棚機(たなばた)と白鷺(しらさぎ)
今日は、暑くなってきた。気温30℃ ちょっと頭痛がする。午前中はゆっくり休んでいた。本日、石川県で震度6弱の強い揺れがあった。被害が少なくてすみますように。数時間はまだ、頭痛がしていたが、22時ごろ落ち着いた。大きな揺れの前は、鼻がつまったり、強烈な睡魔がおそってきたり、何だか地についている感じがしなくて ものすごく疲れる。午後から買い物に行く。
そういえば、6月下旬に入ると、紫陽花 や 沙羅双樹 や ボダイジュ 七夕が頭に浮かんだ。
紫陽花といえば 矢田寺 久米寺 橋本院
沙羅双樹は、安楽寺、妙心寺
ボダイジュなら 法華寺 八柱神社(鵜山)すずかけの道(天川村)
七夕なら棚機宮、たなばた神社など。
それで、買い物に行くついでにお詣りに。「棚機の森」静かな緑豊かな森。
「七夕の日」まで日があるから年中行事の準備はこれからかな。棚機神社は、天棚機姫神を祀る。
ここでは、七夕の「笹に短冊」だけでなく、札に願掛けをし、七夕の日に「お焚き上げ」をしてくれる。
「〇〇さんのダンスが上手になりますように」という願いをはじめ、恋愛成就の願いをかなえるとある。
このところ3年くらい曇り空や『催涙雨』で「天の川」を見る事はできなかったので「今年はぜひ天の川がみられますように」と願ってきた。
この神石に力があるのが伝わってきた。姫石とでも言おうか、ただの石ではない。ここでは、御神木も祀られている。
七夕は、中国の説話から、彦星と織女の仲がよすぎて、彦星は牛飼いの仕事を、織女は機織りの仕事をおろそかにした事から神様が二人を引き離した。「一年に一度」会わせてあげよう。そのかわり「仕事を果たしなさい」という。中国伝来の「乞巧奠(きこうでん)」の儀式とも繋がった。
棚機(たなばた)は、日本神話から
===天照大神(あまてらすおおみかみ)が機織りをしていると、弟の素盞鳴尊(すさのおのみこと)が屋根に穴をあけ皮を剥いだ馬を尻尾から投げ入れた。
実際に機を織っていたのは妹の稚日女尊(わかひるめのみこと)か天衣織女(あめのみそおりめ)と言われる。機から落ちて梭で傷ついて亡くなってしまう。
怒ったアマテラスは天岩屋(あまのいわや)にお隠れになり、世の中が闇になる「天岩戸(あまのいわと)」《岩戸隠れ》伝説の舞台===
そして、買い物の帰り車を走らせると「白鷺」と出逢う。この暑い時期に、でもなぜここにいるの。親水公園など水場はあると思うけど迷ってきたのかな、それとも。
「白鷺をみた」ということは、何かの前触れなのか。とにかく「飛んできてくれてありがとう、早く水場に行っておいで。」