Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜


C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜

暑かった8月も9月に入り季節はめまぐるしく動きます。

秋の花 スミレ 彼岸花 コスモス 春や夏の花と様子が違います。それが秋の花の特徴です。

コスモスは10月にかけてさく花。また、黄色のコスモスは夏前に咲いている事があります。例えば 国立飛鳥公園では、見られることが。
「コスモス」は、さだまさしの曲で山口百恵が歌い名曲となりました。プロデューサーが「秋桜」をコスモスと読ませたらと提案したようです。
それ以来、いつの間にかコスモスが秋桜になりました。

平成版のコスモス C.O.S.M.O.S .は、2014年、3代目JSB(ジェイソウルブラザーズ)の曲、アレンジが素敵です。僕の好きな中野雄太氏の。
JSBは、四季シリーズを発表 春 SAKURA 夏 RYUSEI 秋 COSMOS 冬 ORION ・・・

コスモスは、全国で親しまれ植物園が多くあります。あなたの近くで見られるかも。


2021.9.上旬「介護支援講師」講演会


2021.9.上旬「介護支援講師」講演会

御縁をいただき、伺います。
会員制で、20名ほど 皆さん 新型コロナワクチン接種済みです。

会場は、100名入る講堂で適度に間隔をとって開催されます。

当日、お会いになる方はよろしくお願いします。
お元気でお過ごしください。

うたごえ喫茶は、ガイドラインが設定されています。
マスク着用で歌集を口ずさむ感じです。アコーディオンは、歌だけではありません。
アコーディオンソロも聴いていただこうと思っています。

 


「震洋」戦後76年を考える


「震洋」戦後76年を考える 1945年(昭和20年)8月15日 終戦の日

これまで 戦争特集と題して 赤紙 回天 玉音放送などを掲載しました。今回は「震洋」です。「震洋」は、鹿児島県南九州市「知覧特攻平和会館」をはじめ、和歌山県田辺市「震洋 鳥の巣平和公園平和公園」などに展示されている。

1941年12月8日「真珠湾攻撃」から太平洋戦争がはじまったとされる。ミッドウェー海戦 1942年(昭和17年)6月5日 の撤退から劣勢になった日本。昭和19年6月に八幡製鉄所が空襲を受けた。11月には本土への空襲が本格化した。しかし戦時体制の検閲があり、戦況は正しく伝えられなかった。同じ頃「特攻兵器」がつくられ整備されたのだ。「回天」「震洋」である。片道燃料、脱出できないなど、体当たり、玉粋で自爆する悲惨な兵器。志願兵を募集、訓練もままならない状態。実際、成功したのは戦艦4基を沈没させたが、それ以外は失敗に終わった。多くの若い戦士が桜と散ったのである。

当時の話を聞く。男子は大人になったら「兵隊」さんに。女子は「従軍看護師」が憧れの職業だった。
こんな世の中に戻らないように。

抑止力が「兵器」であるこの世の中で均衡は保たれているが、一つ間違えれば人類自らを何度も滅亡させることができるのだから恐ろしい事だ。


「残暑見舞」令和3年


残暑見舞 2021年 処暑 8月22日 立山雄山にて大願成就を祈願(2021.7.11)

エッセンシャルワーカーに感謝。毎年続く豪雨による被害へお見舞い申し上げます。まだまだ危険な暑さが続きますが、時節柄、より一層ご自愛ください。

2都県の東京都、沖縄県に緊急事態宣言が発出されて久しい。7/12~8/22の見通しだった。東京2020オリンピックは7月23日~8月8日開催された。
第5波は、全国的に急速に広がるデルタ株の脅威で感染状況が悪化。4府県(埼玉、千葉、神奈川、大阪)にも緊急事態宣言が追加された。8/2~8/31の見通し。2都県は期間延長。
さらに、7府県(茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡)を追加した。また、蔓延防止措置が北海道、石川県に8/2~8/22に発出されていたが、8/8に4県(福島、愛知、滋賀、熊本)追加され、さらに10県(宮城、富山、山梨、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島)に発出され期間は8/20~9/12の見通し。6道県はそのまま期間を延長する。

【更新8/25】8/27~9/12とする予定だが、緊急事態宣言を 北海道、宮城、愛知、岐阜、三重、滋賀、広島、岡山の8道県に発出し追加する。
よって、13+8=21都道府県に発出となる。先の東京都、石川、埼玉、千葉、神奈川、大阪府、茨城、栃木、群馬、静岡、京都府、兵庫、福岡に追加される見通し。
蔓延防止措置は、高知、宮崎、長崎、佐賀の4県を追加する。よって、16-8+4=12県となり、残った石川、福島、熊本、富山、山梨、香川、愛媛、鹿児島の8県に追加された4県を含む。実に、47都道府県のうち、33都道府県に何らかの措置が講じられた事になるが、何度目の「緊急事態宣言」に慣れてしまったのか、受け止め方に開きが出てきたのが課題。

ワクチン接種がまだの30歳~50歳の患者が急増。感染者は、20歳~30歳の年代が中心だが、重症者も目立つ。自宅療養者が90,000人を超えた。「飛沫感染」「接触感染」に加えて水疱瘡のような「空気感染(※エアロゾル感染)」がデルタ株の特徴。すれ違っただけでも10人に1人は感染、家族で誰かがかかると、免疫を持たない家族は9割以上の確率で発病してしまう。恐るべき感染力。

7月、蔓延防止措置の期間に一年ぶりに乗った地下鉄。車内は静かだったが、気になる事が。男子高校生や若年層の男性に多い布マスク、ウレタンマスクの着用が目立つ。彼らは、大声でしゃべったりはしてないのでリスクは少ないと思うけれども。若年層でもビジネス関係の女性は、不織布マスクを着用している。人に感染させない事はもちろんだが、人から自分に感染してしまうリスクが不織布マスクがより安全なのは明白。布マスクやウレタンマスクが悪いと言っているのではない。屋外で会話しないならマスク着用を免れる。屋外でも会話するときは、距離をとってマスクを着用するのがマナーになりつつある。欧米では、N95マスク以外は認められていない。日本は、対策が甘いと言われても仕方がない。世界でも感染者の少ない日本だが、なかなか収まらないのは、それなりに原因があるという事。

今は、人流を抑制することが最大の急務とされていて、必要以外の外出は控えるように県からも要請が出ている。(緊急事態宣言や蔓延防止措置が発出されていなくとも)
しかし、県境をまたいでの移動自粛は難しいと思う。今まで以上に気をつけるとすれば、換気の悪いところにとどまらない事。マスクを手で頻繁に触らない事。距離を2mとる事。最後の緊急事態宣言となる事を願うばかりだが、ワクチンや薬は、まだ行き届いてないので、まだしばらく時間がかかるだろうか。

勝道上人(しょうどうしょうにん)開山の「日光」「瀧尾」弘法大師創建

701年(大宝元年)佐伯有頼(さえきありより)開山の「立山」

平安時代の法印霊雲上人(ほういんれい うんじょうびと)開山の「苗場山」池塘、お花畑。


三本杉「瀧尾」弘法大師


三本杉「瀧尾」弘法大師

弘法大師が全国各地に行脚された「日光」で820年に創建したとされる瀧尾(たきのお)へ。神宮についで広い神域をもつ二荒山(ふたらさん)神社別宮の瀧尾神社。ご祭神は「田心姫命(たごりひめのみこと)」水の神様。「白糸の瀧」が流れる。

今でこそ、徳川家康の東照宮が有名だが、その元をつくった勝道上人(しょうどうしょうにん)(735-817)が766年開山。勝道上人は、役行者(634-701)以来、山岳修行の道を開いた一人。767年、最初の堂、四本龍寺(紫雲立寺 しうんりゅうじ)を築いた。これが二荒山神社の起源。現在の本宮神社(二荒山神社別宮)あたり、男体山の方角に祈っていると紫雲石から紫の4つの煙がたなびき男体山の方へ向かった事から。782年、男体山(日光山)登頂に成功、中禅寺湖を発見し、神宮寺(中禅寺=立木観音)を建てた。勝道と空海(774-835)は仲介人を通して知り合い、勝道は空海に託す。空海は、文集「勝道上人日光開山記」を記した。817年、83歳で遷化した。

瀧川が滔々と流れ、鬱蒼とした森の中で独特の湿気がある。しかし、なぜか温かみのある地。ここに来ると心が安堵する。空海がこの地にいた。恐るべき健脚である事は承知しているが、高野山から日光まで距離にして700㎞。簡単にここへ来ることはできないのだから、縁があるに違いない。御神木「三本杉」の生命にあやかりたい。

瀧尾道を輪王寺に向かい下ると開山堂【世界遺産】が。東照宮と比べ人がほとんどいない事に驚く。むしろここが拠り所になるのに。

四本龍寺、開山堂、勝道上人の墓、仏岩等と出逢う事は偶然でなく必然だったと思う。香車神社(三宮)、陰陽石、上人の墓で手を合わせた。なぜか、上人の弟子の三基の墓にパワーを感じた。そして「仏岩」にたどり着いた。元は、頭上に岩があり、そこに祀られていた。その岩は崩れ今は絶壁の窟にある六体の石像(梵天、帝釈天、四天王のうちの二体、不動明王)。風雪に打たれながら慈悲深い御顔。その中の奥にある地蔵様は特別な光を感じた。前回と同様に何かを感じ取り、じんわりと感動が滲み出た。
(ブログ友のamaさんが同じ事を感じられたので、何かあると思います。)

1200年の時空を超えた悠久の時を日光で体験できる事は、大変ありがたい事なのです。

「瀧尾」たきのお 実は、大雨で上流からの流木が滝つぼに溜まって汚れてしまった。とても残念に思う。

石碑。

左側に瀧川が流れ、鬱蒼とした森の中に運試しの鳥居が。石が穴を通れば願いが叶うそう。3回まででできるかどうか。

楼門。明治時代までは、力士像があったとか。

拝殿。

唐門の横に 良縁を願う「縁結びの笹」

「願い橋」自分の歳と同じだけ数えて渡ると願いがかなう。

最も神聖に感じられた御神木の三本杉の前にて。実は、左側に一本が横たわれています。

三本杉のすぐ西側に「稲荷神」が。弘法大師と稲荷は深い縁があります。

これは「子種石」。謂のある石だとわかる。

瀧尾道を輪王寺に向かって下がると開山堂【世界遺産】がある。

御本尊は、千手観音。

産の宮(さんのみや)別名「香車神社」

勝道上人の墓。

仏岩 左の青い岩は、青龍か。最もミステリーなゾーン。

 


勝道上人は、この仏岩の上に葬られたが、東照宮がつくられるときに移された。そして、現在は、開山堂の中にあるという。慈悲深い御姿。
言葉では表せないエネルギーがこの辺りから発せられている・・・

 


2021.8.26(木)13:00「おきがるタイム」vol.202


2021.8.26(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】去りゆく夏 わたしは青空 ヨイトマケの歌 夏の終わり 花火 まぶしくて夏の君 真夜中の太陽 椰子の実 夏だよ海だよ音頭だよ 虹色の湖 みずいろの手紙 東京ラプソディ

【コラム】2021年 夏の終わり 記録的な豪雨が。コロナ新株による感染者の増大、今、最大の自粛が求められます。【ステイホーム】コロナ禍で昨年、園芸店からわけてもらい育てた花が開花。花が根付くまで3-4年かかると言われた高山植物「ニッコウキスゲ」と「イワカガミ」が咲き、驚いています。ニッコウキスゲは、6-7月中旬に尾瀬は霧ヶ峰などの高山で咲く花です。また、イワカガミは4-6月に咲く花で、標高2000mのところでは7月に咲くが、8月に咲くことはまずありません。平地でも、環境を整え育てれば咲くんだなと感動です。

7月中旬の苗場山(2145m)大小1000の池塘と「お花畑」


【ステイホーム】ニッコウキスゲとイワカガミ・・・


【ステイホーム】ニッコウキスゲとイワカガミ・・・

コロナ禍、家で楽しめればと昨年、園芸店からわけてもらったニッコウキスゲとイワカガミ。高地でない庭で日向はよいが南と西が塀に囲まれていている。土壌に肥料は与えてないが、毎年、時下植えの紫蘭や酔仙翁(スイセンノウ)、紫陽花、ドクダミなどが咲いている。ニッコウキスゲは最初、4株を鉢植えしその後、時下植えにした。ツボミはあったが今年は無理かなって。花が根付くには3-4年かかるらしいので気長に待とうと。イワカガミは、1株で鉢植えしそのままに。葉は咲いていたが、夏の暑さで枯れて花は咲く気配すらなかった。このところ8月9日から連続の長雨。強い雨に降られ風に煽られ、普通なら萎えてしまう。今は、前線の南側に入り涼しい。気温が23℃でも季節感が違う感じ。

今年は梅雨入りが1か月早かったが、まさか秋雨が1か月早まるとは。しかも、明瞭な秋雨前線が1週間停滞するという。秋の雨はしとしとと穏やかに降るのだが、この酷暑の暖気なので激しい雨になってしまう。強い寒気と暖気に挟まれ「秋雨前線」が発生し、南側から湿った空気が流れ、風のぶつかるところでは線状降水帯が発生し、多量の水蒸気が上昇気流にのって雨雲が断続的に発生、記録的な大雨となった。「大気の川」は、今回は東西2000㎞におよぶ。内水氾濫、浸水被害、土砂災害などつらいニュースが。7月に起きた「熱海の土石流」は他人事ではない。2018年、梅雨末期の「平成30年7月豪雨」(死者263名)や2019年「令和2年7月豪雨」「台風19号」、数十年に一度の記録的な豪雨が毎年のごとく起きている。何かおかしい。人類の急激な増加と温暖化に驚嘆を鳴らしているのか。この豪雨を乗り越えられるよう願います。

今朝、なんとニッコウキスゲの花が一輪、黄色い鮮やかな花を咲かせてくれた。本来なら標高1500mの尾瀬をはじめ冷涼な地に大群落しているイメージだが、一輪、見事なもの。そして、イワカガミ(モドキ)の薄ピンクの花も咲いた。イワカガミは、高山植物と思われているが、低山帯にも見られる。コイワカガミ、イワカガミ、オオイワカガミなど多種多様の生態で花の色が白、薄桃色、紫に近い桃色など。葉は丸くギザギザで少し光沢のある感じ。ここから「イワカガミ」の名が付いたといわれているが。もしかすると、屈まないと花弁が見られない岩場に咲く花なのでイワカガミと付いたかもしれない。一つの茎に5つほどの花をつけるが花弁はうつむいている。標高1000m前後なら4月下旬から高山帯の2000m~2500mなら6月~7月咲き、8月は気温が高くまず咲くことがないので珍しいのでは。

しかし、不思議な事があるもんだ。

オリンピックが閉会し台風が通過したら天気が不安定になりこの有様。下旬からパラリンピックが開催予定。このような状況ではたして通常のオリンピックとは違う、パラリンピック選手のサポートが無事行えるのだろうか。夏の風物詩である花火大会、盆踊り大会などのイベントが2年連続、中止されているところも多いだろう。

新型コロナウィルス新株が過去最悪の感染状況で感染対策をより一層徹底することにある。ディスタンスは2m以上、滞在時間を今までの半分にできるようつとめなければ。


「リラ・クラシック」2021.8.21(土)7:00 夏に聴く音楽「北欧・ロシア」vol.86


2021/8/21(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

夏に聴く音楽「北欧・ロシア」~涼しげな音~

【曲予定】
グリーグ/ペール・ギュントより「朝」
グラズノフ/ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー/「金平糖の踊り」チェレスタの響き
シベリウス/「フィンランディア」

【コラム】2021年 令和3年 西日本は 1か月早く梅雨入りしましたが、お盆の時期に秋雨前線が活発になり、梅雨末期のような大雨に見舞われています。
どうぞ、御安全にください。自然に畏怖の念を抱きます・・・

 


「草津白根山」2160m「弓ヶ池」


「草津白根山」2160m 日本百名山で活火山の一つ。「湯釜」は、今回も見れなかったのでまたの時に。

気象庁は、草津白根山(白根山(湯釜付近))の噴火警戒レベルをレベル2(火口周辺規制)からレベル1(活火山であることに留意)へ引き下げた。
【入山規制】山頂火口の湯釜から半径500メートル以内の立ち入りが制限されている。

【志賀草津ルート(国道292号)の冬季閉鎖 2021年4月25日 午後1時 再開通】

冬期間閉鎖中の国道292号線 志賀草津高原ルートは、4月25日の午後1時に再開通した。午前8時から午後5時までの間、車輌通行が可能。
夜間(午後5時から翌朝午前8時)は、殺生ゲート~万座三叉路ゲート間 8.4㎞ が通行止め。自転車・オートバイ・オープンカーは通行不可。
※当日の火山活動の状態または天候次第で、急遽通行止め(再閉鎖)となる場合がある。防災無線アプリ等で最新情報を確認。

草津温泉から約5㎞で景色が一変する殺生河原(標高1539m)からワインディングロードでドライブに最適。観光客がよく訪れるが、天気が変わりやすくガスが出て見通しが悪くなることが多い。草津白根レストハウス第一駐車場が閉鎖。立ち入り禁止。人はほとんどいない。その反対側に「弓ヶ池」園地がある。

「弓ヶ池」は綺麗だった。鏡池で済んだ水で時期的にワタスゲ、モウセンゴケが群落していて美しい。
ここが好きなのは、地獄谷とお花畑の風景が道を挟んで同居する絶妙な景観だから。

自噴する火山ガス。もうもうと噴煙をあげている。爆発しているわけではないが、水蒸気噴火が時々起きているようだ。


湯釜へは、レストハウス駐車場からハイキングコースで行けたが、立ち入り規制で ここ何年も見れてない。
かなり広範囲での火山ガスが観測されている区域なので、異変に気づいたら避難する事。

「てんぐと かっぱと かみなりどん」弓ヶ池園地

モウセンゴケの群落が美しい。


八ヶ岳「蓼科山」2531m ビジンサマ


八ヶ岳「蓼科山」(たてしなやま)2531m 八ヶ岳を代表する山で、北八ヶ岳の独立峰。白樺湖や女神湖からみる蓼科山は雄大な裾野をひかえ「諏訪富士」と呼ばれる。八ヶ岳は、たくさんの御山という意味。夏沢峠を境に、北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられ、北部はなだらかな山稜で、南部は険しい岩稜帯。様子が全く違う。
主峰は、赤岳2899mで信仰の山。横岳2830m、阿弥陀岳2805mをはじめ、難易度の高い「ナイフリッジ」を超えなければならない。
登山口は、最短の七合目登山口(蓼科神社鳥居)または、大河原峠をはじめ6つあり、それぞれを楽しめる。人気の山だ。

【ルート】大河原峠(2093m)→ 赤谷分岐(2360m)→ 将軍平(2350m)→ 頂上(2531m)

標高差438m 約2時間20分 往復5.4km 将軍平からの急登で岩場が立ちはだかり「えっ、こんな急斜面登るの?」角度があり、大岩を這って進む感じ、見上げても頂上は見えず。岩場で鎖場・ロープがある。しかし、そんなに長くは続かない(40分)。最後のキツイところを登りきると、九十九折りに高度を上げて行き、あっさり蓼科山頂ヒュッテが見えた。山頂部は、かなり広い。気温13℃、頂上の標柱と蓼科神社奥宮が。草木が生えず、ゴロゴロした岩場で歩きにくい。何か無機質な感じがする。

午前中なのにガスが出て視界不良。天気予報が外れる。というのも、下界からの蓼科山は晴れているのに、登ると頂上だけは雲がかかっている事がよくある。
八ヶ岳でも標高2500mクラスともなると強風がふきあれ寒い。それは、天狗岳、硫黄岳、根石岳などもそう。厳しい自然の中にある事をうかがわせる。

伝説で「ビジンサマ」がいるとされる。山に住んでいて、これが通る日は人々は山仕事を休むという。

 

縞枯れ現象。白樺の樹林帯を進む。風の音だけが聞こえる。鳥や動物は少ないだろう。厳しい自然だ。

9合目 将軍平 蓼科山荘 標高2350m

山荘からすぐに急登がはじまる。「え~、攀じ登るの」

鎖場があり、なかなか高度感がある。足場に気を付けて。

かなり登って来た。ストックは使わない。トレッキングシューズが重要だ。ミドルカットを選んでよかった。

高度を上げてきたが、道半ば。森林限界で 風が涼しいというか 寒くなってきた。

北八ヶ岳の山岳地帯。緑が広がっている一方、天狗の露地「大きな岩場」が続く。テトラポットの無機質な並びのようなところを転落に気を付けながら
ひたすら一歩一歩跳びながら進む。岩の隙間には、ペットボトルやグローブなど落し物が見えるが取る事はできない。
ガスが出て天候不良だとマーキングが見えにくく遭難の恐れあり、必ず元の道に戻る事。
東天狗から黒百合ヒュッテまでの岩場は(間違って入る人が多く)往生しますよ。

山頂に着いた。ここで一休み。蓼科山頂ヒュッテ 標高2500mにある。気温13℃。

 

頂上付近は、平場で400mにわたって続くが、草木は育たず、ゴロゴロした岩場が無機質に続く。眺望だけが頼りだったが、またも天気が外れた。