Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

ニッコウキスゲ山


ニッコウキスゲ山 群落

霧ヶ峰高原は 八島ヶ原湿原 車山湿原 踊り場湿原 国の天然記念物に指定。標高1632m 風が涼しい。

1.2万年ものの地層が1年で1㎜ 泥炭層を積層し、高層湿原を形成する。尾瀬もそうだが八島ヶ原湿原はまた違う。
八島ヶ池と鎌ヶ池が存在感を示す。

車山肩にはニッコウキスゲ群落地として有名だが、広大で散らばっている感じがする。
ビーナスラインを走らせていると、富士見台がある。ここにニッコウキスゲの群落が。かなりまとまっている。
登ってみたら10分ほど。見事だった。

車山高原の車山肩は、ニッコウキスゲ群落の名所。だが、ここ数年、散らばっていて数が少ないように思う。

ビーナスライン「富士見台」は、富士山も遠望できる。

頭上にニッコウキスゲの山。登れるかな。

高度をあげるにつれ、蓼科山の壮大な山容とコラボ。

草山のきれいな景観は、この時期ならでは。夕方、涼しげな風が吹いた。標高1700m

ニッコウキスゲは、近年、鹿害により激減していて柵がしてある。それにより八島ヶ原湿原では昨年より数が増えたように思う。自然界のバランスは紙一重で成り立ち、順応した種が生き残っていくのかもしれない。それにしても絶景だった。夕方だったのもある。夜にはしぼむが朝にはまた花を咲かせるニッコウキスゲ。


藝大フィル奏楽堂2023.7.6


藝大フィル奏楽堂2023.7.6

東京芸術大学奏楽堂モーニングコンサート2023 第5回 7月6日(木)11時 開演
指揮 迫昭嘉 演奏 藝大フィルハーモニア管弦楽団 作曲 三宅悠加  記憶の変容と再構成 ピアノ 西本裕矢 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 (演奏終了まで75分)

このシリーズは第13回 3月14日まで続く。

2023年は、ラフマニノフ(1873-1943)生誕150周年で7月6日は「ピアノの日」でもあった。ロシア革命でアメリカに亡命し、活躍したラフマニノフ。最後のロマン派作曲家と言ってもよい。このピアノ協奏曲の初演はアメリカで行われた。難易度の高さでは指折りのピアノコンチェルト。しっかりと聴かせてくれた。
東京芸術大学は国立大学法人となり運営方法が変わった。少子化のなか、世界に通用する芸術家を育てることを率先している。この価格で聴けるので、ぜひ足を運んでほしい。

 

 

旧奏楽堂 上野公園内に移設。日本で初めて建てられた演奏会場、1890年(明治23年)創建。1988年(昭和63年)国の重要文化財に指定。
パイプオルガンを備える。1379本のパイプがあるコンサート用としては日本で最も古いもの。ホールは定員310名。
公開日が決まっている。また、室内楽を中心に、コンサートが定期的に行われている。

「新奏楽堂」東京芸術大学内に新設された。1998年3月に完成。パイプオルガンが設置。5568本。フランスのガルニエ制作。
こちらは、定員数1100名。オーケストラ作品・パイプオルガンコンサートなど、幅広いジャンルで年間開催も多い。


2023.7.13(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.247


2023.7.13(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】みずいろの雨 サセパリ 巴里祭 花火 ブエノスアイレスの夏 あざみの歌 雨の御堂筋 われは海の子 海 下町の太陽 雨の慕情 水色のワルツ

【コラム】梅雨明けはいつ? 気候は荒々しく豪雨と猛暑。お見舞い申し上げます。私たちはそのなかで生活をしています。生活の知恵を絞りだし、厳しい夏を乗り越える。
花火、盆踊り、かき氷、すいか、団扇、浴衣など夏の風物詩や、海の日(川の日)を考えたいと思います。

あざみの歌の歌碑 霧ヶ峰高原《八島ヶ原湿原》国の天然記念物


夏の自然、花が咲きほこり 癒しや潤いをあたえる。


ヴァーチャルオルガン


ヴァーチャルオルガン 教会のオルガンの響き

2019年頃から模索してきた。今、静かにわきあがる。八ヶ岳リードオルガン美術館(2019-2020)や静岡バッハハウス(2020-2021)での演奏を通して、パイプオルガンの響きに魅せられる。バッハの最晩年のコラール・プレリュードBWV641 Wenn wir in hochsten Noten sein「われら悩みの極みにありて 」を演奏したい。ピアノ編曲版は近いうちに演奏しようと思う。3声体のオルガンでそのうち実現するだろうか。

パイプオルガンは一台、一台建物に合わせ設置されるもので、小規模でも導入は簡単にはいかない。そこで、ヴァーチャルオルガンが登場。パソコン、タブレット用のソフトウェアHauptwerk ハウプトヴェルク【有料版】GrandOrgue グランドオルグ【無料版】のアプリを活用。Hauptwerkではイギリスの教会のオルガンがサンプルとして提供されている。他にも音源セットを導入すれば、その教会のオルガンを体験できる。肝心なのは、導入するPCのスペック。HDDの大容量化で導入しやすくなった。メモリは16GB が推奨。タッチパネルが使えるタブレットが理想的だがそんな製品はなかなかないようだ。USBポートの端子の数やSSDの大容量化などが現実的な導入条件となる。

本物のオルガンと違う事は理解している。発音システムが異なりタッチが違うからだ。本物はアフタータッチはあるが、鍵盤を少し押さえただけで発音してしまう。ここがピアノなどと決定的に違う。パーツは、2段鍵盤のMIDIコントロールキーボード(49か61鍵盤)と足鍵盤(MIDIペダル)とスウェル(エクスプレッションペダル)と椅子とスタンドで構成できる。MIDIペダルは、ペダル鍵盤の上部にスウェルペダルが取り付けられるものがよい。鍵盤数は2オクターブ以上で30鍵などが使われる。通常の電子オルガンのペダルでは1オクターブ半くらいなので音域が足りない。オルガンのペダルでの最低音のドは(ピアノの88鍵盤を例に、最低音がA1として)C15の鍵盤の音高でパイプが8フィートの長さで設計。ピアノで言う最低音A1が発音できるためには16フィート必要となる。さらにオルガンの発音可能音域は96でおり、その8鍵盤分下の最低音のCの場合32フィート必要となり高さが9.6mとなる。高さが10mとなれば3F建の吹き抜けが実現できるか。実際は音響も関係するから。一般の家屋では建築基準法の「絶対高さの制限」がある。大規模な音楽専用ホールでないと設計はできない。そのため、16フィートは希望したいところだけど、それも設置できない事があり、オルガンはかなり特別である事がわかる。

パイプオルガンのパイプは錫と鉛の合金で、錫の割合により音色が変動する。それは梵鐘もそう。パイプはローマの水道管にも青銅が使われているのだから。もう2000年も前からあった。紀元前264年、クテシビオスの水オルガンからはじまった。ふいごのシステムが導入されたのが紀元前1世紀ごろ。一方、東南アジアが発祥の笙が日本に奈良時代伝わった事が正倉院の宝物からも明らかである。パイプオルガンとしては9世紀ごろから教会につくられたという。ただ、音楽のあり方としては、9世紀末にオルガヌムがはじまり、グレゴリオ聖歌がこの頃だとされている。時代は過ぎスヴェーリンク( 1562 – 1621)やフレスコバルディ( 1583 – 1643)がオルガンを奏した。モンテベルディ(1567 – 1643)により、それまで完全4度、5度の2声体だった音楽が和音構成音の第3音が使われ始め音楽は大きく変化を遂げた。そして、北ドイツ派の作曲家ブクステフーデ(1637-1707)などから影響をうけたバッハがオルガン曲を多くつくるようになった。そういった事をイメージしながら曲を弾くようにしたいと思っている。

 

 

素敵なオルガンシステム、一生もの。特注でオーダーする事ができるみたいだが、価格は200万以上。
しかも、重量が重いので移動はできない。

そこでヴァーチャルオルガン。実際は、ここにスピーカーとタブレットPCと譜面台がつく。
足鍵盤(MIDIペダル)と専用椅子は必須、スタンドは必要だと思う。

 

 

 

こうやって探してみるといろいろあるものだと。


令和五年「夏越の祓」2023.6.30


令和五年「夏越の祓」2023.6.30

1年の折り返しにあたる6月30日、半年に溜まった気枯れを落とし、残り半年の息災を祈願する。「茅の輪くぐり」で厄除けを行う。

「方違神社」の茅の輪 無病息災。暑さと厳しい夏へのお見舞いです。平成22年(2010年)創建2100年を迎えた古社。崇神天皇5年に疫病が大流行し、多くの民が死亡しました。天皇は同8年(紀元前90年)勅願により物部大母呂隅足尼(もののべのおおもろすみのすくね)を茅渟の石津原に遣わせ須佐之男神を祀らせたところ、疫病は途絶え五穀は豊穣となっり、これが神社創祀の起源とされている・・・旅の途中に宿を求めた素戔嗚尊を、質素ながらも蘇民将来が厚くもてなした。素戔嗚尊の言った事を信じて、茅の輪を腰につけていた者は疫病を免れたという故事に由来(「日本神話」より)

「蘇民将来」とは、みすぼらしいみなりのスサノヲを助けた、心優しい神様の事。
「茅」という雑草の植物に霊力が備わる事を知る。茅葺の屋根に使い、保存食「糯」を粽に包んだ。甘い香りがする。救荒の食糧としても命をつなぐものだった。
摂津、河内、和泉の3国の境に位置し、“方位のない清地”

住吉大社の創祀に際して、方角を視た。神功皇后は、妊娠中でありながら朝鮮半島に出陣して新羅を討ち、帰国後に応神天皇を産んだといわれている。
また、空海は遣唐使の留学が命がけの旅だった事から安全を祈願。後鳥羽上皇は、熊野詣を何度も行ったが、方違神社で祈願した。

 

 

茅の輪の前に立つ。厳かな心で「茅の輪くぐり」をして社殿に。

創建2100年記念事業として、2015年~17年に社殿造替が事業化され完了した。社殿の金色と参道の白が印象的。

神明社(しんめいしゃ)天照大神を祀る

また、境内に「鈴山稲荷」がある。金色の「幸鶏の鈴」ゆかりの地。神功皇后が方違えの祓の折、日ごろ手飼いにしていた黄金の鶏を、鈴山古墳に埋め、
鶏は毎朝、鈴の鳴るような声で日の出を人々に知らせたという。

チガヤ(千萱)雑草。イネ科 30㎝~60㎝の鋭い葉が垂直に伸びる。5月~6月は白い綿毛のような花穂をつける。糖分を蓄える。
ほのかな甘い香りがし、噛むと甘みがある。


2023.8.5-6「堺平和の戦争展2023」出演


2023.8.5-6「堺平和の戦争展2023」出演

20年前から続く平和のシンポジウム。私も歌声コーナーなど出演します。昨年は、こちら

「平和」とは戦争のない状態。地球には約80億人が住み196か国(※認められていない国・地域がある)が独立国。そのうち、戦争状態の国は52を超える。それは戦争と紛争に分類され、年間1000人以上の死者を出した武力衝突を戦争という。(1万人以上が5、1000人以上一万人未満が18、100人以上1000人未満が29、1人以上1000人未満が14)そのうち1000人未満を紛争と呼んで区別している。しかし、この定義によらない事例としてフォークランド紛争のように国家間での戦争がある。紛争には「内戦」も含まれる。同じ国にいながら宗教、人種などの対立で戦いが発生している。実に、世界の3分の1の66か国が何らかの紛争状態。「平和」のバランスが変わってきているのかもしれない。


日本も戦後から微妙に情勢が変わり近年はこれまでにない緊張状態と言ってよいのか。関連としては自衛隊と日米地位協定がある。1950年の冷戦時代、GHQがソ連に対して防衛するため、警察予備隊を自衛隊として組織された。ソ連の終戦直前の北海道侵攻の謀略からをふまえての事でもあった。現在の自衛隊基地は160あり自衛隊員は約22万人いる。沖縄県では、在日米軍専用施設・区域の70%が集中している事が課題。在日米軍軍人軍属、家族、関係者など10万人以上いる事を忘れてはならない。日米安全保障条約の基本である日米地位協定は1960年から10年毎に更新されている。

「堺平和の戦争展」では「平和」について考えます。あの「堺大空襲」では1800人以上の人が亡くなりました。
ぞうれっしゃ合唱団のステージもあります。

日時:2023年8月5日(土)6日(日)
会場:サンスクエア堺ホール 大阪府堺市堺区田出井町2−1
入場:無料(カンパ500円)
企画概要は以下のYOUTUBEをご覧ください。

 

 


「リラ・クラシック」2023.7.15(土)7:00「ラフマニノフ」vol.116


2023/7/15(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 パガニーニの主題による狂詩曲
交響的舞曲 前奏曲作品32-5 ヴォカリーズ(ピアノ独奏版)

【コラム】ラフマニノフ(1873-1943)2023年はメモリアルイヤー生誕150周年。ロシア→アメリカに亡命し活躍した作曲家。1917年から祖国を離れた。身長2mの大男で、ピアノの棚板(73㎝)に足がつかえたため椅子の足を切って低くした。1オクターブ5度が届きしかも柔軟な手首を持った事から、20世紀最大のピアニストとして歴史を遺した。
EPレコードが収録され、自演のCDが復刻されている。


アジサイの咲く頃 2023.6.18


アジサイの咲く頃 2023.6.18

関東も梅雨入りし、本格的な梅雨の時期になった。最近は、晴れると30℃近く。雨が降ればどしゃ降り。先日の台風2号の線状降水帯による被害の復旧がすすんでいる。災害ボランティアは6月11日で募集終了となった。まだまだ台風シーズンで大雨には警戒が必要です。

庭はアジサイが少しづつ花が咲き、色も濃くなってきた。右はスイセンノウ 「酔仙翁」ナデシコ科の花で鮮やかな赤色。酔っ払っているように見え 京都の仙翁寺が由来とされている。そういえば 仕事先に行く途中 亀が地面を這っていた。2023.6.5 100mもないところに川がある。体長20㎝。道が狭く車輪で踏まないように気を付けながら通った。亀は「深田池」でみられ、暑い日に亀が甲羅干しをしている事がある。また、仕事先でカエルが跳んでいるのをみた。2023.6.16 晴れていて暑くなりそうな日でムシムシした感じ。そのカエルはツチガエル。体長は5㎝。色は茶色。ぴょこーんと跳ねているがマイペースだ。水場へは200mくらい。

日中は出かけにくくなる。冷房があるところは限られているし、暑くてもカラッとしていればよい。夏の節電を乗り切ろう。植物の涼感はなかなかです。

 

 


2023.6.22(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.246


2023.6.22(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】沙羅双樹 あじさい娘 悲しき雨音 碧空 小雨降る径 涙そうそう 虹の彼方へ 雨 七夕さま 雨に咲く花 虹色の湖 雨あがりのサンバ

【コラム】梅雨空で曇りの日で30℃近く、晴れると35℃近くになり、危険な暑さです。体が暑さに慣れてない事もあり、体調変化に特に注意が必要です。
適度に水分補給をしましょう。


2023.6.11「第37回ビバ・アコーディオン」の事


2023.6.11「第37回ビバ・アコーディオン」の事

オフィシャル広報ページはこちら
今期は、予算編成の関係で ビバ・アコ実行委員会ブログの更新をしていません。全関西アコーディオン協会でしています。
私は、ビバアコーディオン実行委員です。全関西アコーディオン協会では常任理事をつとめています。
本日のビバ・アコーディオンでは、受付と日本アコーディオン協会売場を担当しました。

当日は、(株)トンボ楽器製作所、池部楽器鍵盤堂の楽器展示、アンサンブルの楽譜展示、NENEROROの楽器修理があり
商談、問い合わせの利用がありました。

37年前の1986年(昭和61年)、アコーディオン教室・サークルは発表会をすることで精いっぱいでした。交流はできませんでした。一年に一度、この時期に「どうですか~ 元気にしてますか」交流できる場所をつくろうと、全関西アコーディオン協会の前会長「堀部氏」と理事の「一迫氏」が協議し、たちあげました。当時の杉村副会長と吉田理事長らが実行委員会を組織し、単年度会計の実行委員会形式で運営しこれまでやってきました。一時は、参加人数250名、来場者数400名を越えました。2020年はコロナ禍で早々に中止、2021年はエントリー募集はできたものの、緊急事態宣言により残念ながら中止となりました。

昨年、2022年度は3年ぶりに開催でき、参加人数は100名とこれまでで最も少なくなり心配されましたが、今回は10名増え110名。
5月から5類移行して1か月、練習会場にコロナ禍の制限があったようで、影響がまだ残っています。
新しい参加がありました。小学2年生、大人になってからアコーディオンをはじめ1年目で出場、ヴァイオリンとアコーディオンのデュオなど嬉しい知らせです。