平成30年台風21号 猛烈な勢力「915hPa」2018.9.4上陸「甚大な被害」
「災害は忘れたころにやってくる」
そろそろ台風のシーズン到来。梅雨末期の豪雨や、台風の発生、梅雨明けの猛暑と続く。最大の警戒を心がけて。
台風は 熱帯低気圧の種類の一つ。ハリケーン、サイクロンなど 地域や規模などに特性がある。
前線を伴わず 暖気のみの上昇気流で生成される。年間11個ほど接近しそのうち3個が8月から9月が多く上陸し大きな被害を出している。
昨年、平成30年台風21号は「950hpa」で上陸したが、25年ぶりに最強の勢力。暴風雨が吹き荒れた。被害額は 1兆円にのぼる。
死者14名、倒壊家屋 負傷者1,000名 一部損壊 80,000棟 停電が2,000,000戸で起き、最大で半月ほど続いた。関空連絡橋の自動車道の完全復旧に半年近くかかった。
暴雨風では関空島で最大瞬間風速58mを記録、高潮は大阪で3.29mを記録、被害が相次いだ。
関西国際空港が浸水し停電し、機能が使用できなくなった。同じころ、関空連絡橋にタンカーが衝突し その模様が「ミヤネ屋」などのワイドショーテレビ番組の生中継で放送され衝撃を受けた。一時、関空連絡橋が鉄道、自動車道とも閉鎖され陸の孤島と化した。
利用者の3,000名(8,000名という報告もある)が取り残され関空島を脱出するため、高速船で神戸空港までピストン輸送した。
この年は「厄年」となった。6月28日から7月8日にかけて「西日本豪雨」で死者224人(広島県114人 岡山県64人 他)9月6日の「北海道但東地震」で死者42人、倒壊家屋 12,600棟など。
令和のはじまり 被害が最小限にすむことを願うばかりだ。
台風19号が おきまりのコースをとり そのあとを追随するかたちだったが 何故か8月のルートより日本列島側を進んだ。ダブル台風として 災害級の大雨・暴風雨・高波・高潮へ厳重な警戒を要する。危険な状態が長続きする懸念が増大した。
この夏は 梅雨が早く明け 猛暑日が続いている。大気 水温も 冷やされない。そうすると もちろん 海水温も高い。高気圧のへりを進むといわれている。
が 私には 台風が消耗を抑えるためにできるかぎり海側を通り 勢力を維持していると思える。
では 陸を進むと勢力は衰えるがその前後に パワーが拡散され被害をもたらしたりするのだと思う。
南東側斜面に風があたり雲が発生し雨を降らす。