Year: 2017年

マーラー『復活』集中練習「合唱」ノート


今日は、市内某所で 合唱の集中練習会。オケとも総勢227人。最後の感動の場面 本番近い熱気が漂う。オケ練習の合間、合唱練習の時間。指揮者・オーケストラに感謝。オーケストラ団友ら 合唱団員と「当日、がんばろー」とハイタッチ。

「復活」ステージは6月11日(日)ザ・シンフォニーホールで。

関連記事:
マーラー 「復活」 演奏会のお知らせ 6/11(日)ザ・シンフォニーホール オーケストラ千里山

マーラー 「復活」 クロプシュトックの賛歌

 

さて「復活」についてのノートです。
まず「復活」は お葬式ではない。3日後に復活したという 神秘的な響きから入ること。
子音をはっきりと「たてて」発音すること。スラーではなく ひとつひとつ単語を 区切るように発する。本番では 弱い音だが この曲の ダイナミックスを考慮し まずは 大きな声で表現すること。後に 強弱をつける・・・

構成:合唱スコア 447小節~ 764小節 【合唱部分 472小節~ 732小節】
※私のパートはテノール(低)です。

(アルトソロ ソプラノソロ など 537小節~ 616小節  640小節~ 672小節
【671小節から バス入り】)

1 472小節~ 493小節
2 512小節~ 536小節
3 617小節~ 639小節
4 671小節~ 732小節

31 472小節から A 変ト長調 上のメロディーを意識して。

32

これが 一つの区切り・・・33へ

35

ブレスをしっかりし 音がとぎれないように。37へ

(アルトソロ ソプラノソロ など 537小節~ 616小節)

617小節から 42 変二長調で

43 629小節~ 639小節

この後 変イ長調 → 変ホ長調 へと (アルトソロ ソプラノソロ など 640小節~ 672小節)

46 672小節  ソプラノ アルト ソロ から 渡され カノンは バスから入る。四分音符の四つは少し詰めて。

テノール(低)が 最後に入ってくる。

テノールも 1と2で ハーモニーを奏でる

47 トゥッティ ここから クライマックスに向かって

48 クライマックス 復活 そうだ 生きるために死ぬ ・・・

49 ここは 最高音 A♭ 体をはって 出せるように。


ショパン バラード第3番変イ長調作品47


ショパン バラード第3番変イ長調作品47 1841年の作曲 この頃 ポロネーズ第5番  幻想曲作品49 などが作曲されている。円熟期。ミツキェヴィッチの「水の精」が動機になった。

湖には 水の精がいるとされている。それは たいてい美しい女性。日本でも 余呉湖 には 羽衣伝説がある。掟をやぶると 湖の底にしずめられるというもの。それは ある男が 違う女性を好きになってしまい 水の精にいたずらをしたから。また、月の世界にかえっていくというストーリーもある。湖には 山も映り 月の光もうつるから。神秘的であるが 湖底は怖い。

バラードとは 4分の6拍子などで書かれた 叙事詩に基づく物語風の音楽。4曲 つくられているが
1番 ト短調 2番 ヘ長調(コーダはイ短調)3番 変イ長調 4番 ヘ短調。3番は、唯一長調で書かれている、ポーランドの舞踊をフランスにあうかたちに融合させ成功させたのではと思う。洗練された華麗な音楽。

情熱的で優雅 バラードの名にふさわしい。他のバラードより 8分の6拍子がよく響いている。技術的に 細かいところで配慮があり その効果を出すのは 難しい。特にオクターブ奏法。右手の箇所 左手の箇所が どう弾くかにより 表現が変わってくる。拍子ありきではないのである。フレーズをよく考えなければならない。

ショパンは、フレーズを見誤るのは 例えば「わけのわからない言葉をしゃべるのと同じだ」と語っている。特にこの音楽は 重音が多いので 声部をどう響かせるかも大切である。

左手の魔術師 マルク・アンドレ=アムラン  Marc-André Hamelin
ピアニスティックに演奏 ピアノが繊細である。

まず 導入 湖に水の精があらわれるような 変イ長調の響き 左手の半音階の伴奏型

序奏が終わり メインのバラードの主題。私は このリズムは フランス的でなく ポーランド的に響くものだと思っている。

展開部 変イ長調の典雅な響き 湖面に水を張ったような おそらく透明な水なんだろう。

高音部に向けて 迸る泉のようだ。

間もなく 霞がかかり 嬰ハ短調となる。オクターブで 力を強め 頂点へと。

嬰ハ短調 フォルテッシモ。重音で 主題を奏でる。月の光や、湖の深みにはまってしまう・・・

左手のオクターブ奏法。湖面の水をイメージ。穏やかな水面。
半音階の下がりは 何気なくだが 難しい。

エネルギーをため 最後のクレッシェンド。輝かしく 舞踏的に響かせる。

コーダ 弾むように 駆け上がり 最後の4和音は 意識して。他の 3つのバラードにはない長調で終わる・・・


5/20(土) 来局「うたの笛物語さん」


5/20(土) 「うたの笛物語」さん リコーダー2台 ギター・ベース・キーボード・カホンの6人編成が来局されます。多彩なジャンルを演奏 各種イベントに出演されています。

次回 5月25日(木)13時からの2時間番組 マコルネのおきがるタイム
ゲストコーナーでご出演いただく予定です(これは 前回の収録時の画像)

(5/20 更新しました)来局いただき 収録 無事終了しました。
演奏曲 2曲と コラボ曲 2曲を 5月25日(木)13時からの マコルネのおきがるタイムで放送予定です。


6/17(土)18(日)第5回「夏山フェスタ」


6/17(土)18(日)第5回 「夏山フェスタ」名古屋 ウインクあいち で開催されます。

夏山フェスタ 北アルプス 南アルプス 八ヶ岳 をはじめ 夏山に登る方はぜひ。ちなみに3000m級は 7月中旬すぎでないと 夏山にはなりません。装備の準備は 大変重要です。

名古屋で開催は 立地的にもよい。アルプスや 山岳サミット4県 グレーディングを提供した6県からも近い。山へは車で移動が多いので、アウトドアについての知識を深めておくのに役立つ。

昨年 2016年8月11日 「山の日」が祝日に制定されました。「山の日」関連はこちら http://www.yamanohi.net/

愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
名古屋市中村区名駅4-4-38 名古屋駅から徒歩5分

http://www.chukei-news.co.jp/natsuyama-festa/


5/22(月)~27(土)ショパン・フェスティバル 2017 in 表参道


《ショパン・フェスティバル 2017 in 表参道》5/22(月)-5/27(土)

今年は、「ワルツ」がテーマ さまざまなワルツがプログラムに登場します。

期間:2017年5月22日(月)~5月27日(土)
会場:カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
主催:日本ショパン協会
協賛:カワイ音楽振興会、株式会社 全音楽譜出版社 株式会社 学研ホールディングス
後援:駐日ポーランド共和国大使館、The Fryderyk Chopin Institute、ポーランド広報文化センター、株式会社 音楽之友社、月刊ショパン、公益財団法人 日本ピアノ教育連盟、一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会、株]式会社 河合楽器製作所 カワイ音楽教育研究会

詳細は こちらをご覧ください。http://chopin-society-japan.com/chopin-festival2017/

さまざまな演奏家が登場します。

中桐望さんが登場するようです。ワルシャワ留学されていて ポーランドの風がするでしょう。(これは一例)


6/17(土)ジャコバン国際ピアノ音楽祭


フランス南西部にある中世の街並み「薔薇色の街」トゥールーズ。13世紀ゴシック建築のジャコバン修道院を舞台に、ピアノのための音楽祭「ジャコバン国際ピアノ音楽祭」が開催されてきた。音楽祭のコンセプトは、とてもシンプル。テーマに拘る事なく ピアノがある。

詳細は HPから:https://salamanca.gifu-fureai.jp/schedule/20170601-20170701/

主催:サラマンカホール
共催:岐阜新聞・ぎふチャン
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:大野町、大野町バラ苗生産組合、アペリティフ365 in 岐阜実行委員会

6月17日(土) 13:30開場 14:00開演

「マチネの部」

14:00~15:00 中桐望 「ショパンを弾く!」
フレデリク・ショパン(1810~1849)
:幻想即興曲 Op.66
:24の前奏曲 Op.28より 第7番、第15番「雨だれ」
:スケルツォ 第2番 Op.31
:3つのワルツ Op.64
:バラード 第3番 Op.47
:バラード 第4番 Op.52
:英雄ボロネーズ Op.53

15:30~16:30 ジャン=バティスト・フォンルー 「リストを弾く!」
フランツ・リスト(1811~1886)
:バラード 第2番 ロ短調
:孤独のなかの神の祝福~『詩的で宗教的な調べ』より
:スペイン狂詩曲
シューベルト/リスト
:春への想い
:水の上で歌う
:「美しき水車小屋の娘」より

17:00~18:00 ダナ・ツィオカーリ 「シューマンを弾く!」
ロベルト・シューマン(1810~1856)
:クライスレリアーナ op.16
:謝肉祭 op.9

マチネの部 中桐望さん 意欲的なプログラムに期待。第8回浜松国際ピアノコンクール(2012) 2位 本選 ブラームスのコンチェルト 中桐望さんを聴いた。丁寧に弾いていた。ワルシャワ留学され ショパンの香りが漂う。2017年の春からは ショパンのバラード全曲など 意欲的なプログラムに取り組まれている。

「ソワレの部」

19:00~20:30 仲道郁代 「ベートーヴェンを弾く!」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)
:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 op.13『悲愴』
:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2『月光』
:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 op.57『熱情』

仲道郁代さんのベートーヴェン プログラム 注目です!


5/27(土)28(日)関空旅博2017 


関空旅博2017 5/27(土)~28(日)

ほぼ毎年行っています。旅の情報を共有できる。

私の関心ある ヨーロッパなどの列車情報 ユーレイルパス ためになります。
あと 治安情報も聞いておいたほうがよいと思います。

もちろん 全世界に就航している関空なので。例えば ピーチの情報も手に入ります。

また セミナー コンサート 出店(たこやき・ケバブなど)も愉しみです。

https://kanku-tabihaku.com/


8/27(土)28(日)24時間テレビ39


1978年8月下旬にはじまった 「チャリティ」という言葉が発端になるきっかけをつくった 日本のひとつの文化である。「24時間テレビ インターネット募金」を実施しています。http://www.ntv.co.jp/24h/

その他 「草の根チャリティネットワーク」会場でのイベントがあります。
今年は 8月27日(土)~28日(日)だそうです。何かのかたちで 力になりたい そう思います。

これは 過去の「草の根チャリティネットワーク会場」での「LIVE24」です。