Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

2019.5.9(木)13:00「おきがるタイム」vol.147


2019年5月9日(木)13:00~15:00「マコルネのおきがるタイム」サイマルラジオ対応 FM816
(インターネット放送)(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx
※ スマホは、アプリの設定をご覧ください。 http://816.fm/?page_id=71 

【予定曲】川の流れのように 可愛い花 すみれの花の咲く頃 夜明けのうた 花咲く丘に涙して 花の素顔 カチューシャのうた 千の風になって 平城山 エリカの花散る時 山のロザリア 岸壁の母

平成31年4月30日~令和元年5月1日 新しい時代の幕開けです。2019年は お正月が2度やってきた気分です。
柔軟に対応できるように備えたいもの。また、災害、事故などが起きないことを願います。

4月29日は、ロータリークラブのゲスト出演でした。留学生30名の前で。オリジナルの歌集を制作。ローマ字表記と英訳を掲載し
歌ってもらいやすいようにしました。日本の代表的なうたをアコーディオンでガイドし、全員合唱しました。私としては、珍しい和服を羽織りました。
国際交流に役立てばと思います。


2019.4.29ロータリークラブ「国際親善」ゲスト出演


2019.4.29 ロータリークラブ「国際親善」ゲスト出演

ロータリークラブ「作って食べて国際交流」のイベントでゲスト出演しました。
留学生30名は マレーシア・シンガポール・インドネシアなどアジアをはじめ国際色豊か。
お国の料理を食べて交流しよう。日本のうたをコーラスしよう。

着物を羽織りました。

日本のうたをアコーディオンでガイドしコーラスしました。時に英語をまじえながら・・・
「スキヤキ」は知っているとうなずいてました。他の曲も、日本を代表する唱歌です。
オリジナルでつくった歌集は、何かの時に歌っていただければ嬉しいです。

主催者の方、ヘルプの方、大変ありがとうございました。

 

 


「メーデー演奏」2019.4.28


「メーデー演奏」2019.4.28

第90回 堺メーデーでの演奏。これまでで最大の700名が参加しました。

アコーディオンは7台、合唱隊は30名が うたのコーナーで合唱先導、全員合唱。

新緑の頃、肌寒い日でしたが 5月の香りがしました。

 


2019.12.14「全国ボランティアフォーラム2019」


2019.12.14「全国ボランティアフォーラム2019」

全国ボランティアフォーラム 12月14日~15日 東京都で開催されます。全国社会福祉協議会 関連行事。

前回 2018は 軽井沢でありました・・・

私は、県ボランティア連絡協議会の理事として 全国の交流、知恵を集め 推進したいですね。

 


近つ飛鳥「叡福寺」聖徳太子


三太子の一つ「上之太子」と謂われる。本尊は如意輪観音。聖霊殿(太子堂) 金堂、多宝塔、聖徳太子廟【磯長墓〈しながのはか〉】など伽藍堂宇が見事。聖徳太子御廟と母、穴穂部間人皇女と妃、膳部菩岐々美郎女の「三骨一廟」がある。「近つ飛鳥」は古事記での記述がみられる。

聖徳太子は生前、推古天皇28年(620年)この地を墓所と定めた。伯母にあたる推古天皇が土地建物を寄進し、墓守りの住む堂を建てたのが叡福寺の始まりとされている。平安時代、嵯峨天皇らが参拝しており、平清盛は堂塔の修理を命じた。空海・良忍・親鸞・日蓮・一遍などが参籠した。天正2年(1574年)の織田信長による兵火で、建物は失われた。慶長年間(1596年 – 1615年)、後陽成天皇の勅願により豊臣秀頼が伽藍を再興。

藤棚が咲き始めた。聖徳太子といえば 御札紙幣。五千円札、一万円札で御馴染であった。

 

 

 


「リラ・クラシック」2019.5.18(土)7:00「ブラームス」 vol.50


「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週土曜 パーソナリティ マコルネがお届けします。全国、全世界ネットラジオ(PC)※パソコンの方は、リンクをクリック 視聴できます。 http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。アプリを 設定するとモバイルで視聴できます。 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】ハンガリー舞曲第6番・第8番 ワルツ第15番イ長調「連弾」【愛のワルツ】クラリネット五重奏曲ロ短調作品115
4つの小品作品119より第1番ロ短調【灰色の真珠】弦楽六重奏曲第1番第2楽章【映画『恋人たち』】

ドイツ三大Bとは、バッハ・ベートーヴェン・ブラームスのこと。名前をつけたのは ドイツの大指揮者、ピアニストのハンスフォンビューロー。
ブラームスの交響曲第1番が ベートーヴェン交響曲第9番の後継と評価。

ブラームスの日常はたいてい決まっている。ウィーン市内のレストラン「赤いはりねずみ」へ毎日のように通った。
ウィーンといえばウィンナーシュニッツェル(仔牛のカツレツ)など。そして、デーメルのザッハトルテですね。

 

Ensemble OPUS – Brahms Sextet for Strings No. 1 in B♭ major, Op. 18 2nd movement

Brahms: Clarinet Sonata Op.120 No.1 – 1/4 Hanchao Jiang & Juan David Molano

 

カティア・ブニアティシヴィリ、 ユジャ・ワン – ブラームスのハンガリー舞曲第1番

 

若き日のブラームス。

 


2019.7.20「ジョイフル・ピアノ・フェスタ2019」


2019.7.20「ジョイフル・ピアノ・フェスタ2019」

今年は 7月に開催のようです。演奏できるかな。

これまで エントリーしてきました。以前のものです。

ピアノ 村松崇継 パーカッション 山下由紀子 のコンサート

ピアノの 村松さんは マナカナの 「いのちの歌」(2011)作曲家としてご活躍。(作詞は MIYABI 竹内まりや)

パーカッションの山下さんは 「サラ・オレイン」コンサートツアーでのパーカショニストなど ご活躍。

クラリネット 梅本なつきさんと 私は ピアノで出演しました。


Aus Liebe「愛ゆえにイエスは死のうと」Bwv-244-49 マタイ受難曲


Aus Liebe will mein Heiland sterben「愛ゆえに・・・」バッハ/マタイ受難曲BWV244第2部49曲ソプラノアリア
「愛ゆえにイエスは死のうとしています」

この人は何もしていません・・・「神の子」
あなたは神を冒涜した・・・十字架につけろ!

2019年3月6日~4月18日【受難節】新約聖書は「マタイによる福音書」『マルコによる福音書』『ルカによる福音書』『ヨハネによる福音書』と続く。
「マタイによる福音書」26、27章からとられた。イエスの系図、誕生、生涯 ガリラヤ、ユダヤでの活動、死と復活を表現している。
何を持ってこの音楽に対峙するのだろう。「人生のテーマ」

イースターが迎えられるまで、謙虚に質素に向かわなければなりませぬ。

イエスは弟子たちにワインを差し出しながら「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血である」
そんなとき この歌は 慰めとなります。「愛をすべて差し出し、人のため、民のため。みなが清らに喜ばれるなら、私は滅びても魂は永遠に・・・」

第63番8小節のコラール「この人は神の子であった」へと。

 

Aus Liebe will mein Heiland sterben | J.S. Bach

 

J.S. Bach: Aria from St. Matthew’s Passion, BWV 244 (Aria Aus Liebe will mein Heiland sterben)

イエスが逋脱され 磔にされようとしている。
罪人を迎え入れ友とした・・・
「この者はどんな罪を犯したのか」
「いいえ 何も罪を犯してないのに」と歌います。

Aus Liebe will mein Heiland sterben 愛ゆえに私のイエスは死のうとしています

Von einer Sünde weiß er nichts 何の罪も知らないのに

Daß das ewige Verderben     永遠の滅びと

Und die Strafe des Gerichts     裁きの罰が

Nicht auf meiner Seele bliebe.     私の魂にのしかからんとするために。


2019年4月28日(日)13:00 AAA定時総会&懇親会


2019年4月28日(日)13:00 AAA定時総会&懇親会

13:00 定時総会 14:00 懇親会 を開催します。

会場:アサヒスーパードライ梅田 会費 5000円(飲み放題+食事込み) ※会員は優待価格です。
お問合せ:全関西アコーディオン協会 090-8484-6039 まで

AAA(全関西アコーディオン協会)は、創立70年のアコーディオン協会です。
戦後、帰還した藤山一郎氏などを取り上げてきました。

最近は、1年に4回(新年会、総会&懇親会、夏のビアパーティー、ユニットコンサート)を主催事業として
また、ビバ・アコーディオンを後援事業として 会員相互の交流や楽器業界の発展に寄与しています。
アサヒスーパードライ梅田は、昭和初期にできた老舗のビアホールです。

アコーディオンを演奏、伴奏しながら懐かしい歌を歌い、語らい楽しく交流しましょう。


2019.4.21 Frohe Ostern!「復活祭」


Frohe Ostern! ハッピー イースター!

4月19日は 満月でした。イースターは その次の日曜日、4月21日です。

卵から 新しい生命を。ウサギは 繁栄のシンボル。主が復活され 本格的な夏がはじまります。
質素な雰囲気から華やかに。

バッハは復活祭オラトリオを作曲(1725年に作曲 4月1日に初演)しています。

 

Bach – Easter Oratorio, BWV 249 – Gardiner


ショパン/ピアノソナタ第3番ロ短調作品58


ショパン/ピアノソナタ第3番ロ短調作品58(1844年)

円熟期の最大の傑作 精力を注いでつくられたソナタ。バラード4番 舟歌 チェロソナタと繋ぐ。ソナタの究極の完成型として他の作曲家を寄せ付けない。
霊感さえ感じる。リストがロ短調ソナタをつくっているが(1853年)影響を与えただろう。

第1楽章 4分の4 ロ短調 マエストーソ 決然たる動機が印象づける。優雅で感傷的な第2主題と対照的、美しい世界を彩る。
中間部は緊張が伴うがショパンの対位法の処理が見事に表れている。

第2楽章 4分の3 変ホ長調 スケルツォ 即興的で色彩がみえてくる。中間部は瞑想的。

第3楽章 4分の4 ロ長調 ラルゴ 夜想曲のようで悠久の時を奏でる。時間の長短をいうのではない。ショパン晩年の世界。

第4楽章 8分の6 ロ短調 プレスト 情熱的なロンドで決然たる動機が駆け巡る。1回目は 3連 2回目は 4連 3回目は 6連と
変容し強調される。コーダは長調となり高揚しレジェロなモーションが、圧倒的なテクニックを持って締めくくられる。

それは練習曲のようでもある。芸術性の高い音楽。ショパンのエチュードについてこのように謂われた事がある。
「手のねじれた人は、弾くべきでない。」そんな人に「24の前奏曲」をすすめたようである。

ドラクロワの描いたショパン像。私はむしろこのショパン像が真実だと。内面的には焔の如く燃え上がっていたがショパンの病が体を蝕んでいった。

Kate Liu – Sonata in B minor Op. 58 ケイト・リュウ シンガポール出身。

24歳 第17回ショパン国際ピアノコンクール(2015年)で第3位。マズルカ賞を受賞。米国、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学ぶ。
カーティス音楽院といえば サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、ルドルフ・ゼルキン、ホルヘ・ボレット、アンナ・モッフォ
最近では、リチャード・グード ラン・ラン ヒラリー・ハーンなど 錚錚たる音楽家が誕生した。

 

 

第1楽章 ロ短調ではじまる。ソナタ第2番は変ロ短調の序奏が印象的だったが 3番では、直入に決然とはじまる。特徴である F♯ G B D のアルペジオが組まれている。
2番でも 半音階をスライドするアルペジオが使われていて、好まれているのだろう。変容しながら効果的に構成されている。

第2主題は コラール 穏やかで流麗なメロディ。第2番のコラールもよいが さらに装飾音などで彩りを添えている。バラード風にもとれる。

コーダ 第2番では、激しく叩き付ける連続和音だったが。第3番第1楽章は、アルペジオの流れ。それと対照的に 中間部は対旋律のみが強調されるので どう聴かせるか考えて弾かないとなんでもない音型となってしまう。ベートーヴェン的な構造的な音を追及したのであろう。

第3楽章は、ロ長調 4分の4 ノクターン風。慰めの儚いメロディー カンタービレ。
途切れるような伴奏音型が見事。きわめてピアニスティック。

左手のバスから右手に渡されるファンタジーで中間部へ。

中間部 ホ長調の 水の流るるごとく アルペジオの世界。それは 夢のようであり 幻想的に響くこと。

再現部とコーダ 左手伴奏音型は、共鳴をよく聴きながら 少しは混じりながらも 右手のアリアを汚してはいけない。
左手の半音階の下降をテヌート気味に。中間部の再起で 3連音符のバスが躊躇いながらも チェロのような雄弁に語り
右手のコラール音型とバランスをとる。静かで遠い世界、不穏な雰囲気を残しながら

フィナーレへの導入を預言している。最後の2音。
この響きは、リストのロ短調ソナタ(1853)に影響を与えただろう。

第4楽章 決然とはじまる最強音への提示。悲壮感はなく跳躍が躍動感を高めている。ベースの半音階を意識する事。
第2主題は、ダイナミックなスケールなど大胆である。右手のレジェロなモーションと低音部の躍動やオクターブ奏法がエネルギーを増大させている。

2回目は 4連符。ベースの半音階を意識する。

3回目は、6連符。波がうねるように。低音部の一打目の音で流れをつくる。ここでも、ベースの半音階を意識する事。コーダへと感情をたかめていく。

ロ長調という調性の明るさ。右手のパッセージと左手のオクターブの降下による音域の拡大がダイナミックに。
左手のバスをうたわせること。圧倒的なテクニックが輝かしくこのソナタの幕を閉じる。