Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

サイト再構築


こちらのサイト 毎年4月には 内容等みなおしを行っています。

HPはいろいろ関わってきました。
最初は、1999年のYAHOO!ジオシティーズではじめた。もともと 学生の時 京都案内のページを制作していたが それをアップした。
ブログは、ライブドアブログ→AAACAFE(終了)、EXCITEブログ、SEESAAネットなどを使ってみた。

2000年あたりから、HP制作の依頼が入る。寿司の販売サイトの依頼を受けたのが 第一号。
その後、柿の注文サイトや 神社や 警備会社 リラクゼーションサロン、楽天ECサイト、かせ(レンタルボート)会社、楽器業界サイト、繊維会社など
多岐にわたります。また、nishikunnサイトや、WEBDIARYPROでCGIの組みこみをやってきた。

自作HPは 情報を増やしていったが、ある事に気が付く。HTMLに限界を感じていた。
サーバーをレンタルし、自作でWEBサイトをたちあげた。統合型の情報サイトをめざす。

2012年12月には、PHPを使用して CMSサイトが完成した。5年を経てアクセス数10万を超えた。ビューは78万を超えている。

今でも 現状に満足しているわけではない。気がついたら修正をかけ、よい表示ができるようにつとめている。
そのため、古い情報等で不要と思われる記事は統合しメンテナンスを行っています。

2018年4月からのWEBサイト どうぞ よろしくお願いいたします。(国立大学法人研究講師として WEB講座を開講時)


パイプオルガン演奏「ホールM」


パイプオルガンには 魅せられてきた。

思えば、小学5年生頃 ピアノの先生に 連弾しませんか、と。
バッハの トッカータとフーガニ短調を 先生の家で鑑賞し、レコードを聴いたのがきっかけ。

中学2年生の小フーガト短調で感化し、ピアノで何とか弾いてみようとした。
以来、教会のオルガンに惹かれている。

つい先日、パイプオルガンの講習を受講した。ペダルなどは ほとんど練習できなかったが
オルガンというものの響きについて認識を深めた。土橋薫先生にみていただきました。

ストップという音色を変えるスイッチがあり これにより音楽が劇的に変わる。
パイプオルガンは 鍵盤楽器でもあるが ストップの発想からすれば管楽器である。
しかし、リード楽器ではないので音は断定的に出る。その表現は、演奏している場所からは想像できなく客観的に聴けるのがよい。

これは、「ホールM」。立派なパイプオルガン。何年か後には、きっと ペダルの曲を演奏しているのかもしれない。

バッハ(ペツォルト)/メヌエット ト長調 ト短調 ストップの移り変わりに醍醐味を感じる。


遺構「浦上天主堂」


長崎市長の言葉 「ぜひ アメリカ大統領にも 長崎も訪問していただきたい」と述べた。
過不足ない 声明文だと思う。これからも長崎を発信していかなればならない。

広島が 世界最初に投下された 原爆の代名詞になっているが
3日後 投下された 長崎は あまり目立つ印象がないのが残念。
象徴的な「原爆ドーム」のような遺構が長崎にもある。

日本では 広島 長崎 ともに 慰霊する気持ちに変わりはない。
長崎の場合 谷のような地形であり 犠牲者が広島より少なかったからというのは 問題ではない。約15万人が犠牲となった。標的にされたのは 偶然にも 浦上地域であった。長崎市役所から2km以上離れている。その長崎市役所は防空壕に移転していた。

そして 皮肉にも キリスト教弾圧の地 浦上天主堂 半径500m 上空 500m の上に 原爆がさく裂したのである。火薬は 広島の1.5倍にあたる。長崎は 谷状の地域だったために 爆風がすさまじいものとなり 生存者が少なかったのが事実である。ただ 距離の離れたところは 被害が少なく 長崎市役所も全滅は逃れられた。もうひとつは 時間帯にもよるだろう。
広島は 月曜の午前8時15分という通勤時間帯であったが 長崎は午前11時2分だった。

浦上天主堂は 破壊されたが 原爆遺構はあった。保存されるはずだったが
別の場所に建てるのは キリスト教発祥の地として 納得がいかない理由で 取り壊された。
「アンジュラスの鐘」「長崎の鐘」は 特に強く印象に残っている。

私は 長崎の町が好きだ。おらんだ坂と呼ばれたりするが 実に坂が多い町。そして その坂は螺旋のように 少し丸くなっている。足腰が達者になるはずだ。毎日 この坂道を いったりきたりするからだ。ここには 女学院もある。長崎は 品というか 洗練されている感がある。

世界で 人体に対して 被爆を経験したのが 広島 長崎 ビキニ環礁 第5福竜丸である。
そして アメリカ合衆国のニューメキシコで世界初の核実験が行われた事を私たちは知るべきなのだ。

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ベートーヴェン/ピアノソナタ第23番へ短調作品57「熱情」 


ベートーヴェン/ピアノソナタ第23番へ短調作品57「熱情」

ベートーヴェンはピアノソナタ中期で この作品でけじめをつけた。一連の ヴァルトシュタインなどの傑作を生み出した 頂点に値する作品。
しばらくは ピアノソナタを作曲しなかった。3大ピアノソナタというと「悲愴・月光・熱情」と呼ばれ親しまれている。
私からすれば もし 3つを選ぶとなると 「熱情、ハンマークラヴィア、32番」としたいところだが。
バッハの平均律クラヴィア曲集 48曲が 旧約聖書とすれば ベートーヴェンのピアノソナタ32曲は 新約聖書をいわれる所以である。

リズムに特長がある。そして 半音階での移調も工夫され 動機が効率よく活用されている。完璧なピアソナタと言われ ベートーヴェン以降の作曲家が 量産することはなくなった。

「月光」の時代は ファルテピアノだった。「ヴァルトシュタイン」の頃 ピアノが発達したとされている。エラールのピアノを使って作曲された 一番上がFまで その最高音を使っている。想像上でなく 楽器がピアノソナタを育てたと言ってもよいだろう。

和声を重視した シンフォニックなピアノソナタに。メロディーというより モティーフを効果的に使い 印象的にしている

静寂と強打 運命は扉をたたく

展開部 左手 右手が アルペジオを 交換してゆくところ。

コーダ 右手のオクターブや 強打 3連符 の和声が 熱情 アパッショナータを伝える。激烈でロマンティック 当時のフォルテピアノがどう響いたかイメージする。

第2楽章 アンダンテ・カンタービレ 変ニ長調


変奏され アルペジオとシンプルな和声の中 ベートーヴェンは変奏を練っていた。交響曲第3番「英雄」でもそう。援助楽章をカンタービレで表現している。

第3楽章 プレスト・コン・フォーコ ヘ短調
やはり 運命は扉を叩く

徹底した動機を 効率よく活用する事により 曲を印象付けている。たとえば クレッシェンドのあたり ピアノらしい表現だといえる。

かなり 激しい表現。ベートーヴェンは、デーモニッシュな和音が好みである。


2018.10.7「第12回浜松シャンソンコンクール」


2018.10.7「第12回浜松シャンソンコンクール」

シャンソンの醍醐味を競い、そして感動を味わう。今年もこの時期がやってきました。

2018年10月7日(日)12時30分 開場 13時 開演
(前日、10月6日(土)、7日(日)午前、リハーサル等あり)
会場 クリエート浜松中ホール
主催 浜松シャンソンコンクール実行委員会

出場募集を開始しました。締切 6月30日(必着)。
詳しくは 浜松シャンソンコンクール実行委員会 河野さんまで。

【更新】 出場者が決まりました。この中からグランプリがきまります。浜松シャンソンコンクールは ユニークな審査方式と
表彰の数々があります。熱唱が繰り広げられます。お楽しみに。

【更新】表彰

グランプリ(遠江大賞)杉本光隆
準グランプリ     アンナ
プルミエプリ 一戸雅子 平松麗子
ドゥジエムプリ 鎌田紳爾 安村今日子 渡邉百合子 白川かおる 阿部澄江 田辺元子
最優秀フランス語賞 鎌田紳爾 Yupa 白川かおる 杉本光隆
フランス語ディプロム 平松麗子 田辺元子 土屋悦子 一戸雅子 加藤恵三 Leo 竹ノ内
聴衆賞 中村レイカ 鎌田紳爾
エレガンス賞 一戸雅子
セ・ラ・ヴィ賞 豪祐樹 鎌田紳爾
グランプリ・ド・ラ・フィデリテ 山懸振武 一戸雅子 遠藤順子 Keiko(仲 敬子)

おめでとうございます。

こちらは 応募要項。


2018.11.3「ボランティア全国フォーラム2018軽井沢」


月1回程度の「ボランティア連絡協議会」(市社会福祉協議会団体)の理事会があり 出席しました。
5月に総会があるのですが、役員等の改選についての協議等が行われました。任期は2年となっています。

会長 副会長2名 これを三役とし 会計 監事を含め 体制を確認しました。私は 副会長ですが これまでもやれる範囲で取り組んで来ました。会長が 数々の兼任業務を遂行され、私たちに「大変だから」と時々話されていましたが、いろいろとあることを実感いたしました。次期の事業を達成するために、私も会長を支えなければならない。その思いを新たにしました。その2年後には・・・

重責に対して 応えなければなりません。

1月末に開催される「ボランティア体験フェア」は、前回、1000人を達成する市の一大行事となりました。人口 6万人に対して ボランティア登録は2500人を超えています。(周辺地域を含めると20万人規模)。登録でなく、実態として活動実績をあげ拡大を目指しています。

このような動きは 地域毎にも動きがあり それを隣接する自治体で視察を行ったり 情報交換する事が肝要となっています。最近、言われているのが 災害ボランティアの対応について 課題がありますが 克服しなければなりません。そして、全国でそれを共有するフォーラムが

「ボランティア全国フォーラム」です。旧名「全国ボランティアフェスティバル 通称 全ボラ」
です。私は、名古屋大会や 広島大会など それぞれの研修に出席しています。
そこでは ボランティアコーディネイトについても勉強をさせていただきました。

さて、2018年は こちらで開催となります。

【ボランティア全国フォーラム軽井沢2018】
平成30年11月3日(土)、4日(日)に、長野県軽井沢町、佐久地域を中心に、「ボランティア全国フォーラム軽井沢2018」を開催します。https://www.facebook.com/karuizawa2018/

会場:第1日目:軽井沢大賀ホール(長野県軽井沢町)
第2日目:佐久平交流センター(長野県佐久平市)

時期になれば フライヤーができあがります。

前回のフライヤーです。


「尾瀬」2018・・・


尾瀬 福島県(南会津郡檜枝岐村)新潟県(魚沼市)群馬県(利根郡片品村)の3県にまたがる東西約6km、南北3km。高原 尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定 活火山である燧ケ岳の噴火活動によってできた湿原。ミズバショウやミズゴケなど湿原特有の植物群落がある。

冬は氷点下30度に下がることもある。泥炭地として、長年積り湿地が形成された特異な地域である。

『尾瀬ヶ原(1400m)』『尾瀬沼(1660m)』『至仏山(2228m)』『燧ヶ岳(2356m)』『スノーパーク尾瀬戸倉』が尾瀬と呼ばれ、登山入口は『大清水(1180m)』「沼山峠(1790m)」「御池(1520m)」「小沢平(900m)」「鳩待峠(1590m)」「富士見下(1173m)」の6つから。
木道が整備されて 環境に配慮がされている。至仏山は例年だと7月1日から入山。

6月上旬は、ミズバショウと雪渓。
7月は ニッコウキスゲと夏山。そののどかな景色は体験すればわかる。

前回は 鳩待峠 経由 山ノ鼻 牛首分岐 尾瀬ヶ原(途中)までで 往復だった。
6月初旬で人は少なめだった。

今回は、違うルート、または、時期を変えていく計画である。ビジターセンターの人も言っていたが
本来なら 2泊3日くらいで 堪能するのがいいんだとか。そういうところなのである。

7月に行けば 山にも登れるし ニッコウキスゲも見れる。
しかし土日は、猛烈に混雑し木道で渋滞しげんなりしてしまう。

6月は ミズバショウのみ。登山が解禁されていない。
今回は、尾瀬沼・大江湿原に行く予定なので。多分、沼山峠経由だろう。

起伏はそんなにないので お散歩気分ではよいが
実際は、ちょっとした登山装備(トレッキング)でいったほうがベターなのでは。
しっかりと準備をする。


2018.4.8 木造校舎で「桜満開コンサート」の事


2018.4.8 木造校舎で「桜満開コンサート」の事

宇陀市は、寒冷地であり 葉野菜が美味しいところ。
それでも 今年は、急な温暖で桜が咲き早々と 散ってしまったところがある。仏隆寺の千年桜も葉桜となった。樹齢四百年の「又兵衛桜」は 少し散り始めたが 一本櫻の豪華な事、見応えある。芳野川沿いの水分桜は 今、満開を迎えている。

カエデの郷「ひらら」80年経つ「木造校舎」の再利用として蘇った。NHK連続テレビ小説「あすか」のロケ地となり話題を呼んでいる。そして、この校舎には懐かしいものがたくさん。

それが、昭和24年製YAMAHA「No.200号」・・・ピアノ好きの私に感動をあたえてくれる。

卒業生がこの校舎で再会し、ママさんコーラスで一緒に歌を歌ったりしているとか。寒の戻りで 寒かったが あたたかい雰囲気のコンサートだった。きっと またこの校舎で会えますように。

 

やっぱり、この時期になると咲いてくれるというのは何とも。桜は虫がつきやすく 杉や檜よりは
寿命が短いとされる。この枝垂れの一本櫻は素晴らしい。生命の息吹を感じさせます。


間奏曲op.118-6 ブラームスのララバイ「哀歌」


6つの小品 作品118の第6曲 変ホ短調は 完成されなかった交響曲第5番の緩徐楽章に構想されたが 変更されたもの。
晩年の「ペシミズム」とラプソディの諦観が織りなす。
エフゲニー・キーシンは、精神的に難しいこの作品を 渾身の情感を込めて演奏している。
秋の終わり、枯葉だけでない木漏れ日のような光を見出せる美しい音楽・・・音楽は「人生」

歓びも 哀しみも すべて受け入れる・・・

クララ・シューマンとの手紙のやりとり「あ~ 私たちはみな老いに対して貢物を納めなければならないのですね。なんと辛いことなのでしょう」
この作品の後「灰色の真珠」作品119の1がクララとの最後になった・・・

ブラームスの変ホ短調は ラプソディにも表れている。が、これは「哀歌」
愛に逸れたものへのララバイと言えるだろう。情熱は失われてはいない。ブラームスの創作力は最後の頂点を極めた。

手の交差するところは「感情豊かに」 ベートーヴェンピアノソナタ32番第2楽章「嘆きの歌」のところもそうだ。

減和音の響きと アルペジオの流れを意識する。 そしてラプソディが ほの暗く はじまる。

スタッカートのところは 忍び寄る悲観。 オクターブのところで重なり 感情が(破裂し)・・・
力を弱める他なかったのだ。

最強音 フォルテッシモには 音の強さでなく 諦観を込めて。

足どりは 消えいった・・・

作品118の6 変ホ短調 エフゲニー・キーシン