Year: 2019年

2019.7.25(木)13:00「おきがるタイム」vol.152


2019.7.25(木)13:00「おきがるタイム」FM816
サイマルラジオ対応 (インターネット放送)(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
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【予定曲】太陽の花びら 海賊の歌 ルシアン 深緑夏代 忘却 人魚の歌 デサフィナード イパネマの娘 花火 手のひらを太陽に 太陽がくれた季節 真っ赤な太陽 線香花火

今年は、梅雨明けはまだでしょうか。日差しがほしい今日この頃です。昨年は7月中旬に梅雨明けし、35度以上の猛烈な暑さが8月終わりまで続きました。

夏といえば そうめん かき氷 浴衣 花火 土用のうなぎ・・・夏の風物詩を感じたいですね。

雨上がり 青竹が露にぬれ緑が映えています 報国寺

八ヶ岳 2600m 夏山の高山植物 花を咲かせています


八ヶ岳登頂「天狗岳」をみて 


八ヶ岳登頂「天狗岳」をみて 高山植物 イワカガミ イワウメ クモマスミレ コケなど。

昨年、硫黄岳(2760m)に登った。南八ヶ岳の稜線上の絶景が最高。
今回は、北八ヶ岳南端の「根石岳」。ここから天狗岳がみえる。

北八ヶ岳 根石岳(2603m)※天狗岳は 強風とガス
ルート 桜平 夏沢鉱泉 オーレン小屋 蓑冠山 根石岳山荘 根石岳
※ 最近、硫黄岳頂上周辺で熊が出没し、爆裂火口から転落、死んだ。爆裂火口の崖は気をつけて。

八ヶ岳は たくさんの山をいう 標高2200m~2500m~2900mの高山。さまざまなバリエーションを楽しめる。
富士山 3776m 北岳 3193mをはじめ 3000m級は 25ほどある。2500m~3000mになると、山の親しみがぐっと増える。

山選び 天気 ルート読み、自分にあった行動計画を。昨年、右ひざの筋肉断裂(疲労による)を経験し、歩き方をもう一度見直し行動計画をあらためた。
「経験に勝るものはない」とはこの事。行くかどうかその時の精神力・体力バランスを考えながら決断する。
登りは写真撮影しながらでゆったりめの工程。

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8時20分 桜平 登山口 1900m

桜平は 上 中 下 がある。この登山口の道は要注意。ダート道から唐沢鉱泉分岐を経由で距離が4㎞くらい。唐沢鉱泉は 天狗岳に最も近い登山口です。
段差が多く狭路で 小石のはねあげに気を付け 徐行より低速で慎重に運転します。普通に運転すると、車高の低い車は段差で損傷するかも。
夏沢鉱泉やオーレン小屋に宿泊をする方は、条件により送迎が利用できるようです。また、ハイヤーを利用する方法もあります。
「山の番人」とも親しまれる方です。(ただし、山のルールを守りましょう。)

8時53分 夏沢鉱泉 2060m
9時53分 オーレン小屋 2330m 【途中 談話】
11時4分 蓑冠山 2590m(休憩 軽食 20分)
11時47分 根石岳山頂 2603m
12時48分 下山開始
14時8分 オーレン小屋【途中 談話】
15時12分 夏沢鉱泉
15時44分 桜平

往き オーレン小屋から蓑冠山までで登山者と談話 この女性はトレーニングで来ていて 来週 中国のアルプス「四姑娘山」(四姑四峰は6260m)のひとつ 「四姑大峰」(5025m)を登頂予定。高山病の薬を事前に飲むんだとか。ベテランの域。気をつけて無事に登頂してほしい。
帰り オーレン小屋のスタッフと談話 学校の登山講習で宿泊が150名。一日目は 硫黄岳 二日目は 根石岳。丁度 硫黄岳に登頂した生徒の群れがこの小屋からみえた。


根石岳(2603m)の頂上 祠(石仏)が。


樹林帯を抜け森林限界を超え ハイマツなどが植生する山容がみえると 足が軽くなった。
登頂はあっという間。あっけなかった。頂上付近は、強風が吹き荒れガスが出てきた。

白砂分岐から東天狗岳を


夏沢鉱泉 第一のポイント 2060m


オーレン小屋 第二のポイント 2330m


八ヶ岳の自然


テン、オコジョ、カモシカなどの珍しい動物がいる。

クモマスミレ

コケモモ

ミヤマハタザオ

コケの種類


イワウメ


イワカガミ 可憐な花

頂上でのパノラマ(強風のため 風音が入っています)

 


「報国寺」御伽の世界 孟宗竹


報国寺 御伽(おとぎ)の世界 孟宗竹

 

1334年(建武元年)に開かれ、足利家及び上杉家の菩提寺。寺名は開基足利家時の法号「報国寺殿」に由来。
本尊の釈迦如来像、脇侍の文殊菩薩像・普賢菩薩像は宅間法眼作。

開門と同時に やさしい声かけ。「雨のふるなか ようこそお越しくださいました。」
座禅の会も盛況。ここで御伽(おとぎ)の世界を堪能しよう。外国人観光客もマナーがよろし。

心の拠り所。インドの石窟寺院のような景観も見事。
紫陽花の下に七地蔵。ここでカブトムシ(オス)と遭遇。
「竹の寺」として 孟宗竹が癒してくれる。

 

山門


報国禅寺 本堂

迦葉堂(かしょうどう)


飯盛山(めしもりやま)1643m「お花畑」


飯盛山(めしもりやま)1643m 「いいもりやま」ではない。 飯森山(いいもりやま)は福島県にある。
また同じ表記の飯盛山(いいもりやま)は全国至るところにある。ご飯を盛ったような美しい山容。
頂上は長野県南佐久郡南牧村平沢。これは南牧村(みなみまきむら)と謂う。群馬県に表記は同じ南牧村(なんもくむら)がある。
秩父山系の西端にある。

県境の清里駅(山梨県北杜市高根町清里)から1㎞ほどで長野県の平沢登山口へ。
そのため、あまり知られることがなく穴場かな。清里の人にきいても知らないとか。
清里の観光案内所で、ある担当者が「この地図は詳しくないけど飯盛山のハイキングできますよ」と教えてくれた。
県境の場合、山梨県と長野県の地図を備えておくといいかな。お互いさまなので リンクを広げ相乗効果になりますように。

その飯盛山は涼しいはず。清里が標高1300m近く。近くに野辺山高原(長野県)がある。
野辺山高原は 菅平高原 開田高原とともに 信州3大冷涼地で 冬場はマイナス20度になる事がある。おいしい野菜がとれる。

平沢登山口 または 獅子岩から登る。登山口は1198m 標高差445mは、手ごたえのあるハイキングと言えるのでは。急登はない。
登山道はよく整備されており 木のなだらかな階段があり ほぼまっすぐに登っていく。途中、車道(ダート道)と登山道との合流点があり
東屋で休息ポイント。ゲートがみえ「飯盛山まで1㎞」。放牧場なので柵を抜けていく。
少し登ると右手に独立峰がみえる。緑の草山。穏やかな山容。まっすぐに登り、右に曲がると平沢山と飯盛山の分岐点。
右手に進路をとり、登りきるとあっという間に飯盛山の頂上。360度パノラマ 八ヶ岳はもちろん 富士山 浅間山などがみえる。
そして、高山植物が。ニッコウキスゲには早かったかな。レンゲツツジが終わりごろだが 綺麗だった。

往き80分 帰り60分 気持ちの良い山行が楽しめた。

 


八ヶ岳はもちろん アルプスものぞめる。

レンゲツツジが見ごろを終える頃 綺麗な色


ニッコウキスゲは 早かったかな。7月中旬すぎから。

なだらかな坂道の右手に 独立峰の飯盛山がみえた。


それにしても お椀を盛った山容のきれいなかたち


分岐点から右手に 飯盛山頂上はもうすぐ。

頂上にて 標柱がしっかりたっている。眺望はよく 涼しい風がふく。


「リラ・クラシック」2019.7.20(土)7:00「マーラー」vol.53


「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週土曜 パーソナリティ マコルネがお届けします。全国、全世界ネットラジオ(PC)※パソコンの方は、リンクをクリック 視聴できます。 http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。アプリを 設定するとモバイルで視聴できます。 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」から第4楽章
交響曲第2番ハ短調「復活」から第4楽章
交響曲第5番嬰ハ短調第4楽章「アダージェット」から
交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」から第2部 フィナーレ

マーラーは 指揮者として最も大成し、作曲家としての自作の交響曲を自演できた唯一の音楽家である。しかも演出についての指示も行う劇場型の指揮者。
これまで作曲家は、初演時指揮をすることはあったが、指揮者として尊敬を集めていたわけではなかった。ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団や ウィーンフィルハーモニー管弦楽団などが定期的にコンサートホールで演奏会をするようになり カリスマ指揮者が注目を集めた。
作曲家としては「交響的大蛇」として、ほかの作曲家から異質にとらえられたが、さまざまな楽器を駆使する現代作曲家であり、後世に多大な影響を遺している・・・

交響曲第2番「復活」の最後、また 交響曲第8番「千人の交響曲」の最初と最後は オルガンが登場している。


松居直美オルガンコンサート2019.6.30


松居直美オルガンコンサート2019.6.30

滝野川教会にて

前半
Bach
トッカータとフーガニ短調 BWV565
いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV717
おお、ひとよ、汝が大いなるを嘆け BWV622
主よ人の望みの喜びよ BWV147
幻想曲とフーガト短調 BWV542

後半
Ileborgh dafetgのプレアムブルム(1448)
Sweelinck 半音階的幻想曲
Tunder プレルーディウムト調
Bach 神なる御身をわれらは讃え BWV328
Buxtehude  神なる御身をわれらは讃え(Te deum)

前半がバッハの作品、後半が 15世紀以降のドイツのオルガン音楽を中心に。
ストップは10 小ぶりなわりにはダイナミックな音色。この日は、オルガンのチューニング作業が垣間見られた。
草薙オルガンの方もみえていた。少し高めのフラットな周波数の音がクロマチックで上がっていきチェックしていた。

後半の 15世紀 イレボルグのプレリュードは オルガンが鍵盤楽器用に作曲された最も古い楽曲で貴重なもの
そして、聖歌隊が加わる演奏がありルターのコラールの世界

とても雰囲気のよいコンサートだった。


「吐竜の滝」八ヶ岳の渓流


「吐竜の滝」八ヶ岳の渓流

新緑や紅葉に彩られた渓谷美。標高1250m。落差10m、幅15mで、岩間から絹糸のように水が流れ落ちる神秘から「吐竜(どりゅう)の滝」。下流は韮山市で ニジマス、イワナ、ヤマメ渓流釣りができる。2002年にNHKで放送された大河ドラマ「利家とまつ ~加賀百万石物語~」のオープニングに登場した。

八ヶ岳から流れ出る川俣川の渓谷に沿った遊歩道で清流の音を辿り、15分ほどで滝に到達。
小さい滝が何段にも重なり滴り落ちる。日本庭園のような情緒を引き出し景観をつくっている。

遊歩道(川俣東沢渓谷自然遊歩道)は、滝からさらに北上すると『東沢大橋』へと続く。野鳥のさえずりが絶えない苔のみち。

 

八ヶ岳 少し足をのばせば渓流と滝にであえる。


集中リハーサル「ぞうれっしゃがやってきた」2019.7.27(土)13:00


集中リハーサル2019.7.6の事

この日、朝一番で演奏があり 午後から4時間にわたる「集中リハーサル」。かなり、集中力を要する。
私にとっては一年ぶりに楽器あわせ・合唱あわせの日。解釈上の音でわからないことはここで試し感覚で掴み方針を決める重要な時間。
体ごと受け止める。あとは、当日のゲネプロまで完璧にしておきたい。何が起きるかわからないからである。

7月27日(土)13:00~ 合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」全曲(※2のみ除く)+描き下ろし3曲 フルバージョン
堺ぞうれっしゃ合唱団 こどもたちの合唱団 指揮 小池哲夫 ピアノ 中島優美 フルート 花室知佐 アコーディオン 西辻善則
16曲 40分におよぶ大曲にとりくみます。戦争からぞうを守った東山動物園の実話を音楽劇に構成したもの。
子どもたちの黄色い声が会場に響きます。

会場:サンスクエア堺 JR阪和線堺市駅西口より徒歩4分 チケット 500円(カンパ)

 


1曲が長く譜めくりする時間があまりないので楽譜を工夫して対応。


八ヶ岳「白駒の池」の森 伝説


八ヶ岳「白駒池」の森 2115m

コース 麦草峠 2120m 白駒の奥庭 2094m
白駒池分岐  周遊【35分】(反時計まわり)白駒荘 青苔荘 白駒池分岐
白駒池駐車場 国道299号(メルヘン街道)歩道 麦草峠

白駒の池は 標高2000mクラスで日本最大の池。冬季は一面に氷が張るのでスケートができる。夏季の新緑、秋季の紅葉が有名で
長野県一の観光名所。「奥庭」「もののけの森」など苔の森やイワカガミなどの高山植物の散策ができる。(登山装備がなくても大丈夫、ただ靴は大切)
コケは485種類あるという。

白駒池駐車場は500円の有料駐車場。シーズン土日祝は 駐車場が渋滞する。もう少し歩いてもよい人は 麦草峠駐車場(無料)をおすすめ。
往きは登山道を使い「白駒の奥庭」から白駒池分岐に入った。この道は、木道が敷設されているが数か所ぬかるみがあった。

麦草峠は、天狗岳、にゅう・中山や高見石コース、横岳、縞枯山や茶臼山コースなどのルートへの登山口である。
高見石は 眺望のよいスポットで 白駒池分岐から1時間ほどみておけばよい。(記事あり)
ちょっとした岩登りができる。岩の間に物を落とさないように。

白駒池分岐の手前でテンが木道を横切った。見失った。そして、多分 ホオアカだと思う。嘴の下が赤い鳥が2羽いた。

その横にカメラを構える男性。佐久市の方と談話。東京から佐久市に引っ越してきた。渓流釣りが趣味で アマゴなどを釣っている。シーズン外はカメラ。標高700mに住んでいるが 昨年は猛暑に耐えかね とうとうエアコンを初導入したという。
異常気象(温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加による豪雨などの気象現象)が昨今、特に顕在化している。

ツアーと思われる方との談話 「もう行ってきたのですか?」「はい、朝6時から1時間くらい」
駐車場には すでにツアーバスが数台停まっていた。有数の観光地。

白駒の池は朝が一番。気持ちのよい散策ができた。

入口 白駒池駐車場からはスタート地点

麦草峠駐車場近くにある 麦草ヒュッテ

イワカガミの可憐な花

白駒池分岐 池周遊は約40分ほど 山荘があり利用できる。


絵になる風景 絶景のひとつ

白駒池の伝説 長者と娘、白馬(女神)の物語。長者の病は悪くなるばかりで娘が泣いていた。そこへ白馬があらわれお告げが書いている。
娘は白馬のお告げ通りにすると長者の病が治った。が、約束を守らなかったため 後に白馬があらわれ
娘は白馬【白駒】に乗り白駒峰に上り、林での池のほとり、白馬とともに池に飛び込み消えてしまった・・・

この池は、「白駒の池」と謂われるようになった。


鎌倉の古刹「杉本寺」


鎌倉の古刹 杉本寺

天台宗の古刹 鎌倉一の古さ。坂東三十三観音、鎌倉三十三箇所の第1番札所。

行基により天平6年(734年)創建された。自ら彫った十一面観音を安置した。
仁王門を通ると鎌倉石の「苔の階段」がある。右に鳥居があり 大蔵弁天堂がある。
観音堂には 御本尊である三体の十一面観音立像が安置されている。そのひとつは源頼朝寄進のものである。
南北朝時代、杉本寺の裏手に建っていた杉本城は落城した。拠っていた斯波(しば)一族 300人がここで自刃した。その供養塔がこの五輪塔である。