Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2021.8.12(木)13:00「おきがるタイム」vol.201


2021.8.12(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】花火 3代目JSOULBROTHERS ぶどうの季節 青い海 エル・クンバンチェロ ラ・クカラーチャ 柔 美空ひばり 長崎の鐘 藤山一郎
妻をめとらば 美しき天然 森繁久彌 湖畔の宿 高峰三枝子 ソーラン節 三橋美智也 さとうきび畑 森山良子

【コラム】残暑お見舞い申し上げます。コロナ禍の中の東京2020 しかし、夏の風物詩「花火大会」「盆踊り大会」イベント等、2年続けて中止になったものがあり、忘れられてしまうのが残念です。そして忘れてはならない「終戦の日」。最後の緊急事態宣言となるよう願うばかりです。

 

 


玉泉院丸庭園「ライトアップ」幻想空間


金沢城公園・玉泉院丸庭園「ライトアップ」幻想空間

平成27年(2015) 玉泉院丸庭園及び休憩所からみる 滝  植栽・景石 石垣群 池泉 など

玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられた。「兼六園」に比べ、藩主の内庭として、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園。滝と一体となった色紙短冊積石垣などの、石垣群を庭の構成要素とし独創的である。

この日はライトアップされていて 筝曲の邦楽が流れ 贅沢な空間を演出していた。夏の暑さを忘れる。

石川県政記念しいのき迎賓館


天空の楽園「苗場山」2145m


天空の楽園「苗場山」2145m 池塘(ちとう)の絶景。

長野県、新潟県の県境にある日本百名山。山麓の苗場スキー場は、日本有数のスキーリゾート。広い山頂は、4㎞四方に湿原が広がり釧路湿原や尾瀬、立山弥陀ヶ原(みだがはら)と並ぶ大小1000におよぶ池塘。梅雨明けにワタスゲの白、紺碧の空を映し出す。まさに天空の楽園。

登山口は、長野県栄村側の小赤沢(こあかさわ)三合目から。片道4.6㎞ 往復9.2㎞ 登り3時間40分 下り2時間40分
新潟県側の和田小屋からのルートもあるが時間が長い。ナビは、栄村「秋山郷」へ草津温泉、奥志賀高原側からのルートを表示せずに新潟県津南町経由の国道405号ルートを推奨してくる。この3桁国道405号は、国道といえども基本は片側1車線だが、道幅が狭いところがありアップダウンを繰り返す。長野県栄村の「秋山郷」に入ると小赤沢温泉を経て切明温泉が国道の終点で、それ以降は林道で狭い。

小赤沢登山口3合目から 登りは写真撮りながらなのでほぼ標準タイム。下りは、登り返しがなければ 水飲み以外は休憩しない。標準タイムより早く終点に到着。
3合目 1310m(次815mで30分) 登山道がしっかりしており、標柱がわかりやすい。次まで何mと表示されている。
4合目 1470m(次700mで20分)
5合目 1580m(次750mで25分)
6合目 1750m(次300mで15分) 3合目から6合目までに急な坂はないが、6合目の手前で初めて鎖場があらわれるが、角度が鋭くない。
6合目から8合目までに鎖場やロープ使用が6か所ありこれがなかなかだが、3点保持で登れば大丈夫。下りは足場に気をつけて。
7合目 1810m(次265mで30分) 距離は少ないが、急坂で角度の鋭い鎖場がある。
8合目 1940m(次552mで30分) キツかった坂が緩くなり少しすると平場に出る。突然広がる平原は4㎞平方で600ha。素晴らしい景観がそこに。
9合目 2000m(次1259mで40分)「坪場」と平原。苗場神社で参拝。雪渓を通過すると苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)が見えた。
ほどなく到着。そこから5分くらいで山頂の標柱に着く。てっぺんという感じはなく、周囲より少し一段高いところのイメージ(笑)。

三合目から四合目までは、標高差150m

六合目から七合目がカギ。鎖場が5か所ある。高度感は少ないが、特に下りの足場に気を付けて。

かなり長い鎖場で高度感があるが、クライミングとまではいかない。雨の時は、滑るから気を付けて。

八合目に到達。あと少しで坪場に出られる。

突然、平場に出る。果てしなく続く平原は4㎞四方。頂上はまだまだ先で見えない。

苗場山の池塘の景観。尾瀬や志賀高原より気に入ってしまった・・・。

九合目 ツボ場 2000m 頂上まで1259m

フワフワなワタスゲの白い花、そよ風。木道。山の緑、青い空。この時期でこの天気で出逢えた。そこにいる人は笑顔。
平原綾香の「夢の種」を口ずさむ。このワタスゲは何処へとんでゆくのか。憂いあり、かわいた涙がある。自然そのもの。

一節を

はるかなその綿毛 いまはもう見あげた空に 溶けて
ふりそそぐ日差しがこころまっすぐ導いてる
いとしい土のうるおいかわいたこころ満たす
あなたは私がいつか立ちどまる大地‥‥

ああ、風よ 私はもう迷わない
憂いの森にさよなら 笑顔で告げて
ああ、風よ、風 こころにいま映るのは
光る大地に育まれ 実を結ぶ 夢の 小さな花

小さな岩が無造作に並ぶ、自然が作り出した不思議。

雪渓を発見、涼しい。雪解け水は、とても冷たく気持ちいい。これが、泉をつくり池塘をつくる。

苗場神社 奥の院

祠がたくさんある。

頂上付近 苗場山頂ヒュッテ

苗場山山頂 周囲より一段高いところのイメージ

それにしてもどこまでも続く木道

イワイチョウ

チングルマの群生かな


「リラ・クラシック」2021.7.31(土)7:00 夏に聴く音楽 vol.85


2021/7/31(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

夏に聴く音楽

【曲予定】夏の思い出 夏は来ぬ ヴィヴァルディ「四季」より ピアソラ「ブエノスアイレスの夏」
サン=サーンス「水族館」 ラヴェル「水の戯れ」

【コラム】夏本番を迎えました。暑中御見舞申し上げます。こまめな水分補給を。時節柄より一層ご自愛ください。

ピアソラ生誕100年の年 ブエノスアイレスの夏


「栂池自然園」標高1,900mの大自然


栂池自然園 つがいけしぜんえん 長野県北安曇郡小谷村(おたりむら)にある 栂池パノラマロープウェイ
自然園駅から 1周 5.5㎞ 3時間30分 展望湿原と雪渓 2021.7.18

小谷村へは、長野県白馬村側から または 新潟県糸魚川市側から入る。標高1900mの自然園「栂池」 絶景でゆったりするのもよし、トレッキングルートとして活用するのもよし、そして、栂池パノラマロープウェイでの企画がおすすめ。つがいけゴンドラ中間駅「イエティ内」では、恐竜ランド企画展が。

※長野県は、新型コロナウィルス第5波対策として、7月22日から8月22日までを「感染対策強化期間」としている。

【ルート】栂池ゴンドラ(栂池高原駅 839m-白樺駅-栂の森駅 1560m)乗換 栂池ロープウェイ(栂大門駅 1570m -自然園駅 1829m)→ 展望湿原(2020m)

栂池ヴィレッジ。碧い空。今日も晴れて暑い。栂池高原駅は、気温32℃。紫外線が強いので対策をしっかりする事。あと、虫対策。一気に1000m高度を上げる。
ゴンドラ「栂の森駅」に。標高1500mの高原、空気が清々しい。高山植物が目を楽しませてくれる。ロープウェイに乗るとガイドが面白い実のある話を。さすがだ。
白馬岳(しろうまだけ、はくばだけ)の事、昨年から白馬村では白馬岳(はくばだけ)と呼ぶようになった。小蓮華山は、山頂が崩れ標高が3m小さくなった。司馬遼太郎の「坂の上の雲」のテーマで登場している。自然園駅からは、白馬乗鞍岳、白馬大池方面へ3時間30分への登山道。ただ、天狗原で大きな岩場を通過する時、転落に注意。
(新潟県側、白馬岳蓮華温泉からのルートあり)

自然園入口にて 標高1800mに巨大なビジターセンター、栂池ヒュッテ、栂池山荘が印象的。白馬三山(白馬乗鞍岳、小蓮華山、白馬岳)がよく見える。
木道が多く歩きやすい。散策エリアとトレッキングエリアがあり、トレッキングエリアはそれなりに坂がある。ゆっくり歩こう。
高山植物は約60種類みられる。ワタスゲ、コバイケイソウ、イワカガミ、イワイチョウ、ニッコウキスゲ、アカモノ、チングルマ、キヌガサソウ、ミヤマキンバイ・・・

朝から日射が照り付ける。標高800mだが、昼間は平地と気温が変わらない。

ロープウェイ駅 自然園駅 標高1800m ここまでくると全然違う。

まず、この景観が素敵。

ワタスゲ湿原

コバイケイソウ

イワカガミ 涼しいからかまだ咲いている。

日向エリアから分岐で風穴エリアへ。涼しげな花が元気に咲いている。キヌガサソウ

風穴 1870m 岩の間に雪が残っている。涼しいはずだ。

風穴に氷柱が。氷を掴んでしばしの涼をとる。

 

遅まきながらのミズバショウが咲いていて驚いた。標高1600mの尾瀬では6月中旬に時期を過ぎているのに。風穴のおかげだね。

中間地点の楠川(くすかわ) 水飲み場で休息。

展望湿原方面へは、高度を上げるので 少々坂がキツイところがあるが、行きついたところで雪渓が待っていた。

展望湿原の休憩エリア。白馬三山が一番近く見えるところでもある。

ヤセ尾根 下り坂で風が気持ちよい。眼下にはエメラルドグリーンの池が。


霊峰「立山」3003mに立つ


霊峰「立山」3003m に立つ

立山は、台形の山々で 雄山 3003m  浄土山 2831m 別山 2880m を指す。古くは剣岳も含まれていたという。
雄山3003m 大汝山3015m 富士の折立2999m を立山本峰。中核は雄山で頂上には越中國一之宮 雄山神社 峰本社がある。

アクセスは、立山黒部アルペンルートを利用 立山駅 →(ロープウェイ)→ 美女平 → (高原バス)→ 立山室堂
ロープウェイは角度30度以上を7分で高度500mをあげる。高原バスは、標高1000mから2400mを約30分で運行するが、弥陀ヶ原、ソーメン滝(御赦免の滝)など名所で(車内から)ビュータイムが設定され観覧できる。停車駅で、弘法【期間限定】、弥陀ヶ原、天狗平で降車する場合は、すぐに乗車する便の予約が必要。
高さ4m~9mの壁「雪の大谷」は4月~6月中旬、ツアーが企画されていて「室堂」駅から観光できる。

立山雄山神社 御祭神 天手力雄神(あめのたぢからおのかみ)災難消滅家内安全の守護神と伊邪那岐神(いざなきのかみ)職業繁栄開運招福の守護神の二柱。

文武天皇の大宝元年(西暦七〇一年)第十二代景行天皇の後裔、越中の国司佐伯宿禰有若卿の嫡男有頼公が16歳の時、白鷹と黒熊に導かれ立山の玉殿岩窟において「我、濁世の衆生を救はんがため此の山に現はる。或は鷹となり、或は熊となり、汝をここに導きしは、この霊山を開かせんがためなり。」という立山両権現の霊示を受け、文武天皇の勅命により開山された。その立山を神山と仰ぎ、山麓芦峅寺に立山雄山神(立山大宮)、剣岳の刀尾神(立山若宮)の両権現を奉斎する根本中宮をはじめ壮大なる神社仏閣が建立され、岩峅寺にも社殿が建てられた。有頼公は出家して慈興と号し、立山座主として芦峅寺に居を定めた。
以来神仏習合の一大霊場として皇室をはじめ武将名門の崇敬を受け、元明天皇・後醍醐天皇の勅願所となり、また清和天皇の貞観五年・宇多天皇の寛平元年に叙位せられた。
平安期の後白河法皇御撰の『梁塵秘抄』には「験仏の尊きは先づ東の立山」と全国著名の霊場の冒頭に記され、また鎌倉時代の安居院編纂の『神道集』に「越中国一宮」、洞院公賢が著した『拾芥抄』に「雄山神社は新川郡葦峅寺にあり」と銘記されている。
鎌倉幕府が文治元年に諸堂を造営、室町幕府足利歴代将軍、越中守護代神保長誠公、佐々成政公等々、殊のほか深く崇敬し保護造営されてきた霊場も、天正十三年八月、富山城主佐々成政征討のため越中に軍を進めた豊臣秀吉により芦峅寺が悉く焼き払われた。秀吉が藤三蔵ら五名の近畿大名に送った文書が高野山に残され、『続群書類従』にも「至リ越後界ニ、立山、剣、祖母堂、廻シ人数ヲ」と載せられている。祖母堂(うばどう)とは芦峅寺のことである。前田利家公が加賀藩主となり、明治維新の廃仏毀釈・神仏判然令により中宮寺ウバ堂は廃止され、布橋も落ち、芦峅寺は廃墟と化した。根本中宮の境内と講堂が雄山神社中宮祈願殿として残り、明治6年に県社、昭和15年に国幣小社に列せられた。

【ルート】室堂(2450m)→10分→立山室堂→80分→一乃越山荘(2700m)→60分【三乃越(2800m)】→【四乃越(2968m)】→ 雄山3003m
標高差553m コースタイム 登り 2時間30分 下り 2時間

まずは、高山病の事。めまい、はきけ、頭痛、動悸などする場合は、高山病のおそれがある。1時間くらい同じ場所にとどまってから開始するとよい。なぜなら、標高2500mを超えると酸素量が平地の3分の2しかないので、体が酸素を十分とりこめなく酸素の分子量も減るので頭痛などの症状が出てしまう。
もうひとつは熱中症の事。標高が高くなれば風が冷たいが、紫外線は猛烈に強い。日焼けで皮膚呼吸ができないと水分不足に陥りやすく熱中症のリスクが高くなる。

7月後半、梅雨明けの快晴で早朝から照り返しがキツイ。すでに森林限界で、強い紫外線にさらされ、強風にあおられる。サングラスが役に立った。雪渓を通過するところが6か所もあった。例年だと1つで、これだけでも登山道の状態は変わっている。3つ目か、長い雪渓道で坂が急で何度か滑った。軽アイゼン必要かと思ったがそこまでは長くない。
一乃越山荘に着いたが、強風がものすごい。見上げると雄山のザレた登山道の先が上まで続いているが、山頂までは見えない。実は、崩落箇所があり、登山道が上下で一方通行になっている。ゆっくりでいいから登ろう。四の越を過ぎると、山頂が見えてきた。もうひと頑張り。着くとそこは平場だった。休憩所で談笑したり憩いの場。そして「峰本社」頂上へ。ここでは「正式参拝」する事で宮司がお祓いを行ってくれる。ここからみえる景色は最高。

帰りのバスでカーブがキツく吐き気がしてきた。水を飲んでくればよかったのだが、トイレが心配だったので十分とれない。高原バス、ロープウェイの車中は、マスク着用で飲食を控えるようにされている。空気が薄い上に、日焼けで皮膚呼吸ができない状態で、さらに車中でマスク着用はキツい。ロープウェイをおりてから、水をたくさん飲みアイスを食べてじっとしていると頭痛はなくなった。暑さには水分補給を忘れず気をつけて。

立山連峰の朝日 常願寺川沿いの道。ロープウェイの立山駅から美女平駅まで、美女平停留所から室堂バスターミナルまで高原バス。トータル6300円也。
高原バスは輸送のみではなく、ドライバーがガイドも兼ねてスポットで停車し、バスの中からではあるが撮影したり観覧できる。

立山室堂 2450m いきなりこの景色に思わず息をのむ。しかし頭が重いというか息苦しい。標高2500mだから高山病に注意。ここから雄山(3003m)へ2時間30分かけて登拝。標高差553m、一乃越(2700m)から山頂までは急登だった。紫外線がキツく、半日で真っ赤に日焼けし、体力が消耗した。

チングルマの群落

雪渓が6か所。ストックで氷を砕きながら。

今年は、いつもなら雪渓が1か所なのに、6か所残っている。地元の人も珍しいと言っていた。

1か所、長い雪渓で坂のキツイところが滑る。軽アイゼンあった方がよかったかな。

雪渓の深さ 5mはあるかな。

最後の雪渓を渡ってポイントの一ノ越山荘が見えてきた。距離が長く坂の角度もあり、何度も滑った。

一ノ越山荘(2700m)ここで休憩。雄山、浄土山への分岐でもある。ここまでは、なだらかな登り。斜面反対側が崖下で強風が吹き荒れ寒い。

浄土山方面。雄山方面へ少し登ってきたが、この高度感。一乃越から急登のザレた道を九十九折に登っていく。以前、崩落があったので、登山道を双方向でなく一方通行にしたのは正解。前穂高などの登山道の階段は双方向。狭いのは仕方がないが、人が多いと渋滞する。眼下から見上げると岩山のとんでもないところにあるように見えるが、一歩一歩ずつ。

雄山方面頂上は見えない。

山頂が少し見えたが、かなり角度がある。ザレた道で胸突八丁のごとく登りがいがある。

こんな岩場に咲いている花、生命力が凄いもんだ。

高度をあげ「三乃越」(2880m)

三乃越(2880m)の祠

四乃越(2968m)の祠

室堂平「立山曼荼羅」奥大日岳と大日岳。中央が「みくりが池」「雷鳥平」浄土絵図。隣に「血の池」と「地獄谷」。

山頂が見えてきた。

あと20m高度をあげる。

山頂の一等三角点(2991m)に着いた、絶景。黒部湖方面、後立山連峰。

雄山神社社務所があり、休憩所、売店がある。けっこう広い平場

山頂部はかなり広い。

健脚な方は、大汝山 別山 雷鳥沢で下りて室堂へ 周回ルートがある。

五乃越(2992m)の祠

 

雄山頂上に到達 標高3003m

立山最高峰 大汝山(3015m)へ登り返し20分 富士の折立山(2999m)を経て周回ルート

峯本社にて祈願。立山は暴風がいつも吹いている。帽子など飛ばされないように。そのため、このように瓦に石が積まれている。創建から1300年以上、
標高3000mは、非日常の世界。まさしく浄土の世。機会があれば、一乃越山荘に宿泊し、頂上から夕陽を見てみたい。
【立山アルペンロードの高原バスは、6時~16時の運行】

丸い石(常願寺川等の石)を拾って、登頂の際に「願掛け」をするそうだ。


「草津温泉 」湯畑 外湯めぐり 


「草津温泉 」湯畑 毎分30000リットル以上の自噴する湧出量は日本一。温泉街の「湯畑」に圧倒される。

もちろん 温泉たまご 温泉饅頭 温泉プリン もある。

源泉を加水せず、草津節を唄いながら湯もみ板で温泉をかき回し、温度を下げて入るのが伝統で時間湯と呼ばれている。

万代鉱源泉から引いた「西の河原露天風呂」は、500㎡を誇る大露天風呂で開放感バツグン。
「西の河原公園」が入口にあり、広大な源泉が景色いっぱいに。散策にいいし足湯にも入れる。
毎週金曜17:30~20:00を混浴の日としている【水着持参可】

なお「草津三湯めぐり」として「御座の湯」「西の河原露店風呂」「大滝乃湯」がセットでお得。
また、内湯めぐりとして「和風村」企画があり「奈良屋」など15の宿泊所の湯めぐり手形を発行(2年間有効)
他、25ある日帰り温泉、共同浴場のうちの3つの外湯「白旗の湯」「地蔵の湯」「千代の湯」が楽しめる。(※地元のための共同浴場の16は、原則として観光客は入れません)

この日、三つの温泉に浸かったが心地よい。強酸性である事に注意。

 

 

最大クラスの露天風呂「西の河原露天風呂」

 

 

 

湯畑のど真ん中「御座の湯」

 

老舗和風旅館「奈良屋(ならや)」

共同浴場「凪の湯(なぎのゆ)」

草津温泉

 


尾瀬2021「ニッコウキスゲ」


尾瀬2021 今年も梅雨明け直後の尾瀬をトレッキング、ニッコウキスゲをみに。

シーズンの土日は、人であふれかえり 列をつくる人気ぶりの尾瀬。しかし、新型コロナウィルスの影響で観光客は激減した2020年。
梅雨明け末期の滝のような大雨が降りどうすることもできなかったが、晴れて尾瀬のシーズンがやってきた・・・

尾瀬は、標高1400mをはじめとする 東西6㎞ 南北2㎞にわたる 本州最大の760haを有する湿地帯で「尾瀬ヶ原」と「尾瀬沼」に分かれる。
尾瀬というと童謡「夏の思い出」で「ミズバショウの花」が登場するが、それは尾瀬でいう初夏の5月末から6月上旬ごろに見られるが、それは
「山の鼻」の尾瀬ヶ原方面の事で至仏山がひかえている。もうひとつあって「ニッコウキスゲの大群落」は、7月中旬以降で尾瀬沼周辺の「大江湿原」にみられる。
ちなみにマイカー規制があり、乗り入れができない。尾瀬ヶ原へは尾瀬戸倉から低公害バスで「鳩待峠」へ入る。尾瀬沼へは大清水から低公害シャトルバスで「一ノ瀬」へ入る。

尾瀬の登山道は、木道がしいてありハイキング気分で楽しめる一方、至仏山(しぶつさん)や燧ヶ岳(ひうちがだけ)へは、登山道で装備が必要、中級程度のグレード。
今年もニッコウキスゲが楽しめた。年々少なくなっているという。シカがニッコウキスゲの花を食するので、シカ柵が設置されている。しかし、それだけではないだろう。
ニッコウキスゲは、簡単に咲く花ではない。朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう「一日花」。私の家でも昨年からニッコウキスゲの苗を鉢植えし、時下植えに切り替えたが 花がつくには3-4年かかる。地道に育て花を守る活動が必要。それにしても大江湿原のニッコウキスゲは素晴らしい。

【ルート】大清水 一ノ瀬 石清水 見晴台 →60分→ 三平峠 →20分→ 三平下 尾瀬沼 →20分→ ビジターセンター →20分→ 大江湿原

一人の「山友」に。台湾から日本に仕事で来ていて、仕事が忙しいようだ。思いきって休みをもらって尾瀬に来てニッコウキスゲを見に来た。10㎏の荷物をザックに。尾瀬沼ヒュッテにテント泊するんだとか。三平峠手前から一緒に話しながら歩いた。黙々と登山道を歩くのもいいが、話しながらだとあっという間に尾瀬沼に。予定より早く着けた。楽しい時間をありがとう。テント泊はゆっくりできて燧ヶ岳に登れたかな。長英新道でも片道3時間30分はかかるから。

 

 

木道は複式で設置され右側通行。しかし、どころどころ滑ります。気を付けて。

三平峠 ここまで来れば あとは 少しアップダウンがあるが 尾瀬沼はもうすぐ。

大江湿原のニッコウキスゲ 見事に咲いてくれた。

尾瀬沼(1660m)東西2㎞ 南北1.2㎞ 周囲7㎞ 深さ9m
燧ヶ岳(2356m)最高点 柴安嵓(しばやすぐら、2,356 m)、俎嵓(まないたぐら、2,346 m)、ミノブチ岳(2098m)、赤ナグレ岳(2249m)、御池岳のピークからなる。


赤兎山(あかうさぎやま)ニッコウキスゲ群落


赤兎山(あかうさぎやま、あかとやま)標高1629m ニッコウキスゲ群落

石川県と福井県の県境にある白山山地の山で、白山国立公園に属する。標高は1600mなのだが、日本海に近く、2000mクラス以上の高山植物がここにある。

山頂東の避難小屋までの赤兎平(あかうさぎだいら)の高層湿原では、イワイチョウ、キンコウカ、モウセンゴケ、イワショウブ、ヤチスゲ、ミヤマホタルイ、リュウキンカなどの植物の他、ハクサンシャクナゲ、オオバツツジ、ミネヤナギ等の木本類が見られる。山腹は、ブナ林が多い。山頂周辺はオオコメツツジやナナカマドなどの低木があらわれ、チシマザサやアオモリトドマツがある。またゴゼンタチバナ、クロウスゴ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲなどの植物が見られる。

「虻蜂取らず」あぶはちとらず 虻も蜂も両方とも退治しようする人が、どちらかの一つはおろか、両方とも取り逃がしてしまう例。同類として
「一兎追うもの、二兎を得ず」の諺があり、まさに赤兎山は、ウサギだから、教訓になる。

アブハチには、今回大変世話になったのだ。経ヶ岳との「大舟分岐」から何故か行きかけたが、なかなか険しい道。倒木の間を乗り越えたり、体を反って潜り抜けたりで藪超えどころでなく樹木の枝間を突き進む感じ。一応、ピンクのマーキングはあるのだが、こんな道が赤兎山への山頂への道なのか、おかしい。2匹のアブが歩く私の周囲をとりまいた。煩くてどうしようもなくて、しんどい道だし元へ戻ろう。これが実は、経ヶ岳に行く道だったのだ。ありがとう、アブさん進まなくてよかった。1匹のアブが分岐までついてきたが、刺されることはなく守ってくれた。

【ルート】林道(協力金 400円)→【10㎞ 30分 途中ダート 2ヶ所あり】赤兎山登山口

登山口【赤兎山・大長山】(1150m) →(40分)1.4km → 小原峠(1410m) →(50分)600m → 大舟分岐(1552m) →(20分)450m
→ 赤兎山山頂(1629m)→(15分)赤兎平 →(5分)避難小屋(1580m)

避難小屋 → 赤兎平 赤兎山山頂 大舟分岐 小原峠 (90分)→登山口

【レポート】ナビがこの林道を推奨しないので注意が必要。
登山道に危険個所はない。ザレと湿った土の道が雨の後などはぬかるむ。虫除け対策を。樹林帯を進むので涼しい。3か所の沢渡りと2ヶ所の水飲み場。冷たい水で潤す。日焼けした腕や顔、首筋を浸した。ロープは2ヶ所あるが高度感はない。途中、沢沿いに並行するが小石の道なので汚れはしない。赤兎山山頂からは白山が見える。東側稜線へなだらかな笹道のアップダウンを15分、避難小屋の手前に赤兎平が。ニッコウキスゲの群落と高層湿原があり驚きの光景だった。堪能していると、国蝶選定の際、候補にあがった人気の「アサギマダラ」が寄ってきた。千葉県のレッドリストで準絶滅危惧に指定されているもの。鮮やかな色彩。花にとまるも、ついにニッコウキスゲの花にとまった。

 

沢渡りが3か所。水飲み場が2ヶ所。冷たい水を汲んで体を浸す。樹林帯の日陰と風で涼しい。

大舟分岐で スイカを分けてもらう 美味

白山はみえなかった。一面がガスに。それでも赤兎平へニッコウキスゲ群落をみに。

赤兎平 高層湿原

ニッコウキスゲ群落

アサギマダラが、ニッコウキスゲの花にとまったのだ。

ササユリ群落

避難小屋

もちろん 仕上げに 越前おろしそば


「日本オリンピックミュージアム」


「日本オリンピックミュージアム」東京都新新宿区

【都営大江戸線 国立競技場駅】オリンピック招致選考で2020年東京大会に決定したが、メインスタジアムである新国立競技場を
晴海地区での新設でなく神宮外苑地区での旧国立競技場の建替が決定してから、JR千駄ヶ谷駅周辺は大きく変わった。
日本オリンピックミュージアムを見学。

「神宮外苑地区」には、明治神宮野球場、銀杏並木、日本青年館、オリンピックミュージアム、そして東京オリンピック2020メインスタジアム「新国立競技場」が。

 

日本人女性として五輪史上初めての金メダルを獲得した前畑秀子(水泳)【1936年ベルリン大会】当時、プールはなく川で泳ぎ鍛錬し優勝したのだった。
1896年第1回大会では、参加資格は男性のみだった。金メダルが鋳造できなくて、1位銀メダル、2位銅メダル、3位メダルなし【表彰のみ】だった。

 

ミュージアムでは、Tシャツなど記念グッズの販売コーナーがある。

都庁では、東京オリンピック2020記念グッズが販売されている。※第一本庁舎展望室45Fにあるグッズ販売コーナーは、新型コロナウィルスのワクチン接種センター会場となった関係で、売場はクローズドされていた。なお、オンライン販売はしているのでこちらをどうぞ。

第一本庁舎2階北側に、オリンピック・パラリンピックのオリジナルフラッグの展示、東京2020大会のPRコーナーがある。

 

新型コロナワクチン接種会場となった。

都庁32Fの食堂にて昼食。