2021.7.18「堺泉北うたの広場」中止
残念なお知らせです。日本のうたごえ祭典の堺泉北地区予選大会の「堺泉北うたの広場」中止となりました。
飛沫感染のリスクがあるのは仕方のない事 1.5mほど飛ぶらしいので近接しない形での公演は検討できないのか。
コロナのジレンマに陥っています。
2020年2月27日の臨時休校要請により、翌日から、全国の学校が(※島根県のみ休校措置をしなかった)突然、休校になり、涙した事を私たちは忘れない。
いきなり卒業式になりお別れになったり、父母の参加ができない卒業式が短縮バージョンで行われた。また、終業式、始業式に影響した。
受験にも大きな影響を及ぼした。人生を変えられた子ども達の話を聞かせてもらいたい。子ども達には納得して今後も逞しく生きてほしいから。
当時、コロナがどんな感染をもたらすか、未知の領域だったため、やむを得ずの政治判断だったと思われる。1月から2月にかけて横浜のクルーズ船での感染拡大に衝撃を受け、対策を行うことが急務とされたからである。その後、東京都の感染者は拡大し、全国も数値が上昇した。この状況を鑑み、4月7日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に「緊急事態宣言」が発出され、4月16日には全国に拡大。このうち当初の7都府県に、北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県を加えた13の都道府県を「特定警戒都道府県」とした。5月14日、北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫の8つの都道府県を除く、39県で緊急事態宣言が解除された。5月21日、大阪・京都・兵庫の3府県の緊急事態宣言が解除された。東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道の5都道県で継続。5月25日、首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言を解除。ようやく全国で解除されることになったが段階的な完全解除に至る。県をまたいでの移動自粛がされていた。7月下旬には、一旦落ち着いた。実質的な完全解除は、8月末だった・・・
2021年2月下旬からは、感染者が下げ止まりとなり、まさかの「変異株」の感染が全国的に拡大する予兆がみえてきた。関西3府県は、2月末に緊急事態宣言を解除できたが従来株と比べ感染拡大のスピードが速いのが特徴。首都圏、1都3県は、解除できず3月21日まで延長された。基準は、感染者数なのか、病床逼迫率ではなかったか。
世界一の病床設置率(経済開発協力機構(OECD)のデータによる、人口1,000人当たりの病床数は日本が13床で世界一、病院数も米国の1.5倍、8000か所)があるのにもかかわらず、東京都のコロナ患者の重傷者が50名程度で逼迫するのはおかしいのでは。病床をなぜ増やせないのだろう。軽症、無症状の人は、おおむね2週間ほど観察治療し陰性が2回検出されると退院できる。一方、重篤な症状になると、後遺障害が残り生活に支障がでていると聞く。今回の流行の「変異株」は、感染力が高いので隔離処置が一番である。
3月から5月は、会議や総会など提出書類の多い時期。3日に1回くらい会議が入る。しかも来年度の事を決めるので極めて重要。3か月ぶりに開催された会議での話。
岐路に立たされている・・・「うた」がクラスター発生すると言われ、練習や活動すら出来ないといった深刻な事態なのだ。
うたの発表会を一年に一度ステージのある市民ホール(定員400~550)で開催している。構成団体は9あり混声、女声、ママさん、市民コーラス、学校コーラス、職場コーラス、保育園コーラス、障がい者コーラスなど。構成団体外の演奏団体は、私ところを含め4ある。昨年は、練習ができなかった。高齢化などで縮小している団体があり、解体寸前の状態だという。
何とかして開催しようと思ったが、参加予定人数が予算の50%~60%くらい。肝心の参加数がこれでは、赤字になることが必至。会場を安いところにすることが検討されたが、コンパクトになると今度は密になる可能性が増えるので大ホールを借りる選択(定員550に対し入場制限270以下)は現状だとベストな選択だった。ステージ舞台への導線で、控室などが密になる危険がある。会場費からすると、この規模での会を毎年続けることが難しい状況。入場料や参加費を前回より増やすか、参加人数を増やすしか道はない。
では、うたをやらないでいつまでもいるのかというと、そうではないが「変異株」が怖くて・・・
先日、A社のワクチンの信用性が問われているとある。F社のワクチンの数量が20万と、日本全体が接種するには ほど足りない状況だ。
優先される医療関係者への接種でも、一部だが発熱や血栓関連のアナフィラキシーが出ているよう。高齢者をはじめ市民へのワクチン接種がいきわたるには、時間がかかりそうだ。
医療関係の知人がいうには「そもそもコロナは変異し、耐性がいたちごっこになる可能性がある。最終的には、風邪のように誰でも罹患するが軽症ですむシステムを構築しないとね。」と言っていたが、まさにその通りで、果たしてそれがいつ実現できるのだろうか。
そこで、コロナウィルス対策防止について厚生労働省のガイドラインと、全日本合唱連盟が考えるガイドラインが参考になる。大学、専門学校、高校、中学校、小学校、支援学校、保育園(こども園)の対策対応は一律でないようだ。例えば、保育園では、ある市だとマスク必須となっているが、マスクしていないところがあり、これでは混乱してしまう。でも、乳幼児にマスク着用の意義はどこまで浸透するのか。
恐るべき「コロナウィルス」だが、正しく理解し過剰に反応しない事が長いWithコロナ時代への対応となる。