~信じるこころ ミュージカルを子ども教育に~ 8歳の少女がホームレスの人生を変えた。心温まる物語。
ミュージカルはドラマ教育といい、アメリカやイギリスでは舞台芸術を学び教育現場に常駐している。
観劇は、コミュニケーション能力を高めたりやシミレーションによる相互の立場の理解に役立ち、心を豊かにする。訓話よりも舞台芸術でテーマを上演し 教育効果をあげることができる
「赤い手袋の奇跡 ギデオンの贈りもの」
「ひとりミュージカル」ライブ会場は、あっという間の65分間を共有していた~
出演 鈴木希彩(のあ) 音楽 深町エリ 脚本 人見はる菜 原作 カレンキングズベリー
あの翻訳家 小沢瑞穂さんも翻訳しながら涙したといわれる感動の物語。
「神様が少女にくれたプレゼント。クリスマスに起きた本当の奇跡」
ギデオンは8歳の女の子。彼女は 天使のようなやさしい心を持っていた。
ギデオンは 困っている人をほうっておけない。
自分がもらった小遣いでパンを焼きホームレスにあげていた。
あるとき、ギデオンはアールというホームレスに出会う。
アールに クリスマスプレゼント渡したいので受け取ってくれるかときいた。
アールはクリスマスなんか大嫌いだ。プレゼントそんなものいらないという。
ギデオンは、自分で気づかないうちに白血病に侵されていたのだ。それでもアールの心を救おうと クリスマスプレゼントを用意した。
プレゼントの袋に赤い手袋をいれ 手袋にはBELIEVE の文字を刺繍した。またプレゼントの袋には心をこめて絵を描いた。
最初 アールはプレゼントを受け取ったが 開く気にならず ギデオンに対しても「ほおっておいてくれ」と拒絶した。
そのショックのあまり、ギデオンが病状を悪化させてしまった。
ギデオンのただひとつの願いそれは、アールがプレゼントをあけてくれ笑顔になってくれる こと。
信じる心を取り戻して くれることを神様にお願いした。
アールの過去は12月22日に交通事故で妻と娘を失ってしまった。クリスマスプレゼントが赤い手袋であった。
挙句の果てに仕事もなくなりホームレスになったのである。そして赤い手袋も盗まれなくなってしまった。
アールはプレゼントをあけて見た。そうしたら なんと赤い手袋があるではないか。
そこにはBELLIVEの文字が。これは奇跡だ。
私はひどいことをした。ギデオンに謝りたい。彼女の病気を救えたらと 白血病の治療費を差出し ギデオンは 2ヶ月後に退院することができた。
「ギデオンはアールの笑顔を取り戻したかった 何も信じなくなったアールの心を温めたい」それが奇跡を生んだ。クリスマスの奇跡はそれを信じる人に起きる。
主な登場人物
A ギデオン 高声 純真無垢な8歳の女の子で天使のような声。讃美歌などクリスマステーマの曲などを 感動的に表わす
B アール 中声 声に表情と重さがにじむ 粗暴な人。ギデオンからのクリスマスプレゼントにより 今までの過去の訣別 人生を変えた奇跡に感謝する その深い歓びの歌はクライマックス
C 語り 中声 ストーリー語るナビゲータ役。明解でかつ言葉に抑揚をつける 各場面の切替は十分な間合いをとっている。
VIDEO