先日来の大雨、治まることを願っている。10年前とは比較にならないくらい災害が多くなっている。
大丈夫だと思っていると、いざとなったとき行動がとれず生命にかかわることがある。最悪、どんなことを想定するか。過酷なことは想像されないだろう。しかし災害は、本当に追い打ちをかけてくる・・・
今から5年ほど前になる。当時 私は αアルファ米の製品などを扱う通信販売に関連した事業のサポートをしていた。アルファ米で牛飯・白飯・おこわ 非常食スープ 災害用マスクなどを販売していた。
災害用マスクは 「鳥インフルエンザ」があり 飛ぶように売れ、品薄になったことがある。
平成21年8月9日 兵庫県佐用町が 台風9号により 甚大な災害が発生し 死者20名 床上浸水 河川氾濫 道路寸断 鉄道不通・・・ 役場が水浸しになって1Fが パソコンなど 機器が使用できなくなった。ハードディスクが水に浸されると 通電した時 ショートしてデータが破壊されてしまう。そのリスクは大きい。住民票が取得できないぐらいだから損害も尋常ではない。浸水すれば 電気製品を一斉に使いだすとショートし火災になることもある。冷蔵庫の庫内は腐り、水道も濁る。お風呂も沸かない。食べるものも調理できない。
思いついたのは 食料 しかも暑い時期 塩分が必要だ。白飯よりも牛飯がいいと思った。アルファ米の牛飯をケース毎 災害対策本部にいき物資支援をした。アルファ米は 水だけで牛飯が食べられる。しかも味付けも悪くない。塩分の補給もできる。担当からは 「これは便利だ」と言っていただいたことが記憶に残っている。
感謝状が届き そして 先日 「こころの輪」佐用町災害記録誌が届いた。あれから5年経ったのか。大きく変わったのだろう。資料を見ていると 快復した町なみを想像した。
佐用町は 上月町 南光町 ひまわり園の名所であり 天文台(西はりま天文台)、棚田、清明塚 道満塚がある。また 訪れたいと思う。姫路市 たつの市からも近い。
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