Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2022.8.11(木)13:00「おきがるタイム」vol.225


2022.8.11(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC・スマホ・タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】花火 いのちの歌 さとうきび畑 喜びも悲しみも幾歳月 長崎の鐘 異国の丘 湖畔の宿 君の名は モンテンルパの夜は更けて 聖母たちのララバイ

【コラム】「戦後77年」昭和の激動の時代と令和の時事。沖縄復帰50年の年。ウクライナ侵攻により、安全保障が揺らいでいる今こそ、平和へのアクションを。


堺平和の戦争展2022②「うたごえ」エンディングのつどい22.7.31


堺平和の戦争展2022②「うたごえ」エンディングのつどい22.7.31

18年前から続く平和のシンポジウム Withコロナ

7月31日 二日目

ステージ 暁光高校 平和ゼミナール DVD「語り継ぐ大阪大空襲」

第一会議室 ウクライナに平和を
おりがみ ちぎり絵 かみしばい 習字 えてがみ バザール

出演しました。コロナ禍にもかかわらずご来場された方に感謝。
7月27日、大阪府知事から医療非常事態宣言「高齢者に対しての外出自粛要請」が発出された。一日の感染者が20000人を超え「赤信号レベル」に達したため。

同じ事を繰り返さないため、乗り越えなければならない試練。
3年ぶりにうたコーナーが復活した。

 

エンディングのつどい

ウクライナの平和を考え支援しよう

が採択されました。

 


堺平和のための戦争展2022①「ステージ」22.7.30


堺平和のための戦争展2022①「ステージ」22.7.30

18年前から続く平和のシンポジウム Withコロナ

一日目

ステージ 平和の歌 四国五郎が伝える戦争の記憶 他

出演しました。
7月27日、大阪府知事から医療非常事態宣言「高齢者に対しての外出自粛要請」が発出された。一日、感染者が20000人を超え「赤信号レベル」に達したため。

同じ事を繰り返さないため、乗り越えなければならない試練。
3年ぶりに「平和の歌」コーナーが復活した。

 


富士山本宮浅間大社奥宮【頂上奥宮】3700mの世界


富士山本宮浅間大社奥宮【頂上奥宮】3700mの世界

富士山には頂上部に八神峰(はっしんぽう)という標高3700m級の13の峰が周囲2.5kmの火口の縁がありその中の最高峰が剣ヶ峰(3776m)である。吉田口、須走口、富士宮口、御殿場口にそれぞれ頂上があり2つのお宮がある。それが浅間大社。浅間神社は静岡県富士宮市に本宮をおく「富士山本宮浅間大社」で静岡、山梨をはじめ全国で1300ある総本宮である。日本の神社は5万とあり神社庁では8万あるとされている。大宮は、現在の地「富士宮」にある。806年、坂上田村麻呂が創建した。初めて富士登山を行ったのは、大宝元年(701年)の役小角であるとされ、平安時代の空海も大同2年(807年)登拝したとされる。末代上人(1149年)は奥宮の山頂に大日寺を建立した。江戸時代には藤原角行が富士講を盛んに呼びかけ庶民に広まった。富士山は日本国の象徴の神の山として崇敬されていた。それは、葛飾北斎などの絵画にもあらわれている。

【元禄の争論】元禄16年(1703年)に散銭や山小屋の経営などを巡り須走村が富士本宮を訴えた論争で須走の全面的な勝訴だった。
【安永の争論】安永元年(1772年)の争議で、安永8年(1779年)に裁定され富士山の8合目以上は浅間大社の支配となった。

八合目より上は境界未定地とされており山梨、静岡のいずれの地でもない。富士山山麓については、静岡県富士宮市、富士市、裾野市、御殿場市、駿東郡小山町と、山梨県富士吉田市と南都留郡鳴沢村が属している。これは【元禄の争論】元禄16年(1703年)と【安永の争論】により、安永8年(1779年)からこの状態である。武田信玄と徳川家康の争いであったかどうか。駿河国内(富士宮と須走)で起きた争議で奉行が裁定している。山梨県(面積が全国32位)は山間部が多いがコンパクトで観光施策など行政の関連度が高い。静岡県(全国13位)は浜松市が2位、静岡市が5位、3つの地域(駿河・伊豆・遠江)の山間部が深く過疎帯がありバランスが難しい。長野県(全国4位)も広大でバランスを取りにくいとみられる。マイカー規制などの体制について自治体それぞれのやり方に違いがある。

久須志神社【東北奥宮】と浅間大社奥宮【頂上奥宮】標高的には東北奥宮が高いが、格式としては頂上奥宮が最高の地である。それは「禁足地」を祀る事からもうかがえる。

A 久須志神社【東北奥宮】(標高3715m)日本最高峰に位置する。明治時代まで「薬師堂」と呼ばれていた。神仏分離令以降に富士山本宮浅間大社の奥宮の末社となった。
祭神:大名牟遅命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)

B 浅間大社奥宮【頂上奥宮】(標高3712m)※禁則地の浅間岳は 標高3722m
祭神:木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)【浅間大神】 大内院 3537m ※禁則地 を祀る。

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関連した神社

○山宮浅間神社

山宮は『富士本宮雑記』によると「景行天皇四十年庚戌年(110年)」とある。日本武尊が、東征で駿河国(するがのくに)を通られた際、賊徒の野火に遭われました。富士大神の加護によって賊徒を征伐。浅間大神を山宮へ奉斎した。これが山宮浅間神社の地である。

○須走浅間大社「東口本宮 冨士浅間神社」

平安時代初頭、桓武天皇の時代・延暦21年(802年)、富士山東脚が噴火。国司・郡司は、住人のために、須走の地に斎場を設け鎮火祭を斎行。4月に噴火が収まった。この御神威を、平城天皇の時代・大同2年(807年)鎮火祭跡地に祠を祀ったのが、創建と伝えられている。平安時代、空海が修行を行い、富士登山をしたとされ近世まで弘法寺浅間宮と称されていた。室町時代後半(戦国期)・江戸時代、一般庶民による富士山登拝信仰・富士講や修験道者の信仰を集め、須走口登山道・須走の宿場町とともに栄えた。須走口登山道の9合目・迎久須志之神社、6合目・胎内神社、5合目・古御岳神社、4合目・御室浅間神社、2合目・雲霧神社は当社の神主により祭祀が行われていたのである。

○冨士御室浅間神社

富士山二合目には、今は奥宮とされる小さな社がある。文武天皇3年(699年)に藤原義忠が祭祀を行ったのが冨士御室浅間神社の創建と伝えられていて、富士山最古を謳っている。 浅間神社を本宮とし、山梨県富士河口湖町勝山に里宮として鎮座している。祭神:木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。

○富士山本宮浅間大社(富士宮市)

大同元年(806)坂上田村麿は平城天皇の勅命を奉じ、現在の大宮の地に壮大な社殿を造営し、山宮から遷座されました。広大な境内には、本殿を中心に、拝殿、幣殿、楼門、鉾立石、湧玉池などが配置されている。


新型コロナウィルスBA.5 最高19万人感染 「検査難民」見直しか 2022.7.22


新型コロナウィルスBA.5 最高19万人感染「検査難民」見直しか 2022.7.22

「第7波」が猛威をふるっている。重症化は少ないようだが、死亡者が69名と、増加しているのが気になります。重症者は191名も増えています。
政府は、現時点で行動制限するつもりはないとの見解だが。各自治体は、蔓延防止対策の時に設定した人数制限、時間制限など工夫して独自の政策を行うだろう。
医療ひっ迫をどう食い止めるか。

かつての、営業短縮、休業の自粛をしたお店に対して特定の業種に「給付金を支払う」というのは、たった1時間で効果あるの?
ですが、自粛にはつながっていると思われるので。ただ、特定の業種のみに支払われるのは理不尽だと指摘がずっとされている。

いつまで経っても医療ひっ迫が起きて「第〇波」で怯える事からはいつからか脱却しなければならない。ワクチン、経口薬、検査キットは、謎のまま。
薬局の検査キットは、入荷即日完売で品物がないと苦情が出ている。検査キットは1億枚あると官房では言っていたが、そんなのすぐになくなっているではないか。

指定病院でしか処方できない体制をいつまで続けるつもりなのか。経済が疲弊していて体力がない企業もあり、余裕がない。
すぐ、人員削減しなければならなくなる。生活保護はどれだけ増えたのか。政府は、失業者のデータを公開するべきだし、対策を強化されなくてはならない。

一日18万人以上。集団免疫の話が出ているが それはBA.5の事であって、新種が蔓延するのは、病原菌の方が勝り、免疫が落ちてきているので
ワクチン接種が望ましいというが、それもいきわたっていない現実。

さらに、無症状者でない感染者(自覚症状のある)が病院に行くときに救急車使わないでほしいという意見が出ている。救急の出動がパンク状態になりかけている。本来の業務である救急患者のための救急車を手立てすることが難しくなっている。しかし、子どもの重篤化で呼吸しづらい、40度近くの高熱で歩けなかったりで救急車を使わなければならないケースが急激に増えているようだ。

他に、若年層でいるらしいが、発熱してしまい解熱剤でおさえたが(病院で検査せず)そのまま職場や公共の場所に行く・・・あり得ない行動態度。
もちろん 感染を広げてしまっている。普通なら病院で検査し、3日から5日間以上待機するはずなのだが。検査キットや体制が拒否されたりしているのだろうか。
また、陽性と判断されれば、帰りの交通経路が徒歩かタクシーになり負担が増すので病院での検査をしないのだろうか。
私なら率直に「検査機関と連絡がとれないので自宅待機、5日間していいですか」と報告するだろう。それにしても感染力が強い。

それから、換気の悪いところの管理ができていないお店に気を付けた方がよい。〇〇では店によるが冷房がものすごく効いていて気づかないのかな。イートインスペース、咳が出ている人がいる。換気をしている様子はみられなかった。お客さんは5分に一度くらいは入出しているようだが。

周辺に感染した方を知っているが、2回目ワクチン受けているのに罹患してしまったが、またも再感染しているという。
この人は、職場が徹底した感染対策が行わなければならない行政機関なので。それ以外からの感染か、あるいは抵抗力が弱っているのか。やはり子どもからか。
また、職場でも「あの人 前コロナに罹患したのに また罹っているよ」と、体調の具合が明らかに悪いらしい。
その人は、体格もよいが、以前コロナに感染してから「疲れやすい」と言っていたので後遺症で発症しやすいかもしれない。
といっても、彼らは誰からかのBA.5が感染したのであるから、マスクしなかったり、人込みに外出するとか、そういう傾向があるのなら注意してもらうしかないが。
それが、子どもからの家庭感染だから歯止めがきかない現実があり、そういった事が数字に表れてきている現状。これ以外の感染者も多くいると思われる。
夏休みに入ったので子どもたちは学校に行かない。濃厚接触者が外出を控えていれば、コロナの感染者は今までのような勢いはなくなり、停滞気味になるのでは。

私は猛暑のおさまる8月15日あたりまであと2~3週間が山で高止まりするとみていて、自然に減るまでは、まだまだ油断のできない新型コロナとの闘いが続くのでは。
終息を願うしかない。

 


史上最高気温40℃超え 2022.6.25~7.1


体温超えの命にかかわる酷暑が続いている。

2022年6月25日【6月として】史上最高気温40.2℃を群馬県伊勢崎市で観測、38.1℃を東京都青梅市で、37.9℃を八王子市で、36.6℃を東京練馬でも記録。
また、7月1日 最高気温40.4℃を群馬県桐生市で観測、40.3℃を伊勢崎市で、40.2℃を山梨県甲州市で、40.1℃を埼玉県鳩山市で、40.0℃を埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市で記録。

まだまだ8月でも酷暑がやってきますので、対策を十分に。

「熱中症警戒アラート」が発令し危険な暑さの対策を呼び掛けている。日中の不要不急の外出を避けるよう、28℃以下の「暑さ指数」( A湿度、 B日射・輻射(ふくしゃ)などの熱環境、 ③気温の要素を構成する指標)を冷房機の使用で推奨、また、25℃以上の熱帯夜の時間帯を知らせ、夜間の熱中症にも気を付けるよう促している。

7月1日の気温

夜や朝方も目がさめて喉が渇く。水分補給を忘れずに。この時間帯で体を動かすと発汗作用で脱水症状もありうる。油断しないで。
コロナ感染症拡大であまり目立たない情報かもしれないが、細心の注意を。


介護予防支援講演会2022.7.8


介護予防支援講演会2022.7.8

本日は、こちらにうかがった。下市町から吉野にかけての道には、才谷といわれる集落がある。ここで介護支援講演会。西照寺 室町時代、1495年創建の浄土真宗本願寺派の寺院。本尊:阿弥陀如来を祀る。吉野山の境にあり、楠木正成との奇縁から蓮如ゆかりの寺院。蓮如(1415-99)は浄土真宗を再興させた。代々継ぐ住職だとおっしゃった。20年前にお堂の屋根が修復されたが、お堂は、柱も金箔でできており、24枚の襖絵など 需要文化財が多い。

この日、会場で安倍元総理の事件を知って、しかもなんで「よりによって奈良で」と。

十数名でしたが、80歳台の懐かしい歌など、1時間少し楽しまれました。お堂は、反響がよく重厚なアコーディオンの音色がした。と住職夫妻が言われてました。


「リラ・クラシック」2022.7.30(土)7:00 ラヴェル vol.101


2022/7/30(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC スマートフォン タブレット共通に】

【曲予定】ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ ソナチネ 「鏡」
左手のためのピアノ協奏曲

【コラム】ラヴェルの音楽は、透明感あふれ涼しささえ感じます。

ソナチネ 教則本のソナチネとは違っていて古典の小曲のイメージで、特に第2楽章は、メヌエットが愛らしいです。
左手のためのピアノ協奏曲は、第一次世界大戦で右手を失ったウィトゲンシュタインのために作曲した。ラヴェルも砲兵連隊のトラック運転手として従軍していた。


2022.7.28(木)13:00「おきがるタイム」vol.224


2022.7.28(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオの視聴方法がPC・スマホ・タブレット共通に】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】花は咲く ジャヴァ 巴里祭 忘却 人魚の歌 太陽の花びら 風が吹いている 浜辺の歌 海の声、山の声 パイナップルプリンセス 山小屋の灯 岬めぐり

【コラム】先日は、こちらの寺院で介護支援アコーディオン演奏。室町時代の蓮如上人ゆかりの寺院で。御本尊は、阿弥陀如来。
立派なお堂でのアコーディオンの音色は重厚でよく響きました。住職さんも、本格的なアコーディオンの音色にしびれた。とおっしゃってました。


富士山登頂「剣ヶ峰」3776.12m「大内院」八神峰


富士山登頂 剣ヶ峰「お鉢めぐり」3776.12m 大内院 幽宮3537m(火口=胎内)大日如来
八神峰 江戸時代の『八葉九尊図』や明治時代の神仏分離令以降の浅間大社の同定資料による。
山頂部の火口は「大内院」と呼ばれ胎内と考えられる。また、3700m級の縁が外輪山をかたどり、それらを八神峰(はっしんぽう)と呼ぶ。
※山頂部分(八合目以上)は、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間神社の社有地であり、山梨、静岡どちらの県にも属さない「境界未定地」で江戸時代、徳川家康の時代から続く。

〇久須志岳 3725m 薬師如来 〇白山岳 3756m 釈迦如来
◎剣ヶ峰 【日本最高峰】3775.6m(大正14年)阿弥陀如来 ※ 二等三角点の北にある岩 3776.24m ⇒(2014年電子計算補正 3776.12m)
〇三島岳 3734m 地蔵菩薩 〇駒ヶ岳 3718m 文殊菩薩 〇朝日岳(旧大日岳) 3733m 御来光をみるところ 勢至菩薩 〇成就岳 3734m 浅間大菩薩
(伊豆岳 3749m 観音菩薩 浅間大社の見解では除外)※【禁則地】浅間岳 3722m 浅間大社奥宮

鮗池(コノシロ池):雪解け水が流れるまぼろしの池 江戸時代には橋が架けられていた。
雷岩(3731m):外輪山の飛び出した岩「いかずちのいわ」この方角によく雷が起きる事から。雷の衝撃で割れている。まさしく北東の鬼門。
虎岩(3660m):平安時代の富士山記に「うずくまる虎の如し岩」とある。
荒巻:朝日岳と伊豆岳にわたる稜線 剣ヶ峰からよく見える。江戸時代後期から1960年代まで噴気孔があった。当時、ゆで卵がつくられ販売されていたという。

・吉田口頂上 久須志神社「東北奥宮」(3715m)・富士宮口頂上 浅間大社「頂上奥宮」(3712m)・御殿場口頂上(3700m)

【データ】1日目 往き:5時間45分 2日目 往き:60分《休憩:15分+35分》お針巡り:90分 下山:4時間30分
合計 往復15.1㎞(7.5㎞+7.6㎞)+ お鉢巡り2.5km =17.6㎞ 総合計時間:12時間45分

☆1日目 富士吉田IC 富士スバルライン(有料道路) 富士スバルライン五合目Ⓟ 7時30分 ⇒(無料バス)⇒ 富士スバルライン五合目BS トイレ 登山届提出 体温測定「協力金」 スバルライン五合目(2305m)8時00分 ⇒ 六合目(2390m)8時30分 ⇒ 七合目(2700m)9時30分 ⇒ 八合目(3040m)11時12分 ⇒ 本八合目(3380m)13時10分 ⇒ 八合五尺(3450m)13時45分 御来光館【宿泊】
☆2日目 御来光館【ご来光】4時30分 出発 4時40分 ⇒ 九合目(3570m)5時5分 ⇒ 久須志岳【吉田口頂上】(3710m)5時30分《久須志神社で御朱印》
♡【お鉢巡り】5時45分 ⇒ 白山岳 ⇒ 剣ヶ峰(日本最高峰)【富士山特別地域気象観測所】6時30分 ⇒ 三島岳 ⇒ 駒ヶ岳 ⇒ 浅間岳 7時00分《郵便局で証明と浅間大社で御朱印》 7時15分 ⇒ 朝日岳 ⇒ 伊豆岳 ⇒ 成就岳 ⇒ 扇屋 7時30分【休憩35分】
【下山】吉田・須走下山口 8時05分 ⇒ 分岐【下江戸屋】八合目(3270m)8時55分 ⇒ 緊急避難所(2900m) ⇒ 七合目トイレ(2640m)10時50分 ⇒ 六合目(2390m)12時00分 ⇒ 富士スバルラインBS五合目 12時35分 ⇒ 富士スバルライン五合目Ⓟ

【事前の準備と情報収集】富士登山は、昨年頃から検討していた。コロナ禍のなか「できる時にやっておかないと後悔する。」登山口は、吉田口や須走、富士宮、御殿場がある。最短の富士宮ルートも興味があったが、御来光なら東斜面の吉田口がよい。山小屋が多く安全面でもこれが当たりだった。「梅雨明け10日」の中旬以降、機会をうかがっていた。
吉田口登山口へは、富士宮市から富士吉田に入り、富士スバルライン【高速道路】(2100円:現金)を使用。3時~21時45分の営業。2022年は7月1日から開山で14日まではマイカー規制はない。15日以降は「マイカー規制」で現在の五合目Ⓟへの乗り入れもできなくなり、富士吉田IC近くの山麓Ⓟに停め料金1000円、朝6時からのシャトルバス(往復:2100円)を利用しなければならない。天気予報:1日目は、晴れ。2日目は、1㎜の降水が午前5時前後、弱い雨が6時前後、午前中は曇り時々小雨、午後からは本降りの予報。

【1日目 富士スバルライン五合目 ⇒ 八号五尺 御来光館】
【登り】富士スバルラインは、全長29.5㎞の山岳有料道路。標高857mから2300mまでを走行。富士スバルライン五合目Ⓟは、1-6などエリアに分けられ、専用バスが30分に一回運行されている。五合目は賑やかな商業エリア。トイレをすませ登山届を提出、体温測定、協力金などの手続きで入山する。ちなみに屋外はマスク不要だが、マスク携帯が推奨。飲料500m×4本。麦茶、スポーツドリンク2本、水1本。上は、下着にインナー長袖、長袖、半袖、レインウェア脱着。下は、下着にインナー、長袖(裏生地あり)で寒くない。吉田ルートは、登山時から森林限界で晴れると暑く紫外線も強い。気温は七合目で17℃。七合目からの岩登りがキツイ。八合目からの距離が長い。八合目、本八合目、八号五尺 九合目となる。また、八号目から足が重くあがらない。気圧は630hpaで平地の3分の2しかない。空のペットボトルが潰れるくらい。標高3000mあたりから高山病の症状がでやすいという。様々な体調変化が影響していた。汗もかかないのに喉が渇く。私からすると山小屋のスタッフなどの仕事人は「仙人」のように思える。

【宿泊】御来光館 標高3450m 8合5尺 標準タイムでここまで6時間から6時間30分。8時に出発で13時45分にチェックイン。その後、部屋で休んでいた。消灯は21時、起床は1時30分、チェックアウトは6時。チェックインの際、体温測定、全身消毒で対応している。ハンバーグ定食があるらしいが、その他のメニューも注文できる。私は、登山中はおにぎり(※肉系はNG)と麦茶と卵、納豆エキス、キャラメル、塩タブレット、ウィダーゼリー(りんご味)等を食し、食べるとすれば饂飩くらい。高山は味覚も鋭くなるので腹痛が心配。コンビニの肉系などガスが出そうなものは登山前に食べない。胃腸薬を食後に服用すると就寝時の鈍い放屁が減るので安心。ウェットタオルが重宝(※水は一握りしか出ません。)目薬が必要。(砂が入ってくるので涙目になる)熱冷ましシート:紫外線が強いので、手や耳や頭の後ろなどの対策が必要。日焼けで額が少し熱い。シートを貼ると効果てきめんですぐ体温が下がったが左足の筋肉が攣る。すぐポカリスェットを飲むと治まった。やはり脱水症状に近い状態だったのか。飲料を購入、一本500円、3本で1500円。これは必要経費。(高いなどと言ってはいけない)後、頭痛がする。身体が動けないほどの頭痛ではない。鎮静剤【非ピリン系】を服用。いつの間にか熟睡。部屋は寒いけど布団に入るとこれがけっこう暖かい。フロントに出ると、何人かの人が手当てを受けていた。高山病だった。酸素を鼻に吸入し布団にくるまって休んでいる男性や、たくましそうにみえる男性2名が、極度の頭痛で、下りるかどうかの相談をしていた。女性のスタッフが、看護師のようにみえる。ケアしているのをみて心が和らぐ。厳しい自然の中で宿泊者の世話をするのは大変だと思った。客層が良かった。ともすれば年長者は「若僧」というが、彼らは基本的にしっかりしている。中には「変わった人」がいるが、それはどの年齢でもいるもんだ。部屋は梯子つき二段ベッドでカプセルホテルの一人部屋みたいなものだが天井は高く開放感がある。ハンガーフックが複数ありこれが便利。湿ったインナー上着をかけておいたら朝方には渇いていた。お隣さんは静かな方でセキュリティ面も特に問題なかった。宿泊数120のこの日は宿泊数が少ないというが、次から次へと男性も女性も宿泊で到着。同じ部屋、隣同志で寝る。ちなみに鼾や寝言は一切聞かれなかった。一応、耳栓は持参したが、使うことはなかった。枕が硬めなので、クッションピローがあると楽になれる。

【2日目 八号五尺 御来光館 ⇒ 吉田口頂上 ⇒ お鉢巡り 剣ヶ峰3776m ⇒ 下山】
【ご来光】御来光のロケーションが難しい。日の出は4時40分。ここから山頂まで900m 60分なので朝日岳まで昇れれば、最高の御来光を迎えられるのかな。2時30分にツアー引率の説明が耳に入ってくる。ヘッドライト装備で山頂に登り御来光を見るらしい。しかし、風が吹き外は寒くじっとしてられない。4時頃に少し薄く空が明るくなってきたが、強風で小雨が降って来たので「御来光館」でご来光をみる事に。「ニット帽子」があるとよい。4時30分頃に一筋の赤い線が雲間からみえた。滲み出る東の地平線から。「御来光、見れてよかったね」世界標準時、日付変更線の関係上、日本が一番はやく朝を迎えるのだから。アメリカ大陸から光が届いている実感があった。

【お鉢めぐり】山頂部に到達するなら、お針めぐりは是非。巡行は時計周りと半時計周り。独立峰といえども標高3700mの峰は、どこを探してもここにしかない。深さ237m、直径780m、2.5㎞の外輪山の縁を周回する。八神峰の未知の世界。それらは、大日如来、阿弥陀如来の曼荼羅の世界。尊い瞬間、仙人の境地。ポイントは久須志神社東北奥宮、剣ヶ峰、浅間大社奥宮、火口「大内院」をはじめ見どころがたくさん。日本神話に出てくる「国生み」出っ張りと凹み、大切なのは、母なる大地こそが継承できる。大内院(だいないいん)の火口はすさまじかった。江戸時代の宝永四年(1707年)11月23日に噴火したのを最後でいつ噴火してもおかしくないと専門家は言うのだが。当時は火口付近に噴気孔がありそこで「茹で卵」をつくっていたらしい。そういえば、二つほどよい報告を。帽子を落とした男性、サングラスを忘れた男性への落し物が確実に持ち主に戻っている。「最近、落したようだから、見えるところに置いておこう」こういった良心が守られていて誇らしい。

富士山本宮浅間大社:山頂にはふたつのお宮があり久須志口頂上にある久須志神社「東北奥宮」(3715m)祭神は大名牟遅命と、富士宮口頂上付近にある「浅間大社頂上奥宮」(3712m)祭神は浅間大神(木花之佐久夜毘売命)。第7代孝霊天皇の御代に富士山が噴火しそれを鎮めるために第11代垂仁天皇(紀元前27年)に山足の地に浅間大神を祀った。第51代平城天皇(806年)に坂上田村麻呂が山頂に社殿を造営したと伝えられている。ちなみに久須志神社「東北奥宮」が、頂上奥宮の末社とあるが薬師堂と呼ばれていた。なお、浅間岳は(標高3722m)禁足地になっている。

富士山特別地域観測所【剣ヶ峰】:気象学者 野中到(1867-1955)が1889年、山頂の久須志岳の石室で観測を行ったのがはじまり。1895年2月富士山冬季初登頂を果たし、山頂の剣ヶ峰に観測用の小屋を設置雪が少なく風の強いところを選んだ。8月30日、日本最初の富士気象観測所として観測をはじめた。1932年、中央気象台臨時富士山測候所が東安河原に開設されたが、1936年剣ヶ峰に「富士山頂気象観測所」として常時開設され、当時、世界最高所の観測地点であった。1964年ドーム型レーダー観測所が設置。(~1999年)2004年、自動観測装置が設置され、無人観測所となった。ちなみに強風が吹き荒れ、この付近は「大沢崩れ」もあり崩落が心配されている。

【下山】九合目からの下りは吉田・須走ルート共通で八合目の江戸屋の前で吉田口と須走口の分岐、避難小屋、七合目トイレ、六合目安全指導センターなどがある。九十九折の道、景色は土色の殺風景。そんな中でも植物は花を咲かせている。赤土の火山灰土の砂礫でブルドーザーが整地しているが、砂がめりこむので思ったとおりに進めない。ゲイタ―があった方がよいだろう。雨だと泥だらけになる。この坂がやっかいで急なのだ。つま先に重心がかかる。八合目から七合目が長かった。右足の膝外側の筋肉の腫れで痛い。踵から着地すれば痛みはない。歩幅を少なくしゆっくりと下りている人や、仲間2人に両脇を抱えてもらい歩いている人をみかけた。救護所まで何とか辿り着くしか方法はないと思う。その救護所も八合目はクローズドで、マイカー規制の日まで開設していない事が多いので、最寄りの山小屋にヘルプするしかない。腰も重かったが痛いほどではない。足首の腫れはなかった。標高が低くなるにつれて気温が上がり暑い。それにしても喉が渇く。飲料は3本(水・スポーツドリンク・麦茶)、ウィダーゼリーも飲んで水分補給。

その後:富士吉田で「かつ定食」+「ほうとう」をランチで食べ、浜松で夕方「鰻弁当」を買って休憩時に食した。筋肉疲労には、鶏の旨肉が即効性あるとされている。帰宅して、パソコンの文字変換が失敗し頭が働かない。就寝後の最初のお風呂で回復した。ゆっくり1時間かけて入浴。「砂垢離」なので、全身、特に顔のTライン、耳、頭の後ろ、背中の皮脂汚れを落とす。48時間後に腰の痛み、足のむくみが。膝の痛みはほとんどおさまった。マスクすると息苦しいが、クールダウンしているのでもう一日で元に戻るだろう。

次は、富士宮ルートで走破してみたいが、体力を鍛えないと。自らの「次なる目標」への自信ともなった。

御来光 午前4時40分

山頂 剣ヶ峰 3776m

山頂からの雲海 東の空 お鉢巡りに

火口【大内院】底には、地熱が溜まっているのだろうか。周囲800m 深さ200m

剣ヶ峰 富士山特別測候所 最高峰へ

 

剣ヶ峰 日本最高地点 3776.12m に到達。

富士山特別地域気象観測所

剣ヶ峰から馬の背を通り、三島岳を過ぎ、浅間岳の手前 富士宮口 山頂郵便局 浅間大社奥宮

宝永火口がみえる。「プリンスルート」から登る事ができる。

朝日岳、伊豆岳、成就岳を通り一周。「扇屋」で休憩、ホットココアが沁みた。他の人は、おでんやカレーうどんを。

山頂までの道のり

登山道がスタート

落石が多いので洞門がつくられている。

六合目、視界が開ける。八合目あたりがみえる。まだまだこれからだ。

七合目 山小屋「花小屋」のあたりから岩稜帯で岩登りになる。

えっ、登るんですか、ハイ、いきましょう。ポールはしまっておき、手で掴みながら登る。

 

 

勾配がキツくなり、ゆっくりと登る。

八号目 太子館

この日は、救護所がまだ開設していません。7月15日のマイカー規制以降ですね。

ブルドーザーは 大型から小型まであって 下山道を中心に整備を行っている。

八号五尺 御来光館 標高3450m

 

吉田口下山道のブルドーザー道。

雲海の下に下界がある。


九合目 大きな体の動きができない。深呼吸しながら。しゃべるのもしんどい。あと400m 30分。

吉田口頂上 久須志神社東北奥宮へ到着。ここからお鉢巡りし、下山する。