Year: 2018年

「あきののゆ温泉」演奏 2018.8.13の事


「あきののゆ温泉」2018.8.13の事 「なってぃと仲間たちの音楽会」

お盆休みのなか たくさんの方が温泉にいらっしゃいました。外は32度。なかは冷房がきいていて快適です。

シャノワール クラリネットアンサンブル(5重奏)

田中基之 ギター(弾き語り)

よろず屋音巡 三味線デュオ

温泉で いい音楽を聴いて リラックスしていただけたかなと思います。

とても雰囲気もよく

私は、アコーディオンソロ。練り歩き。唱歌・昭和歌謡など 演奏しました。


なら燈花会2018.8.5-14


なら燈花会 2万本の燈花 縁あるものを結ぶ。2018年8月5日~14日

1999年から毎年8月上旬に10日間、奈良市内(奈良公園一帯)で開催される、ろうそくイベント

http://www.toukae.jp/

気温は高めで じとじと汗が浸みるが 風が吹くと涼しい。
ここは、大仏殿を拝む場所。シカゴからの先生一向にあう。彼女らは 2週間の予定で観光に来ているとの事。
「すごく暑い」湿気が多いとのこと。

日本らしい行事は 世界が注目している・・・お盆 先祖の霊を迎え入れる・・・


ミュージアムコンサート2018.8.12の事


ミュージアムコンサート2018.8.12の事

立秋はすぎましたが 日中は猛暑日 夜もじとじと。引き続き 熱中症への対策が必要です。

美術館は涼しく快適です。さまざまな企画が行われています。体験コーナー。
そして、「ミュージアムコンサート」

にしくん & なってぃ (アコーディオン & リコーダー)梅本なつきさんとのユニット。

お盆休みで 動員がどうなるかと心配していたのですが。杞憂にすぎました。ここは美術館 交流点です。
海外からの来場者がいました。国際的になりつつあります。タイからの留学生から 日本の曲大好きです。
サインをください、と。日本がどのように見られているのか 好感であるのならよかったと思います。

終了後 美術展を観覧。奈良の洋画。仏画などのイメージがあるのだが。洋画も 東京から移住してきた画家や 地元の画家など
多くの作品がみられました。油彩画の立体的な絵画は 素晴らしいの一言です。

水分・塩分は補給しましょう。アフター ここの食事は気に入りました・・・


「リラ・クラシック」2018.9.15(土)7:00「ドヴォルザーク」 vol.40


「リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲「アメリカ」 交響曲第7番ニ短調より第1楽章
チェロ協奏曲ロ短調より第3楽章 「レクイエム」より

ドヴォルザークは チェコを代表する作曲家。民族的な旋律が随所に出てくる。ブラームスは 羨ましがった。ブラームスは 最初の単純な動機を
繰り返し 効率よく使って展開していくタイプ。ドヴォルザークの才能を見出した。管弦楽法については 交響曲7番、8番、9番は 人気が高い。
私的には 交響曲第7番がおすすめ。スラヴ的な旋律。附点のリズムの躍動感にある。あと レクイエムが美しい。

プラハは 百塔のまち 第2次世界大戦で戦災を免れた古都。神聖ローマ帝国では 1346年 カレル一世が王となり首都に制定。1600年代 王宮がウィーンに移される前は
「黄金のプラハ」と呼ばれ栄華を極めた。聖ヴィート教会は 創建925年、現在の大聖堂は1344年から整備され 600年をかけ建造された。ゴシック様式の代表的な建築。
画家アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)のステンドグラスが創作された。


ボヘミア・スイスにある バスタイ渓谷

エルベ川

クレメンティヌム(市庁舎)のホール。

ドヴォルザークの博物館

Symphony No. 7 in D Minor, Op. 70, B. 141: IV. Allegro

ドヴォルザーク 「レクイエム」


バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻24番ロ短調 BWV893


バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻24番ロ短調 BWV893 第1巻 24曲 第2巻 24曲の最期を飾る。ロ短調の調性。

《クラヴィーア練習曲集》
第1巻  パルティータ BWV825‐830
第2巻  フランス風序曲 BWV831 · イタリア協奏曲 BWV971
第3巻 前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』 BWV552 · 21のコラール前奏曲 BWV669‐689 · 4つのデュエット BWV802‐805
第4巻  ゴルトベルク変奏曲 BWV988

平均律クラヴィア曲集 フランス組曲 イギリス組曲 パルティータ の数々・・・傑作は数えきれない。

高校の時 毎日音楽コンクールで 同級生がこの曲を演奏しており 自分も練習し挑戦してみた。
(その時のエントリー曲は ショパン/練習曲第4番嬰ハ短調 第5番変ト長調「黒鍵」リスト/パガニーニ練習曲より第2番「オクターヴ」
バッハ/平均律クラヴィア曲集第2巻より第24番ロ短調 プレリュードとフーガ」)

プレリュードは、親しみさえ覚える。2声のインヴェンション風 基本にかえるという事なのだろう。フーガは やはりジーグ。
バッハは終曲にジーグを持ってきている。たとえば イギリス組曲・フランス組曲でもそう。
動機を印象づける最上の形式であったのだろう。

ロ短調からはじまるトリル風の旋律 よきバロック時代のリトルネロ形式。運指が書かれているが
バッハの時代 5度以上音程が跳躍する時は、ノンレガート、またはフレーズの終わりとなっていることが多かった。

中間部 ニ長調の部分を経て 今度は ホ短調に 右手の旋律を左手が追いかける絶妙な音楽。

コーダ は 途中終止。

例えば イギリス組曲の最後は やはりジーグでしめられている。
また イギリス組曲でも ジーグ 8分の3だ。舞曲。

この 平均律第2巻の最後に ジーグを持ってきている。そして 4声と重たくならないように。
余分なものを取り払って 3声で構成している。

バッハは 数字に鋭く よく練られており この3声フーガがジーグになったのも考えられたもの。
イギリス組曲とは どこが違うのだろうか。共通点があるかもしれない。
まず 跳躍的であること。音楽的に盛られており 無機質であったり いかつい感じにはなっていない。

長調の部分は 伸びやかである。

右手は半音階的で 左手のアルペジオは和声的である。

コーダ バロックの和声の転換も経験しながら 半音階的で 主題に戻り 最後は 堂々としめる。
ジーグたるが故に。バッハは 舞曲 ジーグを愛しんだのであろう。


「八ヶ岳倶楽部」


八ヶ岳倶楽部(やつがたけくらぶ)

マルチタレントとして大御所にあたる 柳生博さんのお店。

園芸グッズ 登山グッズ 木工芸品などを扱う。アンティークなどもそろえる。また、カフェがあり
緑豊かな八ヶ岳で 憩いのひと時を楽しめる。

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240−2594

自然の中でのカフェ ぜひ 体験を。


2018.9.16「敬老会」演奏


2018.9.16「敬老会」13:00~ 演奏します。

9月第3週は敬老週間。

人口 1億2千万人に対し 65歳以上 3500万人 70歳以上 2500万人  75歳以上 1700万人 80歳以上 1000万人 90歳以上 200万人
と 世界一の 超高齢社会の日本です。高齢者が暮らしやすい社会を作ることが重要。

当日 会場でお会いになる方 よろしくお願いします。

 

 


「赤目四十八滝」


「赤目四十八滝」納涼。平地は35℃以上の猛暑日だったが、ここは28度。風がふけば涼しい。風がなければジトっと汗がにじむが
噴き出すほどではなかった。やはり涼しい。

阿弥陀四十八誓願になぞられる。修験道の祖 役行者が開いたとされる。また、弘法大師が禅定した「護摩の窟」がある。
不動滝 千手滝 布曳滝 荷担滝 琵琶滝が 五瀑といわれている。特長は、滝の長さ・太さよりも 滝壺が深く大きいものが多い。
女性的とされ 不動明王がまつられている所以である。

現在も 滝行が随時行われている。

行者滝、銚子滝、霊蛇滝、不動滝、乙女滝、大日滝、千手滝、布曳滝、竜ケ壺、縋藤滝、陰陽滝、姉妹滝、柿窪滝、笄滝、雨降滝、骸骨滝、斜滝、荷担滝、雛壇滝、
夫婦滝、琴滝、琵琶滝、巌窟滝がある。

 

 

手前の延寿院(旧名は青黄竜寺)は、保安3年(1122)創建され、不動明王がまつられている。天台宗の寺院である。


枝垂れ櫻が有名。ライトアップされる。


「平成30年7月西日本豪雨」と避難情報


「平成30年7月西日本豪雨」と避難情報

この度の、「平成30年7月西日本豪雨」で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
また犠牲となられた方のご遺族に対し、深くお悔やみを申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

被災地を救う募金はこちら。ボランティアには がれき撤去 物資支援 などがあります。
私の知人は 石巻のボランティアで尽力のある方、今回 倉敷市に入った。5000件の浸水被害のがれき撤去がまだ続いている現状を
教えてくれた。報道にない地域も被害に遭い復興に取り組んでいる。復興を支援しなければならない。

YAHOO!募金 https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630036/

楽天スクラッチ募金 https://corp.rakuten.co.jp/donation/nishinihon201807_ja/nishinihon201807_ja.html

LINE PAY 募金 http://official-blog.line.me/ja/archives/76266400.html

 

「土砂災害警戒情報」の基準と 避難情報との関わり

7月6日(金)7日(土)8日(日)にかけての集中豪雨。死者 220人 行方不明者 9名となり 戦後 長崎大水害以来の
最悪の被害となった。台風7号が通過中の豪雨は、6月28日に起きていた。九州西部をかすめて日本海にそれた。
が、湿った空気が 梅雨前線を刺激し 活発となる。しかも 南下する。高気圧の勢力が弱まった。
気流が前線とぶつかり 押し引きどころでなく 摩擦を生んだように思える。梅雨末期は 太平洋高気圧が北に オホーツク気団を押し上げて梅雨が明ける。

これまでなら 1時間に80mmの猛烈な雨が降ることはあっても 長期間に亘ることはほとんどなかった。
今回は、丸3日にわたり 断続的に降雨した。スパコンの導入で、ビッグデータが集約、活用でき、かなりの確率で気象予測ができるようになった。
というよりは 最近の異常気象そのものの恐るべきことがわかってきたというのが実情であろう。

昨年の九州北部豪雨は 猛烈な雨が断続的に降雨したことによる土砂災害だった。何年か前の広島豪雨もそうだった。
しかし、今回は ちょっと違う。岡山県、愛媛県については、水死・溺死が原因。驚くのは、不明者がまだいること。
凄まじい泥流の中にいることが想像できるだろうか。津波と同じそれ以上の恐怖がある。
真備町のハザードマップをみると、氾濫時は高さ4.8mのところまで浸水すると表されていた。3階以上の高さでないと 沈んでしまう。
わかっていたが、避難しなくても大丈夫だという安全神話が頭にあったのかもしれない。水の高さがどんどん増していきどうすることもできなく、自分で精一杯だった。

避難に必要なものが何なのか、準備できているのだろうか。気のみ気のままでよいのだろうか。
原色もののタオル(SOS発信に目立つ)、ホイッスル、長ぐつ、虫取り棒、サランラップ、ロープ、手袋、ヘルメット、厚手のタオル、薬、携帯ラジオ、非常持ち出し袋(マスク、目薬、ナイロン袋、カロリーメイト、乾パン、)アルファ米など・・・ガソリンを満タンにしておくこと。

今回、ツィッターを使い救助を求めていた。岡山県では、50件以上あった。電話が通じなかった。倉敷市の救助要請は 2400件にのぼった。
まず、救助要請が多く 手をつけられない状態に陥っていた。また、消防・警察・救急も 駆けつけようとするが 寸断された交通網から大渋滞で動けない。
市役所自体が壊滅的な打撃を受け電話が不通だったという。非常事態だった。

ここでポイント「特別警報」は、48時間降水量、または3時間降水量と「土壌雨量指数」をみていく。

ここ何年か 異常気象が脅かしてきた。気温が35度以上の猛暑日が頻繁にあらわれ生死にかかわる「熱中症」のおそれ。
猛烈な雨(ゲリラ雷雨)、関東北部への線状降水帯での豪雨、京都嵐山桂川の浸水、・・・

大雨特別警報が出されて久しい。実は2013年から 毎年のように出されている。
本来の意味は「これまでにない災害が切迫している状態で速やかに避難する事が望ましい。」と
避難指示を促すように思われてきた。が警報と避難指示は直接関係していない。

私たちは警報を重視する傾向があるようだ。(学校、教育機関等で 休みにするレベル)
「土砂災害警戒情報」こちらの方が大切に扱われるものだが、軽くみられているのではないか。
そして、地域により 特別警報の発表レベルが違う。雨の多い地域は ちょっとの雨では警報が出にくい。

気象庁のページでも説明がされている。『特別警報が発表されないからといって安心することは禁物です。』
「3時間降水量」「48時間降水量」をもとに「土壌雨量指数」をみて危険だと想定される場合に発表される。

大雨警報は 台風災害での猛烈な雨を想定したものだった。しかし、台風ではないのに「特別警報」なのか。
というと 台風のようなあらかじめ大雨が予想される環境だと まず洪水警報がでるものだ。あるいは、「土砂災害警戒情報」が出される。
この時に すでに避難準備を意識しなければならない。

そして、避難情報について。今までの認識と変わった。より厳格な避難情報の再定義がされた。
首相官邸では 名称変更とともにガイドラインを平成29年に改定している。

私は、これまで 避難情報をこのように解釈していました。が これは 誤りですね。

避難準備 高齢者や子どもたちは避難をはじめるが、一般は避難の準備を考えておいてください。
避難勧告 避難の準備をしましょう。危険を感じたら避難をはじめてください。
避難指示 重大な危機が迫っています。全てがただちに避難をしなければならない。

避難準備情報 重大な災害がおきると想定される場合に 市町村が発令する。

避難準備 高齢者や子どもは避難をはじめてください。(一般も状況によって避難をはじめる)
避難勧告 速やかに避難をしてください。
避難指示 まだ避難ができていない方、重大な危険がさしせまっています。今すぐ避難をしてください。

勘違いしないでほしいのが「避難しなくてもよい」という安全神話。このところの異常気象で
想定できない危険がさしせまっているときがあり、危険を感じたら避難すべきです。

 

 


フランク/コラール第3番


フランク/コラール第3番

オルガニストとして 長年活躍していた セザール・フランク(1822-1890)
1858年 フランスのサント・クロチルド聖堂のオルガニストに就任し 生涯続いた。

1890年7月、フランクが乗車していた辻馬車が馬引きの列車と衝突する事故で 頭に損傷を受ける。
以来、体調を崩しその年の11月に亡くなった。その時に作曲していたのが この曲である。

コラール1番と2番は循環形式のファンタジー風。
3番は、大規模な曲で 前奏と主題、コラール、変容、再現、コーダが構成され フランクの作品の中でも
最高傑作とされ 今日、よく演奏されている。フランクの後任には シャルル=マリー・ジャン・オベール・ヴィドールが就任した。
ヴィドールはオルガン交響曲を作曲した事で知られている。

https://youtu.be/ReLip4qM3GY

ピアノ版

フランクの作品には 色彩がある。ベルギーということで フランスとドイツが融合したような重厚さと優雅さを湛えている。しかし、ドイツのオルガンと フランスのオルガンは 明らかに違う。

コーダの場面。ペダルで A B C が3回連打された後
「F G# A 」が奏され A dur (イ長調)に向かう。
フランクからの強いメッセージが伝えられる。