Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2019年2月2日(土)第8回「目の不自由な方の交流会」演奏の事


2019年2月2日(土)第8回「目の不自由な方の交流会」演奏の事

この日は、とても暖かい日だった。3日は 節分 立春。天気がよかったのが何より。
「ある時に、病気や事故で目がみえなくなってしまった。突然、角膜変性症になった。コンタクトレンズで角膜を傷つけて 視力が悪くなったなど」
思いのうちを話してくれました。今回は、30名ほどの方が集まった。今回、広域にお声かけされ これまでの最大人数での参加になられたよう。

晴眼者は、点字サークルの方や、朗読サークルの方などが参加された。視覚部会の方と介助者や晴眼者がより交流が深まった。
前半は 読み聞かせ(朗読)のコーナー 3部ほど 一部抜粋で聞いていた。声、音の世界 ダイレクトに伝わってきました。

後半、アコーディオンのコーナーがはじまりました。熱心に耳を傾けていただけ、話を交わしたり、時にはどっと笑い
場の雰囲気がとてもよかったです。10曲近く懐かしい歌は、すぐに歌われ 大合唱となりました。
若い方が参加されてましたが 新鮮だったようです。そして、シャンソン・タンゴの名曲をお聴きいただきました。
また、アコーディオンを触ってもらったりしました。

最近、「触る写真展」があったことを思い出しました。この記事がよいと思います。https://japan.cnet.com/article/35115816/

柔らかな世界の輪にいてよかったと、改めて感じた次第です。ありがとうございました。


珍寿の「求愛」寂聴の世界


珍寿(95歳)の「求愛」寂聴の世界

珍しいという漢字 偏とつくりに分解し 王は 1 10 1 で  つくりは 8 3 で 合計 12 + 83 = 95 からきているそうだ。
「求愛」というと 鳥のすがたを思うが 鳥だけでなく 人間も求愛するのだから。

先日の朗読の会の時 一部始終を聴いた。
95歳が書いた作品と思えない語り口。若い世代の恋愛小説のようだ。現代の言葉が出てくる。コンビニ ケータイ・・・モバイル(?)
そして、モビール。登場人物のヒロインの部屋には 影絵のキャンパスがあり そこで繰り広げられる男女のやりとり。
陰影がイメージをかきたてる。もちろん寂聴らしいドロドロしたところがでてくる。

寂聴は宣う。この世の中は 男と女でしょ。喧嘩は、どちらかが一方的に悪いってことはないのよ。
私は 長生きしているのは 一人だったから。今、書けるものは、やはりリアル感のある愛。自伝のようなものを描くのは苦手で
作品の中に投影していく・・・

お元気になられたのなら何より。やはり「表現する人」なのだと思う。

昨年うかがいました「寂庵」5月の頃。
緑と石仏の慈悲のすがた。涅槃の姿をもうひとりの仏様がみている。なぜかホッとするのだった。

 

 

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「そっといちどだけ」・・・盲導犬「ステラ」


「そっといちどだけ」・・・

第8回「目の不自由な方の交流会」に出演しました。
ゲストは 2組で 前半は 「朗読の会」さん 後半は アコーディオンうたごえ

前半から聞かせていただきました。朗読は3本出てきましたが印象に残ったものをひとつ。
「そっといちどだけ」 盲導犬「ステラ(星)」が登場。ステラからみた世界と、それを見ている「天使」の言葉が印象的な絵本作品だ。
朗読は声だけの世界。朗読の凄さが。思いが滲み出る。会場は感動していた。

ステラと「あかね」との出会い、私を抱きしめてくれた日、喜びや叱られた日、役に立てなかった日、そして別れ。
新しい盲導犬への引き継ぎまでが描かれている。
訓練されている犬だから 人間以上に意志をくみとり 時には人間以上の事を成す。
盲導犬は、実は長生きできないことが多いと聞く。

自分は引退して新しい盲導犬に引き継ぐけど。
「時には、思い出してね」「ステラ ゴー」「ステラ グッド」という言葉に打たれた。
それが「そっといちどだけ」というタイトルの意味だ。盲導犬の私を抱きしめてくれた「あかね」とのよき日々の事が綴られている・・・

ステラは、あの盲導犬PRのスピカの事かな。
これは、泣かせる物語・・・

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シューベルト/即興曲第4番へ短調作品142-4


シューベルト/即興曲第4番へ短調作品142-4 Schubertiade(シューベルティアーデ)
シューベルトは、即興曲を8曲つくっていて、前半は作品90の4曲。日本では、ソナチネ以降の課程で弾ける作品として、発表会で聴くことがある。
作品90の方は、即興的に作曲された3部形式など 簡易的なものと捉えられていて練習曲のように思われているふしがあるかも。
ソナタ形式のような堅いものでなく こういったところから音楽の形式を学んでいくのがよいのだろう。

後半作品142の4曲は、ピアノソナタ1曲の楽章にあてはまるとシューマンは評した。
第1番 ヘ短調 第2番 変イ長調 第3番 変ロ長調 第4番 ヘ短調 たしかに関連性が認められる。
2曲目、3曲目が単独で演奏される。第1番、第4番ヘ短調は内容が深く盛られている。

第4番ヘ短調は「さすらい人シューベルト」がそこにいる。こちらは長編小説の幻想曲ヘ短調D940 をみてほしい。情熱的な作品。
スケルツァンドは軽快にという意味。変イ長調と変イ短調が交互に出てくるところがあり 表情の揺れ動きはラプソディ。
笑みをうかべるシューベルト。

音域は、ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」と同じ最低音Fから最高音Fとしている。
コーダについて、ベートーヴェンは左手最低音Fと右手Fからの下降となるが、即興曲では、右手最高音Fから一気に最低音F(左手)まで駆け降りている・・・

 

3拍子のマーチのような足どりがあるが 軽めに弾かれるとよい。

転調のうつろいが見事。

水を張ったような足取り デリケートに

ベースの移り変わりに気を付ける

コーダは、プレストで しかも FF アクセント
最高音Fから 最低音Fまで一気に駆け下りている・・・

Franz Schubert – Impromptu, D 935 – No. 4 in F Minor, Andras Schiff, piano

ウィーン中央墓地にある シューベルトの墓 ベートーヴェンの隣に建てられた。


2019年3月23日(土)15:00 世界文化遺産「丹生都比売神社」バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2019


2019年3月23日(土)15:00 世界文化遺産「丹生都比売神社」バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2019
入場無料 JR和歌山線笠田駅よりコミュニティバス「丹生都比売神社」行終点下車 無料Ⓟ有

世界文化遺産「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」さまの「神社だより」に掲載されました。ぜひ、ご参拝くださいませ。
神社さまのHP https://niutsuhime.or.jp/
神社だより https://niutsuhime.or.jp/all/news/p-20190118/

和歌山会場はこちらの神社さまで開催いたします。高野山発祥の神社「丹生都比売神社」(紀伊国一宮)
ぜひお越しくださいませ。【入場無料】高野山には、景教「キリスト教」のお墓があります。

【バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2019】 3月21日(祝)22日(金)23日(土)24日(日)の4日間 あなたの街で バッハの音楽が聴けます。【入場無料】#BachintheSubways2019
世界中で音楽の父バッハの生誕日を祝うムーブメント。世界40カ国140都市以上が参画する。日本は2015から参画。私はオーガナイザーをつとめます。2010年3月21日、ニューヨークの地下鉄の駅で一人のチェリストがバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いた。彼はチップを受け取らなかった。かわりにポストカードを手渡した。このムーブメントは CNNテレビにとりあげられました。創始者デール・ヘンダーソン。彼は、音楽を聴きに行く人が減っている事に警鐘を鳴らす。プロ・アマ関係なく参画し生の演奏のよる感動やパッションを訴える。ボランティア有志で行われるこの活動へ ご賛同いただける方を募集 ご協力をお願い申し上げます。(賛同者には 掲載WEBやチラシ等にお名前を掲載させていただけます)※このイヴェントでは、メディアをアップロードし共有します。

グローバルサイト(米国)【日本語】https://bachinthesubways.org/?lang=ja
フェイスブック【英語】https://www.facebook.com/BachInTheSubways/
ツィッター【英語】https://twitter.com/bachinthesubway ハッシュタグ
インスタグラム【英語】https://www.instagram.com/bachinthesubways/
創始者 チェリスト デール・ヘンダーソン【英語】https://dalehendersonmusic.com/

バッハ・イン・ザ・サブウェイズジャパンフェイスブック【日本語】https://www.facebook.com/BachInTheSubwaysJapan/
ツィッター【日本語】https://twitter.com/bachsubwaysjp
実行委員(オーガナイザー)  http://www.nishikunn.net/nishikunn_wp/
実行委員会  http://bach.classical-fan.club/

D 2019年3月23日(土)14:30 開場 15:00 開演
演奏者 西辻善則 (アコーディオン、ピアノ)兵藤眞規子(フルート、アコーディオン)横山亜美(ヴァイオリン)富田素行(チェロ)
曲目:G線上のアリア パストラーレ ガヴォット 他

問い合わせ:実行委員会 090-2100-3258 メール bach.it.subways.j.k@gmail.com アクセス 丹生都比売神社  0736-26-0102

プロフィール:

西辻善則 (アコーディオン ピアノ)

ピアノを8歳より。ピアノチューナーになり、ヴァイオリンと合唱を学ぶ。大阪音楽大学夏季短期講座指揮講座・合唱指導講座を修了。アコーディオンを2004年はじめる。2005年、JAA国際アコーディオンコンクール第3位入賞。シャンソンコンクール審査員をつとめる。2013年FMはしもとパーソナリティに。昭和歌謡・シャンソン番組と クラシック音楽番組を担当している。日本アコーディオン協会理事。市ボランティアサークル連絡協議会副会長。バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2019実行委員。

兵藤眞規子(フルート アコーディオン)

4歳からピアノ、13歳からフルートをはじめる。武蔵野市民交響楽団、アンサンブル横河を経て現在はオーケストラ千里山でオーケストラプレイヤーとして活動する。またイル・チェーロ合奏団として室内楽の依頼演奏を請けている。フルート、ピッコロを万谷正伸氏(元大阪市音楽団)に師事。2014年からアコーディオンを杉村壽治氏(全関西アコーディオン協会長・元NHKのど自慢伴奏者)に師事。神戸薬科大学卒業、薬剤師。

横山亜美 (ヴァイオリン)

大阪の箕面市生まれ。6歳よりヴァイオリンをはじめる。父 故 横山莞五、母 故 清水玲子、ナンドール・セデルケニ氏(元大阪センチュリーオーケストラコンサートマスター)に師事。2008年よりイタリアに留学、ラウラ・ゴルナ氏師事のもとで2013年クレモナ国立クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院を満点で卒業。同年、フィレンツェ・クレッシェンド国際ヴァイオリンコンクールソロの部で第一位を受賞。イタリア・シエナ・キジァーナ音楽院にてサルヴァトーレ・アッカルド氏に師事。またザハール・ブロン氏、アーロン・ロザンド氏らのマスターコースも受講。日本へ完全帰国後、2014年に大阪ザ・フェニックスホールにてデビューリサイタルを行い好評を得る。これまでにフェリックス・アーヨ氏(元イ・ムジチ合奏団)やルッツ・レスコヴィッツ氏らとも共演する。現在は生まれ育った大阪箕面を拠点に、国内各地でソロ、室内楽の演奏活動をしている。また、関西在住のプロ演奏家を中心に結成された室内オーケストラである、セレーノ・チェンバーオーケストラの常任コンサートマスターを務める。その他、2012年度より現在まで 「鳥取県東部地区青少年のための弦楽入門講座」 においてヴァイオリン部門講師を務めており、後進の育成にも力を注いでいる。2017年ファーストアルバム「A piacere ~Bach & Telemann for solo violin~」をリリース。

富田素行 (弦楽器製作家 アマチュアチェリスト)

愛知県出身。 大学の入学式で威風堂々を初めて生で聴いたことをきっかけに大学オケにてチェロに出会う。 2007年弦楽器製作を目指してイタリアのクレモナ市にある国際アントニオ・ストラディバリ・バイオリン製作学校(International School of Violin Making “Antonio Stradivari”)入学。 製作学校在学中にヴァンナ・ザンベッリ(Wanna Zambelli)氏に木工の基礎を、 ダニエレ・スコラーリ(Daniele Scolari)、マッシモ・アルドリ(Massimo Ardoli)各氏に楽器製作とニスを、 アレッサンドロ・ヴォルティーニ(Alessandro Voltini)、クラウディオ・アミゲッティ(Claudio Amighetti) 各氏に楽器修理の基礎を学ぶ。 製作学校を卒業後、Massimo Ardoli氏の工房にて製作技術を磨く。 また上記製作学校を卒業後、音響学に基づいた楽器製作、及び調整のコース“IFTIS”に学ぶ。 現在、大阪府箕面市の自宅にて製作活動を続ける傍ら、弦楽器の魅力にできるだけ多くの人に触れてもらいたいとの思いから、ヴァイオリニスト横山亜美とともに関西各地で製作家としてのトーク、そして本人製作のチェロ体験会を含めたミニコンサートを定期的に行なっている。

 

こちらは前回のプレビュー。

 

開催前に神事が執り行われ玉串を奉納、その後、拝殿から神殿に向かい、祈りのバッハを演奏。
音楽が吸い込まれる体験をしました。


2019年2月18日(月)12:00「Waniスタ・ランチタイム」出演「FM八ヶ岳」82.2MHZ


2019年2月18日(月)12:00「Waniスタ・ランチタイム」「FM八ヶ岳」82.2MHZに出演します。

2月18日(月)12:00「Waniスタ・ランチタイム」パーソナリティ 五味愛美さん HP:http://gomigocan.main.jp/index.html

八ヶ岳ミュージアム協議会の松村雅子さま(えほん村 HP:http://ehonmura.jp/)からスペシャル・サンクスをいただきました。
松村さまは、土曜・日曜 12:00「マジョのあのね」を担当されています。こちらもどうぞ お聴きください。

3月21日(祝)14:00開演 地域初開催の「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ2019八ヶ岳 リードオルガン美術館」についての情報
開催会場 八ヶ岳リードオルガン美術館(北杜市長坂町小荒間1572−41 TEL 080-5532-2126 )館長 原せつ子さん 専属オルガニスト 原規之さん 実行委員 西辻善則 が
音楽を交えながらお話の予定です。ぜひ お聴きください。

インターネット放送 サイマルラジオに対応していますので インターネット環境のある方は、
JCBA(サイマル放送 ホームページ https://www.jcbasimul.com/ )
「関東」をクリック、画面下の方にある FM八ヶ岳/山梨県
「LISTEN」(聴く)をクリックすると再生されます。

FM八ヶ岳は、82.2MHZの放送局。

韮崎サテライトスタジオについて
非営利活動法人(NPO法人)が運営する 山梨県北杜市、韮崎市を中心に峡北広域行政圏を対象エリアとしたコミュニティ放送局です。大自然の息吹を伝える「観光情報局」として、市民生活に密着した「生活情報局」として、行政などとの密接な連携によって水害や地震にいち早く対応できる「防災・災害情報局」として、活力ある地域づくりに寄与しています。http://www.nirasaki-nicori.jp/1f_FM.html


「風の歌」カルカント


「風の歌」カルカント 「風の歌」辻宏先生の著本を読んで

音が鳴るというのは 簡単な気がするがそうではない。出したい音が出せるには、技術、音響、楽器が関わってくる。
私たちはメディアの発展により演奏をライブ以外で聴く事ができるようになったので そのイメージを持っている。

楽器については、技術者のサポートが欠かせない。ピアノは、調律師の手をかりなければいい状態を維持できない。
オルガンの場合は、ビルダーによるメンテナンスが不可欠となる。

発音については ピアノはハンマーが弦を打ち振動することにより発音され減衰していく。
リードオルガン、アコーディオンは、発音が少し遅れて出てくるが 減衰は最後までコントロールできる。
リードオルガンは足踏みで空気を送るので発音が遅れないようにすることが肝要。もちろんタッチが重要。
アコーディオンは、蛇腹(ベロー)の押し引きで空気を送っている。蛇腹のコントロールで音楽の表現をする。

【あるホールの電気モーターの部分】静かにしていると モーターのブーンとした小さな音が聞こえている。

パイプオルガンの場合は、断定的な明瞭な響きで 減衰は鍵盤が離れてから残響と関係がある。
響きを考えたタッチが重要。現在は、電気でモーターを回し鞴(ふいご)へ空気を送り込んで、複数の鞴を膨らませておくことで発音できる。
電気が発明されたのが1879年。それまでは「カルカント」と呼ばれる複数の人でオルガンは鳴っていた。
もちろん、オルガンのストップや会場の響きが重要であることは間違いないのだけれども。

あるオルガンの場合、白鍵のパイプは左に黒鍵のパイプは右側に位置しいろいろなところから共鳴し響く。
ペダルを鳴らすと、より共鳴する。

現在も「カルカント」が必要なオルガンがあり、時々募集しているようです。機会があればやってみたいですね。

 


バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調「フーガ」BWV1001


バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調「フーガ」BWV1001

バッハの後年 作曲した 無伴奏ヴァイオリンパルティータ ソナタ BWV1001ー1006 は ヴァイオリン学習者が通る道であり いつか弾いてみたいなと憧れの曲であるが 同時に壁として立ちはだかっている。ヴァイオリンを先生について5年間くらい習った事がある。

モダン ヴァイオリン バロック ヴァイオリンは 違うと言う事。ヘンデルのヴァイオリンソナタの頃の楽器は バロックヴァイオリンがいい。しかし ベートーヴェンの春のソナタは モダンヴァイオリンがいい。この違いは、まあ、いろいろとあると思う。

まず、単音重視の音楽であればどちらも演奏できる。重音が入った時、演奏のしやすさが変わってくる。

無伴奏ヴァイオリンパルティータ、ソナタは バロックで奏されるとまた 違う。が 響きは弱い。ヴァイオリンで フーガを演奏するというのは まず想像しなかっただろう。多声音楽のバッハが 想像を超越する音楽 それが このシリーズである。重音かつ フーガの各声部を奏するのは 簡単な事ではない。また ショパンが触れているように バッハの作品は 最良のテキストであると言っているように 芸術的に効果を高める要素が含まれている。

これからも バッハの作品は 継がれていくと確信する。

動画は 教会に響く 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調BWV1001「フーガ」 Church of the Ascension in Blackheath

Lana Trotovsek – J.S.BACH: Fugue from Violin Sonata in G minor


190127「第22回ボランティア体験フェア」演奏


190127「第22回ボランティア体験フェア」演奏

毎年、この時期に開催。市のボランティア連絡協議会の団体に加盟したのが 2005年の年末でした。
2005年8月 4年に一度 第4回JAA国際アコーディオンコンクール一般の部で入賞しましたが、それはファンダメンタルな面だけであって
そこから考えました。「お聴きいただく方のためにがんばらせていただこう。」

この日は、心してあたらなければならない日。それは、午前中の音響スタッフにはりつくこと&午後の演奏
タイトなスケジュールでした。

人口は7万人ほどですが、ボランティア登録数は6712名と 10人に一人がボランティアに参加していることになります。
団体数は、200あまり。その中で個人ボランティアでなく、ボランティア団体が加盟する連絡協議会は23あり、そこで副会長をおおせつかっています。

1000名が参加するイヴェントに成長できたのも 周囲の方の理解と参画する意思を示されたことで よりボランティアに関心をよせ
活動に参加する意義を感じていただいたものとうれしく感じます。小学校、中学校、高校でも取り組みがありボランティア体験をしています。
例えば「おもちゃ病院」部品代のみいただいて修理代は無料。「子ども食堂」子どもの貧困を救う食のボランティア。
「工作・手芸ボランティア」風船ぶたさん 作品の製作で楽しみを増やす。「音楽・舞踊ボランティア」芸術、文化を共有するボランティアなど・・・

さて、オープニングは高校邦楽部 毎年全国大会に出場し、金賞を受賞しています 睦月にお正月らしい風雅を感じました。ラストは 私どものアコーディオン演奏「うたごえ体験」です。懐かしの曲を会場の100名の人とともに唄い、伴奏のやりがいがありました。また、手拍子ありがとうございます。

ボランティアというと、時の人「尾畠春夫」さん(大分県出身)を思い出しますね。

高校邦楽部

「工作・手芸ボランティア」風船ぶたさん

ラスト アコーディオン演奏「ベローズフェロー」歌集や進行は、手話サークルや要約筆記サークルからのサポートで
提供されています。司会は、高校放送部が担当。地域ぐるみ、年代問わず横断するプロジェクトに成長しました・・・


「山小屋の灯」八島ヶ原湿原


八島ヶ原湿原に歌碑「山小屋の灯」がある。
1947年(昭和22年)作詞:米山正夫 作曲:米山正夫 歌唱:近江俊郎(1918年7月7日 – 1992年7月5日)

米山正夫(1912年(大正元年)10月3日 – 1985年(昭和60年)2月22日)
米山正夫が亡くなった3年後の1988年(昭和63年)に建てられた。

暮れ行くは白馬か
穂高はあかねよ・・・

八島ヶ原湿原は、車山高原とともに 私のお気に入り。ちなみに 踊場湿原、車山湿原もよい。
ここは大規模。何万年もの間にこのような地形ができた貴重な資源。ハートの形をしている。
標高は1600m。冷涼な気候。その広大な景色をみていると小さな事なんかどこかに忘れてしまう。
木道が敷設してあり おさんぽは1周60分でゆっくり散策できる。

7月ごろのモウセンゴケがよい。年々数が減ってきている。湖沼の淵が赤く染まれば その先に
モウセンゴケが見られる。のんびり過ごそう。