Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

北八ヶ岳 麦草峠「雨池」


今日は 午前中 雨が降っていて 午後から快晴。南八ヶ岳を周遊し 麦草峠(標高2000m)にきた。

太陽が近いのか 日差しが厳しい。気温が25度だが。木陰に入りたい。
それもそう。樹林帯の中に入れば涼しい。北八ヶ岳は 穏やかな山容と樹林帯に覆われている。

このところの猛暑で ついに雨乞いをする神事が行われたと聞いた。それもそのはず。
水不足での農作物の収穫に影響が出ている。雨よ降ってほしい。切なる願いである。

午後2時からのスタートとなったので 午後6時までに帰ってくる予定。
片道約2時間の行程、縞枯山は 北横岳登頂時に立ち寄ったので。またの機会に。登山届は出すこと。

さて、最初に「茶水の池」をみる。ここから分岐。直接、「雨池」にいくルートだ。
樹林帯は日陰で涼しい。苔や木材の分布する。沢があり そこを越えて行く。
若干 暗めなのが気になる。森林限界だと 樹林が生えない地で風をまともに受けたり雨に濡れる。その分、明るい。
樹林帯の場合は、万が一 ビバークする事になれば目印まで行き 動かずじっとしていること。
基本を忘れては人様に迷惑がかかることになる。

一見何の変哲もない樹林帯は ある意味怖さを感じる。
ここは携帯が通じない。検索もできない。GPSのみを頼りにするしかない。最終的には 冷静さ。

 

道中、樹林帯をすすむ。

木道(これは 木の道を歩きなさい)は重要な意味を持つ。踏み跡と同じ意味である。覚えておくこと。
沢渡り。この木板が何かの事情で移動されたりなかったりすると大変になる。もちろん 緑のロープは張ってあるけど。
暗くなると見えにくい。

晴れていて陽射しが強い時は こんな感じだが 霧雨が降る時などは 幻想的な森林になる。


2018.6.2 デイサービス演奏


2018.6.2 デイサービス演奏

イベントに出演。

定期的にうかがっています。年代は 75歳以上ですが 90歳の方も数名おられます。
私たちが行く頃は お昼寝タイム。そして、起きて 音楽を流しながら 体操をして
アコーディオンの会に備えます。本日は 30名ほどの方と1時間ほど 懐かしい歌謡曲を楽しみました。
間には、施設に珍しいエレクトーンがあり(機種は ELシリーズ データはフロッピーディスク)
こちらの方も 音が出るようなので 弾いてみました。実に、10年ぶりだそうです。施設の方も驚いていました。
ピアノやアコーディオンとは まったく別の楽器ですから・・・


「リラ・クラシック」2018.6.30(土)7:00 vol.37


リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

これは 八ヶ岳リードオルガン美術館 100年前 フランスの名器。

【曲予定】モンティ 「チャルダッシュ」 テレマン 「ターフェルムジーク」より
ボッテジーニ 「エレジー」 イザイ 「無伴奏ヴァイオリンソナタ」第2番イ短調より

モンティ(1868-1920) イタリアの作曲家 チャルダッシュは もともとマンドリンのために書かれた曲だが フィギュアスケートで使用されている。
モンティを代表する曲である。

テレマン(1681-1767)ドイツの作曲家 バッハやモーツァルトやシューベルトよりも群を抜いて作品数では4000曲を超えるとされギネスブックに登録されている。そのなかでも体表的な作品のひとつが「ターフェルムジーク」である。

ボッテジーニ(1821-1889)はイタリアの作曲家。コントラバスのパガニーニといわれた。コントラバスは 重低音はもちろんだが 高音やフラジョレットの倍音が 柔らかく表現の多彩さが評価されている。

ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)は ベルギーのヴァイオリニスト・作曲家 超人離れしたヴァイオリンで魅了した。
自身の6曲の無伴奏ヴァイオリンソナタは金字塔といわれている。

モンティ  チャルダッシュ(Solo Vn. 古澤 巌)

 

テレマン ターフェルムジークより”結び”


ショパン/スケルツォ第3番嬰ハ短調作品39


ショパン/スケルツォ第3番嬰ハ短調作品39 1839年 ショパン 29歳ごろの作品。
バラード第2番 即興曲第2番嬰へ長調など 新しい音の響き。バラード2番のような劇的な作品が書かれている。

スケルツォ(滑稽に、おどけて)ベートーヴェンの時代は、4楽章ある交響曲で 第3楽章 または第2楽章に配置され
気分を転換する役目を担っている。交響曲第3番、第7番は第3楽章 交響曲第9番は第2楽章にある。

ショパンは(冗長に 冗漫に)の意味を含めたと 私は思っている。ショパンは 幼少の頃から漫画を描き センスがあった。
人を喜ばすのが好きであった。現代での漫画 ショパン物語というのがあり わかりやすい。http://www.piano.or.jp/report/01cmp/c_chopin/

そのショパンがスケルツォを 4曲書いている。独立した性格曲。そう 何も 管弦楽のスケルツォだけではないのだから。
共通した特徴は プレスト・コン・フォーコ(嵐のように速く)の第1主題と、対照的な中間部 ゆったりめ ソステヌート Meno mosso のコラールが挿入されている。

1番は、陰鬱な感情と 濁った音と和音の効果 中間部のコラールとの対比。「ポーランド陥落」に怒り、最も激しさに満ちた作品を書いてみたいと言った作品のひとつ。
2番は、完璧に求める情熱と カンタービレ、輝かしいアルペジオ と中間部のコラールの対比。なお、コラールの色彩の変化が見逃せない。
3番は、徹底したオクターブの情熱、ベートーヴェンのソナタにも似た動機の活用、中間部のコラールのパッセージとの対比。ユニゾンや左手ソロの明確さ。
4番は 気軽な感じのテーマと左手の和声と右手の圧倒的な早いパッセージ 一見何気ないフレーズが冗長。
中間部は重苦しいがカンタービレ。不協和音的な新しい響きを余裕で娯楽している。

スケルツォを好んで弾くとすれば 2番が多いとされる。演奏効果が高まるからである。
しかし、コンクールでもない限り 他のスケルツォを弾くとなると その思いを伝えられるか 難しい一面がある。
スケルツォを 技術的に弾けても どう弾くのか意思を持っていないと 崩壊してしまう。いわゆる構成力のなさが憂き目になる。
冒頭から終始までコントロールを緩めてはならないのである。

唯一 興味深い作品が 第3番だと私は思う。徹底したオクターブ。コラールの部分を聴いていると やはりショパンだなと思う。
このオクターブも考え弾かなければならない。練習曲の激しさに似た、鋭いタッチが求められるだろう。

特にマイナーのコラールからコーダが素晴らしいと思う。低音部のバスの動きをしっかりと出し コントロールすることを念頭に置いておく事

 

ユリアンナ・アヴデーエワ マルタ・アルゲリッチ以来の女性のショパン国際コンクール2010最優秀賞者。端正で技巧的なピアニスト。

この曲 高校の音楽の先生がよく弾いていた。2階の教室から 3階の音楽室までは そう距離が離れていない。
現代国語の授業中に こんな音楽が流れてくると 集中できなかった。当初 最も好きだった曲のひとつ。弾いた事もある。

さて、導入部 ユニゾン低音部で発せられる声 それに対する高音部の強打。楽譜に注意。
7小節目1拍目、フレーズの最後の音 上声部と低声部の同音の一致がある。強調されるということ。

リゾルート 決然と弾かれるオクターブ。この曲は 強弱がポイント。フォルテッシモから ピアノまで。

右手のスラーと対照的に 左手はスタッカートになっていること。

中間部のコラールの部分。変ニ長調。和音を充分保ってからのレジェロなモーションが効果的。(冗長)
5241の運指や6度の拡張は、練習曲作品25の11「木枯らしのエチュード」や
作品25の8 変ニ長調(通称:The Sixths(6度))でも出てくるので参考に。

中間部の終わり 神秘的な響きと左手のコントロール。
主題1’に回帰する部分への橋渡しが絶妙。

中間部’がホ長調。下行での右手の親指と左手の小指の着地のバランス。この後、マイナーに。
やがて コーダに向かって(オクターブとトレモロ)大きなうねりとなる。左手の音型が新しい。
そして 突然のオクターブ終止。激しいコーダが。あっさりと弾き去るが、音の粒はそろえること。

左手のソロは、決然と。さらりとしかしはっきりと聴こえるように。難しい箇所のひとつ(冗長)。ユニゾンは圧倒的で 右手の最高音から最低音までをひとつのフレーズとする。
オクターブの全音符は 充分伸ばされるように。フォルッテシモ(FFF)アクセントもある。
この曲は、休み(間)をどうとるか。メリハリをつける事が肝要。


2018.6.14(木)13:00「おきがるタイム」vol.125


ティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ(第2・第4木曜13時~15時)
シャンソン・アコーディオン・昭和歌謡(J-POP)パーソナリティ マコルネ

ネットラジオ(pc)http://816.fm/816hp.asx

設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】バチェラー・ガール 稲垣潤一 シェルブールの雨傘 希望 ケ・サラ 岸洋子 雨上がりのサンバ 森山良子 ボンネットに太陽 Gentle rain に意地悪 谷村有美
夏は来ぬ 城ケ島の雨 森繁久弥 雨に咲く花 井上ひろし 雨にぬれた慕情 ちあきなおみ

昔から 瓜は体を冷やす食べ物。茄子 胡瓜 など栽培して弦にし葉を茂らせ日陰に利用した。もちろん食すれば、暑くなった体を冷やし涼を感じた。
また、雨水を利用し 野菜を洗ったりし流し水として利用。足を水につけた行水で涼をとった。
6月上旬から 自生または 放し飼いで 蛍が見られる。
(第11回「輝きフェスタ」での演奏)

 

 


「リラ・クラシック」2018.6.16(土)7:00「雨、朝」 vol.36


「リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

 

【曲予定】ウェーバー「狩人の合唱」 ショーソン「詩曲」 グリーグ「朝」~劇付随音楽「ペール・ギュント」から~
マルチェッロ オーボエ協奏曲より「アダージョ」ドビュッシー「雨の庭」~「版画」から~

「雨季」北海道 小笠原諸島を除く 日本には「梅雨」があり 集中的に雨が降ったりします。
また、雨の時期に映える植物。潤いは大切です。雨の朝でも ゆったりと過ごしましょう。

Claude Debussy, Estampes – Anna Zassimova, Piano  ドビュッシー「版画」より第3曲「雨の庭」

グリーグ「朝」劇付随音楽「ペール・ギュント」より


2018.4.27-10.8「オクトーバーフェスト2018」お台場、奈良、東北、日比谷・・・


2018.4.27-10.8「オクトーバーフェスト2018」お台場、奈良、東北、日比谷・・・

https://www.oktober-fest.jp/

600万人が700万リットルものをビールを消費する世界一のビール祭り。
ドイツと言えば、ビール!毎年ドイツのバイエルン州ミュンヘン市で開催されているオクトーバーフェスト。
1810年、皇太子ルードヴィヒとザクセン皇女の結婚式を多くのミュンヘン市民が祝ったお祭りです。

ミュンヘン市内の6つの醸造会社が運営する14の巨大ビールテントをはじめ、アトラクションなどで多くのビールが飲み交わされます。
会場ではステージでの音楽や観覧車、ジェットコースターなどの移動遊園地など現代風に変化していますが、昔ながらの荷台にビール樽を積んだ馬車やブラスバンドの全長数キロに及ぶパレードは見所の1つとなっています。

日本各地で行われるようになったオクトーバーフェスト
2003年、日比谷シティにて、2年に1度開催されてきたドイツ旅行展終了を機に、同場所にて5月、「ジャーマンフェスト」、横浜の赤レンガ倉庫で10月、 「オクトーバーフェスト」が開催された。2006年、東京会場が日比谷シティから日比谷公園内に移動し、名称を「ジャーマンフェスト」から「オクトーバーフェスト」に統一。
2007年から東京、仙台会場では10日間開催となりました。2012年はお台場にて春と秋の2回開催。2013年、秋には日比谷会場の規模を拡大し、地ビールのブースとともに「JAPANオクトーバーフェスト in 日比谷」を開催。2016年度は全9会場延べ約46万人を動員する。
10月でなくとも、ドイツビール祭り=オクトーバーフェスト、として、 本場ドイツのビール、ソーセージを今年も日本各地で楽しみましょう!

プロースト!(乾杯!)

奈良オクトーバーフェスト2018

日時
2018年5月25日(金)~6月3日(日)

平 日 16:00~21:30
土 日 11:00~21:30 (L.O. 21:00)
※雨天時も開催 (荒天時は中止になる場合があります)
会場
奈良公園 登大路園地


メンテナンス【ピアノ】


メンテナンス【ピアノ】

楽器とは いろいろな種類があり たとえば ギター 声 ピアノ ヴァイオリン フルート ドラムス など。

どんな楽器でも いい状態を保つためには メンテナンスは欠かせないもの。車でも オイル交換やタイヤの空気圧のチェック。
燃料の状態など 当然のことと思う。

いい状態を保てない場合は、時には、オーバーホールや買い替えになることもある。

ところで 先日 ピアノのメンテナンスでうかがってきた。近々 ホームコンサートをするとか。
音律は 一年間に 4ヘルツ(Hz)くらい下がることがある。半音の(100分の16)5分の1程度。
私たちは NHKの時報をよく聴いていると思うが あれが A(ラ)49=440Hz (1分間に440の振動数)
これは、国際標準音高といい、欧米で会議があり決められている。
ちなみに A1=27.5Hz C40=261.626Hz C88= 4186Hzなどとなる。

使わずほおっておいても自然にゆるみ下がっていく。
やがて 下がりすぎると 音律を保つために 引き上げの作業があるが 一度ではあがりきらない。
なぜかというと 張力の高い楽器なので 一回目のセットをしているときに すでに下がってしまうから。
高めに合わせ セットする作業が2倍近くになり 時間がかかる。

鍵盤は 88鍵盤あり ひとつの音に対して 低音は 1本 ないし 2本の 太巻線
中音部は 芯線(太め)3本。高音部は 芯線(細め)3本。短め。となっていて
弦が切れてしまうと 修理料が高くつく。一本当たり 2万円にのぼることもある。(出張 調整料込)
(特注の巻線などは高価で、張りだしの弦は すぐ弛み音が低下するので 何度か出張して音を安定させなければならない)
(ハンマーが弦をたたいて音色が決まるが、その合わせが変わってくる場合は 整音作業が必要になることも)

また、ほうっておくと 中の状態が湿気を帯び 動きが鈍くなることがままある。間接部分がたくさんあり その部分に湿気がこもり
変色したり 錆びたり 関節を詰まらせたり・・・ 金属(ピン)をクロス(布)で覆っており その隙間が湿気ると動きに影響が出てくる。

この楽器については、車を製造するくらいの工業製品である。響板はエゾ松など。響板が張力に潰されないために 鉄骨のフレームが支えている。
(材質は鋳鉄)さらに 響棒(きょうぼう)や支柱で 支えている。
鍵盤は スプルース(硬くて 変化しない材質)が使われ 部品はプラスチック(樹脂)で 経時変化しにくい材質が推奨されている。
弦は 最硬鋼 音の伝導性のよいワイヤーが使われる。外装は、下塗りに 上塗り コーティング 塗装も車なみ。

工業製品でもあるが 芸術品であるのが楽器。大事に扱いたいものである・・・

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北沢峠から 南アルプス


北沢峠から 双児山 駒津峰 甲斐駒ヶ岳 仙水峠 仙丈ヶ岳へ行くには、マイカー規制があり北沢峠まで 登山バスを使う。

時間制限もある。朝から夕方まで。要は、朝早くたち 夕方のバスに戻ってくる。これが日帰りの原則。
もちろん山小屋に一泊するのもよい。

朝5時30分ごろには 登山客がバス乗り場に溢れる。少し あせるが 大丈夫。追加のバスを応援していて 必ず乗れるから。
待つのも悪くないが バスは定刻前にしか到着しないので ゆっくりしよう。

そして このバス 槍ヶ岳など アルプス眺望の所を通り 簡単なガイドがある。当然 南アルプスの説明もありテンションがあがる。
バスに乗り合わせた人と会話「どちらまで」甲斐駒 仙丈ヶ岳 ・・・

北沢峠に着く。南アルプス登山口の拠点だ。7月のこの日は曇っていて 予報では午前8時から雨になり降り続くとか。
朝7時に着いたのだが、しばらくすると雨にみまわれ 登山は中止した。
双児山(2649m)くらいなら行けたかもしれないが。

それにしても フィトンチッドが豊富というか この緑に癒される。頭のてっぺんから足の先まで。
山にはセラピーもあるから。ここで食事するのもいいね。