Year: 2018年

2019.1.27「ボランティア体験フェア」演奏


ボランティア連絡協議会の役割と 2019.1.27「ボランティア体験フェア」演奏

本日は、1~2か月に1回の理事会がありました。
私は、市ボランティア連絡協議会に加盟している団体のひとつで、副会長をおおせつかっています。
思えば、2004年末に加盟しました。

全国社会福祉協議会(全社協)

都道府県社会福祉協議会(県社協)

市社会福祉協議会ボランティアセンター(社協)市民活動サポートセンター ボランティア連絡協議会 などの団体があります。

年に一回「ボランティア体験フェア」を主催しています。前回は20回目を迎え、参加数1000人を超えました。
19団体の発表、12団体の展示、模擬店(うどん おにぎり パン)もあります。小学生のボランティア参加体験の話を交えます。
中高生は、作品の展示や、音楽部や放送部の参加など協力をお願いしています。各ボランティア団体の活動を体験し、より多くの方に、ボランティアを通しての交流や理解を深められることを願っています。

20年前は、個人がボランティアをする事についてのサポートがなく、ボランティア連絡協議会に加盟した団体が中心になり
団体の事業や、団体が交流する「体験フェア」でボランティアの意義を深めてきました。

大きな視点でみると、県内や全国のボランティア連絡協議会関連の行事への参加や交流会の開催などもあります。
来年度から2年間は県のボランティア連絡協議会の理事をすることになるかと思われます。(会長・副会長他理事12名)
情報の連携と共有に努めたいと思います。

全国へのつとめとしまして、全国社会福祉協議会協議会(全社協)主催の「全国ボランティアフェスティバル」【現:全国ボランティアフォーラム】への参加をしてきました。
東京 名古屋 広島 愛媛 福島 長野などで開催され、講座を聴講したり分科会でディスカッションしたり学びと交流を深めています。

近年は、ますますボランティアの役割が大きくなりました。市民活動サポートセンターができ個人ボランティアを中心にサポートなど拡充にむけ取り組んでいます。

今、子どもの貧困を救うための「子ども食堂」が話題となっています。食材を募り、子どもへの食事を無償提供する活動です。(大人は有料だが安価なようです)。
趣旨は素晴らしいと思います。ここでは現在、70名ほどが登録されています。利用するためには一定のルールがあり、子どものみだけでは利用はできません。必ず、大人と同伴することが求められます。子どもを同伴する大人は、この活動の趣旨を理解していただいきたいとのことです。
子どもの食事は無料であるために、食材の提供を呼びかけます。どれだけのものが集まるか見当もつきません。
登録した子どもが、毎回来るのでしょうか。70食以上、シロウトがつくる量にも限界があります。給食や食堂の経験者でも、一度となると体制が必要ですね。
食事するスペースが、それ以外の用途に利用されているという話を聞きます。ボランティアと言いますが、施設の負担はいかばかりかと思ってしまいます。
真に「貧困を救う」ための活動となる事を願わずにいられません。

2019年1月27日(日)第21回「ボランティア体験フェア」
市保健福祉センター 式典 9時30分 開催 10時10分~15時20分
※保健福祉センターの指定の場所に駐車ください。また、隣の市職員駐車場も利用できます。

私の団体は、15時05分~20分まで 発表を行います。よろしくお願いします。

 

 

アコーディオン演奏によるうたごえ体験の様子。


「ああモンテンルパの夜は更けて」渡辺はま子 天竜峡


「ああモンテンルパの夜は更けて」渡辺はま子 1952年(昭和27年)天竜峡

作詞:代田銀太郎(1914年 – 2006年6月7日) 作曲:伊藤正康(1923年 – 2009年6月11日) 歌:渡辺はま子(1910年10月27日 – 1999年12月31日)

代田銀太郎は、元フィリピン憲兵隊少尉。伊藤正康は、元大日本帝国陸軍将校。
太平洋戦争の終戦の年、1945年(昭和20年)2月~3月、マニラ市街戦で 連合国軍と日本軍が戦った戦闘地フィリピンのマニラは、悲惨な状態にあった。
市民10万人の犠牲者が出たとされている。この責任をとって陸軍大将山下奉文は、マニラ軍事裁判で裁かれ、絞首刑となった。
また、軍事裁判で死刑が執行されたもの、死刑判決を受けた者がおり、多くの捕虜が収容所でいた。

1952年(昭和27年)6月、鎌倉市の渡辺はま子宅に、一通の封書が届けられた。そこには楽譜と短い手紙が入っていた。
フィリピン マニラ市 ニュービリビット刑務所で戦争犯罪者として収容されていた日本人111名の望郷の念が込められた「ああモンテンルパの夜は更けて」。
渡辺はま子は 緊急にこの曲をレコーディングした。そして、国交のないマニラへの慰問が実現する。

代田銀太郎と伊藤正康は開演前の渡辺はま子と対面し礼を述べた。慰問のステージは、「蘇州夜曲」などのヒット曲が歌われ、
終盤『あゝモンテンルパの夜は更けて』が披露された。108人の収容者は、皆感極まって涙し、大合唱となった。

死刑囚の哀しみの歌。この曲のヒットは、キリノ大統領の耳にも入った。
関係者のはたらきにより、1953年(昭和28年)キリノ大統領の特赦により、祖国へ帰ることができた。
実は、大統領の妻と娘が日米軍の戦闘の犠牲となり死んだのだった。それを水に流し、特赦を与えたキリノ大統領に深謝すべき出来事であった。

天竜峡第一公園にある歌碑。代田銀太郎は長野県飯田市出身。

あゝモンテンルパの夜は更けて 渡辺 はま子


「学生時代」ペギー葉山 青山学院ベリーホール


「学生時代」作詞:平岡精二 作曲:平岡精二 歌:ペギー葉山

「蔦のからまる チャペルで 祈りを捧げた日」・・・ 平岡精二(1931年8月13日 – 1990年3月22日)とペギー葉山(1933年12月9日 – 2017年4月12日)は 青山学院の出身。
カレッジフォークの先駆けとなった1964年(昭和39年)の歌謡曲。

1931年(昭和6年)、建築されたベリーホール(国登録有形文化財)は、神学部の校舎であった。
ここに「チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂」があり、古いパイプオルガンがそなわる。

2009年(平成21年)、青山学院創立135周年を記念し、歌碑が礼拝堂前に建てられ
ペギー葉山(日本歌手協会会長)が除幕式に出席した。

「学生時代」ペギー葉山


秋のブラームス クラリネット五重奏曲


ブラームス クラリネット五重奏曲ロ短調作品115

秋のブラームス 五重奏曲は 動機を丹念に織りなしていく 秋の葉が重なり合うように。
クラリネットの音色は、オーボエなどのように音域によって均一の音色とは違い シングルリードで、音域が約3オクターブ半と広い。表現力が豊かなので、オーケストラにおいては重要な役割を持っている。吹奏楽ではコンサートマスターをつとめる。深い地を這うような野太い音から、よく通る鋭い高音まで。
シャリュモー(野太い音) ブリッジ(喉の音) クラリオン(明るく開放的) アルティッシモ(鋭い音) 音域に分かれている。パーツは、吹口の側からマウスピース、バレル、管体、ベルに分かれている。マウスピースには、リードがリガチャーによって固定されている。

ブラームスは クラリネット曲をつくるが それは モーツァルトが奇しくも クラリネット曲をつくってから100年経ったときであった。
ミュールフェルトという当代随一のクラリネット奏者に出逢ったことにより クラリネット曲(五重奏曲、三重奏曲、ソナタ)を作曲し 奥行きを深めた。
クラリネットのキーは、B♭やE♭管、A管があるが ブラームスはA管を使用し、渋くて淡い音色を醸し出している。

さて、クラリネット五重奏曲は見事に完結している。情緒を盛り込む。この曲の聴きどころは クラリネットの低音から高音へのはね上げるようなパッセージ。
そして、鼻にかかったような渋い低音。特に第2楽章の中間部、カデンツァ風にすすみ、弦楽がトレモロなどで引き立てているところが美しい。

この曲を聴いて秋を感じずにはいられない。

 


2018.11.22(木)13:00「おきがるタイム」vol.136


マコルネのおきがるタイム@FMhashimoto  第2・第4木曜日 13時からの2時間番組
パーソナリティー マコルネがシャンソン・タンゴ・昭和歌謡などの音楽をお届けします。

インターネット放送(サイマルラジオ)に対応。PCの方はこちら http://816.fm/816hp.asx
スマホの方は、アプリ設定等こちら http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】風の詩 小松亮太 恋人たちのように さわち美欧 わが麗しき恋物語 クミコ 恋心 岸洋子 満月 冴木杏奈 男と女 ある愛の詩  フランシス・レイ 落葉松 荒城の月 鈴懸けの径 灰田勝彦 魅せられて ジュディ・オング 風 はしだのりひことシューベルツ

【コラム】11月は晴れの特異日 文化の日 美芸学園高等専修学校の学園祭に出演しました。年末商戦「クリスマス商戦」がはじまってきました。
プラタナスの木が落葉してきます。散歩道も冬支度。平年より暖かい日が続いていますが あと1か月少しとなりました。2018年前半をふりかえってみたいと思います。

 


からまつ池 標高1800m


神宮外苑のイチョウ並木


「リラ・クラシック」2018.12.15(土)7:00 メサイア vol.44


リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】カッチーニ アヴェマリア(左手のピアノのために)コダーイ ウィーンの音楽時計(カリヨン入り)
ヘンデル オラトリオ/「救世主」メサイアより

クリスマスコンサートが行われます。音楽を聴いたり、参加してみましょう。クリスマスデコレーションで、家庭の食卓をコーディネイトしたり雰囲気を盛りあげます。

カッチーニは イタリア 1500年代の作曲家 最近 アヴェマリアが注目を浴びている。しかし、ヴァヴィロフの作曲だったようです。
舘野泉氏は 左手のための(吉松隆 編曲)によるアルバムを収録している。また、声楽家の増田いずみが
クラシックをポピュラーに親しめるように アヴェマリアを収録した。のびやかな声で厳かに感じる。

 

アヴェマリア カッチーニ

コダーイ ハンガリーの作曲家 民謡や打楽器を特徴とした。また、ピアノ曲「7つの小品」 作品11がある。
1925年に児童向けに 合唱曲「ごらん、ジプシーがチーズを食べている」を作曲した。

コダーイ: 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 – II. ウィーンの音楽時計 (カリヨン入り)


第70回「正倉院展」奈良国立博物館


第70回「正倉院展」奈良国立博物館

聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする、天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた建物で、1997年(平成9年)に国宝に指定され、翌1998年(平成10年)に「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。保存状態がよいのが驚きです。

それらの多くは、ペルシャ、ローマ、エジプト、インドからシルクロード【絹の道】を通り、唐を通して日本に入ってきたもの。

756年(天平勝宝8年)6月21日、光明皇太后は聖武天皇の四十九日忌に、遺愛の品650点と60種の薬物を東大寺廬舎那仏(大仏)に奉献した。
その後も聖武天皇ゆかりの品を大仏に奉献し、これらは正倉院に納められたのである。
宝物が9000点に上り、正倉院展で展示される宝物は、毎回70点ほどが入れ替わりそのなかに新物が10点ほどある。

私が、寵愛するのは、螺鈿と器である。特に、螺鈿紫檀五絃琵琶.(らでんしたんのごげんびわ)は、一度見て忘れられないもの。
世界で唯一現存するこの上ないものである。四弦は割と使われていたよう。五弦は、インドが起源で北魏経由で日本に入ってきた。
つまびくのが一般だが、日本では、時に撥で弾くようになっていった。

よって「五弦琵琶」は10年に一度くらいしか見られないと思ったほうがよい。現在、特別にこの琵琶を復元し、奏しているのが、
邵容(琶琶演奏家)である。その響きを生で聴いてみたいものである。

ミュージアムショップにて、やはり螺鈿と琵琶のグッズを入手。

 

邵容(琶琶演奏家)


「文化祭」出演の事181111.


「文化祭」出演の事181111.

五條市人権総合センター文化祭実行委員会主催の地域交流文化的な祭りです。私たちは、アコーディオンデュオでした。
多くの方にアコーディオンの音色を聴いていただき、また歌集に沿って歌っていただきました。貴重な機会をいただき感謝です。
南京玉すだれやあばれ太鼓、吹奏楽団の演奏など さまざまなアトラクションが披露されました。

この祭りを通じて益々の地域の発展を願うばかりです。


吉城園の紅葉


吉城園(よしきえん)の紅葉

元興福寺子院の摩尼珠院があったとされる。 1919年(大正8年)に庭園が造られ、1989年(平成元年)4月1日に開園した。
庭園と茶室 日本歴史そのもの。外国人観光客が多い。

庭園は三つ(池の庭、苔の庭、茶花の庭)からなる。

池の庭 – 江戸時代からの自然の地形、起伏、曲線を巧みに利用し、旧正法院家となじみのある造り。
苔の庭 – 全面が杉苔の庭園で、茅葺屋根の離れ茶室があり閑静なたたずまい。地下に飛火野と同系の地下水脈が流れ、杉苔に適した地となっている。
茶花の庭 – 茶席に添える季節感のある草花が植えられ、素朴で潤いのある景観。

さて、吉城園のポイントは、まず「池の庭」の東屋からのビュー。高さを感じるというより立体的に庭が見えること。
池の庭のほとりは落ち着くのか 休憩をとっている。

茶花の庭は、落ち着いた雰囲気を醸し出している。茶室の向こうの風景が見える事により 奥行きを感じる。また、窓を通して見える景色が
幻想的である。

苔の庭は、隠れたところに仕掛けがある。杉苔が育っていること。これは 並大抵のことではない。平地に苔が育つのは
かなり条件が整ってないと すぐ枯れてしまう。茶室の紅葉が綺麗だ。

 


フランシス・レイ「白い恋人たち」


フランシス・レイ「白い恋人たち」

フランシス・レイ(Francis Lai)(1932年4月26日~2018年11月7日?)は 最初アコーディオン弾きであったが 作曲家として大成し 映画音楽などの名曲をたくさん遺した。
日本でも親しんでいる人が多いと思う。代表曲「白い恋人たち」「男と女」「ある愛の詩」「恋人たちのメロディ」「愛と哀しみのボレロ」など。
そのなかの「白い恋人たち」を忘れることができない。

私が(合奏用)アコーディオンに出逢い演奏したのがこの頃である。小学校1・2年生の時の教頭先生は、アコーディオンで音楽を教えていた。
担任の先生は音楽の教諭でもあるが、声楽系で厳しい先生として知られていて、音楽が好きになるどころではなかったのだが、
この教頭先生に教えてもらった事があり、其の時の事は覚えている。非常に興味を持ったものだ。これがきっかけで 小学校2年生の時、ピアノを習うことにつながったのだ。

やがて 小学校高学年になると 部活動をしなければならない。「器楽クラブ」があり、顧問の先生は声楽系だが、クラシックにこだわらず 映画音楽など中心に
指導をしてくれた。授業の時とは違う先生の顔を知っている。何とか合唱を浸透させようと一生懸命に教える先生だった。
部活動は、学校にあるさまざまな楽器を借りることができる。トランペット、バスリコーダー、木琴、鉄琴、アコーディオン・・・
卒業アルバムに写真が遺っている。

実は、小学校5年生の時、器楽クラブで「白い恋人たち」を演奏した。パートがいろいろあったが 私は、ピアノを小2からやっていたので「アコーディオンやってみる」と先生からすすめられた。県では、合奏コンクールがあり、そこへ出演。当時、珍しいレコードをつくっていただいたのだった。

映画音楽、フランス音楽 これがシャンソンにつながってゆく。

この画像は フランシス・レイとミレイユ・マテュー。マテューは、歌唱力のある女優だった。NHKのフランス語講座のテーマ曲を歌っている。

https://youtu.be/UIfOtRGS030

白い恋人たち/フランシス・レイ 13 Jours en France/Francis Lai

Un Homme et une femme – Bande annonce HD reprise 2016

ある愛の詩

 

Main Theme (Love Story)—Francis Lai