浅間山(2568m)【ガトーショコラ】
長野県軽井沢町、御代田町、群馬県嬬恋村にわたる標高2568mの山。ただし、登山口は長野県小諸市が管理している。有史以来、噴火活動で今なお小規模な火山活動がみられる活火山。釜山 2568m を筆頭に、黒斑山、前掛山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、車坂山、牙山 それに西側の水ノ塔山、東籠ノ登山、西籠ノ登山、三方ヶ峰、湯ノ丸山、烏帽子岳などが山域で、寄生火山の小浅間山、浅間隠山なども関連。現在は、釜山(第3期)が噴火警戒レベル2【火口から2㎞まで立入規制】であるため「賽の河原」2215mまで登山可能。レベル1では前掛山(第2期)2524m まで登れたが火口に近い。火口は巨大で東西500m、南北440m 深さ150mもある。そのため、安全確保ができる黒斑山(第1期)2404m を山頂としている。軽井沢西部(追分)からは、東側に凹んだ火口が見える。
あのずんぐりむっくりのガトーショコラ。雪のシーズンだと、褐色の山肌に白い雪をかぶったスイーツのよう。「トーミの頭」「草すべり」では、大迫力の山容。山頂からのいくつかの筋がはっきりとみえる。雪をかぶったガトーショコラは、いずれ又の機会に。
群馬県 二度上峠 1380mから
車坂峠 1973mから 八ヶ岳と富士山 左側に三角の飛び出し。(この画像は、トリミングしています。)山腹のカラマツ林と佐久、立科の山なみ、麓の草紅葉。
第一ミッションは「トーミの頭」2320m「黒斑山」2404m そして「草すべり」からの草紅葉・・・
登山口は A 車坂峠 B 浅間山荘
A 車坂峠登山口 トイレがある(※ビジターセンターの開館時期を確認ください)、途中にトイレはない。表コース、中コースがある。
表コース メインに使われるルート。南側斜面で陽当たりがよく、時々、木々から展望が見られる。
中コース 樹林帯で眺望はほとんどないが、距離が300m短い。「トーミの頭」の手前で合流する。槍ヶ鞘へは、直接通らない。
B 浅間山荘登山口 登山口と途中の「火山館」にトイレがある。湯の平から草すべり経由【トーミの頭、黒斑山分岐】までの急坂は、標高300m差、登りは1時間も続く。
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登山日は、わずかながら噴煙がたなびいたが快晴で風が穏やかだ。登山道は、霜や残雪が少しあったが、アイゼンが必要なレベルではない。
午後2時をすぎると風が冷たかったので防寒対策をしっかりと。
車坂峠登山口 1973m 高峰高原ビジターセンターは冬季閉鎖。トイレは高峰高原ホテルを利用させていただきました。
ホテルにぜひ立ち寄りください。高原ならではのアイテムがたくさん。日帰り温泉もあります。(※、予約が必要な場合有)
《表コース》車坂峠 → 車坂山 ダウン アップ → ガレ場 → 赤ゾレの頭 → シェルター
→ 槍ヶ鞘 ダウン アップ → トーミの頭 → ダウン 湯の平【草すべり方面】分岐 → ダウン 草すべり → 往復
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「山の神」に参拝。御朱印は、高峰高原ホテルにある。
登山口では、ルートを確認。準備体操をして。登山届を提出。
西側の稜線。遠くに白馬連峰がみえる。
登山道に岩場はない。降灰した火山礫がある。
槍ヶ鞘の手前が少々しんどいが、ようやく浅間山が見えてきたので、気分が楽になる。
シェルター 50人は収容できる避難小屋。
「槍ヶ鞘」歓声があがる。浅間山の眺望がよいところ。平らなところがあるので ここでお弁当を。崖下は厳しい岩場になっている。
左に「トーミの頭」が。アップダウンの15分で登れる。
「トーミの頭」第一のミッション完了 さきほどとは違い、草紅葉の浅間山全体がみえる。
黒斑山と湯の平分岐付近から 仙人岳、鋸岳の稜線、火口までは、4㎞ほどある。浅間山がいかに大きいか。
古くから篤い信仰を集めた。地蔵信仰の聖地《賽の河原》三途の川の河原がある。
「草すべり」へ 黒斑山をみあげる
浅間山 「草すべり」 大迫力の山容 草紅葉