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木曽駒ヶ岳 千畳敷カール 乗越浄土 


木曽駒ヶ岳(2956m)千畳敷カール(2650m) 乗越浄土(のっこしじょうど)(2858m)伊那前岳(2833m)中岳(2925m)宝剣岳(2931m)中央アルプスに属し 木曽山脈のひとつ。

菅の台バスセンター(850m)から 専用バスに乗車(マイカー規制有)しらび平(1662m)で下車 ロープウェイに乗換 標高差900mを一気に高度をあげる。千畳敷カール駅(2612m) 国内最高地にある駅。その景色は圧巻。このロープウェイは値打ちがある。

コース 千畳敷カール 遊歩道分岐 八丁坂 乗越浄土 宝剣山荘 中岳 伊那前岳(九合目)

気温9.1度 標高2600m 雨がぱらついて寒い。予報は 曇り時々雨 午後3時から晴れ。サンダルの人もいたが、ジャンパーが必要、また、インナーが要る。暑いのは 服を脱げば何とかなるが 寒いのは着込むしか術がない。上はインターを着込みレインコート(ゴアテックスと同等の「透湿機能」)を身につける。なかなか暖かい。下山ロープウェイ最終は17時なので、乗越浄土を15時30分過ぎから16時前には出たい。(下山時、急ぐと事故・怪我の元になるので慎重に)

千畳敷カールが目の前に、いきなりのカールは鮮烈。テンションがあがる。遊歩道はハイキングコース。途中で登山道との分岐があり先は登山道。ここからは 八丁坂をよじ登り乗越浄土(2858m)へ。岩盤があらわで急峻。落ち着いて一歩ずつ一歩ずつ。御嶽山の1日8時間歩いた事を思うと、この程度なら問題ない。上高地のような平坦で同じ8時間は疲れ方が違う事を体が覚えた・・・確実に基礎体力はついてきている。運動不足も解消。不健康な体質には成りたくないから。

なかなか 手ごたえがある。60代のご夫婦の方も、励まし合い登っていた。刺激され、途中で引き返す事はできない。自分のできる事だけ注力する。悪い方悪い方に解釈し自分を追い詰めるのはやめよう。乗越浄土にあがると疲れは吹き飛んだ。しかし、強風がすさまじい。視界が悪く 少ししか見えない。駒ヶ岳方面の宝剣山荘がみえたので行ってみる。宝剣岳、中岳への分岐。宝剣岳までは通常だと20分だが断崖絶壁。私は写真撮るから1.5倍くらいかかる。視界が悪いので今回はパス。駒ヶ岳までは60分。強風は厳しさを増し、視界はますます悪くなった。この時、13時。うーん。予報では15時には晴れると。しばらく待つか。それとも、よさげな山に近づいていくか。そういえば 乗越浄土から東側は 青空が見えていたんだ。伊那前岳とある。稜線上のルートに行ってみよう。

静かな山行。ナナカマドの赤がきれい。伊那前岳9合目(2833m)伊那市街地がみえた。

 

 

民族音楽の演奏あり

遊歩道と登山道の分岐 ここからは登山装備 と 登山届が必要となる。

八丁坂(往き)

八丁坂(帰り)

乗越浄土(のっこしじょうど)標高2811m ここからはゆるやかな稜線歩きとなる。着いた時は 浄土でなく 強風が吹き荒れ 視界が悪い 午後3時頃からは 天国のようだった。

宝剣岳

中岳 駒ヶ岳方面

宝剣山荘へ

祠が

伊那前岳へ

伊那前岳 9合目(2833m)中央アルプス4番目の高峰。

ナナカマド群落。

乗越浄土。午後3時すぎ 晴れてくれた 天国 ここにずっといたい気持ち。

やはり絶景。絵になる。


神降地 上高地


神降地 上高地 神垣内 かみこうち この響き 標高1500mの梓川上流域 大正池から河童橋、明神池、徳澤、横尾までの10㎞程の広大な台地。横尾の先は涸沢カール、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳、明神岳などの穂高連峰への道。3000m級の高山に囲まれているので 夏は涼しく過ごしやすい。

上高地は 台地だからこそ 神をみることができる。クマザサと大きな灌木。至る所に沢が縦横無尽に流れている。緑色、コバルトブルー、透明な色の水。潤いをもたらしている。光が注ぎ、神々しい。

ここで出逢う人、嫌な顔をしている人はほとんどいない、別天地。大正池は、焼岳の噴火後にできた池だが、水の色がきれい。明神池は、たしかに不思議な池。マガモが 首を突っ込んでイワナを採っている姿が微笑ましい。

あかんだな、さわんど駐車場から専用バス(マイカー規制有)大正池か、上高地バスターミナルで下車。梓川ルートは アップダウンが少しある。梓川とは対岸のルートはほとんど平坦だった。コースは、3㎞を60分標準としている。今回、19553歩 距離は13.6km。

木の吊り橋の名所「河童橋」周辺、「明神池」(穂高神社奥宮明神池)周辺はにぎわい、売店がいくつもある。

(大正池から下りの便「満席」で乗車ご遠慮でした。(実は、乗る前 運転手と話した時 中を少しのぞいてみたが、補助席は空いていたように思う。→何らかの事情があったのでは)次の便を待つが、よく見るとバス亭に標示が。

「下りの乗客が多い場合、乗車をお断りする場合もございます。『上りの上高地バスターミナルへ一旦行き、始発の便を待ち乗車ください』とあった」※上高地バスターミナルで行列に並ぶ。47名が待っていた。定員の40名を超えたが、補助席使用で運行 →もとい、下りの便 途中駅でも、補助席対応はできなかったのかな。(降りる人がいなかったので 難しかったのかな)待つ時間を無駄にしないためにも、大正池で降りて、上高地バスターミナル 河童橋 明神池 徳澤 横尾 徳澤 明神池 河童橋 「上高地バスターミナル」 ここで帰りのバスを待つのがベスト。

 


御嶽山 三ノ池 雷鳥 オコジョ 女人堂


御嶽山 三の池 雷鳥 オコジョ 女人堂

グーグルアースで俯瞰するhttps://earth.google.com/web/@35.90503107,137.49325363,2490.51386949a,3242.46901538d,35y,0.00000001h,49.99794402t,0r/data=Cj0aOxI1ChYweDA6MHhjNjhkN2JhYjAzYTc0MmYzGVaKcQhy8kFAIXy8x_vuL2FAKgnph5HliZvloIIYASAB

御嶽山は、岐阜県下呂市、高山市、長野県木曽町、王滝村にまたがる標高3067mの山である。
現在の状況(気象庁)[噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ](H29.8.21 15時発表)火口から1kmは立ち入り禁止区域に指定され 立ち入った場合は法律により罰せられます。

※このうち、三の池ルートは解禁された。二の池は立ち入り禁止、手前から周回し、五の池小屋に向かうことはできます。王滝頂上から火口までは立ち入り禁止で、周回することもできません。

今までで一日を通して一番多く歩いた。距離にして19km 6時間22分 休憩は 三の池で 約1時間 八合目 女人堂で食事など約40分 時間当たり3.1km 標高差 2720m-1810m=910m 日常では得られない 体力の限界に挑戦できた。この後、御嶽明神温泉「やまゆり荘」に入り 体もほぐれた。熱くない 茶色の源泉が癒す。JAが運営している。地元だけでなく 多くの人がここを訪れる。

御嶽山は 古くから山岳信仰のメッカ。702年(大宝2年)6月、修験道の開祖とされる役行者が開山し、日本神話で最高峰に位置する「国之常立神」クニノトコタチを祀っている。江戸時代には、覚明行者 普寛行者が大衆に御嶽登山を知らしめた。木曽節の「木曽のなかのりさん」でも知られる、日本の火山としては、富士山に次いで第2位の高さ。剣ヶ峰を主峰にして、摩利支天山(2,959.2 m、継子岳(2,858.9 m)継母岳(2,867 m) などの外輪山があり、南北約3.5 kmの山頂部が広い。頂上がいくつかあり 御嶽頂上(3067m)をはじめ、王滝頂上(2936m)飛騨頂上(2811m)開田頂上(2725m)がある。火山湖が5つ、一の池(2990m)二の池(2905m)三の池(2720m)四の池(2690m)五の池(2790m)がありそれぞれに特徴を持つ。登山口は5つ、王滝口 小坂口 黒沢口(御岳ロープウェイで7合目)日和田口(チャオ御岳利用のみ)開田口がある。平成24年9月27日の噴火後、二の池より火口手前の御嶽頂上は入山規制なので、摩利支天山や継子岳、飛騨頂上に登る人が多い。御嶽山は滝が多く、植物、動物が共生し自然の宝庫で、「花の百名山」でもある。

有史以来 たびたび噴火を繰り返してきたが、平成24年9月27日の噴火では 戦後最悪の犠牲者を出してしまう。謹んで哀悼の意を表します。日本は火山の国、浅間山は江戸時代、天明の大噴火で1624名の犠牲を出した。本日は「防災の日」1923年9月1日 関東大震災により10万人の犠牲が出た。われわれは常に火山、地震、津波の脅威にさらされ、しかし自然の恩恵を享受してきた。

今回のルートは、黒沢口 中ノ湯(六合目)1810m 行場山荘(七合目)2180m 女人堂(八合目)2470m 三の池トラバース 三の池 2720m 三の池トラバース 女人堂 行場山荘(七合目)中ノ湯(六合目)

この日 天気は晴れ 少し涼しい上空の風もあった後で 秋の風を感じながらの山行となった。5時過ぎ 御岳ロープウェイや 御岳ビューポイントで 朝陽をおがむ。6時すぎ 六合目 中ノ湯駐車場へ 体調を整えながら 登山届の確認をする。出発は6時50分 七合目までが長く感じた。御岳ロープウェイからはじめると、七合目から10分ほど下がったところから登山ができ 約1時間の短縮が図られるが、営業時間内の8時30分から16時30分まで。ゆとりを確保するには、小屋に宿泊することをおすすめする。七合目から八合目は、そんなに長く感じられなかった。八合目「女人堂」に着くと、山頂が開ける。頂上をあおぎながら金剛堂で手をあわせた。隣には、御嶽神社八合目中社(遥拝所)があり、御朱印やお札を受けることができる。ここでルートの再確認をする。

八合目 女人堂 2470m 九合目 石室山荘 2800m 最も高い付近 二の池(手前まで) 2905m 五の池 2790m 三の池 2720m のルートを考えたが、アップダウンがあるし、時間もそれほど変わらないので「三の池トラバースルート」を選択した。これは、雪渓、渡渉があり起伏に富んでいるのだが、常に通行できるルートではない。秋は、紅葉の絶景に出逢うことができる。斜面を横に辿り、裏側に入ったとたん、絶景が眼の前に。滝がみえ、瀑音が聴こえた。ザレ道の谷底に下り雪渓を通過する。1か所穴があいていて、踏み抜かないように気をつけて。上には、雪の上から飛び出した岩があるので落石に注意。また、雪渓や澤を渡る時、滑らないようにロープを辿る、その後は急峻な岩肌や高梯子をよじ登る。それなりの道である。雪渓のおかげで涼しい風が常時吹く。暑くはないがのどは渇く。行動食をし水を補給する。そして、三の池小屋が見えてきたときは万歳。ここまで、4時間。10時50分。写真も撮りながらコースタイムどおりなので 遅くはないという事。三の池の祠に手を合わせた。風の音を聞き、池の色を見つめる。ガスがとれると、青いエメラルドの色に変わる不思議な池。ご神水といわれる「お水とり」をさせていただいた。腐らない水 一つ目の幸運。しばらくすると、山の神 ライチョウ(雷鳥)が飛んできた。(絶滅危惧種)北アルプスでは、時々見られるが。年々数は少なくなってきている。人間をみているのかな。祠にとまった瞬間撮影できた 2つ目の幸運。この間、15人と出逢ったのみの静かな山行。約1時間で食事など休憩、元の道を戻る。三の池トラバースでライチョウ2羽がつがいで飛んでいるのを確認。そして雪渓を通るが、様子が違う。

午後は、暑さで雪が溶け一気に崩れ去り、ルートが変更され梯子や石が置かれていた。雪渓を通り過ぎ3分経った時、下の方でゴトッ、バリバリ・・・大きな音がしたと思ったら、雪渓の一部が大きく落盤した。小さい音はしょっちゅうしている。その後、高山植物と木々の森を歩く。ここで、カサコソと言う音、何やらイタチか兎かな。なんと、山の神「オコジョ」と出逢う事ができた。(絶滅危惧種)こちらが鳴きまねの声色をすると、興味があるのか近くに寄って来た。つぶらな瞳、こんなに可愛かったかな。3つ目の幸運。二匹いたと思われるが、一匹のみ現れた。音は2か所から聞こえたからだ。ある意味、ほっとした。集団で生息しているのなら発展の可能性は充分ある。私は、鈴を鳴らして歩くのは嫌である。五感で感じたい。動物の動く音が聴こえたのも、雪渓の雪が動くかすかな音や、落盤する音も感じる事ができた。

最後に、八合目「女人堂」で休憩 食事。宿泊もできる。ここで小寺さんに逢えた。小寺さんは あの噴火当時 二の池小屋本館の支配人で 50名近くを英断で誘導し救ったとされる人物。現在は、女人堂にいる。二の池小屋の再建に向けて尽力され 御嶽登山になくてはならない貴重な人なのである。少しだけお話した。もの静かであるが 、情熱の眼を持った方で敬意を表したいと思う。小寺さんとお話できたのは幸運だった。

朝陽

八合目 金剛堂より山頂をおがむ。霊神が多数祀られている。


これが 三の池 濁らない透明の水。湧水の音がごぼごぼするのに 水位は一定 まさに ご神水


三の池小屋の祠 ライチョウが飛んできてとまっている。


木々の陰から何やら音が。声色を使うと こっちに近付いてくる。オコジョ。


雪渓 一か所穴があいている。空洞になっているので 気をつけて。午後は 崩落し ルートが変更され 梯子 石が置かれていた。雨が降れば 雪渓はほとんどなくなるだろう。

御嶽山は 素晴らしい山であり 達成感がある。自然・植物・動物があり 高山での行場としての役割があると思っている。山歩きを楽しみ 花を愛で 愛護する動物に出逢える貴重な山である。もうひとつは、厳しい道を登る事により精神統一をし俗世間から違うところに身を置く事、神がすんでいるとされている山を拝む事は 人が人生を終えた時、天上に迎えられ、土に還る思想と一致する。

この山は、森林限界の山道をひたすら長時間登る富士山や、2時間弱で頂上に到達できる乗鞍岳とは違う。また槍ヶ岳のように、岩場や鎖場・ヤセ場を登るようなアルピニストが歓迎する山場とタイプが違う。もっとも自然崇高ができ 静かな山歩きを堪能できる。

 

 

 

 

 

 


志賀高原 四十八池めぐり 自然の宝庫


志賀高原は、浅間山(2568m)を最高峰とする火山から構成される上信越高原国立公園のひとつ。長野県北東部、山ノ内町に位置し標高1300mから2300mの広大な高原をさす。草津温泉 白根山(2160m)横手山(2307m)志賀山(2037m)鉢山(2041m)などがある。

日本最大のスキー場がある。また、温泉や高原を利用した観光でにぎわっている。四十八池めぐりもそのひとつ。志賀山 鉢山 大沼池を囲む 渋池 ひょうたん池 丸池など 大小60からなる。これは、大昔 志賀山が噴火しできた湿原。日本海側気候で冷涼。夏山の 八ヶ岳 扇沢 白馬 上高地などは 人がたくさんだが ここでは静かな散策ができる。標高2000mクラスでも 涼しいのは日陰であり、昼間は気温が高めで日差しも強く羽虫やセミの声がするのだが、志賀高原はそれがほとんどなかった。その辺 扇沢や白馬雪渓などは さすがに涼しい。

志賀高原へは、長野県軽井沢から浅間山に入り(日本ロマンチック街道)群馬県嬬恋村 草津温泉、白根山(2160m)を通り、長野県山ノ内町 横手山(2307m)が入口となる。その後 渋峠 日本国道最高地点(2172m)そして硯川駐車場にたどり着く。ここが 志賀高原 四十八池めぐりの一つの起点である。

硯川駐車場(1695m)→サマーリフト→前山山頂(1796m)《スタート》→渋池(1810m)→四十八湿原(1880m)(ここまで約1時間)⇔志賀山(2036m)(湿原からは600mの距離にある)

サマーリフトを使い 前山山頂へ(1796m)ここから 約1時間の道のり。まず渋池へ 魚のはねる音などはきけない 静かな池。実は 酸性池で魚介類はすめない。湿原に赤みがあるのは モウセンゴケが群落している。植物は通常、光合成で生きられるのだが このモウセンゴケは「食中植物」で変わり種。小さくかわいい花である。それは、透明で放射状にのびる赤い触手が無数にあり、孔雀の羽のように魅力的である。昆虫などが触手に触れると粘液で逃げられなくなる。すぐに周りの触手が伸び、獲物を全体的に捉え身動きできなくする。大きなトンボなども 罠にかかっている様は 何とも言葉に表しようがない(‘_’)。生命の儚さや 自然の残酷さを思う。私たち人間は、牛・豚・鶏・魚・野菜・穀物から生命を頂いて生きているのを当たり前のようにしているが、殺生は最小限に そして感謝を忘れずに。

モウセンゴケに捕まったトンボやハエ(‘;’) モウセンゴケは華麗にみえる。しかし多年草で長いものは50年も生きる。それだけに、生命活動は重要である。ひまわりは一年草で種がすぐできるが それと大違いだ。モウセンゴケは 絶滅危惧種に指定されている。湿原の中への立ち入りは禁止され、木道の指定された道を散策する。よく見ると茎や葉など高く伸びる花ではない。低地にひっそりと生えている。一方、トンボは高いところを行き来でき自由に飛び交う事ができる。トンボの餌は 水辺にいる昆虫など。また、受粉の作業などで植物にとまる事がある。しかし こんな低いところにわざわざとまる事はないと思うのだが。それが「自然界の掟」なのかもしれない。


朗読と小説 青木裕子&小池真理子氏


軽井沢朗読館館長(元NHKアナウンサー)青木裕子さんの朗読会

朗読やよみきかせはとても大切なこと。文学を音おこしするだけでなく登場人物の特徴を活かしストーリーを聴く。すばらしい。子どもたちも聞き入っていた。

もうひとつ、 作家の小池真理子さんの講演は珍しく、お会いできて嬉しい。20年前から小池真理子さんの小説「柩の中の猫」「死に向かうアダージョ」などを嗜んでいる。最近は、作品「二重生活」映画化もされている。小池さんの小説は、音楽や楽器が必ずといっていいほど登場する。また、登場人物は 映画のシナリオのように輪郭がはっきりと浮かび上がる それが心地よいし リアルである。

この出逢いを祝して、20年前の文庫本を持参し特別にサインをいただいた。「柩の中の猫」ララが登場するこの小説は「図書館においてほしいですね」と。
軽井沢朗読館の青木さんとお会いできることを願って さらに出逢えた小池真理子氏。

中軽井沢図書館にて

 


白馬美術館 シャガールの芸術


白馬美術館 マルク・シャガールの芸術がここに。シャガール専門のミュージアム。
元館長 石塚要さんの事は鮮明に残っています。480点の中から 120点ほどを 時期をみて 入れ替えしている。

特に モノクロの作品や 塑像などもあり シャガールの広い芸術をみることができる。森の中にある美術館。
これは 私立の美術館である事を忘れてはならない。個人で 美術館を建造したことは 素晴らしい。
しかも この美術館の建築物としての価値も高い。

グランドピアノもあり 時々 コンサートが行われている。
シャガールの青に魅せられる。お気に入りは 「月あかりの恋人たち」

冬季(10月下旬~4月下旬)は休館。また、水曜が休館日(祝日の場合は翌日)となっている。


御嶽山 飛騨頂上 三の池


御嶽山(3067m)は日本第3位の火山、剣ヶ峰頂上を指すが、外輪山が多く 継子岳(2857m)摩利支天山(2959m)などの峰がある 独立峰、山裾が広大で麗しい。木曽福島 開田高原などは 蕎麦の栽培がさかんである。今回、飛騨頂上(2811m)九合目に登った。山行とでもいうのだろうか。手ごたえのある山、登り甲斐のある山といえる。また、山岳信仰からみると 日本三大霊山(富士山 立山 御嶽山)の一つとされる。もちろん 白山も三霊山のひとつではある。

気象庁は11日、5段階の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から最も低い1(活火山であることに留意)に引き下げる方針を明らかにした。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170711-OYT1T50083.html

登山口は小坂口 日和田口 王滝口 黒沢口 開田口(※松原新道は廃止)がある。ロープウェイを利用し登山口まで。また、車で登山口に行く事ができる。火山として日本第2位の乗鞍岳(3026m)は「マイカー規制」があり、畳平(2702m)から登る。私の 登山デビューは「乗鞍岳」だった。それ以来 手ごろな山との出逢いが。トレッキングのポイントは、まず朝早く起きる。極限まで空腹になり、感覚が限界になった時の食べ物の美味しい事、疲れない歩き方を通す、そして何よりも怪我をしない事。高山病かな。体調が悪いと、胃痛ではきけをもよおし 進めなくなる。急登の角度や時間による。もし 下山しても 準備して再挑戦すればいい。山は逃げないから大丈夫。

6月には 夏山に備え道具を新調、トレッキングシューズ クッションジェル(足を冷やす)。たしかに疲れにくい。尾瀬で10数キロ歩いた時も疲れなかった。なるほど 道具は大事なんだなと痛感する。ポールも収納式でなく折りたたみに買換、以前のザックは肩への圧迫があったので買換、軽量でコンパクトに。最低限のものは積んでおく。

積載物:コンパス 地図 水 500ml×3 グローブ ポール 帽子 ストール 飴(塩分)カルボナーラ(保存食)ドリンクゼリー カメラ×2 ミニ三脚×2 サングラス【SEA BREEZE + ハッカ油 = オリジナル虫よけスプレー】レインポンチョ 折りたたみ傘 長袖シャツ 超薄インナー上・下(3000m級では緊急時必要)目薬・消毒薬・絆創膏・三角タオル・胃薬・鎮痛薬・・・バッテリー スマートフォン(GPSアプリ)ヘッドライト ウールのソックス

駒ヶ根から「木曽駒ヶ岳」を過ぎると 突然 大きな山が。それが 御嶽山。九蔵峠展望台から御嶽山をのぞむ。広大な高原は 自然の恵み。スキーリゾート。木曽福島 開田高原の蕎麦は日本でも有数の産地。南側斜面は 火山灰によって茶色い色をしている。2014年9月27日 噴火により 大惨事となった。あの出来事を忘れたわけではない。自然に 畏怖を意識で感じ帰依する 私たちは学ばなければならないから。前兆現象は 2週間前に 硫黄の匂いがし 水蒸気があがっていたとされている。(YOUTUBEにあった)一度 登ってみたい山だったので調べていた。災害の前日は、乗鞍岳に登っていたのである・・・ 御嶽神社奥宮に手を合わせた。むやみに自然を汚さない。そこに棲む動植物を伐ったり採ったりしない事。

さて、登山口は 濁河温泉(1800m)小坂口で 岐阜県下呂市の県境。ここからなら 標高差と距離 斜角・・・登りは 時間がかかる方 写真を撮ったり地点を確認するので。「仙人の滝」にも立ち寄る。往きは 4時間10分【湯の花峠 のぞき岩 お助け水【森林限界】で休憩】(標準3時間30分) 帰りは 2時間10分(休憩ほとんどなし【途中 半分の地点で水を足したくらい】)(標準2時間30分)4.5km×2=9km 午後にガスってきて 雨が降りそうだったが、結局降らなかったのが幸い。下界では おしめりがあり 雨の後の森の緑がきれいだった。

五の池小屋で 高地の「珈琲」をいただく。スタッフに話をうかがう。山開きが行われてから 営業を開始する 6月と、7月上旬までは 予約制で受付 夏休み時期から シーズンに入りにぎやかになる。夏山は 7、8月 紅葉は 8月末 9月 10月中旬まで。厳しい3000mとを意識しないと。夏でもひょうが降ったり 霰や雪が降ることがあるのだ。

「三の池」は絶景だった。
コース 小坂口→ 湯の花峠 → のぞき岩 → お助け水 → 飛騨頂上 → 三の池
帰りに 開田高原で 蕎麦大盛を。わさび 頭に貫通するくらい凄い。もちろん 味もたしか。

九蔵峠付近 山頂が綺麗に顔をだした。山型の雲にみえる。

御嶽山の麓は 果てしなく広い。高原は自然の恵み。独立峰の強み。何万年かかったのだろう。

濁河温泉に向かう。小坂口の登山口 注意書きがあり 忘れ物をチェック

ここから はじまる

立入禁止区域 表示 2017年7月現在

鳥居 御嶽山神社とある

七福神にもおまいりを。

碑文がたつ

最初の分岐で 「仙人の滝」へ 瀑布は迫力がある

登山道はほとんど整備されている。テープや色で印があるので 迷う心配はないと言える。(小坂口)木道はありがたい。特に下り。登りは ストックで補強しながら登る。たまにぐらついてるところがある。ストックで足元を確認。石畳の道は 着地に気をつける。あわてず 呼吸を整え 確実に。

湯の花峠(2103m) 硫黄の匂いがした。湯の花といわれるだけある。

のぞき岩(2290m)から 山頂が立ちはだかる まだまだ高い これからといったところ。

標示が100m毎にある。親切である。迷う心配もない。200mを10分~ 4200mを210分のペース

お助け水(2450m)このあたりになると水が欲しいところだが(残念ながら 水は出ていない。)森林限界に。水分補給し、上着の長袖を脱ぐ。暑くなった。もう そろそろ 山頂がみえる。それにしても虫が多いね。首は、ストールをまいてるから大丈夫。日焼けまでは防げない。

視界がひろがる。ザレの岩ゴロと。

雷鳥岩

頂上かなと思ったら 祠だった。

祠 手をあわせたくなる光景。

五の池小屋と飛騨頂上への分岐 あと100m

分岐 ほとんど着いた感じ 頂上は近い。

近づいていく

頂上に近づいた

到達 飛騨頂上 標高2811m 神聖な空気

風が涼しく快適 丁度良い 気温は17℃ 御嶽山としては 温かい方だとか。

 

五の池 池の色はさまざまに変えてゆく不思議な池 鏡池でもある 荒涼とした風にはみえなかった。大自然の中にある ごくありふれた風景 左手には稜線が。ここから摩利支天山へ。飛騨頂上より俯瞰。摩利支天山 左手奥には 剣ヶ峰がみえる。

五の池小屋 一度に100人以上収容できる小屋。まろやかな「珈琲」をいただく。
7、8、9、10月中旬まで営業。

三の池を見に行く

突然ひろがる この光景

やはり 凄いです 「三の池」の絶景 しばらく 佇んだ・・・


五の池小屋にて 珈琲をいただく 憩いの時間

帰りに 開田高原で 蕎麦大盛を。わさび 頭に貫通するくらい凄い。眠気とばし~
何故か 今回は 帰りの運転 全く眠気がなく あのタイミングでわさびそばが利いたのかも。


樅の木とオルガン


樅の木とオルガン

モミの木というと クリスマスを思い起こす。また 谷山浩子の「もみの木」の歌にあるように 大自然の力を思う。ラテン語 ABIES 葉を落とさない樹で 脂は薬に利用され 生命力の強い木である。冬には モミの木片を暖炉にくべ、温かく過ごす事ができる。

日本は国土の68.2%を森林が占める山林国で フィンランドに次 世界第2位で 3位はスウェーデンである。自給率は30%で 近年上昇している。植樹も積極的に行っているが すぐに効果が出てこない。何しろ 20年~60年という歳月がかかるのだから。60年というのは ひとえに3代を指す。桜の木なども 20年が一人前になる節目をいう。「遷宮」も20年に一度である。

木材といえば 法隆寺 正倉院である。例えば 法隆寺の心柱は 2000年以上の 一番古い木を取り寄せた。古ければ古いほど 経時変化が少なく安定している。赤い部分は腐りにくく白い部分は不安定である。神宮(伊勢)も木をとっている。遷宮の際に伐採される300年経つ木曽のヒノキは10,000本。昔から木曽では むやみに伐採したりすると「蛇抜け」がおこり、大蛇が土砂災害を起こすといわれている。「白い雨」が降ると、土砂崩れが起きる・・・

オルガンについて ルーツは紀元前の「笙」にはじまる。西洋では最古は1400年代から。バロック時代からは オルガン作品が作曲され、19世紀には「オルガン交響曲」が作曲されたりし、現在も主役として使われている。ひとすじに「オルガン」というが種類がある。パイプオルガンとリードオルガンは 似ているようで全く違う。アタックから減衰まで音量が一定なのがパイプオルガン。一方、エアの送り具合によってビブラートなどニュアンスがつけられるのがリードオルガンで アコーディオンに近い。アコーディオンやバンドネオンは、蛇腹で空気を送り音のたちあげから減衰までコントロールできる「心を震わせる楽器」である。私は、断定的な音色を発声できるパイプオルガンも素敵だと思う。

日本で戦後初 国産のオルガン製作家 辻宏さんは シュバイツァーのバッハを聴いて オルガンの道を志し、東京芸術大学にすすんだ。その後、教師をつとめるかたわら オルガン製作にも感心を持ち、製作家としての道を歩んだ。辻さんは オルガンに最適な木材を求めて神奈川県から岐阜県白川町に移住している。ある時、モミの木を切り倒すことになった。お神酒をかけ祈りをささげてから伐採するのだが、突然竜巻のような「あおり風」が吹き跳ね飛ばされた。ー切り倒されたその木ー命が経たれた瞬間、瑞々しい樹液が吹き出ていた。木の痛み・・・これをみた辻さんはむせび泣いた。300年も育てられた木を切り倒したのだから。「心に誓って」オルガンを制作できるように力を貸してほしいとモミの木にお願いをした。そして、この一本から3台のオルガンができ、ひとつも無駄のない木材の使われ方がされたという。

国内最大のオルガンビルダー辻宏さんは、精力的にオルガン製作に勤しみ、生涯に82台のオルガンを製作した。(2005年12月永眠)奥さんの紀子さんは 30年ぶり(2008年)に モミの木の「木の株」に逢いにいった。見つけた途端 杖をついていた紀子さんは 夢中でかけあがった。その切り株は、小さな虫が取り巻き芽が生えていた。幹や枝はなくなったけど 空の方を見上げている・・・宏さんにも見せたかったという。(2016年6月永眠)

紀子さんはいいました。

「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは 決して滅びることがありません。」
~マタイ24章35節~

岐阜県立美術館にある「第37号」

バッハ:18のコラール前奏曲集より、第三番 コラール「バビロン川のほとりに」BWV653


はるかな「尾瀬」


はるかな尾瀬

シーズンの「尾瀬」に行ってまいりました。新宿から 関越自動車道で 約3時間 ドライバーさん 長距離運転 ありがとうございました。

この日 梅雨に入ったものの 雨は降らなかったのが幸い。そして 暑くない。

新宿から 練馬IC 川越IC  行きは 高坂SA 帰りは 三芳PA で休憩。沼田IC経由 新緑が綺麗。いろいろな形の山(台形 エアーズロック 上州三峰山 三角 戸神山)がそびえる。まいたけ弁当で有名な「井上食堂」さん通り過ぎ 方品村へ。いよいよ尾瀬道に入る。登山入口は5か所ほどあるが 群馬県側の鳩待峠へ。

通常は、「尾瀬戸倉」から専用バスに乗り換え登山口へ。今回は乗り換えなしの直通で 中型バス。鳩待峠。標高1400m 気温は18度。

木道(もくどう)が2本敷かれており 基本 右側通行で歩くようになっている。
最初は 石道 約200mくらいかな。いびつな凹凸の石段をさがり ゆるやかにおりていく それから木道がはじまる。前の日の雨で泥があり 歩きにくい。尾瀬は ハイキングなんてとんでもない。トレッキングという言葉が相応しい。スニーカーで往復した人がいるらしいが かなり足に負担があったに違いない。残雪がみられる。1か所は どうしても 雪上を片側通行のところがあった。シャーベット状になっており 少し滑った。澤が至るところにあり 勢いよく流れている 水の音が癒しになる。

山の鼻までの約3.3kmの半分以上進めた時に はじめての「ミズバショウ」をみつける。群落しているあの場所まではやくいきたい。これがなかなかそうはいかない。東西約6km、南北3km。尾瀬は広い、至仏山 尾瀬沼 燧ヶ岳・・・一万年もかけつくられた高山に囲まれた湿地
(この時に気付いた 万歩計をセット この日は 5時間で 5.5km×2=11km 歩いた)

山の鼻。ここまで70分 (通常より10分程度 遅く到着)たくさんの人が前を歩いている。小学校の遠足らしき団体さんも。至仏山荘 ツバメが飛び交うにぎやかな景色。巣に雛がいて 餌を与えている。雛が巣から落ちないように。成長したら 飛びたっていくのだろう。

ツバメの飛び交う光景が微笑ましい。雛の細高い啼き声 親鳥が餌を与える。巣から落ちないで。

山の鼻 ビジターセンター 熊情報 出没するので気をつけて。

7月には夏山に。ニッコウキスゲが群落 また 秋には クサモミジが敷き詰め金色の尾瀬。飽きさせることはない。

至仏山方向 7月1日から登山ができるようになる。

燧ヶ岳方面 尾瀬ヶ原から はるかな尾瀬


ショパン/エチュード嬰ハ短調Op.25-7「恋の二重唱」


ショパンは 「別れの曲」という練習曲(エチュード)を遺している。ショパンが生前つけた標題でなく 映画「別れの曲」で使用されたから。正確には、練習曲第3番ホ長調作品10-3 情緒豊かな曲。左手の伴奏型や 右手の重音のバランスの訓練のため。ショパンの練習曲は作品10と25の12曲ずつ 新しい練習曲が3曲あり 全部で27曲。

ショパンは「練習曲」という概念を変えた。私達が 普段 練習曲としている ハノン チェルニー等は メカニック的な立場からの楽曲。シンプルな構成であり 芸術性よりも 機能を優先としてきた。いきなり 楽曲を弾くとき 苦手な箇所で上手くいかないかもしれない。指ならししてからが理想である。

ショパンは 練習曲を エクゼルシス 「訓練のため」とだけ記入していた事から ピアノの上達のために何が必要かを熟考していた。ピアノ協奏曲を演奏するテクニックを習得するために 練習曲を作曲した。また、練習曲が難しい場合は 前奏曲をテクストとした。単なるピアノの技術の向上でなく 「人が芸術によって成長できる事を単なる練習だけに終わらせたくなかった。」

ショパンと同郷の ピアニスト 教師であった レオポルト・ゴドフスキ 彼は ショパンの曲のパラフレーズを書いた。27の練習曲を編曲し 54曲の練習曲を作曲した。例えば 別れの曲 や 革命のエチュードを 左手のみで 演奏困難な作品にしたてた。木枯らしのエチュードは 右手と左手を交換し 半音階を左手で演奏するように仕向けた。そのゴドフスキが 唯一編曲の手を入れられなかったのが この作品25-7。

それは この音楽にあった。「多声音楽」チェロとフルートの二重唱「恋の二重唱」左手も右手も旋律が同時進行している。これを変えてしまうと この曲のイメージが崩れてしまう。ピアノ独奏曲として 難易度を付け加える事ができなかった。他の作曲家は、チェロとピアノ用等 2つの楽器用に編曲しているのだが。

この曲の凄いところは ショパン自身の強弱記号の表記が最低限度のみ。表現記号がほとんど書かれていない。PPP や FF はあるものの その中間にあたる強弱記号 mp mfがないのは 標準の強さ 弱さがないと言う意味ではない。また PPは 何度も出てくる。

ショパンは 普段は、強弱記号等 丁寧に書いている。アーティキュレーション 運指については 生徒に合わせて記入していた。

この音楽は、自分で 想像し 音を聴き バランスを考える。さらに ふさわしい指使い等も含めて 「考え抜く」ことにある。練習曲の中では 簡単な方かもしれない。しかし 曲想をつけるのは 最も難しい作品のひとつだろうと私は思う。

チェロのようなバス、ピアノが弦楽器のような響きになることが必要。雄弁ではあるが、ある意味、悲嘆に暮れている。高音のフルートは 優しさと悲しさが舞い降りている。中声 (伴奏)は 決して 2つの声を邪魔してはならず、かといって独立したものでなければならない。

Chopin Etude op. 25 no. 7 “Cello” by Marie Kelly

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夜想曲風ではじまる バスを響かせる事が大切。2ページ目 バスに変化。
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中間部 穏やかな部分は バスが 安息を伝えるような表現。
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マイナーになってからは 飛翔する表現。

5段目の最初の1拍目。音のぶつかりは 哀しい音である。その後 低音部 ため息のように伝えてゆく。ちょうど 秋の 木々の葉っぱが落ちて 土に返るような そんな印象を受ける。

低音は 表情記号こそ書かれていないが quasi cello である。もう一度 言う。ピアノはアタックすると減衰するばかりである。それを チェロのように奏するというのは イマジネーションが大切。一つ一つの音に抑揚を持って・・・指のタッチで・・・行う。


大台ケ原 日出ヶ岳 大蛇嵓 絶景


大台ケ原 日本百名山 深田久弥著 紀伊半島 秘境のひとつ 奈良県上北山村と 三重県大台町にまたがる 日出ヶ岳 (一等三角点 三重県)標高1695m と 数々の峰 正木ヶ原 牛石ヶ原 大蛇嵓(標高1579m) 大杉谷 西大谷 などをさす。台地になっており 紀伊半島 本州最遠 273km で富士が見えるので 御来光の場所でもある。また 日本神話 「神武東征」で この大台ケ原がでてくる。牛石ヶ原には魔物を封じたという牛石(うしいし)そこに神武天皇の立像がある。

ここ数日 雨らしい雨が降っていない。これは 今後 雨期に 猛烈な雨が降ることを意味している。国内でも有数の豪雨地帯。雨が降った後は 石 岩にが 滑るので気をつけるが その心配はなく 幸運だ。

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大蛇嵓(だいじゃぐら) 鎖場 絶景 ヤッホーがこだまする。眼前に 修験道で有名な 「大峰山」が。鎖の下は 600mの川。高度1000mの落差。断崖絶壁 または 右方には 断崖の山から木々が生えているのがわかり ダイナミック。

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大台ケ原駐車場 200台は 混雑時は朝からいっぱいになってしまう。ドライブウェイだけでも19kmあるので
ゆっくり登ろう。お盆の時期 早朝から 満車ちかくで、付近の路肩にとめているのを見かける。気温は朝方20度だが 午前8時に 30度に達した。標高1500m この暑さには 閉口してしまう。日本全土 熱風が吹き荒れていると言ってよい。

関西では 数少ない「トウヒの立ち枯れ」が見られる。しかし コケは 以前ほど 見られなくなった。伊勢湾台風により 山頂の森林が 剥がされ 日光がさし 苔が衰退し ミヤコザサが群集するようになった。シカがミヤコザサを好物としており 大発生した。八ヶ岳の 白駒池(標高2155m)の苔は まもられている。

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「自然環境が 守られず 残念な状況 将来に 驚嘆を鳴らす」。シカを駆除している。夏、鹿の大群は見られなかった。夏は えさが比較的みつかるから。冬はそういうわけにはいかない。昨年 冬 下の道で 大群を見た。越冬しなければならず シカも 群れをつくって 身を守りながら獲物を探すのだろう。

登山口以降 山内は 極めて清浄な状態におかれているが 100%達成されているとは 言えず 98%。
観光化されたことは よくも悪くも。登山者のごみは持ち帰ってほしい。

ルート 駐車場登山口 日出ヶ岳 尾鷲辻 正木ヶ原 牛石ヶ原 大蛇嵓(だいじゃぐら) 分岐 駐車場 休憩いれて 5時間程 約9km

大蛇嵓の手前でおにぎり一つ。登り下りの坂 登りの前に軽くこまめに水分を摂る。膝のバネを利用して 先に足首から地面につけて歩く。
朝食は食べたかったが 止めた。お腹 すいた状態で登る。しばらくすると お腹の音がしなくなった。
多分 内臓の蓄えを利用しているはず。トイレが 中間地点にない。

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一等三角点 日出ヶ岳(大台ケ原)ケルン

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山頂のひとつ上に展望台が。360度の展望。東側は 熊野灘 をのぞめる。避雷針が設置。

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雨量観測所

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神武天皇の立像 牛石ヶ原

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ここから「大蛇嵓」豪快な岩盤 その先に断崖がある。

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帰りは 国道309号線を使ったが 難儀した。避暑地の「みたらい渓谷」は 混雑。路肩駐車が多く ただでさえ道幅が狭い上に 車両感覚の疎い大型車が突っ込んでくると 対向が難しい・・・


八ヶ岳 北横岳 2480


「横岳」は標高 2480m 北八ヶ岳に属する。南八ヶ岳にも 横岳 2829mがあるので 区別するため北横岳と謂われている。

北八ヶ岳 蓼科山 2,531m 縞枯山 2403m 雨池山 2325m 三ッ岳 2360m 他 茶臼山 天狗岳・・・ そして 横岳。
蓼科山は 山頂の頭が こんもりと膨らんでいるような。太古の昔 大爆発を起こしたのだろう。山頂の ごろごろした岩と 山の形状が何ともいえない。

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このロープウェイ駅 山麓駅までも 急坂を登る。霧がかかっていて これは だめかなと思っていたら 山頂駅で 晴れてくれた。100名乗車できる ロープウェイ 日曜とあって 老若男女 子どもから お年寄りまで 人気の高い山だと思った。

北八ヶ岳ロープウェイで 山麓 山頂 1771m~2237m たった7分で 高度を500m程度あげる。山頂駅涼しい。もし 雨が降り 風がでてくれば 体感温度はさらにさがる。

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この時期は 朝 8時30分すぎから ロープウェイを利用できる。なお 割引券をプリントして持っていくと 適用される。

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雲の上 「坪庭」といって 高山植物園を回廊するコース 散策でもよい。登山整備は不要。足場は ところどころザレテいるので スニーカーは最低いるでしょう。

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坪庭の第1休憩所はすぐ しばらくいくと第2休憩所。ここまでは 10分程度かな。
分岐の標識があり 横岳へは 登山道となる。

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30分前後で 分岐の標識が。

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登山道のルートは整備され 通常 道に迷うことはない。足首をひねらない様 リズムよく 歩幅を考えて 一番大切なのは ひざを上げすぎないこと。当然 3点補強で 歩行する。

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さらに 30分で 横岳ヒュッテにたどり着く。
そして 急坂を登る 20分で 北横岳南峰
さらに3分で 北横岳北峰に到達。

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日曜 朝 横岳へは 年長者の方も結構登られている。蓼科山が 眼前にそびえる。

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下山して 耳は大した事ないが 気圧の加減か 体が重い 頭が若干重い。そこで 高濃度「酸素水」を飲む。頭痛がひいていった。効果あるかな。