Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2017.12.23「Sing in メサイア」出演の事


2017.12.23 「Sing inメサイア」出演の事

年末は 日本では「第九」だが、欧米では、「メサイア」が教会で唄われる事が多い。
私は 第九を歌った事があるのだけど。メサイアは たくさんの曲を合唱で歌えること 英語で歌えることなど 親しみやすい。

京都バッハ合唱団は カンタータ、ミサなど 声楽 宗教作品を上演する団体で 指揮は本山秀毅氏
以前 大阪音大の合唱講座(聴講)で指導を受けたことがある。

さて「Sing in メサイア」合唱曲を抜粋でなく「全曲演奏」に取り組んだ事があるのなら
別格のハレルヤコーラスを除いて アーメンコーラスなど歌いたい曲もある。それが、今回選りすぐりの5曲だ。

第1部
4. And the glory of the Lord こうして主の栄光があらわれ
11. For unto us a child is born ひとりのみどりごがわれわれのために生れた
15. Glory to God いと高きところでは、神に栄光があるように
第2部
39. Hallelujah ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は ハレルヤコーラス
第3部
47. Worthy is the Lamb that was slain ほふられた羊こそは アーメンコーラス

事前練習の提案がいくつかあった。また、当日リハーサルで「通し」を最低限やっている。一般の合唱団は、200名(特に女声 ソプラノが多く)いたのではなかろうか。響きがとても良いことを評価していただいた。

フロット室内管弦楽団は 小規模だが、素朴でよいアンサンブルを出している。本山先生の指揮は素晴らしい。序曲がはじまると「感動」一般の席で聴くのとまた違う。ステージの袖にいるのだ。本山先生の指揮と管弦楽をそばで横からみる感じ。

私の好きな曲は
第1部
序曲
Every valley shall be exalted…もろもろの谷は高くせられ テノール独唱
第2部
Surely He hath borne our griefs まことに彼はわれわれの病を負い 合唱
How beautiful are the feet of them ああ麗しいかな ソプラノ独唱
第3部
The trumpet shall sound ラッパが響いて バス独唱
Worthy is the Lamb that was slain ほふられた羊こそは アーメンコーラス

会場は メサイアを愛好する仲間が一体となった。これをきっかけに今後、大合唱が実現する可能性もある。本山先生 フロット室内管弦楽団 企画に感謝申し上げます。

ホール「アルティ」当日リハーサルの舞台


ニコライ堂のクリスマス


ニコライ堂のクリスマス

欧米では「お正月」はないので クリスマス = 新年
Merry Chrstmas & Happy New Year

ニコライ堂のクリスマス礼拝にうかがった。それは 素晴らしくて感動。
厳粛な雰囲気。

ニコライ堂 東京都千代田区神田駿河台 最寄駅は「御茶ノ水」正式名称は、東京復活大聖堂。ロシア正教会 日本初 ビザンティン様式による教会

1891年(明治24年)完成 関東大震災でドームが倒壊するが修復され、
太平洋戦争の時は被災を免れた。(堂内 撮影禁止)教会の インスタグラムより

ドームは上に広がり また 奥に広く 司祭が 唱える言葉が響き渡り感動的。
また、右手の聖歌隊が唱和する。礼拝は、手を合わせ 深く礼をし また、ひざまづき
頭を地につける。約1時間におよんだ。そこは 日本ではないと思った。

 

 


2017.12.28(木)13:00「おきがるタイム」vol.114


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)音楽とトークをお届けする2時間。パーソナリティ マコルネ ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx スマホアプリ TuneIn Radio 設定http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】冬のうた キロロ ミロール 越路吹雪 アコーディオン弾き 佐々木秀実 スール(南)ポエマ 糸 時刻表 中島みゆき 冬景色 冬の星座 恋の片道切符 平尾晃 なみだ船 北島三郎 オルフェの歌 ペギー葉山 夕陽が泣いている ザ・スパイダース 雪の華 中島美嘉

【コラム】年内 最後の放送となりました。2013年4月開局からの番組は 5年目に入り 5/25の放送で100回を迎えました。私にとっては、静かにはじまった一年で 春までおとなしくしていようと思いました。1月中旬から「誘い(いざない)」を受けるように動いていきました。3~4月に一区切りそして6月に盛り上がり その後、一見違う事のような動きが、本来の活動を活発にする。結局は一年を通して、成果のあがった年になりました。

みなさんにとって 2017年はどのような年になったでしょうか。2018年、どうぞよい年を。

12月16日(土)クリスマス・サロン・コンサート 大谷公民館

12月17日(日)アコーディオン演奏 12年目

12月17日(日)「トリオカノン」来日コンサートで イタリアから来日 横山令奈 ヴァイオリン アレッサンドロ・コピア, チェロ ディエゴ・マッカニョーラ, ピアノ シューベルトのピアノ三重奏曲第1番(遺作)第2楽章は白鳥の歌 どこまでも美しい 冬の旅を思う(落涙)

「夏山 3000m」持久力の維持や自然を体感すること。乗鞍岳 木曽駒ヶ岳 白馬(八方池)
白馬大雪渓 八ヶ岳(天狗岳)南アルプス 大弛国師ヶ岳・・・上高地・・・
一番大変だった 御嶽山(3067m)飛騨頂上(2811m)の三の池(2720m)
日本一高所で深い池 ご神水 ほぼ一日(8時間)歩き続けましたが、自信になりました。


「リラ・クラシック」2017.12.30(土)7:00  合唱とベートーヴェン vol.29


リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週土曜 パーソナリティ マコルネがお届けします。全国、全世界ネットラジオ(PC)※パソコンの方は、リンクをクリック 視聴できます。 http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。アプリを 設定するとモバイルで視聴できます。 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第1楽章より リスト編曲一台ピアノ版 第4楽章より 「合唱幻想曲」ハ短調作品80より ミサ曲ハ長調作品86より

ベートーヴェンの「第九」構想は 22歳の頃からあったとされるが 当時はまだ交響曲を作曲していなかった。第5番「運命」を作曲した頃に 合唱曲をいくつか作曲している。
1807年(30歳)の演奏会では、「運命」「田園」ミサ曲ハ長調 合唱幻想曲 その他が 初演されている。ベートーヴェンとしては相当の自信作であったに違いない。しかし、練習が充分発揮されていない事やソリストが欠場し代行が役をなしえなかった事、合唱曲が混乱により最初からやり直す事により失敗に終わった。後に「第九」とともに作曲される「ミサ・ソレムニスニ長調」の影に隠れてしまっていて あまり演奏される機会が少ない。が 円熟期の頃の重要な作品として位置づけられている。

 

ミサ曲ハ長調作品86

合唱幻想曲」ハ短調作品80

https://youtu.be/PS1Xz6tSQTw

交響曲第9番ニ短調「合唱付き」


2017.12.17アコーディオン演奏の事


2017.12.17アコーディオン演奏の事

こちらには 私が アコーディオンをはじめ 初めて演奏依頼のあった場所です。もう12年になります。事あるごとに うかがっています。今回 3名で訪問し演奏。会場のクリスマスの手造りツリーなどに驚きました。アコーディオンのやわらかく懐かしい音色の伴奏で みなさん 大きな歌声が出ていました。楽しかったとのこと。よかったです。

演奏終了後 今回は お昼前の演奏だったので 3人でランチ。近況を歓談。来年、決まっている演奏について確認。12年も一緒に活動していると、何気なく話をしてしまいますね(笑) もちろん、音楽の疎通は極めてよいと思います。


2017.12.17トリオ「カノン」演奏会の事


2017.12.17トリオ「カノン」演奏会の事

トリオ カノン「花音」と読ませるようだ。ヴァイオリン生産のメッカ イタリア クレモナ で活躍する日本人女性 ヴァイオリン 横山令奈(Lena Yokoyama)と チェロ アレッサンドロ・コピア ピアノ ディエゴ・マッカニョーラ のユニット この冬 来日した。彼女らは この短い滞在の間に 三度の演奏会を持ったという。それも オーケストラのリハーサルが2回あり 日程的にもハードなスケジュールのなか、精力的な演奏活動で大好評を得た。

今回のプログラム スーク:ピアノ三重奏のためのエレジー作品23
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 作品67
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 作品99

CDがリリースされており、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「幽霊」&「大公」が収められている。さて、プチエルは 収容80名ほどの 縦長のホール。ほとんど満員で 私は真ん中より少し後ろ右側の席。多分、10mは離れていると思う。杞憂は、第一音にて打ち消された。

スークの曲。ヴァイオリンの繊細な音色だが、近くに聴こえる。音楽は「聴く」のである。ヴァイオリンが、かなり古い時代の音に聴こえた。楽器なのかな。いや奏法だ。なんだか懐かしい音色がする。昔のハイフェッツやミルシティンのような音色。不思議であった。

2曲目はショスタコーヴィチ、戦争がテーマの曲。荒涼とした雰囲気や戦いの場面など精細な表現がよかった。

休憩後

シューベルトの白鳥の歌 ピアノ三重奏曲第1番 D898(遺作)作曲 1827年~28年(晩年)
最初に「冬の旅」というキーワードがうかんだ。活気をおびた主題があるが瞑想的でシューベルト特長の転調がある。そして第2楽章シューベルトの「白鳥の歌」は 美しくて落涙。シューベルトはカロリーネに失恋し絶望した。健康上の問題もあり、自分のための音楽を晩年書いたのだった。それは 果てしなく続く「旅」。形式を知らなくても表現されていること=「冬の旅」に思いを馳せる。第3楽章は、メヌエットなどの舞曲やトリオを含む陽気な部分。第4楽章、ピアノソナタ21番の最終楽章にもある途中終止。ヴァイオリンとチェロ、ピアノの深淵な世界を展開した。約40分ほどだったがあっという間に終わった。音楽的にも充実していた。

アンコールはドヴォルザークのピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調「ドゥムキー」から

演奏終了後 CDとサインと記念撮影。
私はこの日、午前中演奏がありその足で会場に向かった。終始落ち着いた雰囲気であった。演奏する前にLenaさんからの一言があり、落ち着いたナレーションが音楽をスムーズに導入するのだから・・・

今週の後半には、イタリアへ帰国されるという。次回、各地への演奏活動で「日本」を選んでいただければ、多くの方が足を運ぶだろう。


2017.12.16「クリスマスサロンコンサート」出演の事


この週末 クリスマスサロンコンサートに出演しました。12月16日(土)18時30分 開場 19時 開演 会場 大谷公民館2階ホール (収容 100~110名)出演 アコーディオン 西辻善則 ヴァイオリン 横山亜美 ピアノ 楊 美希

第1部 アコーディオンソロ 第2部 ヴァイオリン&ピアノ 第3部 アコーディオン ヴァイオリン ピアノ 全構成 85分 休憩 15分

今年は 強烈な寒波が12月にやってきて 最高気温がひとけたの日が続いていますが 雪が降ることはほとんどありませんでした。この日は、曇り 時折 晴れ間もみえますが 冬景色です。

この時期 演奏家は 東奔西走します。時期的なものがあり 演奏される曲も指定があり 繁忙期といったところです。ヴァイオリン 亜美さん ピアノ 美希さん とのコラボレーションも楽しみにといったところです。

会場入り 館長はじめ 実行委員会の多くの方がむかえてくれました。リハーサルで舞台・音響・照明をチェックします。開場は18時30分ですが 少し前から公民館へは多くの方が待ち望んでました。

時間はあっという間にやってきます。開演 はじまりました。

第1部 私のソロ演奏から。アコーディオンの懐かしい音色で うたって楽しんでいただこうと企画しましたが 多くの方が声をあわせ 大合唱になりました。親しみやすいプログラムを心がけました。

第2部 ヴァイオリンとピアノ 前の席にいた幼少の女の子たち ヴァイオリンやピアノをまじまじとみていました。生の音楽に触れる機会が気軽にあればよいのですが。そして、ヴァイオリンというのは こうやって弾くのよと 亜美さんが解説をし この楽器へのアプローチをエピソードとのに語りました。美希さんのピアノ こんなにたくさん音がそして大きな音がでるんだ。と不思議そうでした。

第3部 アコーディオン ヴァイオリン ピアノ トリオでできる音楽があります。それは 多様性。3名の音楽性を活かして構成。聴いたことのない音楽もあったかもしれません。しかし、「親しみやすく伝えたい」という気持ちは 演奏の最初から最後まで途切れることはありませんでした。大きな拍手に包まれ 暖かいリアクションも嬉しかったです。そして、最後は昭和歌謡のあの曲 よい年を迎えられますようにと一緒に歌って幕を閉じました。本当に感謝です。

 

会場近くの 紀伊国一宮 丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)へ参拝に。ここは空気が違うようです。三名で 重要文化財の楼門へ おまいりをしました。神聖な空気が覆いました。芸能上達御守(琵琶)を授かりました。琵琶は、七福神の弁天さまが持つ福運を招く楽器、神社所蔵の 北条政子寄進の金銅琵琶は現在、奈良国立博物館に展示しているとのことです。

これが「琵琶」


「リラ・クラシック」2017.12.16(土)7:00 クリスマスオラトリオ メサイア vol.28


リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。第3・第5土曜 パーソナリティ マコルネがお届けします。全国、全世界ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)設定 http://816.fm/?page_id=71
【曲予定】讃美歌「もろびとこぞりて」「あめにはさかえ」「牧人ひつじを」「きよしこのよる」
バッハ 「クリスマスオラトリオ」より
ヘンデル オラトリオ 「メサイア」から 第1部 序曲 シンフォニア 第2部 ハレルヤコーラス 第3部 ほふられた子羊こそは~アーメンコーラス

クリスマスは 12月25日から1月6日まで(ユリウス暦の場合は、1月7日)を指し 新年を祝う行事。
外国では クリスマスカードや リースなどの装飾、また礼拝や、合唱や演奏に参加するのが慣習となっています。これは バッハの クリスマスオラトリオ (ドイツ語)華やかな雰囲気。

こちらは ヘンデルの「メサイア」(英語)日本では メサイア演奏会では ハレルヤコーラスの
歌詞や楽譜が添付されるところがある。この曲がはじまると 会場からも起立し 一緒に歌ってもよいとされている。(※ 主催者の意向に従ってください)

今年2月のサントリーホール 私は 鈴木優人さん 指揮 メサイア特別合唱団で唄わせていただいた。合唱団は250名ほど。伴奏は
パイプオルガン ミニオルガン ピアニカ コントロールオルガン ヴァイオリンなどとともに。


2017.12.14(木)13:00「おきがるタイム」オーケストラ千里山さん


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)音楽とトークをお届けする2時間。パーソナリティ マコルネ ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx スマホアプリ TuneIn Radio 設定http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】いのちの歌(MIYABI/村松崇継)八千代少年少女合唱団 諸人こぞりて あめにはさかえ 牧人ひつじを Wish~ Merry X’mas Lylico ファーストクリスマスイヴ 平松愛理 聖夜 EXILE  O’Holy Night セリーヌ・ディオン マーラー 交響曲第2番「復活」第1楽章より 第5楽章より (6月11日 ザ・シンフォニーホール オーケストラ千里山 第25回演奏会 マーラー 復活 指揮 井村誠貴 ソプラノ 坂口 裕子 アルト 福原 寿美枝  合唱 オーケストラ千里山特別合唱団 演奏 オーケストラ千里山)

【コラム】11/25「ジョイフルピアノフェスタ2017」に出演。にしくん&なってぃ(クラリネット 梅本なつき ピアノ 私)村松崇継さん「彼方の光」をデュオ。原曲を クラリネットB♭にあうように移調し一部アレンジした。司会の山本さん(マリンバ奏者)から ピアノの音色柔らかくて感動しましたとの事。黄昏のクラリネットの音色もよかった。スタインウェイピアノを弾けるのが貴重。
よかったのは 第2部で 地元の中学校合唱部が 村松崇継さんの曲「いのちの歌」を 指揮 合唱部先生 ピアノ 村松崇継さん 合唱でコラボ演奏されたこと。これは 素晴らしい。周りの人も美しさに涙していた。

ゲストにオーケストラ千里山 元代表の上田さん HP担当の兵藤さんにお話をうかがいました。団員80名、20周年を迎え精力的に活動されています。私は、6月11日、ザ・シンフォニーホールのマーラー「復活」演奏会で 合唱団で共演させていただきました。抽選で5組10名様に オーケストラ千里山第26回演奏会 2018年2月12日(月・祝)13時 開場 14時 開演 豊中市立文化芸術センター大ホール のチケットをプレゼントをします。私が 番組の最後に 合言葉をいいます。11文字です。こちらを 応募の際に 表記ください。また、郵送先をお知らせください。当選の結果は 発送をもってかえさせていただきます。ご応募お待ちしております。(締切は12月末)

収録の模様 および 詳細については こちらの記事でもご紹介しています。ぜひ ご覧ください。http://nishikunn.net/nishikunn_wp/?p=28034


おまいり 丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)


おまいり 丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)高野山発祥の神社、世界遺産「丹生都比売神社(紀伊国一宮)」

師走の小春日和の候 神社は大掃除をされていました。境内が広いと 掃除も大変です。
多くの方が総出で仕事をされていました。その後の境内 清々しく感じられました。

目にみえぬものを感じることができたら。それは「誠心」です。

今日 おまいりし 御神箸を授かりました。12/16の演奏会 うまくいきますように。


ベートーヴェン/ミサ・ソレムニス「荘厳ミサ」


ベートーヴェン/ミサ・ソレムニス二長調「荘厳ミサ」

ベートーヴェンは 第九(交響曲第9番ニ短調作品125)が ここまで有名になるとは思ってもみなかった。実際、第九のベルリン国立図書館所蔵の自筆譜資料は2001年にユネスコの『ユネスコ記憶遺産』リストに登録されている。日本では 年末 第九が演奏される事が慣例になりつつある。が、それは戦後すぐ 楽団・合唱団の音楽家を救うためのプロジェクトが拡大していった事によるものだ。欧米では 年末は メサイアが演奏されることが多い。また、バッハの「クリスマスオラトリオ」が奏される事もある。ベートーヴェンは 聴覚を失ってから 何度と スランプに陥った時に 音楽を改革し乗り越えていったのだが その後大規模な作品が構築されているのだ。例えば ピアノソナタ27番あたりで 悩み苦しんだのだが 29番でハンマークラヴィアソナタを発表した。また、ディアベリのワルツのテーマによる変奏曲を生みだした。32番も出して 膨大な教義的作品を出し 次は弦楽作品大フーガ。ミサ・ソレムニス二長調(荘厳ミサ)・・・しかし 聴覚との闘いであった。

そして、ベートーヴェンは 二長調の曲をいくつもつくっている。二長調は シャープ2つだが ニ短調は ♭1つ。また、ベートーヴェンの得意な 変ホ長調 ハ短調にも比較的近い調性でもある。