20181222明治学院大学のクリスマス
ヴォーリズ建築は 日本に2000点ほど遺されている。そのほとんどが 滋賀県近江八幡市を中心とした圏内だ。
関東にある ヴォーリズ建築で 目を見張るものが 明治学院大学のチャペル
クリスマス礼拝が行われる。
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
クリスマス演奏181217
11月になると クリスマス演奏の依頼などで 11月中旬には 曲の選定に入り リハーサル。
まだ ベストシーズンではないので少し違和感があるが それはそれで愉しんでいます。
やはり、クリスマス演奏で実感しますね。クリスマスイルミやツリー・リースなどの飾り付けが盛大に行われて
目を愉しませるものがあり テンションもあがります。
この日は、私がアコーディオンをはじめてから、はじめて演奏依頼をいただき伺った施設です。
2005年のクリスマス会がそうでした。それから13年間、毎年この時期にこの施設にうかがっています。
一人の人間が13歳になろうとしている今日この頃、所長、奥さんはじめ変わらない姿にほっとします。
うかがう度に人数が増えていて、お元気なのが何よりです。
マコルネのおきがるタイム@FMhashimoto 第2・第4木曜日 13時からの2時間番組
パーソナリティー マコルネがシャンソン・タンゴ・昭和歌謡などの音楽をお届けします。
インターネット放送(サイマルラジオ)に対応。PCの方はこちら http://816.fm/816hp.asx
スマホの方は、アプリ設定等こちら http://816.fm/?page_id=71
【曲予定】雪月花 サントワマミー Broken Vow ララ・ファビアン 淡き光に ヴィオレッタに捧げし歌 外は雪 coba 雪の華 中島美嘉
お正月 一月一日 北の宿から 都はるみ 北酒場 細川たかし 東京ラプソディ 藤山一郎
【コラム】2018年最後の放送です。本年も御世話になりありがとうございます。皆様も素敵な一年をどうぞ お迎えください。
「クリスマス会」演奏うかがいました。特別養護老人ホーム「石津園」さま、100名へクリスマスと唱歌と新年の音楽を届けに。
施設長、担当者、スタッフの方へ。ありがとうございました。
13年 うかがっているデイサービス施設。みなさん お元気で何よりです。
「鈴懸の径」作詞:佐伯孝夫 作曲:灰田有紀彦 歌 灰田勝彦
この曲を歌った灰田勝彦は、ハワイで生まれ 日本に帰化しました。
ハワイアン・バンド「モアナ・グリークラブ」に入り、ボーカル・ウクレレ奏者として活躍し、一世を風靡しました。
「新雪」「東京の屋根の下」などのヒット曲があります。
戦中 昭和17年(1942)4月に初空襲があり雲行きが怪しくなった9月に発売。ハワイアンで 日本をこよなく愛する俳優としても活躍しました。
友と語らん 鈴懸の径
通いなれたる
学校(まなびや)の街
やさしの小鈴
葉かげに鳴れば
夢はかえるよ
鈴懸の径
https://youtu.be/xpjfTwDXbds
鈴懸の径 灰田勝彦 (1942)
リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。
ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx 設定 http://816.fm/?page_id=71
【曲予定】ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇「こうもり」序曲
ヴェルディ/乾杯の歌 サンクトゥス
バッハ/クリスマス・オラトリオより第5部「新年後の主日用」より
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」より第4楽章
【コラム】2018年最後の放送となりました。リラ・クラシック 今年も大変お世話になりました。貴方にとって2018年いかがでしたか?
先日、オペレッタ「こうもり」全三幕を観劇してきました。以前、市民オペラの合唱隊に所属し 第2幕の舞踏会の場面から
出演しました。喜歌劇「こうもり」愉しみました。年の瀬に、明るい話題がいいですね。
お正月、お仕事される方へ感謝し、ゆっくりできる時は休め区切りをつけるのが、一年の計の「元旦」です。
お正月は工場をとめているところがあり、睦月の空は見通しがよいでしょう。
あたたかくしてお過ごしください。
カウントダウンをコンサートホールで迎えるのも恒例となりました・・・
Verdi: Requiem / Muti l’Orchestra della Scala di Milano (1995 Movie Live)サンクトゥス(聖なるかな) ヴェルディのオーケストラの響き
シュトラウスⅡ世 歌劇「こうもり」序曲 小澤征爾 ウィーン・フィル
「サントリー1万人の第九」
オペレッタ「こうもり」~市民オペラ~
ヨハンシュトラウス2世作曲の喜歌劇「こうもり」日本語上演全三幕
12月9日(日)第1公演 11時30分~ 第2公演 15時30分~
ふたかみ文化センター市民ホール
指揮 柴田祥 台本・演出 齊藤敏明 編曲・エレクトーン 小林ゆみ ピアノ 岡野弥生(第1) 名倉美佐子(第2)
第2公演 アイゼンシュタイン 三輪勝司 ロザリンデ 南出真美 アルフレッド 西山伸一 アデーレ 濱口佳恵
ファルケ 山下泰裕 フランク 雁金拓海 ブリント 森田駿一 オルロフスキー 梅花薫 イーダ 山本寛代 フロッシュ 加茂幸子
舞踏会の客(歌) 渡邉江里佳 舞踏会の客(フラメンコ)富永裕美
合唱 ふたかみ市民オペラ 他
師走の第1・第2日曜というと「市民オペラ」24年目となりすっかり定着している感がある。
開演前の会場、オケピにピアノとエレクトーンと指揮台とプロジェクター
このエレクトーンから管弦楽の音はもちろん、打楽器・効果音まであらゆる音を演出、素晴らしい。
全3幕 第1幕 50分(休憩15分)第2幕・第3幕 75分
オペラの筋書きというと ほとんどが悲劇である。誰かが一人は死ぬ(笑)
が、これはオペレッタ(喜歌劇)。歌劇の導入として最適のシナリオだと思う。
市民オペラは、もちろん筋書きを踏襲するが、構成やアドリブなど練られており、
市民オペラならではの楽しさがある。歩き方、セリフの吐きかたひとつとってみても、
時事ネタの盛り込みあり、またキャラクターネタがあり笑えるのだ。
私は、第5回の時、第二幕 舞踏会の場面、合唱隊で出演し乾杯の歌を合唱した。
あの時の事が蘇ってきた。練習は 体づくりから 準備体操。姿勢がよくなければ。
夏には合宿 集中練習会をして親睦を深める。
今回 友人数名がキャスティングされているので十何年ぶりに観劇した。
2時間半はあっと言う間。フラメンコの舞踊などが挿入され
喜歌劇「こうもり」を充分堪能した。
「第5回」プログラムと楽譜
ショパン/夜想曲第17番 ロ長調 作品62-1
この前の作品が 幻想ポロネーズ作品61 舟歌作品60 マズルカ作品59 ソナタ3番作品58 の大規模な作品群。ファンタジーが凝縮している。
1846年作曲、この後は、チェロソナタ作品65がある。
この曲、ほとんど演奏会に取り上げられる事がないのだが、ショパンの夜想曲集アルバムのスコアを購入してから
いろいろみていくうちに 興味を持った。内声が聴こえてくる。私は、時々この曲を弾いている。
ショパンは当時、幻想ポロネーズを作曲していたが、ポロネーズのリズムから解放されたファンタジーの世界こそノクターン。
小節線はあるが、それにとらわれない楽想 ファンタジー。
後半の連続するトリルは、coloratura、弦楽の発想があると思う。ポリフォニーを描こうとしていたのではないか。
それは、いろんな音が聴こえてくる音楽。霧のような虹のように。チェロソナタ作品65をひかえていた事もある・・・
冒頭は アルペジオの一弾きからはじまる。主題は、別の声部がなぞるようになっている。一つはメゾ、もう一つはバスの動きをサポートするテナーの動き。
作品62-2のは中間部が森の茂みに籠るような世界だが、こちらはそこまでの深みはないが漂う世界。練習曲作品10-3「別れの曲」の前半、右手の練習が参考になる「多声音楽」
詩的な漂う低音部に 右手がためらうようなソプラノ 夜を想う
中間部 変イ長調 漂う世界。左手が重要な役割を担っている。左手だけで表現を練習する事。
再現部 ロ長調 右手 トリルの連続 むしろ左手が積極的に和声を奏で リズムをキープするところに
完璧な右手が添える。
コーダは 舟歌風 左手のベースに 右手がソプラノを歌う。それは時には往生し彷徨う。
全体的に弱音志向だが 幅をきかせてたっぷりと歌うこと。高さ低さでなく、「奥へその先へ」のイメージ。
最後は 消え入るように終わる。その余韻を忘れない。
ロ長調のロの音が持続音の如く響いているのだが 右手の自由な音型による彷徨いの世界。
それは 哀しみの中に明るみが 柔らかさの中に張りつめたものが 言葉で表現できない。
ショパンは作曲家であって良かったと思います。
ヴァレンティーナ・リシッツァ ロシアのピアニスト。パワーピアニストと称されるが、繊細でかつダイナミックな表現で定評がある。
F. Chopin Nocturne in B major, Op. 62, No. 1 Valentina Lisitsa
これは ポーランドワルシャワ近郊にある ショパンの生家 ジェラ・ゾラ・ヴォラ Gela Zola Wola
ショパン/夜想曲(ノクターン)第14番嬰へ短調作品48-2
ショパン(1810~49)1841年の作曲、バラード第3番作品47の次で、円熟期に入っている。
気品溢れるショパンらしい作品。序奏があり、どんな小品でも 必ず起承転結がある。
前作の作品48-1(夜想曲第13番ハ短調)は劇的そのものだったが それと対照をなすような 静かながらも
ショパンの情熱の籠った作品。この頃、ショパンは実は健康を害していた。演奏活動を納得してできるだけの余裕はなかったのだ。
作品を献呈したり 弟子のレッスンにあけくれていたのだった。弟子には、高名たる貴族の女性などもいたのだが ショパンはひとりひとりに対しての
運指の提案を書き込んでいる。
この曲の聴かせどころは ピアノでの「歌ごころ」。7小節目の第3拍の音は 長く伸ばされる音。また、左手の二分音符の余韻。
その部分にペダル記号は付されてない。バランスが重要だ。
アンダンティーノ 4分の4拍子 嬰へ短調 中間部 変ニ長調 再現部 嬰へ短調 コーダ 嬰へ長調
中間部 低音部のベースと 5連符が絡み合う。
再現部 嬰へ短調で悲壮感が募り昂揚し、ためらうような溜息が残る。
コーダ 水を張ったような透明感あふれる世界。それが 左手のバスの下がりにより 強めていく。
感情は飛び散ったが、その後は長調で舟歌風。雰囲気を醸し出すようなトリル。最後は、右手のスケールが、左手のバスと共鳴する。
夢から覚めたような余韻が残った。なぜなら、始まりはララバイのように漂流するため息だが、終わりは温かさがにじみ出ている。
エフゲニー・キーシンは リサイタルプログラムで序盤でこの曲を演奏しているよう。ほのかな情熱と、底に秘めた情熱がこもっている。
ショパン/夜想曲第14番嬰へ短調作品48-2 エフゲニー・キーシン
21の夜想曲全集 イリーナ・メジューエワ がリリース。
太融寺と「大銀杏」樹齢300年 木霊(こだま)が宿り大切に祀られてきた。枝が力強く高さのある一本の木に圧倒される。手を合わせる人の姿。
太融寺の歴史 弘仁12年(821年)に弘法大師が嵯峨天皇の勅願により創建。本尊は、千手観世音菩薩。嵯峨天皇の念持仏を下賜され、皇子河原左大臣源融公がこの地に八町四面の「七堂伽藍」を建立された。その境内は広く太融寺町、堂山町、神山町等におよぶ。元和元年(1615年)大阪城落城のとき兵火で全焼した。
元禄年間に本堂、南大門など25棟が復興。昭和20年(1945年)6月、空襲で全焼するが、千手観世音菩薩は難をまぬがれた。
戦後、本堂、大師堂、一願堂、護摩堂、宝塔、客殿、本坊、庫裡、鐘楼等が再建、今日に至る。淀君の墓所がある事でも知られている。
道路にはりだしている大銀杏は「龍王大神」(雄神)太融寺の境外社で、境内社「白龍大神」(雌神)と対照とされる。
空襲時、太融寺や隣にある野崎町の東梅田教会が全焼したが、火がこの木の前でとまったという。
戦後、再開発の一環で道路拡張のためこの木を切ることになったが災難がふりかかった。街を守った大木を切る事は、その報いを受けることになる。
見えないけど 大切なことがある・・・
根元には緑の稚木が生えていた。思わず手を合わせた。