2019「夏山」を展望 第7回「夏山フェスタ」2019.6.8-9
5月 初夏ですが 梅雨前、真夏のような候です。夜は熱帯夜の手前一歩。体が慣れていません。
紫外線が強く 疲れがたまりやすく気をつけたいものです。水分と塩分 そして糖分(蔗糖など)エネルギー源は大切です。
体力・気力はもちろん大事です。岩場や鎖場、岩壁、やせ尾根、吊尾根など 難易度の高めなところは
足場の確認と確保に集中する。判断力が持続できるようにつとめなければ。命とりになることもあります。
ところで 2019年の夏山を考えてみます。私は、夏山派です。
令和元年の山登り ポイントは いくつかあります。時期にあわせた 山を選ぶこと。
登山口からの標高差とコースを精査します。エスケイプルートの事を考えます。登山届はもちろん出します。
山は待ってくれる。雨と雨後に気をつける。滑らないように。暑さ対策考えて。
私が登るエリアは 八ヶ岳 上信越 北アルプス 中央アルプスを中心に、南アルプスもあるかな。エリアにとらわれずに。
※番外として 四国カルスト(1400m)の絶景、石鎚山(1982m)など おすすめです。
【標高別】
5月から11月まで、2000mなら楽しめますね。
6月から10月まで、2500mで登山ができそうです。
7月から9月まで 3000mで登れます。
硫黄岳 2780mは 6月初旬 登山道に雪はありませんでした。
御嶽山 3067mは 7月上旬 登山道で雪はありません。三の池のまわりは 雪が残っていました。
白山 2702mは 7月中旬 猛暑35度。 黒ボコ岩 2320m 森林の中でないため気温30度。弥陀ヶ原 2350m で雪渓があり涼しくなりました。
乗鞍岳 3026mは 10月初旬 初雪で吹雪になりました。
【エリア別】
A 八ヶ岳
八ヶ岳の 横岳をはじめ 天狗岳 蓼科山など楽しめます。
B 上信越 他
浅間山(前掛山、黒斑山)、草津白根山、志賀山は登りやすいでしょう。
菅平はまた違って涼しい。四阿山は登りやすい。尾瀬 2200m 大陸性気候なので7月上旬から9月中旬まででしょう。
C 北アルプス
2000mでも 気温が3-4度低め 特に北風が吹くと寒いです。
上高地(1600m~2200m)は、最も過ごしやすい季節になります。9月中旬すぎると冷えてきます。
7月下旬の白馬大雪渓 2150m は、雪渓を通るが落石に注意が。ヘルメットがいるでしょう。
8月 白馬は快適な頃を迎えます。人も多いですが。八方池 2000m から 唐松岳 2900m がおすすめです。
扇沢は、8月でも冷んやりします。
D 南アルプス
南アルプスは、7月末から8月中旬まで 多くの人でにぎわいます。気温が高めなので注意が。
栗沢山 鳳凰三山など。
E 中央アルプス 他
9月上旬の 木曽駒ケ岳 2956m 頂上付近は雪が残っていました。
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私としては、上高地方面(焼岳、岳沢、西穂)。あるいは、南アルプス(栗沢山)あたりかな。
そして、富士山(宝永山)はいいですね。新しい時代の息吹を感じる山登り。
もちろん 八ヶ岳、上信越、白馬 いいですね。
オコジョやカモシカ、ホシガラスと出逢ったが、ライチョウとの出逢いが楽しみ。
御嶽山 三の池トラバースの雪渓 梯子があります 踏み抜きに気をつけて。
※崩落の恐れがあるときは 通行禁止
白山 室堂 2450m
美ヶ原 2000m ここは楽園です
四国カルスト 1400m 絶景です