Year: 2015年

介護支援講師


先日 介護支援講師として 講演会に行ってきました。内容は「うたごえ喫茶」アコーディオン演奏・伴奏です。

町内から20km先で 車で行きますが 夏は緑が美しく 涼しい 冬は 少し寒いところだといいます。
12世帯が集落を作っています。年代は 60代がひとり 70代が多い。最高齢は92歳でした。
3名は奥さんひとり 残り9名は夫婦ともいます。

ここでは 月1回 サロン(交流会)を催しています。保健師さんが 血圧測定などの 健康チェックを行い そのあと 講演会がはじまります。

私が 講演会をする趣旨 昔懐かしい話 身近な話をすることにより 隣り同士に会話が生まれる。昔の事は結構覚えていることで気持ちが安心できるように。今後のこと 深く考えず 楽しくいくこと。
目的は 次回の会合を楽しみに またがんばろうと思ってくだされば それに越したことはないです。最後に 「あまり無理をしないで 楽しんでください。」と締めくくっています。

自分たちは生まれた所でいる。気心知れている 隣近所の人と つながりを持って暮らしています。都会では 孤独な方が多く 結びつきが少ないという話も聞きますが ここは みな 声をかけあっています。コミュニティ維持への努力されている姿に感激しました。

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新年会 演奏


17日 夕方から 新年会があり (会員制) ピアノ伴奏や アコーディオン演奏がありました。
アコーディオンは初めての人も多いので 昔聞いたことのある ナンバーを。
大きすぎない程度 BGMにもなるような 微妙な音量で演奏すること。
(会話されている方もいらっしゃるので。)もちろん 聞いてくださってますけどね。

ピアノ伴奏はたまにすることがある。音楽の内容にもよるので。
アコーディオンで アルペジオ連続音型は 結構難しい。楽譜どうりにとなれば ピアノしかないと思う。ピアノは会場においてあるとは限らない。

「P-80」 もう15年以上使っている。コンパクトながら ピアノのようにハンマーが内臓されているので タッチ感がすぐれているのと サンプリング音が かなりリアルに発音できること。
88鍵フルキーボードで13kg 車は、リアシートがフルフラットになる仕様なので 積み込める。

アンプは 音色が柔らかいと定評のあるものを使っている。軽量のシンセサイザー
音色は魅力的だが タッチがいまひとつ。音楽表現が大切なので タッチ感を重視します。

シャンソン タンゴ 昭和歌謡は アコーディオンの合うものと
ミュージカル 日本歌曲など ピアノが合うものがあるものを弾き分ける。

飲んで食べ 楽しく歓談しているのを思うと、気分が盛り上がりますね。

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1部 ピアノ伴奏

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2部で アコーディオン独奏  3部は うたごえ喫茶風 アコーディオン伴奏


メモリアルイヤー2015 「スクリャービン」


メモリアルは 100年 50年 25年 10年などがある。外国では 4分の1も 区切りの一つと考えるから。スクリャービン(1872 – 1915)が没後100年にあたる今年。 なぜ スクリャービンを聴くのか。

ショパンのようにロマンティシズムを持っていること。激情の迸る作品は、ピアニストを駆り立てる。

ノヴォデヴィチ女子修道院 は「世界遺産」。1524年 モスクワ大公・ヴァシーリー3世の命によって建てられた。その隣にある ノヴォデヴィチ墓地に 多くの著名人が眠っている。アメリカに渡ったラフマニノフは ここに入ることを希望していたが 戦中であり希望がかなわず アメリカに墓地がある。

スクリャービン ショスタコーヴィッチ ツルゲーネフ プロコフィエフ エリツィン大統領 ・・・

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「神秘和音」 スクリャービンの造語である。自分の言葉で 音楽に語りかけている。

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交響曲を5曲作っているが、「法悦の詩」(英語  The Poem of Ecstasy)無調音楽に近づいている。享楽の世界へ 昂揚する音楽。ここで 神秘和音が使われている。

「左手のコサック」として ピアノ演奏技術を達観したスクリャービン。左手のための夜想曲 ノクターンOp.9-2は 安らかでかつ情熱的で 月光のようだ。

舘野泉 Scriabin Nocturne for left hand

ショパンの練習曲(エチュード)を超えるような作品を ライバル ラフマニノフ とともに凌ぎを削った。作品8-12 これを14歳のときに書いたという。ホロヴィッツが好んで弾いた作品。

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後期は神秘的 スクリャービンの考える「色」などが 音に。詩= 「ポエム」が よく登場する。

ポエム ノクターン 作品61 Scriabin – Poème-Nocturne op 61


2015.1.25(日)14時 「 ジョジョクラシック」モーツァルト 「ジュピター」vol.70


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。FMはしもと
ネットラジオはこちらをクリック(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
番組へのリクエスト・メッセージ http://816.fm/?page_id=18

【曲予定】モーツァルト 弦楽五重奏曲ハ長調K515 第1楽章 第2楽章  ヨゼフ・スーク スメタナカルテット
交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」アーノンクール指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

【ピックアップ】「ジュピター」を作曲した頃のモーツァルトはオペラ「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」の成功により、作曲家としての活動がピークにあった時期でした。ところが経済的には大変苦しい状況にあり、また1787年5月には父親レオポルトの死去、同年末に生まれた長女テレジアは翌年1788年6月に夭逝しています。モーツァルトはこの困窮からの抜け出すために予約演奏会を計画し、そのため、わずか2ヶ月間という驚くべき短期間で、性格の違う3つの交響曲を一気に書き上げたのです。それが 交響曲第39番 40番 そして 41番でした。

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次回は2月1日(日)です。


2015.1.18(日)14時 「 ジョジョクラシック」 ボレロ vol.69


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。FMはしもと
ネットラジオはこちらをクリック(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
番組へのリクエスト・メッセージ http://816.fm/?page_id=18

【曲予定】ラヴェル 弦楽四重奏曲 1903 1楽章 2楽章 メロスカルテット
ラ・ヴァルス ボレロ シャルル・デュトワ モントリオール交響楽団

【ピックアップ】ラヴェルのもっとも有名なこの「ボレロ」は、バレエのために書かれた。この2つのハーモニーが変奏されてゆく形式は 当時は人気となった。なお 曲の長さは ラヴェルの希望では、17分程度になるという。現代 私たちが聴く ボレロの曲は15分前後である。東急ジルベスターコンサートのカウントダウン曲としても数回使われた。

シャルルデュトワさんは 1996年 NHK交響楽団 の常任指揮者に任命され活躍、現在 名誉音楽監督をつとめている。デュトワさんにより レパートリー サウンドが変化した。グラミー賞を受賞している。

ダウンロード

こちらは プリセツカヤ 舞踊のボレロ これもまたよい。

 

次回は1月25日(日)です。


2015.1.8(木)13時 おきがるタイム vol.43


はしもとティーブレイク@マコルネのおきがるたいむ シャンソン タンゴ 昭和歌謡(J-POP)
専用アプリ(FSTREM または TuneIn Radio)で スマホ タブレットから視聴できます。
ネットラジオ(PC)FMH81.6 http://csra.fm/asx/hasimoto.asx

【曲予定】ハルとナツ 届かなかった手紙 メインテーマ 増田いずみ(ヴォーカル)& NHK交響楽団  Bébé requin おしゃまな初恋 Ne Sois Pas Si Bête 恋のお返し フランス・ギャル ウノ マリア・グラーニャ(ヴォーカル) 夢のすべて ホセ・コランジェロ楽団 瀬音 宮城数江(箏) 納曾利 急 (なそり きゅう) 東儀秀樹(ひちりき) 若いやつ 江梨子 橋幸夫 星のフラメンコ 西郷輝彦 恋する瞳 伊東ゆかり バラが咲いた マイク真木 【BGM】春の海 宮城道雄 超天楽 東儀秀樹

【トピック】 お正月と雑煮 お正月とは、年神さまを迎える行事。毎年その年の豊作と子孫繁栄を約束してくれる正月さまという神様。その年にできた産物などを 神棚にそなえ そのおさがりをいただく  神に供えたものを共に食べると(神人共食)、神から力を授かり元気がでると考えられていました。

雑煮は もともとは正月だけのものではなく、室町時代に武家社会の儀礼的な宴で、本膳料理の前菜として出されたのが始まり。あわびや里芋、山芋、大豆など健康によいもの7種を入れた煮物で、お酒を飲む前に食べて臓腑を保護・保養する意味があり、「保臓(ほうぞう)」と呼ばれた。消化のよい餅やいろいろな具材を煮て食べ身体を健康にするもの。江戸時代には、雑多の煮物に餅を入れることからお正月の料理として伝わっています。

【生アコ】一月一日

【画像】 増田いずみ (ソプラノ) 「ポップオペラ」ハルとナツ 届かなかった手紙 。ピアニッシモの伸びやかな声 と NHK交響楽団(渡辺俊幸 曲)CD ロミオとジュリエットから 他にカッチーニのアヴェマリアなど収録

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次回は1月第4木曜22日です。


初詣 長谷寺


平成27年 元日 2日と 風が強く 雪も降り 外出も大変。無理をしないこと。こんな時 お仕事をされている方はもっと大変ですよね。1日、2日は 親戚などと 鍋を囲み 飲み 食べながら 昔 今 未来を語る。尽きない話。

3日 天気が回復。初詣は 長谷寺(はせでら)に。399段の回廊を登っていく。十一面観音 大黒天など お参りするところも多い。

全国にある長谷寺(はせでら ちょうこくじ)とも。奈良県桜井市・神奈川県鎌倉市・長野県長野市の三寺をもって 「日本三所」「日本三長谷」と呼ぶ。この長谷寺は 住所が初瀬(はせ)と呼ばれる。

長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺。本尊は十一面観音。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、大和と伊勢を結ぶ街道に本堂が建つ。初瀬山は牡丹の名所。古くから「花の御寺」。『枕草子』『源氏物語』『更級日記』など多くの古典文学にも登場。中でも『源氏物語』にある玉鬘の巻のエピソード中に登場する二本(ふたもと)の杉は現在も境内に。大和七福八宝めぐり(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺、當麻寺中之坊、安倍文殊院、おふさ観音、談山神社、久米寺)の一つに数えられる。

入口の仁王門から本堂までは399段の登廊を上る。本堂の西方の丘には五重塔などが建つ。国宝の本堂のほか、仁王門、下登廊、繋屋、中登廊、蔵王堂、上登廊、三百余社、鐘楼、繋廊が重要文化財。このうち、本堂は慶安3年(1650年)竣工、蔵王堂、上登廊、三百余社、鐘楼、繋廊も同じ時期の建立。仁王門、下登廊、繋屋、中登廊の4棟は明治15年(1882年)の火災焼失後の再建、仁王門は明治18年(1885年)、下登廊、繋屋、中登廊は明治22年(1889年)の再建。

本堂(礼堂)
本堂は奈良時代の創建後、室町時代の天文5年(1536年)までに焼失。本尊十一面観音像は天正7年(1538年)に再興(現存・8代目)。本堂は豊臣秀長の援助で再建。現存の本堂は、徳川家光の寄進を得て、正保2年(1645年)から5年後の慶安3年(1650年)に落慶した。本尊・十一面観音像は、天文7年に完成、。本堂は内陣の中にさらに内々陣(本尊を安置)がある複雑な構成となっており、内々陣は巨大な厨子の役目をしている。

本堂は近世前半の大規模本堂の代表作として、2004年12月、国宝に指定。

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與喜天満神社 と 天照大神


古刹 長谷寺(はせでら)の参道の東に見える山 これを與喜山(よきやま)。神宮と関連がある。神宮を祀っているのは天照大神。その天照大神が初めて降臨したとされる。與喜山は、古代は大泊瀬山と呼ばれ、大和の国 最初に太陽の昇ってくる聖なる山。信仰の対象である磐座(いわくら) が形石(がぎょういし)に祀られている。女性の守護神として信仰されている。

山は静かで 光がさすような 感じ。パワースポットのような 雰囲気をたたえている。

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新年


新年の気持ち 新しい木を入れた感じ。もちろん 体にも新しい気を入れておく。建物も 一年を超えると 新しい桧皮を入れるのと同じで 充電することが必要だと思う。

充電して 「誓い」をたてておく。流されないように生きる。
そして、お酒。普段 なかなか飲めないので こういうときは 酒がすすむ。辛口でなく 甘口が好みだが ここは「にごり酒」で。鍋を囲み 昔 今 これからを語りながら 思うことをまとめていく。

お願いではなく 「誓い」 がたいせつ。

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2015.1.11(日)14時 「ジョジョクラシック」 シューベルト vol.68


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。FMはしもと
ネットラジオはこちら(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
番組へのリクエスト・メッセージ http://816.fm/?page_id=18

【曲予定】シューベルト 八重奏曲ヘ長調 D803
ピアノ三重奏曲変ホ長調 作品100、D929
ピアノ五重奏曲イ長調 「鱒」D667 第4楽章 第5楽章

シューベルト1797-1828 は 900曲以上の曲を31歳の生涯に残した。活躍した時代は ベートーヴェンの時代 1770-1827 と重なる。シューベルトは、メロディーが浮かんでくれば 寝ていても 眼鏡をとり 楽譜に書き込んだ。晩年は 経済面や病気との闘い。シューベルトが生前 評価されていたなら もっと立場は変わっていたはず。ただ 当時はベートーヴェンが時代の寵児であった。その後 リストが天才ピアニストととして名が上がってくる。シューベルトは「さすらい人」だったのかもしれない。

八重奏曲は 新しい響きで モーツアルトが好んだ ファゴットやホルンなどを加え シンフォニックな響きになった。クラリネット1、ファゴット1、ホルン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス

ピアノ三重奏曲 は 三連符の流れる走句などがあり また 違った響きである。即興曲第2番 や ピアノソナタ第20番イ長調D959 のような雰囲気がある。

シューベルトは ハイドン・ベートーヴェンのカルテットより 違う響きを捉えていた。
ピアノ五重奏曲 「鱒」は 編成が  VN VI CELLO Cb PFで 低音の響き が独特。22歳の頃の作品。ピアノ伴奏は 旋律をなぞる感じ。

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次回は1月18日(日)です。