェンバロに関心があり受講することに。その響きに驚いた。繊細な音色と余韻 これは弾いたものでないとわからない。聴いていても 表現が変わっていくのがわかる。楽器の特色 時代背景など。調律だけでなく タンジェントなど アクションの細部にわたるところまで繊細にできている。ピアノのように どこにでもあるわけでなくので 時には運搬をしなければならず 振動 衝撃などですぐ音律が狂ってしまう。

チェンバロの可能性と演奏の解釈などについて 楽器に触れることに意義があり、和音の弾き方 装飾音の扱いについて。シンコペーションの意味。よく響きを聴くことが大切。

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その後 アコーディオンで 「シャコンヌ」など 音を出してみた。結構バロックの雰囲気がでるもんだ。このアコーディオンは どちらかというと シャンソン・ジャズより クラシック・タンゴの雰囲気に音色がチューニングされている。右手で クラリネットの音色を弾くと バロックチェロのように聴こえると評価された事もある。
バッハ メヌエット バロックフレーテ&アコーディオンでの演奏 動画は こちら

アリア ガヴォット など 私のメロディーのパートと 通奏低音で 即興的なものが・・・。バッハの音楽は 多声音楽 ポリフォニーなのでアンサンブルや声楽アンサンブルなど バリエーションが生まれる。その辺りが 他の作曲家と決定的に違うのである。

 

冷たいデザートは 気分転換になりました・・・

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2015.7.26(日)14時~ ジョジョクラシック バッハ チェンバロ曲 vol.96


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットは専用アプリ(TuneIn Radio)。 設定方法 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】 イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1052
フランス組曲第5番ト長調BWV816
トッカータホ短調BWV914 曽根麻矢子 チェンバロ

【トピック】チェンバロ(独)クラヴサン(仏)ハープシコード(英)ピアノの祖先にあたる 派生した楽器。古くは ハンマーダルシマーなどとも関連を持つ。鍵盤を押さえると、タンジェントが上にあがり 弦をはじく。
そして 一段鍵盤から 二段鍵盤へのチェンバロがあるが、機能も豊かになった。尚 ペダルつきの チェンバロのあるとか。(バッハの作品で それを想定した作品があるようだが)元々は、通奏低音にために ヴィオラ・ダ・ガンバ(現在のチェロ、コントラバスのような)の代替として使われていた。数字譜などがある。伴奏楽器だった。それが ソロ楽器として変わり始める。ソロのための曲も書かれるようになった。
その頃の奏法だが、記号が ほとんどついてない。
二段鍵盤だと 一段目と二段目の音色がはっきりと違っていて まあ言うと フォルテとピアノが明確に出せるようになった。オルガンの四段鍵盤のストップを調整しているのに 似ている。
バッハは 別の楽器が奏でているパートを 一台の楽器で実現しようとした。それが イタリア協奏曲であり、また ヴィヴァルディのヴァイオリン合奏曲 をオルガン用に編曲しこれを協奏曲としたのである。これら チェンバロ協奏曲は 最大4台のためにかかれたものもある。

曽根麻矢子さんは チェンバロ奏者の第一人者。親しみやすく レクチャもされ チェンバロ奏者として 優雅な風格をたたえていて 人気がある奏者の一人である。

曽根麻矢子 チェンバロ バッハ フランス組曲第4番 所沢ミューズホール

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昔 チェンバロ弾いたことありましたね。研究の一環として。

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