2023/4/15(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/
【曲予定】交響曲第1番「春」、ピアノソナタ第3番ヘ短調、
交響的練習曲より主題と変奏 ピアノ協奏曲イ短調より
【コラム】ロベルト・シューマン(1810-56)ドイツ・ロマン派を代表する作曲家。音楽評論家。ピアノをクララ・ヴィークに師事し、手の訓練のしすぎで痛めたと母に報告。
実は、音楽家になることを両親が反対していて法律家になるようすすめられた。しかし、ヴィークの娘、クララに恋をし、駆け落ちをする。結婚当時は、交響曲、ピアノ曲など創作活動が活発で傑作が生まれる。妻であるクララ・シューマンは当時、随一と言われた世界三大ピアニストと称えられる。ショパンの練習曲を弾けるものは、ショパンとリストとクララ・シューマンくらいだった。世界的ピアニストの夫というプレッシャーもあった。8人の子だくさんで子育てに協力する傍ら、作曲に没頭できない事を嘆いた事もあった。ドイツには、バッハ・ベートーヴェン、ブラームスがいるが、シューマンやメンデルスゾーンも重要な音楽家であり聴いていきたい。有名なのは子供の情景から「夢」だが「幻想小曲集」の「飛翔」や、謝肉祭の「ショパン」、交響的練習曲《シンフォニックエチュード》のフィナーレなど、もっと聴かれてもよいと思う。