Year: 2018年

2018.8.18「えきにし夏まつり」18:00 出演


2018.8.18「えきにし夏まつり」18:00 出演します。

兜台1丁目自治会「えきにし夏まつり」

8月18日(土)18:00~
場所 木津川市兜台1-2高の原駅西団地9棟集会所広場

出演 18:30から にしくん & なってぃ (アコーディオン & リコーダー)昭和歌謡など
納涼の気分で演出いたします。

 

 


2018.9.1「Pease Live 2018」堺ぞうれっしゃ合唱団 出演


2018.9.1「Pease Live 2018」堺ぞうれっしゃ合唱団 出演

13:30~(16:15終了予定)

堺平和のための戦争展 After企画 つなごう思い つくろう平和 命輝け!

サンスクエアホール(JR阪和線堺市駅徒歩5分)参加協力券 500円

堺ぞうれっしゃ合唱団として出演します。指揮 小池哲夫 ピアノ 中島優美 フルート 花室千佐 アコーディオン 西辻善則

本番にのぞみます。

出演 福泉中学校軽音楽部 堺ぞうれっしゃ合唱団 炎の街から合唱団 うたごえサークルたんぽぽ コクザン Laef(フルート)
杉村香起 葛原緑 新海健治 朗読劇 赤阪健昇バンド ともに歌う合唱団

後援 堺市・朝日新聞社 問:田中 090-9168-0989

会場 アクセス 大阪府堺市堺区田出井町2−1

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「堺泉北うたの広場2018」2018.7.22の事


「堺泉北うたの広場2018」2018.7.22の事

全国大会のあるうたごえフェスティバルのひとつ。無事終了しました。

事務局と実行委員(各団体の代表格)他、演奏団体からなります。この日のために 団体は練習を重ね発表します。上位大会へのノミネートを狙います。
実行委員は 月1回の実行委員会で協議され 事務局は実行委員会を統括し 運営を担います。
【審査方式】ノミネートされた団体は、合唱発表会へ出場権を得ます。
A 9月9日(日)LICはびきの B 9月23日(日)守口エナジーホール
全国大会は「日本のうたごえ祭典」2019年1月18日~20日 川崎市とどろきアリーナ他・・・

 

これはリハーサル時のものです。(※審査会の時のではありません)

さて、こちらがプログラム

出演は「堺そうれっしゃ合唱団」2018。5月編成されました。混声合唱で20名ほどで練習していましたが
潜在的にはこの曲を歌いたいという方もおられるはず。練習会を重ねるごとに人数が増えていきました。
合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」指揮者、ピアノ、フルート、アコーディオン、セリフ・・・
さらに 子どもたちの合唱も加わります。東山動物園のぞうを通して平和を考えるきっかけにしていただきたいのです。

この日は、30名の合唱団になっていました。もっと増えると思います。
合唱のハーモニーとなっていました。さて、結果は 13団体中 交流の部へのノミネートに選抜されました。

もうひとつ「ミ・コンパニエーロ」での出場。アコーディオンユニット3名です。こちらは シャンソンを2曲。
そして「歌う会」での伴奏。童謡・唱歌・うたごえの曲を楽しみました。

 


2018.7.26(木)13:00「おきがるタイム」vol.128


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)
シャンソン・アコーディオン・昭和歌謡(J-POP)パーソナリティ マコルネ

ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx

設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】水に映える都 coba モン・パリ 芦野宏 ル・シアン 深緑夏代 真珠とり マドレセルバ スシレイパ 蘇州夜曲 風のくちづけ チェン・ミン 花火 奥飛騨慕情 竜鉄也 水色のワルツ 二葉あき子 銀座九丁目の水の上 カイマナ・ヒラ エセル中田 神戸一郎 みずいろの手紙 あべ静江

【コラム】暑中御見舞申し上げます。暑さは、小暑7月7日、土用の丑の日7月20日、大暑7月23日、土用の丑の日8月1日、立秋8月7日、処暑8月23日・・・と続きます。体をいたわり 夏をのりきりましょう。

加賀「ゆのくにの森」ミストに虹が。風鈴が涼しさを演出

霊峰「白山」(2702m) 弥陀ヶ原から室堂(2450m)気温20℃ 雪渓が涼しい。納涼。


霊峰「白山」


霊峰「白山」

石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがり 御前峰(ごぜんがみね・2702m)を中心に、大汝峰(おおなんじみね・2684m)、剣ヶ峰(けんがみね・2677m)、別山(べつざん・2399m)を主峰とする。奈良時代、養老元年(717)修験道の僧、泰澄が開山した。加賀禅定道、越前禅定道、美濃禅定道の三禅定道が開かれた。

ルートは、砂防新道、観光新道、平瀬道、中宮道などがある。【砂防新道ルート】(別当出合⇔室堂 標高差 1190m)(室堂⇔御前峰 標高差 252m)

市ノ瀬(830m)→【※マイカー規制のためシャトルバス】→別当出合(1260m)→【※下りは専用道有】→60分→ 中飯場(1500m)→40分→ 別当覗(1750m)
→50分→ 甚之助避難小屋(1965m)→20分→ 南竜道分岐(2100m)→60分→ 黒ボコ岩(2320m)→15分→ 弥陀ヶ原(2350m)
【エコーライン分岐】→45分→ 白山室堂(2450m)→40分→ 高天原(たかまのはら)→ 御前峰(2702m)

八ヶ岳、白馬、上高地はお気に入り。毎年行っているが、違うところへ行きたい。立山は20年前に一度行ったきり。
南八ヶ岳や南アルプスは昨今の高温化により虫が大量発生しているよう。視界を遮るほどの虫なので・・・
ひんやりする北アルプスを検討。日本海側だと涼しく、植生も違うのではないか。確かにササの種類が違う。
先日の西日本豪雨で、登山道の植物などが流され荒れてしまった。管理の方が、泥を掘削し笹や植物を刈り取ってくれたのだ。
そのため、登山道に虫がほとんどいなかった。観光登山ができるよう配慮されていることに驚いた。

この日は、晴れて危険な暑さになる予報。京都や名古屋で38℃。全国的にも、35℃以上の体温超えの危険な暑さ。体力が持つか。
休日は、マイカー規制。「一ノ瀬」に朝4時着く。「一ノ瀬」から「別当出合」までシャトルバス。5:00の始発バスを待つ100名以上が列をつくっていた。
バスは2台まで同時出発したが、入りきれなく、次の便を待つ。シャトルバスは 20分に一本。
対向がしずらい急カーブ道を延々と登る。この区間、一般車で通行できる時期があるが 道幅がせまいので 気をつけて。
20分ほどで「別当出合」に到着。準備体操をして道中の無事安全を願い、鳥居をくぐる。

「黒ボコ岩」の手前の急登がきついが、それを超えた「弥陀ヶ原」が絶景。お花畑だった。
もちろん「室堂平」は最高の景観。気温は20℃。天気は快晴。

帰り、福井県のパーティーの人に大変御世話になった。御礼を申し上げたい。お話ができるのも よい思い出となった。
風呂は、パーティーの方 おすすめ 勝山温泉センター 水芭蕉に行ってみた。http://www.mizubasyo.jp/index.php

 

一ノ瀬(860m)、マイカー規制の日はシャトルバスが別当出合まで往復する。5:00の始発は、100人以上が列をつくった。
次発の5:20に乗った。

一ノ瀬には 温泉もある。ありがたや。駐車整理員がいて たすかる。

別当出合(1260m)ここが登山の出発点、涼しい。朝6時前だから。今日は、暑くなるとか。

717年 奈良時代の修験道の僧、泰澄が開山、1300年を迎えた。

照りつけがすごいので、日焼け止めクリームは必須。ザックの調整、水の補給 ストレッチなど準備万端にして。

出発点の鳥居前で手を合わせ祈る。スタート。

長大な吊り橋がある。結構ゆれる。

滝が多い。中飯場(なかはんば)まで順調。水場、トイレがある。水補給はしない。次で休憩をとろう。

今のところ急登はないが 思ったより長く感じる。

甚之助避難小屋(1970m)水分補給。水飲み場、トイレがある。暑くなってきた。
避難小屋とあり、あまり広くはないが中で休憩ができそう。プチバーベキューみたくミニコンロを沸かすのをみた。

景色がよい。ふと気がつくと。登りの右側の景色は 一向に変わらないのである。白山は 懐が深い。
次は 南竜分岐点 もしくは 黒ボコ岩 高度をあげてゆく。

急に涼しさが。登山道にも雪渓が少しかぶっている。間もなく解けるだろう。踏み抜きに気をつけて。

しばらくすると 巻き道になった。そして、急登が待っていた。これは上からみた感じ。

まだまだ。どんどん高度を上げていかないと。

水はよいのだが 日影が欲しいね。

この急登、きびしい日差し。休憩をとりたいが 道が細く 休む場所がない。
ふと思ったところ 水飲み場があらわれる。

「延命水」ちょろちょろ出ている。この水は ありがたい。

黒ボコ岩(分岐点)まで あと少し。岩の上に人がいる。

黒ボコ岩(2320m)到達 かなりの人が休憩をしている。長そで必須だが 風通しのよいものを。
登りきった感があり 次に行きたい。景色がよいので 時間を忘れる。さっきまでの苦しさはない。

さて、最後の登り。少しいくと 絶景が「弥陀ヶ原」。阿弥陀如来が住む浄土とされる。御花畑。
木道が敷いてある。照り返しが強かったが 救われた気がした。自然は脅威であるが神々しい。
これは「行」である。自然の脅威はしみじみと感じている。自然の恩恵に感謝し「行」をし、将来に自然を遺していく「業」を継承しなければ。
人類は、滅ぼされてしまう。科学、医学、化学などは発展をしたが 法則の中にとどまるべき。

左手、水屋尻雪渓が伸びている。エコーライン分岐を経て最後、五葉坂を登る。

室堂(2450m)に着いた。標準タイムでは 4時間40分(休憩なし)となっている。写真を撮ったり 水飲み場、トイレや急登は休憩をとるので
6時間弱かかった。室堂ビジターセンター 大規模な施設。

ここで昼食。中に入ると さらに涼しかった(?)

昼食は、ラーメンやカレー他 一般の食堂なみの味だ。

ビジターセンター 今度は小屋に泊まるからね。この向かいに 白山奥社と頂上が拝めた。

暑くはないのかな、ベンチで休んでいる。長閑なこと。ここまで来れば快適だが、昼前 猛烈な暑さだったから、ペースがあがらなかった。
前回は、南八ヶ岳の硫黄岳と北八ヶ岳の茶臼山、雨池をトレッキングしている。

白山奥宮と白山頂上。心が洗われる感じ。

祈祷殿と授与所。西日本豪雨への祈り「無病息災」を祈願した。

頂上の様子。白い山 白峰 それが「白山」

室堂から帰る時の「白山」。今日は、晴れてくれてよかった。

室堂側から弥陀ヶ原をのぞむ。

弥陀ヶ原 エコーラインより

ベストショット。白山は万年雪がある。この時期はまだ雪渓が大きいそう。納涼 少しでも涼しくなれば。
また、違う時期に来たいね。


加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」


ゆのくにの森 https://yunokuni.jp/mori/

加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森 〒923-0393 石川県小松市粟津温泉
30年を迎える、テーマパーク 11の館に50種類以上の伝統工芸体験。43万平方メートル。

茅葺の古民家を移築し、自然の庭園を取り入れた。入園するだけでも値打がある。
アプリをダウンロードし クーポンを手に入れることもできる。

大人でも 楽しめる。加賀に関するお土産も扱っている。

1 輪島塗(沈金) 2 友禅(型染)(香り袋) 3 九谷焼(絵付け)(ろくろ回し) 4 お菓子(どら焼き飴詰)(手作りクッキー) 5 山中漆器(蒔絵) 6 オルゴール(飾り付け) 7 金箔(金シールはり)(金箔はり) 8 ガラス工芸(サンドプラスティング)(クリスタルアクセサリー)(ジェルキャンドル) 9 越前(越前焼手ひねり) 10 和紙(紙すき) 11 和紙(そば打ち)

子の他、ギャラリー「祥」(美術館) 世界の色絵陶磁器ギャラリー 友禅流し 茶の湯の館 山野草庭園
うどん処 そば処 食事処 食彩市(売店)総合売店・・・

この日は、気温36度 体温超えの猛暑にも関わらず ここは涼しい。


九谷焼の風鈴 涼しい


ミストや 色傘が涼しさを演出する

友禅流し 小川が流れ

金箔ソフトが有名

オルゴール館

金箔の館

ガラス工芸の館


山中温泉「山中や菊は手折らじ湯の匂い」


山中温泉「山中や菊は手折らじ湯の匂い」

加賀温泉郷は 加賀市 片山津温泉、山代温泉、山中温泉 小松市 粟津温泉 を 加賀四湯とされている。
山中温泉は、松尾芭蕉が、有馬・草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と愛で「山中や菊は手折らじ湯の匂い」名句を遺している。

「山中節」は、日本三大民謡のひとつ。100年ほど前、初代米八がお座敷唄として世に広め「正調山中節」を、確立した。
山中座の名誉座長は森光子。山中温泉「菊の湯」山中座ロビーにて、山中芸妓初代・米八の写真・楽器などの展示をしている。

また、名勝「鶴仙渓」は大聖寺川の渓谷。こおろぎ橋から黒谷橋までの上流で、あやとり橋などの名所を散策できる。
「ゆげ街道」は、長谷部神社から山中温泉「菊の湯」までのまちなみ。片岡鶴太郎工藝館や、「あーばーちゃんのオルゴール館」、山中塗、九谷焼などの
お店が軒をつらねる。

今回は、日程に時間がなかったので 鶴仙渓 と 芭蕉の館 菊の湯、ゆげ街道の散策だが 堪能した。
文化は人がつなぐ。温泉や景勝に感動し、漆器、焼物 謡 などの拠点となった事を改めて感じる。

https://www.yamanaka-spa.or.jp/event/739

初代米八 レコード 三味線


「前奏曲とフーガ」第2巻14番嬰へ短調 BWV883


平均律クラヴィア曲集(前奏曲とフーガ)第2巻14番嬰へ短調 BWV883

平均律で調律されたクラヴィアで演奏する事を構想し作曲された。
すべての調性(24の調性)による 前奏曲とフーガ 第1巻、第2巻を出版 48曲からなる。
ショパンは「学習者のための最適なテクスト」と推奨している。

バッハの音楽は ポリフォニーが多くをしめ 音域の出る楽器であれば
ユニバーサルな楽器でアンサンブルなどが可能です。そんな時、調性はデリケートなものになります。
管楽器は、特有の調の楽器がのこっていった。当然 移調をすることがあるのだが。
移調は大変 便利なものだ、何と演奏しやすいことか。たとえば 変ホ短調(フラット6つ)をニ短調(フラット1つ)に変更するなど。
音の高さが全体的に半音下がったのだから感じ方も違ったものになる。

鍵盤楽器以外の、声楽・弦楽などでは、平均律でなく純正調です。ポイントは 第3音「短音階」や第7音「導音」に関してです。
第3音は、平均律で弾かれた音の高さより「低い」。また 第7音「導音」終止に向かう場合 平均律で弾かれた音の高さより「高い」。
平均律の楽器と純正調の楽器と合わせたとき、違和感のない程度のずれ(揺れ)は許容範囲となっている。
(変ホ短調と嬰ニ短調は平均律では同じだが、純正調では微妙に違うのだけれども)

さて、平均律クラヴィア曲集について 全体をざっとみてみると。
バッハの時代 第1巻を書いた1720年代は、短調はあまり意識されていませんでした。宮廷音楽 王のための音楽。優雅な音楽。舞踊音楽。
ルターが宗教改革をし ドイツ語による宗教曲が必要とされた時代背景がある。バッハはカンタータを多く作曲した。
バッハが短調を使うことにより、宗教感や人生の機微を盛った内容は優雅だけでなく新たな感受性で受け入れられたのでは。

カンタータにより合唱の偉大さが重視される。楽器はというと、ヴァイオリンはバロックで大きな音は出ない。
チェンバロは通奏低音で大きな音がでないし、伴奏楽器としての役割でしかなかった。そこで バッハは教義的な無伴奏曲をつくり 楽器の価値を高めた。

1720年に息子の教育用として「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に初期稿が「プレアンブルム」として
第1巻 (BWV846〜869) は1722年 と第2巻 (BWV870〜893) は1742年 書かれている。

第1巻は バラエティに富んでいる。フーガ は 2声から5声まである。
拍子は 4分の2 2分の3 16分の12など 多彩である。

第2巻は 第1巻よりは 練習曲にとどまらず 音楽的に盛られ、高度な技術に裏打ちされている。
フーガは 3声か4声 拍子は 1巻と比べると 前奏曲に3拍子系が多くある。
パストラール(田園)風、またはジーグといえるかも。8分の9や 4分の3など。

さて、この第14番嬰へ短調 佳曲で 私はことある毎に弾いています。
前奏曲は「月光」のよう。和声的な旋律と3連符が推進している。カノンのように聴こえる。
フーガも「月光」のような 落ち着いた音の動き、憂える内容。傑作だと思います。

これは ペダルチェンバロ。オルガンを模倣してつくられたのでは。

途中終止が効果的。トリオソナタ(3つの楽器の)協奏曲にも思える。

バロック的な 上昇和声がひきたっている。

フーガは 主題1「落ち着いた動機」3声がバランスよく 絡んでいます。

主題2「付点のリズム」カノンのように絡み合う。

第3主題「息の長い旋律」は、ゆったりめなこの曲の後半を推進するはたらきを持っている。


洒涙雨【七夕】


洒涙雨(さいるいう)
七夕に降る雨のことを指す。

七夕は、旧暦でないと意味がないでしょう。七日月に意味がある。
斜めに傾いた七日月が沈むと、天の川が見えるようになるから。(機織りをするのが7月7日の夕方)

万葉集にたくさん読まれる。そのひとつ、
「天の川、霧立ち渡り、彦星の、梶の音聞こゆ、夜のふけ行けば」(作者不詳)

彦星(男性)が 織姫(女性)に舟で渡って逢いにいった。
そして、天の川がみられない時は、鵲【北十字星(白鳥座)】が橋をかける。

中国での伝説によるものだと言われている。この頃の空は、琴座の主星 ヴェガ「織女」、鷲座の主星 アルタイル「牽牛」、
天の川を挟み、橋をかけているような白鳥座のデネヴ「天鵞星」が見られる。

カササギとは、ヤマトタケル(日本武尊)が、崩御し鵲(かささぎ)となり大和に戻った。
現在、宮中行事では、鵲を徴とした装束があり 伝統として珍重されてきたのである。

新暦は 一年 365.242日にしたがって 運用されている。
日本では、明治5年の終わりに採用され 明治6年から運用された。

旧暦(明治5年)1873年12月3日= 新暦(明治6年)1873年1月1日とした。
旧暦で七夕は、2018年8月17日となる。

8月17日は、【立秋の後】で暦上では「秋に入っている」ので、
雨の確率は低いとみることができる。そんな中で降られる雨なので
「憂える雨」ということになる・・・


正暦寺とピアノ


正暦寺とピアノ

先日、TVで イーヴォ・ポゴレリッチのピアノ演奏の番組があった。
http://www4.nhk.or.jp/c-club/x/2018-03-26/10/13297/1894421/

どこかでみた庭園。そして、蓮華座、仏像・・・孔雀明王ではないか。
間違いなく 正暦寺福寿院客殿だ。奈良市の静かなところに佇む古刹。

福寿院客殿内の仏像は 撮影禁止なので ポストカードを持っている。
孔雀明王は、国内に数例のみ存在し、仏画が高野山にあるが 仏像としては こちらが唯一存在する。
孔雀は 毒を食べてくれる貴重な動物。神の使いとされる。

ポゴレリッチのピアノと孔雀明王 夜のお寺と庭園。何か通ずるものがある。

それは「静寂」。ポゴレリッチも何かを悟った演奏だったように思う。

ポゴレリッチは ショパンコンクール1980の 予選で落選した。これに対し、審査員のマルタ・アルゲリッチ氏が 審査を放棄し
物議を醸した。作曲家の指示に対し忠実に演奏するのが筋ではあるが一方、解釈を加えて演奏する事の意義を問うたのは
大きな出来事であった。楽譜の版に記述されていない解釈を加えるのは、いつの時代でも云われたことであった。
ただ、普段聴きなれている演奏とあまりに違いすぎると 受け入れられるのか。
また、個性を表出する事は良くないのか。

シューマンの交響曲第4番の楽譜に対し ブラームスが校訂し クララに断りなく出版した事。
(クララとブラームスが喧嘩となったが 後にブラームスが謝り 不仲は修復された。)
マーラーが 交響曲第3番のオーケストレーションを変更し 指揮した事・・・
ベートーヴェンの第九でも 80分の演奏もあれば 65分をきる演奏もある。

クラシック音楽では、作曲家が著作権の絶対的権限を有しており、一音たりとも変更する事が許されない。
厳格に対応しているところがほとんど。しかしながら 作曲家自身に誤記または解釈不能の記述が散見することや
作曲法や管弦楽法が未熟であると感じられた場合は、演奏効果を高めるために 指揮者・演奏者が解釈を加えることも一理あると思う。

全く その曲のエッセンスを失うほどの決定的な変更なのかどうかが微妙な問題となっている。