Year: 2020年

「中山晋平記念館」童謡・流行歌・新民謡


「中山晋平記念館」 長野県中野市 童謡・流行歌・新民謡の作曲 1770曲

志賀高原で散策することになり、午前中から昼過ぎまで。しかし、冷たい雨で気温は8℃。昼すぎに雨があがった。
今日は、中野市に滞在することに。気になっていた「中山晋平記念館」を訪れる。

時報とともに、中山晋平作曲の歌が鐘のメロディーとなり流れる。何ともウェルカムな。記念館の展示作品については【撮影禁止】

まず、22分間のビデオ鑑賞。中山晋平1887年(明治20年)3月22日 – 1952年(昭和27年)12月30日)の人生を知る。その後、展示作品をみてゆく。展示館は円形になっていて、グランドピアノ、オルガン、蓄音機がある。資料は、代表作品の楽譜、自筆譜面、レコードなど。別室では、オルゴールで作品を聴いたりでき、白いピアノが展示してあった。また、歴史年表や作品一覧を網羅していて驚いた。

中山晋平は、父を幼少の頃に亡くし、長男として母を手伝い、一旦は勉強を諦めた。その後、音楽の勉強を志望し藝大に入学し、卒業とともに師範となった。島村抱月、北原白秋、野口雨情、西条八十から依頼され、名物コンビとなった。芸術座の松井須磨子の歌での「カチューシャの唄」は、中山晋平の名を知らしめた出世作。校歌、市歌なども手掛け「波浮の港」「砂山」「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「あの町この町」「東京行進曲」「シャボン玉」「証城寺のたぬきばやし」など多くの作品が親しまれている。

信州中野市の豊かな自然。ここからあの旋律が生まれた。


上高地「岳沢」紅葉


上高地「岳沢」紅葉

八ヶ岳は、お花畑が横岳、硫黄岳などにあるが 全体的に岩稜帯が多い。上高地はどうかな。
なぜ、上高地は人が多いのか、その理由も何かわかるかもしれない。

さて、朝一番に立つといい事があるという。その一、早朝のお猿さんの毛繕いに立ち会い。二、午前11時に天気は持ち直し最高で午後1時頃まで続く。三、上高地のグッズ、トレンドに出逢える。

この時期は「涸沢カール」に多くの登山者が訪れ、特に週末、テントの数は1000に上るといわれている。もちろん、山小屋は満杯で、人、人。混雑はあまり好きでない。

上高地「岳沢」の風景が大好きだ。上高地の岳沢道をふみしめ到達、穂高連峰の絶景をみた。今回、岳沢小屋までの道は、槍穂をよく登る岐阜からの男性と話しながら登れたので、時間があっという間だった、感謝。ほぼ標準の2時間で到達。話をきく。横尾、涸沢経由、穂高縦走、前穂高、岳沢におりて上高地へ戻るとの事、凄い体力。多分、40㎞を一気に。涸沢の紅葉は10月上旬に終わっていた。本谷や横尾の屏風岩の紅葉がこれから。そして、岳沢の紅葉が最盛期。

上高地は「神降地」だった。天気がよいのが、何よりのご褒美。

【コース】 登り 210分 下り 170分 上高地(1500m) ⇒ 河童橋 ⇒ 岳沢湿原 ⇒ 岳沢道 ⇒ 風穴 ⇒ ガレ場 ⇒ 胸突八丁 ⇒ 岳沢小屋(2170m)
食事・休憩30分 岳沢小屋 ⇒ お花畑 ⇒ カモシカの立場 ここまで60分

河童橋の袂にて。早朝、お猿さんの毛づくろい。20頭近くいて、橋の欄干をロープつたいに登る芝居が見れた。餌を探している。赤い実を食べていた。

岳沢湿原。木道が整備され歩きやすい。岳沢道 ここからはじまる。

岳沢小屋までのほぼ中間地点「ガレ場」の手前「風穴」のあたりで、野生のサルの雄叫びをきく。大柄のサルで、登った木の上から奇声をあげている。上高地なら餌があるだろうが、こんなところでは餌がなくて大変だよ。熊に襲われるかもしれない。

ガレ場に到達。ここから、標高500mの直登で岳沢小屋に近づくが、冬山の雪渓道となっているよう。夏道は日差しが強いからジグザグに登るルートが一般的。
(帰り、岳沢小屋からガレ場までの大きな石や岩が連続する道を直接下りている人を見かけたな。楽なんだろうか。厳密に言えば、時期の登山道指定から外れている。)

雲っていたが、ポイント10分の8「胸突八丁」あたりで晴れてきた。当然、暑くなってくる。

岳沢小屋に到達。上高地 6時出発 バスセンター 6時40分 登山届提出、開始(河童橋など)7時10分 岳沢道 7時40分 岳沢小屋に10時10分。

小屋から前穂高方面へ進める。テント場。まだ、夏に咲いている花が少しあった。「白馬兵馬の平」でも秋口に見た花。強いなって。

これをみるためにここに来たようなもの。岳沢の紅葉、凄いな。

河童橋、梓川、帝国ホテルが見える。ここまで来たんだ。約5㎞

戻ってきた。この景観にホッとする。あそこまで行ってきたんだ。


「森の祈り」C.W.ニコル追悼展


「森の祈り」C.W.ニコル追悼展 黒姫童話館「童話の森ギャラリー」 2020年9月2日(水)~11月30日(月)

ニコルさん【C.W.ニコル クライヴ・ウィリアム・ニコル 1940.7.17 ー2020.4.3 ウェールズ生まれ日本人】2020年4月3日、79歳で永眠された作家、環境保護活動家。

17歳でカナダに渡る。
1962年、空手、柔道を学ぶために日本に滞在。
カナダで、モントリオールの漁業調査局で水産哺乳類技師となり、バンクーバー島などで調査捕鯨に従事。
その後、日本大学で日本語および水産学を学ぶ。

1986年、「アファンの森」と名付け、森の再生活動をはじめた。
1995年、日本に帰化。
2003年、環境省 エコツーリズム推進会議委員。
2016年、天皇皇后両陛下が「アファンの森」に御来訪。

執筆・著作活動など多方面で活動。
著作本は「冒険家の食卓」(1982)「風をみた少年」(1983)など、多数を出版。

「黒姫童話館」は、世界の童話がテーマのアート・ギャラリースペース。1991年(平成3年)にオープン。童話・民話などの資料を展示。
童話作家、いわさきちひろ、松谷みよ子、ミヒャエル・エンデの展示。読み聞かせのイベントを開催。

 

 

 

 

展覧会を見た感想。

ニコルさんの人生と考え、人柄に改めて感動。正統な考え、方法をもって対峙してゆく。意見をわかりやすく述べ共感を得る。
言葉では表されない思いが。

一つあげるとすれば、雪の降るところにテントを構え、湖で釣った魚を七輪で焼き、その場でいただくというもの。
ニコルさんから言えば、ジビエもありがたく食物として感謝を以ていただく。ただし、食事の前に黙祷をしてから。

日本は世界でもまれにみる自然の豊かさは世界随一と認められる。一方、禊や穢れをはじめとして、習慣や定着した固定観念が拭えないところに疑問を持ち提唱した。
日本は島国でグローバルな世界的な考えに追いついてないところが様々ある・・・その通り。タブーとされた事にふたをするようなところがあると思う。

童話館と黒姫高原の散策で森林浴。五感が洗い流された・・・


2020.10.22(木)13:00「おきがるタイム」vol.182


2020.10.22(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」FM816
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】Eruption エディ・ヴァン・ヘイレン 人の気も知らないで ダミア 枯葉 イヴ・モンタン バラのタンゴ ベーレン楽団 夜のタンゴ さわち美欧 ブルーライト・ヨコハマ いしだあゆみ 魅せられて ジュディ・オング 砂山 かやの木山 東京のバスガール 初代コロンビアローズ おーい中村君 若原一郎 サザエさん

【コラム】台風が去り、寒気が入り、昼間は夏日が終わりました。紅葉が標高の高いところからはじまっています。この番組のオープニング・テーマ曲「JUMP」のヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディが永眠しました。リードギターの神様として、1977年、22歳で披露した神がかりな「Erupution」でのパフォーマンスは伝説になりました。また、筒美京平氏が逝去しました。「サザエさん」「ブルーライト・ヨコハマ」「17才」「魅せられて」「卒業」等、アイドルのデビュー作、代表曲となり、50年にわたる活動で高いセールスを記録、日本の音楽界を駆けてきました。

エディ・ヴァン・ヘイレン 22歳でEruption のタッピングのパフォーマンスは伝説となった。ギターのスタイル・設計にこだわり自身のポリシーで「フランケンシュタイン」モデルをつくりだした。


「エディ・ヴァン・ヘイレン」追悼「JUMP」


「エディ・ヴァン・ヘイレン」追悼 アルバム「1984」より「JUMP」Van Halen

本名:エドワード・ヴァン・ヘイレン (1955年1月26日 – 2020年10月6日)65歳、天才は永年の眠りについた・・・

リードギターの「タッピングプレイ」のテクニックを広め多大な影響をあたえた「リードギターの神」の一人、音楽家。一本のギターでここまで弾ける事に驚嘆した。
また、キーボードも堪能で作曲は鍵盤で行っていた。「JUMP」は、世界じゅうで知られている名曲。エディは、リードギターとキーボードを弾いている。

80年代、グループ「ヴァン・ヘイレン」は、パンチの効いたデイビッド・リー・ロスのヴォーカルが印象でアルバム「1984」全世界で1000万枚以上を売り上げた「ダイアモンド・ディスク」。しかし、デイビッド・リー・ロスあってのヴァン・ヘイレン。彼が1986年、ヴァン・ヘイレンを脱退しソロ活動「ヤンキー・ローズ」等、ヒットを飛ばした事も注目だ。「ヴァン・ヘイレン」は、サミーヘイガーをヴォーカルに迎えアルバムをリリース、ヒットした。

特に、ERUPTION (1977)【噴火】で登場するエディのギタープレイには、超えたものがあった。当時22歳、天才と情熱。
ヘヴィメタ、ハードロックだけでなくクラシックの垣根をも超越し衝撃を受けた。

「JUMP」等、学生時代によく聴いた曲の一つ。当時、YOUTUBEはなかったから想像するに。MTVは、よく見ていた。
改めてプレイ、パフォーマンスの凄さがわかる。

トピックになっているが、ヴァン・ヘイレンのアルバム【リマスターバージョン】がリリースされているので聴いてみたい。

 

Van Halen Eruption Guitar Solo


2020.12.26 JAA「インターネットわくわく広場」アコーディオン


2020.12.26 JAA「インターネットわくわく広場」アコーディオン

JAA(NPO法人日本アコーディオン協会)は、楽器業界で唯一のNPO法人です。プロもアマも楽器店様など 多くの方が賛同し、入会され 協会員として活動されています。
年4回、機関誌を発行 アコーディオンの国内、国外の情報をお届けします。年会費 6000円(活動会員)8000円(正会員=議決権を有します)入会費 4000円(12月末の会計年度に翌年度分を一括納入)

事業内容:アコーディオンに関するレクチャ、セミナーの開催。アコーディオンに関する学びの場(国際コンクール、国内コンテスト)。アコーディオンに関する曲集、教則本の刊行など。わくわく広場は、毎年12月に日本アコーディオン協会が開催している交流イベント。2020年は、インターネットわくわく広場として開催します。

開催日:2020年12月26日 会場:北とぴあ 東京都北区 定員 85名(定員の50%をコロナ対策対応とする)入場料 その他 詳細は HPをご覧ください。

演奏動画の投稿を大募集します。

応募期間 2020年8月15日~10月25日

開催期間 2020年9月15日~11月15日

エントリーの流れ https://jaa2020acc.wixsite.com/project/wakuwakusanka

サンプル https://wakuwakuhiroba-sample.blog.jp/

動画を見るはこちら (パスワード入力必須)https://wakuwakuhiroba.blog.jp/

講評 アコーディオン・蛇腹楽器のプロ奏者 柴埼和圭 大田智美 かとうかなこ 都丸智栄 仁詩hitoshi  丸茂睦

エントリーから選ばれた演奏は、北とぴあ(東京都北区)ペガサスホール 12月26日(土曜)13:00~18:00 クリスマスフェスタで 演奏できます。

 


「リラ・クラシック」2020.10.17(土)7:00「秋のアンサンブル」vol.73


2020/10/17「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】マスネ/「タイスの瞑想曲」コントラバス編曲
シューベルト/弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」より第1楽章 ショパン/チェロソナタト短調より第3楽章
サラサーテ/「サパテアード」チェロ編曲 フォーレ/エレジー【哀歌】チェロ&ピアノ
フォーレ/「夢のあとに」ヴァイオリン編曲

【コラム】弦楽アンサンブルの世界は 秋が深まるのを誘います。余韻でしょうか。音のない間合いに空気を感じる。シューベルト/弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」 ヴァイオリンの世界的産地、クレモナのヴァイオリン工房から制作過程の始終がこのBGMとともに語られている。フォーレ/「夢のあとに」 元は声楽曲だが、旋律の美しさに、チェロ編曲、ヴァイオリン編曲が親しまれるようになった。ピアノ独奏版もある・・・

シューベルト/弦楽四重奏曲「ロザムンデ」

フォーレ/夢のあとに


2020.10.8(木)13:00「おきがるタイム」vol.181


2020.10.8(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」FM816
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】SEASONS 街角 古いパリの岸辺に 想いの届く日 10月のハンカチ メランコリー ブルーシャトウ ちいさい秋みつけた 秋の子 君の名は 月の法善寺横丁 柿の木坂の家

【コラム】令和2年(2020年)は、コロナ禍のなかでも、逝った人の追悼を忘れないように考えています。シャンソンの世界最高峰の大御所、ジュリエット・グレコが2020年9月23日逝去しました。93歳。シャルル・アズナヴールが去りましたが、彼女は、エディット・ピアフ時代からを知る往き証人でした。巴里の空の下、街角、ラ・ボエーム、枯葉など 収録曲は500曲にのぼる。日本には22回来日し、最後は2014年だった。東京、大阪公演を果たした。この後、現役を引退した。そして翌年CDを発表、これが最後となった。

河童橋からほぼ中央にみえる白い「ガレ場」が岳沢。その標高差約500mを登り切ったところに岳沢小屋がある。
4㎞あまり 往き 150分 帰り 120分。穂高連峰の登山拠点に着く。岳沢小屋(2170m)から、前穂高(3090m)まではさらに標高差900mもある。

上高地(1500m)から岳沢(2170m)へのトレッキング 片道 4.4㎞ 往復 8.8㎞ 標高差670m 穂高連峰と岳沢雪渓(中央の白色)。

岳沢小屋から上高地をみる 4㎞登ってきたんだな。梓川と赤い屋根は上高地帝国ホテル。


国宝「旧開智学校」日本最古の小学校


旧開智学校 日本で最古の小学校  1876年(明治9年)に長野県松本市開智に建築。擬洋風建築の校舎。当時の机やピアノ、オルガンなど。
2019年 国宝に指定された。オルガンは、松本楽器の。ピアノは大正時代のだそうです。

学校については、空海が天長年間(828年)に設置した京都の綜芸種智院、鎌倉時代の学問所、中世に創設された可能の高い、坂東の学校と称された「足利学校」、幕末の松下村塾の「私塾」などが知られている。江戸時代は商工が発展し、文書(もんじょ)の需要が高まった。藩校は限定されたものであったが、寺子屋では町人、武士らが「読み書き算盤」「習字」「地理」「歴史」「古典」などを学んだ。やがて、このモデルは明治時代の学校制度に取り入れられた。

日本の初等教育の注力に感嘆。九九の表や算盤など。さらに驚いたのは、特別学級や定時制、林間学校 幼児教育、子守教育=こども園の事にも触れている。

日本の識字率は、99%と高い水準だが、それは学校に行く子どもが多いからだろう。海外では家庭教師で学び単位習得ができ、飛級などがある。
日本では母国語を幼少から習え、自分の名前を書く事ができ話せ、教養を身につけられる。
私の知人に「日本語教師」という免許を取得し、日本にいる外国人に日本語を教える専門の仕事に就いている。

教科は、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、専門教科(高校のみ)を含め、
国語(現代国語、古典)、算数(数学【代数幾何、基礎解析、微分積分、確率統計】)、社会(現代社会、公民、歴史、地理、倫理、政治経済、情報、福祉)、理科(物理、化学、生物、地学)、英語(第一外国語)、体育(保健体育)、芸術(美術、工芸、音楽、図画工作、書道)、技術家庭(家政、被服、生活)や道徳(修身)などを学ぶ。また、専門教科として農業、工業、水産業、商船、看護がある。

旧開智学校の校舎が綺麗。学校へ行くの楽しかったのだろう。昔は、行きたくても事情で行くことができなかった人もいる。

 

 

 


中秋の名月「石山寺」源氏物語


中秋の名月「石山寺」源氏物語

本尊は如意輪観世音菩薩 伽藍には、大黒天、毘沙門堂など多くの堂宇と秘仏が安置されている。

聖武天皇の発願により、天平19年(747年)、良弁(東大寺開山・別当)が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのがはじまり。国の天然記念物「石山寺硅灰石」巨大な岩盤の上に建つ。『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも登場し『源氏物語』の作者、紫式部は、着想を得たようだ。本堂 合の間の東は「紫式部源氏の間」で紫式部の像が安置されている。多宝塔(国宝)寺伝では源頼朝の寄進と伝わるが、墨書より建久5年(1194年)建立とされ、日本最古の多宝塔。

月見亭 石山寺の尾根の東にある東屋。ここから見る月は近江八景。後白河上皇が行幸した際に建立。御影堂 弘法大師、良弁僧正、淳祐内供を祀る。

ライトアップされた多宝塔は幻想的。月見亭からの景色は風情ある。本堂、横の紫式部像、弘法大師を祀る御影堂。


「おたねの水」穂高


「おたねの水」この水で目を洗うと眼病が治るといわれた・・・

穂高の水を探しに。

烏川渓谷緑地には、水辺と森林エリアがある。北アルプスの常念岳・蝶ヶ岳を源とする烏川渓流や生育する動植物の自然環境がそこにある。オートキャンプ場として賑わっている。この辺りは堀金烏川(ホリガネカラスガワ)といい常念岳や蝶ヶ岳の字と同じ。須砂渡渓谷の瀬音が響く里山。森林スペース入口に鳥獣供養碑があり、森へ入ります。

(白と黒の羽が印象的な)ハクセキレイが2羽、車の脇を先に飛び導きます。鳥がこちらを見ながら先導すると言うけれど、本当にあるんだな。あるところで、鳥は両側に飛んでいきました。縄張りを通り抜けたのか、神域に入ったのかな。二手に分かれ道があり、右手は叢。左手奥に人口柵がみえる。奥深い自然で違和感を覚えた。もしかして捕獲柵?

実は、2020年4月~9月、親子のツキノワグマの出没が確認されている。9月11日、コグマが捕獲されたが、奥山に放獣した。9月20日、市街地で女性が被害に遭った。21日、須砂渡駐車場から下流でクマを発見。「生息空間」なので、ヒトがこの地に入る時、野生生物に対する配慮・対策をしていただくよう注意を呼び掛けている。

左手に木の標示「おたねの水」がある。クマザサが植生していて。その他の植物が豊富。綺麗な紫色のツリフネソウ。左脇を小野沢が流れていて、沢辺に丸太の橋がかかっている。けもの道で朽ちているではないか。橋が落ちそう。向かう道は下草が30㎝以上生えていて足元が見えない。変な虫にかまれたらどうしよう。一考した。クマがいるかもしれない・・・自然の森に、ヒトがおじゃましているということを忘れてはならない。

お水を汲みました。柔らかな水で少し甘さがある。「穂高の水」

道でジムグリと逢いました! 時々、節目で鳥獣に出逢うが鮮やかな色・・・ 森を護ってくれている。

 

このあと、2羽のハクレキレイが先導してくれた。

クマザサか。豊富な植生。

小野沢 静かに清水が流れる。

ツリフネソウ、綺麗な花。


デイサービス演奏「秋」2020.9.28


デイサービス演奏「秋」2020.9.28

3か月に一度伺っている施設。先日、行ってきました。デイサービスさんが、私たちの伺う曜日に合わせて 他の曜日の方にも声をかけていただき 人数が増えていました。何十回目かのアコーディオンですが、毎回選曲を変更しています。今回は、敬老の日が終わりましたが、その余韻と秋の曲など
約1時間 曲についてのエピソードを聞いていただき 歌を歌い深めました。

「楽しかったよ」その言葉が一番響きました。こちらのデイサービスさんは、コロナ対策を徹底的に行い、周囲にも一度も感染者を出した事がありません。
そのポリシーには頭が下がる思いです。また、私たちアコーディオンデュオは、感染防止の徹底した対策に取り組んでいます。定期的な会が開催できています。
次回は、12月です。

 

彼岸明けですが、畦道には「曼殊沙華」が多く咲いていました。